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2020.11.18

●北州初日「余市」

えー、今週の日~火曜は二泊三日で「Goto北州」。
道央旅行記.その②で御座います。

旅路初日は新千歳到着後、小樽へと向かい約3時間のショート観光。
その後はオシゴト(仕入れ)を兼ねて、余市に向かいました。

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14ː15、余市到着(12年振り4度目)。

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駅から蒸留所へは徒歩2分、信号に引っ掛かると3分。

腐れ伝染病の所為で、現在余市蒸留所はフリー入場/自由見学中止。
完全予約制のツアーガイド付き見学のみとなっています。
「買い物」メインに来た身として、この時間縛りは結構面倒なのでした。

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入口で予約確認/検温して入場。
大分前の話ですが、余市蒸留所は非公開エリア含め全てコネ見学させて貰ってます。
そんな訳で以下、テケトーなスナップ集のみで。

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今は殆ど使ってないキルン棟。
仕込んでない麦芽買うのも二度手間ですからね。

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続いて蒸留棟。
リベットやロングモーンに近似したサイズとフォルム。
中型でシンプルなストレートヘッドです。

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ポットスチル/初留釜×4。

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同/再留釜×2。
其々シェイプやラインアーム角が微妙に異なります。

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1番スチルは72℃。

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2番スチルは82℃。

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石炭直火蒸留の図。

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熟成庫棟。

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Vaults №1。

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熟成庫はダンネージ式。
コレは観光用のディスプレイ空樽、残念ながらフローラルなエステル香は致しません。

ツアーガイドは大体こんな所処で終わり。
後は試飲して仕入れして任務完了です。

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例のヤツを仕入れ、500瓶は同一商品2本まで。
確か20年くらい前からの販売、一時原酒不足で販売停止してました近年ノンエイジで復活しました。
以前は12年表示で4種類のラインナップ(フルーティ&リッチが廃盤/宮城峡に移行)。
ボトルもフロム.ザ.バレルで使っている四角瓶でした。
価格は販売当初から殆ど据え置き、良心的ですね。

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今は亡き面々。

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石造りの正門を後にし、駅に戻ります。
カスク中心にあれこれ飲み散らかしたので、イイ感じのほろ酔い気分♪。

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路線端で一服。
北海道の鉄道駅は札幌駅を含め、旧国鉄の懐かしい雰囲気が致します。
車窓から眺める鉛色の空と日本海、そして甲高く響く汽笛音も旅情気分をそそるもの。
汽笛鳴らしながら走る列車なんて、本州の都市圏には無いですからね。

と、こんな感じの余市蒸留所.昼飲み 仕入れツアー。
更にこの3時間後、ニッカバーで余市「夜飲み」してるのでした。

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