●2020/21.三滑目「ハンタマ」
えー、一週間前は12月6日、雪猿(スキー莫迦)仲間から嬉しいお誘い。
「明日、日帰りで滑りに行くけど同乗する?」。
「(0.01秒で即答) 勿論行くっ!!!」。
そんな訳で水回りトラブルでお店休業中の最終日。
向かったスキー場は栃木エリアのコンビニエンスゲレンデ。
ハンターマウンテン塩原で御座います。
10ː45、ハンタークワッド乗車。
SAでウェア着替えは済ませており、スキー到着.即ゲレンデイン。
尤も四囲に広がる景色は「白銀の世界」とは程遠い「枯芝のスロープ」。
スキー場と云うよりは登山用リフトの態でして。
スキー膝枕の図。
リフト乗降口には「雪のカケラ」も無し、板担いでのリフト乗車なのでした。
ウォールストリート到着。
この日オープンしているコースはココだけ、隣のマディソンも未だ開いてません。
でも「室内狭山」や「バイオレットだけの丸沼」「ステージ2だけのアサマ」。
それに「ロープウェー×リフト2×ゴンドラ乗り継いでのかぐら」に較べりゃマシかな。
(※今週からウォール/マディソンとブロードウェイまでの下山コース開いてます)
因みにハンタマの所在する那須塩原市山間部、積雪量自体は多くありません。
(冬季積雪日/30日弱、3㎝以上の積雪日/15日前後、最高積雪量/20~30㎝、年間平均積雪量/約5㎝)
但し12~3月間は平均最低気温が-8℃と、冷え込みの厳しいエリアなのです。
そんな訳で「車山高原」などと同類項のスキー場、一冬を通して人工降雪機をフル稼働させてのゲレンデ作り。
結構シーズンも長かったり(11月下旬~4月中旬)と致します。
第3ペア乗車。
回すリフトはこの一基+腐れ伝染病対策で相乗り禁止。
必然的に乗車待ちの時間は長くなりますが、それでも最長5分程度。
思ってたより混雑少な目でした。
ウォールストリート.二写。
雪質は人工雪+硫安コラボ独特の「ザラッ」としたセメントバーン。
コース距離は600mと短いものの、MAX25°/ AV20°と頃合いな斜度。
加えて「うねり」「むくり」や「片斜」などが無い、均一なフラットバーン。
シーズンインの足慣らしには丁度良い斜面構成です。
「開かずの扉」。
1コースしか開いてないのでトップオブハンターは運休中。
そー云えば昨季もハンタマを訪れたのは滑り始めの12月のみ。
ゴンドラ動いてるトコを久しく見てません。
ウォールストリートのボトム。
「ゲレンデ」と「野っ原」の端境です。
フォーティーセカンド…。
ゲレンデ面積に対しての人工降雪機保有数は日本一。
国内スキー場トップクラスの物量を誇るハンタマですら、12月初旬はこの有様でした。
あーあ、寒波が来るのがあと10日早かったらなぁ…。
「夜のオシゴト準備中」の図。
ウエストサイドを開通させるべく、人工降雪機のスタンバイ。
ゲレンデの混雑は正午前をピークに落ち着いて来ました。
ズン券持っている近場の方々は、バーンコンディションの良い午前中で切り上げられた様子です。
この日は屋外ゲレンデのシーズン初滑り。
最初の1時間は中回りのレールターンを中心としたトレーニング。
スキーのラディウスに逆らわないターンサイズで、ポジショニングを確認しつつ切り替えの重心移動を意識した滑り。
2時間もするとソコソコ滑りの勘も取り戻し、徐々に大回りに移行します。
男体山.女峯山.太郎山の日光三山を中核とする日光連山。
右端に望める山影は日光白根山、あの裏っ側に丸沼高原スキー場があります。
因みにハンタマからの山座同定.パノラマ集はコチラ↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2016/04/post-297b.html
13時頃からコースのトップ部は荒れ進行。
エッジ削の凹みで2レーンのコンケーブ、下地は人工雪のセメントバーン。
コース下部は斜度の緩む分表雪が削られ、ザラメの層が厚くなってきました。
1510、営業終了時刻までキッチリ回して撤収。
帰りも勿論「リフ下」です。
さて、帰りますか。
「人工雪メイン」で「1コースだけ」の「中緩斜面」。
それでもスキーは自然の中でアクティヴするするスポーツ、狭山(室内ゲレンデ)よりは何倍も楽しかったのでした。
と云う訳での「2020/21.WINTER」本格的なシーズンイン。
これから5月までは「スキー時々オシゴト」「オシゴト時々スキー」。
タイト&ハードな日々が続くのでして。