●デイリーラン(1/29)&新春社参
えー、本日は1月27日ログ↓の続きみたいなもの。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/01/post-a8a579.html
昨日のミヤコはやっと「盆地っぽい」冬の底冷え。
鄙嵯峨野の地では日中小雪が舞い散る一時も御座いました。
そんな寒さの中、私めは例に由ってのデイリーラン。
兼「仕切り直し」の新春社参に出駆けて参りました。
ジョッグの途中に立ち寄ったのは松尾大社さん。
幼少の頃より慣れ親しんだ我が家の初詣先は「日ノ本第一の酒造神」。
職業柄もあり、参詣しない訳には参りません。
築地塀の隙間より、本殿一写(重文)。
天文11(1542)年造営、桁三間梁四間、流造、一重.檜皮葺。
屋根は前後同じ長さに流れている両流、所謂「松尾造」。
写真では切れていますが、正面平側には附.向拝。
屋根は2017年に檜皮の葺き替えが行われたばかりです。
本殿近景。
両流の屋根曲線と柱/長押の直線、漆喰白壁と濃褐檜柱のコントラストが美しい。
基本的には禅宗様式ながら、斗栱などの柱間装置は至ってシンプル。
あと箱棟の棟端装飾が唐破風形になっているのは珍しい様式です。
てな訳で今回の「頃中」イレギュラー帰京。
昔からお世話になっている神様への御挨拶は全て終える事が出来ました。
愛宕さん(1/28)。
中学ん時の登山大会に始まり「千日詣」に「トレラン」に。
そして「火迺要慎」護符でお世話になっている神社さん。
辰巳稲荷さん(1/29)。
大学時分に祇園町で働いていた頃からのお付き合い。
知恩院の鐘を聞きながら此方に初詣するのが大晦日のルーティンでした。
以上、遅蒔き乍らの令和三年新春「社参の儀」三景。
これで明後日、心置きなくミヤコを離れられるのでして。