●2020/21.九滑目「戸隠」
えー、本日は令和3年の1月1日.プレイバック。
大晦日/元日は一泊二日で戸隠遠征、2020年の「滑り納め」と2021年の「滑り初め」をして参りました。
そんな訳での戸隠2days滑走記、その2で御座います。
8:20、元日の戸隠は予報通りの大雪⛄、そして強風🌀。
Snow Forecastさんの予報(40km/h)よりはマシな吹雪具合で少し安心。
それでも「ビュービュー」「ゴーゴー」とブリザってます。
うーむ、二日続けて極寒下の修行的スキーライフな悪寒…。
リフト営業開始を待つのは「ワンピ」に「GS板」のjr軍団。
「元日の朝イチ」でこの「悪天」、カタギ(一般人スキーヤー)の姿は殆ど見られません。
尚、この吹雪もリフト運行には影響無く、定刻通(8:30)りの営業開始となりました。
8:30、アクティビティスタート。
「2021年.初滑り」一本目は安全策取って白樺から。
しかしピステ上には予想以上の新雪が乗り、バーン一面膝下パウ。
白樺くらいの斜度だとスキーが全然走りません。
リスク避けたコース選択が却って藪蛇でした…。
やっぱりチャンピオン♪。
ディープ&ドライな膝下パウ、そして新雪遊びに絶好の急斜面。
「雪の波間を泳いでいる様な浮遊感♪」に「水面を切る帆先の様なスキーの抜け♪」。
上質なフェザー思わせる雪面タッチは官能的の一言。
思わず「ウッヒョー♥」と声を上げてのスノーサーフィンタイム。
ワンピ軍団は岩戸のポール/基礎屋さんは白樺/バウキチの皆さんはアドベンチャーorチャレンジのオフピステに向かうので、早い時間帯のチャンピオンは意外と穴場。
幅広バーンは手付かずラインの宝庫で、手あたり次第に「ノートラック食べまくり」。
約1時間は「チャンピオン専」で回してました。
でも、
この日は、
心の底から、
ホント後悔…。
知り合いからパウ用の太板借りてくりゃヨカッタ( ノД`)…
(痛恨)
おっ、迎春の御来光♪。
アドベンチャーより出ずる、令和3年の初日の出。
皆さん、アケマシテオメデトウゴザイマス。
9:30、漸く雪も「上」から「下」に降る様になってきました。
営業スタートから1時間、強風は意外と早い時間に収まってくれました。
元日の戸隠は午前中大雪も大晦日に較べると少し高湿、降雪の結晶も大きめ。
吹雪が収まると、昨日比少し暖かく感じられました。
まぁマイナ7℃で「暖かい」ってのが、適切な表現かは解りませんけどね。
それ程大晦日の冷え込みが厳しかった、と云う事で。
9:50、チャンピオン「完食」の後はアドベンチャー。
流石に結構踏まれてますが、其処は戸隠「魔法の粉雪」。
吹き溜まりに突っ込んでもスキーの抜けは良好、そして心地良い雪面タッチ。
両足の高低差に気を付けていればアグレッシヴなショート回しが楽しめました。
この日の戸隠はフィールド一面が踝上~膝下のディープパウ。
ピステエリア自体が殆んど「オフピステ状態」の新雪量でした。
嗚呼、
ホントに今日は、
パウ板の日だったなぁ…。
10:10、一旦越水を離れ、瑪瑙エリアへ。
第6は大雪の影響でリフト営業見合わせ中、第5でしゃくなげを回します。
しゃくなげ。
前日同様モサ感強いコンディションも、昨日丸一日滑ってたので慣れてきました。
両足同調でスキーを身体から離し過ぎない様、ミドル~ショート回し。
第5回しの最中に第6営業開始のアナウンス、めのうに向かいます。
10ː35、第6乗車。
アルペン色の強い越水に較べ、瑪瑙エリアは一般ゲストの比率が増えます。
何だかフツーのリフト乗り場な風景。
めのうは楽~にロング回し。
越水より標高200m上がると更に雪が軽くなり、走破性抜群のシャローパウ。
緩いスロープ/ソフトパックの割にスキーが走りました。
昨日と同じパターン。
何時の間にか雪は止み、時折薄日が射して参りました。
この日は寒さ、つーか「痺れ対策」で定期的に休憩を挟んでのアクティビティ。
11時から約30分の小レスト取った後は、再び第3を回します。
11:50、高妻コース。
アドベンチャーと高妻を中心に、チャンピオン/白樺をザッピング。
高妻は深い新雪が適度に踏まれ、モサ感はあるももの滑り易いコンディションになっていました。
12:50、飽きてくるとめのう/しゃくなげへ。
13時半からお昼ゴハン、40分休んで戦闘再開。
おっ、中社第2が動いてる。
この日(元日)までクローズしていた中社エリアですが、索道が試運転中。
翌日にはコースオープン、今シーズンの営業開始となりました。
14:30、午後のチャンピオン。
新雪完食→踏まれてグサグサ→難度の高いナチュラルバーン化。
この緩みの無い崖急斜、ここまで荒れちゃうと私めの技量ではスペックオーバー。
1本滑って退散 戦術的転進致しました…。
白樺は楽チン、但し基礎屋さんが多く大回りのラインは取れません。
愛すべきスノーマッドたち。
一般的に元日ってのは、おせちと雑煮を摘まみつつ、ニューイヤー駅伝なぞを観つつ朝飲み。
お昼過ぎから初詣なぞに出掛けて、穏やかに一日を過ごすものです。
決して朝からマイナ気温ふた桁の寒冷下で、アウトドアに勤しむモノではありません。
そんな訳で「生粋の雪莫迦」たちの姿を写真に収めるのでした。
尚14時を過ぎると次第に天候良化。
スキーヤーの影が雪面に投影する、明るい陽射しになってきました。
ラスト1時間はめのう回し。
此処にも愛すべき雪莫迦たち。
でもって、一応ココは上っとかないとね。
第6降り場の前斜面を上ると瑪瑙山、僅か30秒登るだけのピークハント。
正面には飯縄の双耳峰が穏やかな山容を見せていました。
16:30、営業終了/撤収。
「嗚呼、今日も寒くて楽しい一日だった♪」
と、こんな感じの2021年「初滑り」滑走記。
「おせちもイイけどカレーもね」じゃないですが、今度はパウダーでは無くハードパックなコンディションの日に訪れてみたいと思い鱒。
おしまい。