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2021.01.29

●デイリートレラン(1/28)&新春社参

えー、雑木林の「武蔵野」から竹林の「嵯峨野」へ一時Uターン。
本日でミヤコ帰省生活、一週間目の私めで御座います。

この7日間何して過ごしていたのか申しますと「所変われど主変わらず」。
雨の日以外は日課のデイリーラン、好天の日を選んでスキー行脚。
オシゴトしてない事を除けば、何時もと変わらぬ日常を営んでおりまする。

でもって昨日は「ロード」ではなく「トレイル」ラン。
新しい御神徳を戴きに、標高924mの神社まで出駆けて参りました。

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10:45、嵯峨駅しゅっぱーつ。
昨日のミヤコ洛西、お昼前の気温は約9℃。
山頂との気温差(5~6℃)を考慮して、軽装+レイヤーを工夫しての出で立ち。

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観光写真的ショット。
長辻通から嵯峨野竹林を経て、亀山公園へ。

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この日のトレイルヘッドは亀山公園から小倉山へ向かうコース。

因みに嵯峨駅周辺から愛宕山.表参道に向かう主要ルートは以下の通り。
メジャーな順に並べてみました。
①京都バス使って清滝へ。
 最も楽チン、バスは往復共に一時間1本づつ出ています。
②京都西山トレイルコース。
 嵐山~鳥居本の観光路を辿るコース、落合橋までは全て舗装路。
③亀山公園から小倉山~六丁峠を経て落合橋に出るコース。
 落合からは表参道/ツツジ尾根/米買道、何れのルートも選べます。
④菖蒲谷池から高尾~東海道遊歩道を経て清滝へ至るコース。
 取り付きは嵯峨天皇陵/直指庵裏/長坂峠の3つからチョイス。
⑤阪急嵐山駅裏から松尾山~嵐山三山を経て保津峡に出るコース。
 ツツジ尾根へのアクセスの方が容易、あと一部破線ルート有。

今回はそこそこトレイルも走れるショートコース、②をチョイス。

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小倉山中腹より見返る大堰川と渡月橋。

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小倉山。
三角点も山名標も無し、ちゃちゃっと通過。

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六丁峠から落合~トロッコ保津峡~保津峡駅まではロード走。

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11:40、愛宕山.ツツジ尾根コースへの取り付き。
保津峡駅から至近距離の好アクセス、結構使われてるルートです。

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枝間より覗けるのは愛宕山頂。
ツツジ尾根は入りの急坂を処理すると、暫くは穏やかな上りパート。
標高350~390m辺りを緩やかに推移します。

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12:10、米買道との十字路、荒神峠。
此処からが本格的な登板区間、細かい九十九折の後は杉林の直登パート。
表参道の合流地点まで、一気に300m高度を上げていきます。

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1230、表参道に合流。
これ以降、目立った勾配区間はありません。

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「HANAURI-BAR」。

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「クロモン-Go」。

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山頂広場から石段上って、

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12:50、愛宕神社さん到着。
遅蒔き乍らの新春賀参「あけましておめでとうございます」。

今日は三角点も愛宕三山もスルー。
古札をお納め/新しい御札を戴いて、表参道を帰路に取ります。

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その前に珈琲&一服タイム。
若いカップルさんをエキストラに一写。

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13:45、表参道入口.二ノ鳥居。
本日の山走終了、この後は幽霊トンネルから鳥居本を経て嵯峨に戻りました。

因みに愛宕さんの鳥居はミヤコで余り見掛けない両部鳥居。
山頂の銅鳥居/清滝の二ノ鳥居/鳥居本の一ノ鳥居/釈迦堂の御旅所鳥居、全て両部式。

由来は真言密教の本地垂迹両部権現説.両部神道。
従い神仏混淆の神社に多く見られ、権現鳥居なぞと呼ばれたりもします。

愛宕さんも元を辿れば愛宕大権現を祭る「白雲寺」としての創建。
神仏習合時代に興隆を極めますが、あくまで天台.真言修験道の道場(寺院)として。
神社として信仰を集めるのは廃仏毀釈による明治期以降の事です。

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14:20、嵯峨駅とーちゃく/フィニッシュ。
駅内高架より望む愛宕さん、あの頂に居たのは80分前の事です。

てな感じの「火迺要慎」護符授与、ショートトレラン。
スタッツはtime/3:08:18 dst/20.40 pace/9:25 d+/1252m d-/1223m
でした。

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