2021.03.31
2021.03.30
2021.03.29
●営業再開【3/30~】のお知らせ
えー、何時もお世話になっております。
武蔵野口の場末の酒場の主で御座います。
只今所用にて帰京5日目。
諸々の勤めも一通り終えましたので明日帰東。
3月30日(火)よりお店再開致します。
それでは略儀ながら御報告迄。
2021.03.28
2021.03.27
●桜曜日.亀山公園
2021.03.26
●帰京初更
えー、暫くお店休業で申し訳ありません。
昨日は緊急帰京、洛西の鄙嵯峨野に着いたのは20時半の事でした。
実家の夜には満開に咲き誇るソメイヨシノ。
10年振りの「My桜」を、こんな形で見るとは思ってませんでしたけどね。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2011/04/post-74c3.html
今日明日と少し慌ただしい日が続きます。
2021.03.25
●今週の【己心】お休み案内
えー、何時もお世話になっております。
武蔵野口は瓦解坂の酒場の主です。
急な話で申し訳ありませんが、本日3/25より数日間、所用にてお店を閉めさせて頂きます。
まだ不確定ですが、来週の月~火曜日頃には再開出来ると思います。
御迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。
●2020/21.三十二滑目「白馬五竜&47」
えー、先週3/17~18の第七次白馬遠征は白馬五竜2days。
初日は五里霧中(濃ガス)+氷結凍土(氷バーン)と、難度Maxなゲレンデコンディション。
午後に入り一般ゲストの滑走は危険と判断したパトロールの要請で、14:15にゴンドラとアルプス平の全リフトが営業休止となる異常事態。
パトさんの表現を借りるなら「3.17 恐怖のアイスバーン」となった一日でした。
そんな訳で消化不良の初日分を取り戻すべく、仕切り直しの捲土重来。
遠征二日目の滑走記で御座います。

7:10、定点観測。
4日振りに春晴れ広がる白馬の朝。
やや雲は多いものの、あと1時間もすれば全部引いてくれるでしょう。
尚この日は、早朝より繰り返し滑走自制のアナウンスが流されていました。
本日のアルプス平ゲレンデはコンディション不良、危険なアイスバーンとなっています
グランプリコースからの下山コースは上級者のみの滑走とさせて頂きます
初.中級者の方はテレキャビンには乗車せず、とおみゲレンデをご利用下さい
うーん、これはInformation(案内)と云うよりWarning(警告)ですね。

8:15、キャビン乗車。
東空には棚ぶ雲上に抜ける太陽、こりゃピーカンの一日間違い無し。

白銀の雪原と白い搬器、蒼天の空と青い窓ガラス。
冬山のコントラストとキャビンのカラーリングが絶妙なマッチングです。
「キャビンの森」には前日の名残花、ブナの氷樹が満開。
あと数時間で全部散っちゃう(解けちゃう)事でしょう。

8:25「業務連絡、トップ81番」。
空一面にはアクリル板を張ったかの様なクリアブルー。
うーん、春スキーならではの爽快感♪。

でもって貸切タイム。
この日の朝イチグランプリ、早起き&早並び&一番乗りの御褒美は…。
「雲海☁です」

八ヶ岳と美ヶ原。
この日の雲海は広さ/厚さ/奥行き、何れも「プチ海原」と云った程度。
それでも今シーズン初の雲海遭遇、幽玄な雲景を眺めているとリフト乗車中の時間がとても短く感じられました。

ランディング!。
夜間の冷え込みでザラメ雪はカチッと硬化も、セメント具合は緩め。
これなら一発目からロングで回せます。
但しそうは云ってもアイシー&ノイジーなバーンコンディション。
最初の数本はスピード7割のコントロール滑。
エッジが入り辛く、山回りでスキーが落とされる事も屡々でした。

この日のグランプリはシーズン屈指(?)の客入りの遅さ。
朝からの「諫止インフォ」が利いているのか、最初の5分で流れ込むゲストは一桁程度。
ゴンドラで上って来たゲストも殆どパノラマに向かわれたみたく。

9時半を回っても流れ込みはこの程度。
「ホント、脅し 警告のアナウンスが利いている…」
良い按配に雪も緩み始め、タテ踏み/ダイレクトな切り替えでフルカービングの高速ロング回し。
速度レンジを上限に取り、コース取り、ターンサイズ、レイアウト…「やりたい放題」。
プライベートゲレンデ状態のモーニングタイムが続きました。

突き抜ける様なコバルトブルーの下、至福の時間が続きます。
この天候にしては意外と気温も上がらず、ミドラー滑では少し冷んやりとした大気。
滑走者が少ないので荒れ進行も遅く、バーンは良コンディションを維持したままです。
どーせダイナミックから下は既にグサクザ、いいもりは茶色い雪。
47は標高落ちる分、雪悪いだろうし…。
「こりゃ今日はグランプリの日だな♪」

そんな訳で、ずーっとグランプリ籠りっ切り。
「6分リフト乗って」→「1分で滑り降りて」の∞ループ、1時間で8セット。

11時になってもバーンの荒れはこの程度。
ウエットな吹き溜まりが散見し始めましたが、まだまだロングで回せます。
しかしエッジングの度にザラメ飛沫が顔に当たって痛い…。

アル3降り場に脱ぎ捨てられたジャケットたち。
赤.青.黄とまるで信号機みたく、面白いのでつい一写。
因みに右手の赤ウェアとメットは私めのです。

地蔵の空に一本のコントレイル。
グランプリ回しを続ける事3時間半、正午に一旦下山しました。
この日の午前中はガッツリ滑り込み、シーズン五指に入る満足度と充実感でした。

815:~12:00のガーミンくん滑走スタッツ。
「五竜と47には1本しかリフト無いのかっ」
てな位のアル3偏愛主義、グランプリ回しは午前中だけで29本を数えました。

12:05、珍しくちゃんとた時間にランチレスト。
スタートから「飲まず」「食わず」「休まず」(+燻らず)の3時間半。
取敢えず喉乾いたので、水グビグビ。

12:40、アクティビティ再開。
午後の主戦場もグランプリ、バーンの悪化状況もまだ許容範囲です。
但しそれなりに荒れてきたので、雪面コンタクトと体重の乗せ具合をより重視。
スピードレンジをやや落として破綻の無い滑りに努めました。

13:30、やっと河岸替え47へ。
スタートから約5時間、初めてアル3以外のチェアリフト乗車。
R1も悪くありませんが、コンディションが同レベルならコース幅の広い方が良いに決まってます。
そんな訳でラインC回しは3本でお終い、再びグランプリに戻りました。

13:55、今日の五龍岳。
この後はラストまで「Let's Grand Prix!」。

「いゃあ、今日は楽しかった♥」
3月に入りスランプ脱出で絶好調の大回り、この日も8割方ロングで回してました。
あーぁ、この滑りがハイシーズンに戻ってりゃなぁ…。
午後に入ると流石に滑走ペースが鈍化。
それでもアル3/グランプリ回しだけで「42回」を数えた一日でしたとさ。
おしまい。
2021.03.24
2021.03.23
●2020/21.三十一滑目「白馬五竜&47」
えー、先週3/17~18は第七次白馬遠征。
ゲレンデはお決まりの「五竜&47」で御座います。
今季は八方がアレ(リフト間引き/セントラルとたてっこ放棄)なもので、殆ど出向かず。
結果、一極集中のスキー場チョイスとなっているのでした。
そんな訳で春分の日を間近に控えた「春荒れ」の滑走記になりまする。

7ː15、定点観測。
今日のガスはかなり「ヘヴィ級」、エキスパート/ウッディより上部は濃霧の中。
因みにこの日は「☀100%」の天気予報、Snow-forecastさんの嘘付き…。

一週間振りのとおみゲレンデは(3/17)予想以上積雪減少。
あーあ、エスカル池も出てきちゃった…。

8ː05、何故かオープニングはスカイ4。
アル3スタッフからのリアルタイム情報、上は「真っ白」で「カチコチ」との事。
下から見ても今日のガスは腰が重く、ちっとやそっとでは引きそうにありません。
そんな訳でガスの様子見がてら、暫く山麓エリアを回す事に。

8:40、とおみを5本回した後はいいもりへ。
丸山(パウダースノーコース)はキレーなザラメ圧雪。
但し所々に地表露出、全体的に茶色い雪が目立ち始めていました。

コスモからの各コースは「土Pow」の「ちゃんめろPow」。
うーん、こんなパウ祭は嬉しく無い…。

大町側も滑れるコンデションでは無し。
あと数日で「土のゲレンデ化」確定、今シーズン終了のお知らせです。

ポールバーン(コスモリバー)が何とか使える状況。
但しミドル~ボトムへ下りるに従い、茶色い雪が増加。
地雷(石ころ)踏まない様に気を遣うコンデションでした。
うーん、こっちも月末迄は絶対持たないな…。

9:55、意を決してキャビン乗車、山頂に向かいます。
前日の雨で枝梢に乗った水滴が凍り、氷樹の花を咲かせていました。
グランプリ側は「重く」「深く」「厚い」ガスに覆われ、真面に滑れる状況に有らず。
そんな訳で標高落とした北斜面の47/ルート1に向かいます。

しかしパノラマ側も「真っ白」…。
乳白色の遮光カーテンからは、姿の見えない滑走音が鈍く響いていました。

五竜/47分岐.R8のミズナラ。
このミズナラは兎に角枝っ振りが見事、霧氷や氷樹の日は花見に欠かせません。

まるでホワイトチョコの小枝(Ⓒ森永製菓)みたく。
しかし呑気に写真撮ってたのも此処まで。
R8からR1.2.3の分岐には密度の濃いガスが溜まり、文字通りの「五里霧中」。
コース案内板が無ければ、ルート1へのコースを見誤る程でした。

10ː00、何とかR1に到達。
47側もスタートから「ガス祭」っぽく、ラインCを回すゲストは数える程。
バーンには殆ど手付かずのピステンが冷凍パックされていました。

ラインCの分岐より下、R1ボトムは視界クリア。
暫くはゴンドラでココ回すか。

ラインCでは前の搬器すら見えません。
「ねぇ、私たち何処に連れていかれちゃうの?」。

正午になると視界は少し良化(笑)。
可視範囲は狭いものの、コースコンディションは極めて良好。
朝イチ並みのフラットで雪面コンタクト&グリップは良好、程良いアイシーさで板も良く走ります。
バーンコンディションが担保されいてるので、視界が利かなくても快適に回せました。

12:55、地上移動で五竜側に戻ります。
47↔エスカル↔いいもりを結ぶトライアングルシャトル。
濃霧や強風、雨などの悪天日はコレ使うに限ります。
エスカルに戻りランチレストの後、意を決してグランプリに向かいました。

13:45、アル3乗車。
これでも午前中よりはマシになったのかな?。
濃ガス下の視界不良ではありますが、ホワイトアウトと云う程では無し。
安全マージン取った滑りなら何とか回せそう。

可視範囲は15~20m。
でもバーンはドフラットの極上コンディション、勿論滑走荒れも無し(笑)。
足元のピステン跡が目視で拾えるので、そのラインを辿って行けばリフト乗り場まで戻れます。
7割程度のスピードで、身体をフォールラインに正対させたミドル~ショート。
「うん、これなら全然回せる♪」
しかしアル3を始めた2本目、白い世界に悲しいアナウンスが流れました。
グランプリコースはコンディション不良の為、
14時15分でリフトの営業を中止させて頂きます。
Σ(゚д゚lll)ガーン…

14:20、まさかのラスイチ乗車。
グランプリ3本回しての撤収、うーんコレは勿体無い…。
尚、この時間で止まったのはアル3とアル1、そしてゴンドラ。
濃霧に加え下山コースのコンディションが余りに悪い為、パト判断との事でした。
強風でも無いのにアルプス平の全リフトが休止するのは異例中の異例です。

嗚呼、ブナの銀花が綺麗だなぁ。
…なんて呑気に花見している状況ではありませんでした。

ファーイーストやノルアムもびっくりの氷結バーン。
ガスで見えないグランプリより、こっちの方がよっぽど危険です。
①一般ゲスト、ゴンドラで上る。
②ガスで何も見えないので、そのまま下山する。
③初中級者には手厳しいダイナミック、しかもガリガリ。
④木の葉や横滑りで辛うじて下りる。
⑤更に表雪が削られ、下地の氷バーンが露出。
⑥1~5の繰り返し
⑦この日は日中も気温上がらず。
⑧極悪インジェクションバーンの出来上がり。
(QED.証明完了)
こりゃリスク回避の為にゴンドラ止めるのも仕方無いか…。

流石にコレはギル使って遣り過ごします。
レンタル/量販板の初中級ゲストがでこんなコンデションの急斜バーン入ったら…。
残念ながらパトさんの判断は正解だった、と云う事で。

これはゲレンデ、それともスケートリンク?。(正解/スケートリンク)
只でさえ狭い下山路(ウッディ)は、センターが削られコンベックス凹状に。
中央は鉄板に砂撒いた状態、両サイドはザラメでザクザク。
うーん、迂回路が上級者コースになっている…。
滑走可能なのは「グラニュー糖パウ(とおみ)」or「土パウ(いいもり)」の二択。
共に何本か回しましたが、何~んも得るものがありません。
そんな訳で15時半に撤収、翌日の好天に望みを繋ぐのでした。
2021.03.22
●「凍ってるね」
えー、先週3/17~18の雪山遠征は白馬五竜.2days。
その際ゲレンデで拾った、ノルスタジック&キュートな小ネタ話で御座います。
白馬の各スキー場も三月初旬からすっかり「春滑の候」。
青空広がるポカポカ陽気☀(+時折春の雨☂)の続く日々となって参りました。
しかし「ピーカンの陽射し」に晒されたり、「春の嵐雨」に叩かれたバーンは、加速度付けて融雪進行。
しかもそんな日の夜に限って「寒の戻り」が訪れたりするものです。
たっぷりと水っ気を含んだ雪は、急激な冷え込みで…。

カッチカチになってしまいます。
「キンキンに固まってやがる…」
更に濃ガスが掛かって、何も見えない日もあります。
「犯罪的だ…白すぎる…」
これもまた春スキーの醍醐味(?)。
滑走難度が一気に5段階upする、デンジャラスなシチュエーションです。
しかしこんな状況下でも上級者コースに流れ込む初中級者さんは後を絶ちません。
その結果「転倒」「衝突」「滑落」等で、スノーモービル/アキヤボートのお世話になる怪我人が続出。
パトさんもてんやわんやの大忙しとなってしまいます。
そんな事態を回避すべく、白馬五竜では先週から「新しいアイテム」が登場しました。

「知世ちゃん♥」
ゴンドラ山頂駅.グランプリコース側の出口に立てられ案内(警告)板。
「技量に合ったコース選択をしましょう」と云う、五竜パトさんの新技Warningです。
この日はツルッツルのアイスバーンに加え、ホワイトアウト寸前の濃霧。
インフォメーションセンターからも、上級者以外のゴンドラ乗車を自制するアナウンスが繰り返し流されていました。

あまりのラブリーさにアップでもう一枚♥。
因みに写真のシーンは三上博史を打ち落とす(バーン♥)場面です。
でも今の若い人達に、この台詞の元ネタは理解出来るのかしら?。
そんな訳で私スキの「元ネタ↑」貼っときますね。
●2020/21.三十滑目「白馬五竜&47」
えー、今週の「第七次白馬遠征」…では無く先週の「第六次白馬遠征」の滑走記。
2020/21シーズン節目の「30滑目」となった3月11日(木)。
この日は初夏を思われせるピーカン下の春スキーとなりました。

3月11日、五竜の朝。
とおみゲレンデのテラスは薄らと雪化粧。

7ː20、定点観測。
早朝の冷え込みを利してスノーマシンがフル稼働中。
風に流された人工雪が椅子やテーブルに積もっているのでした。

8ː00、営業前のキャビン駅。
約30人の行列も、その殆どがアルパインの方々。
スキー/ボードを持っているゲストは数える程でした。

8ː15、今日のテレキャビンは「ヤル気満々」。
通時は約15㎞で運行しているゴンドラが、この日は18㎞を超える高速運行。
乗車していて明らかに「速い」のが実感出来る程でした。
搬器の速度設定、間違ったのかな?。

一番乗車の搬器№は「1番」。
おっ、スタート早々縁起良いなっ♪。

幾重にも織り成す藍染の山々と棚白ぶ春霞。
山頂駅には水墨画の山絵巻、幻想的な風景が広がっていました。
「白馬は 国のまほろば たたなづく 青がき山籠れる 白馬し 美し」

8ː25、「業務連絡、トップ61番」。
今日も元気に一番乗り。

何時もの如く、グランプリ貸切タイム。
無人の一枚バーンを眺めますが、

「…」。
スロープはガタガタのボコボコ、ピステン荒れが惨い…。
まぁコレも春スキー、朝イチの風趣。
ただ今年のグランプリは、例年に較べ圧雪がラギッドに思えます。

聖岳、美ヶ原と八ヶ岳。
三月も初旬を過ぎると、春賀か掛かり朧な見晴らしとなる東南方面のパノラマ。
この日は気温の割に澄んだ大気、季節を考えるとBESTな山景眺望が広がっていました。

「Landing…」。
この日のグランプリは上掲通り、荒れた圧雪状況。
レーン段差やダマは兎も角、突如視界に飛び込んでくるクラックの方が怖い…。
只、バーンの氷化は前日より大人し目で、少し緩めのセメント状態。
これなら少しデラ掛かればロングで回せそうです。

斜めから見るとこんな感じ。
この日は朝イチキャビンの乗客が殆どアルパインの方々。
二番手ゲストは大分後ろだったので、のんびり写真が撮れたのでした。

轍のクラックとレーン段差は、ゲレンデボトムでより顕著に。
どの辺にどんなトラップが有るか、情報収集しながらの1stラン。

2本回した後、搬器の上で着替えタイム アッハーン。
早朝時点で気温は4~5℃、「暖かい」と云うより「暑い」。
早々にジャケット脱いでミドラー滑に切り替えました。

アル3側~センターより、アル2.4側の方が圧雪荒れマシ。
オープニングからの3本はこっちのラインでミドル~ショート回し。
大体のバーン状況も理解したので、3本目から大回りに切り替えます。
三月に入って「やっと」復調した大回りは、この日もFeelin' Good。
調子が良い時の高速ロング回しは楽しくって仕方有りません♪。
でも、この滑りをハイシーズンにやっときたかったなぁ…。

10:30、happyhour終了。
ボチボチとグラニュー糖が大量生産し出す時間。
一番美味しい時間帯を回し終え、暫く撮影タイムに入ります。

飯綱~志賀~四阿山~浅間山のパノラマ。
山座同定と解説は散々やってるのでパス。

一夜山の向こうには毛無山(野沢温泉)の稜線。
その奥には真っ白に冠雪した越後三山。

飯縄山の向こうには左端に鳥甲山、中央のテーブルマウンテンは苗場山。

まだまだグランプリ回しは続きます。
削られたグラニュー糖の層が厚くなってきましたが、下地は捉えらるレベル。
グサ雪/ザブ雪のコンデションを物ともせず、快調な滑りが続きました。

正午になるとアルプス平は直射日光に曝され、気温もグングン上昇。
ようこそ、日焼けサロン「グランプリ」へ。
こうなると南斜面のグランプリは、加速度付けて融雪進行。
アル3回しを一旦切り上げ、北斜面の47ルート1へ向かいました。

ようこそ、日焼けサロン「ヨンナナ」へ。
ラインCは方角的に陽射しと正対、こっちも暑いのに変わり無しです。

R1は比較的良コンディションを維持。
何より人が殆ど居ないので、狭いコース幅でも好き勝手にラインが選べます。

珍しくコース途中に止まって二写。
つーか、昨日からのザブザブ悪雪滑の疲れがこの時間帯に来て表面化。
腰と広背筋に疲労蓄積、前傾姿勢を取り続けるのが厳しい…。
何時もはノンストップで下りるR1も、途中で一度止まらざるを得ませんでした。
13:00、今日の五龍岳。
ラインEのアンパンマンと索道男子。
ルート1を1時間回して漸くのランチタイム、エスカルへ寄港します。

パノラマトップより、白馬/小谷ゲレンデ雁行図。
「HAKUBA VALLEY 」のスキー場が一番多く見渡せるアングル。
「10」あるハクバハレー.ゲレンデの「7つ」が視野に収められます。
足元は五竜/パノラマゲレンデ、眼下には47/ルート8、左手前の尾根は八方/リーゼン。
正面の逆三角形が岩岳/サウス、正面奥には栂池、白乗、コルチナ。

13:20、エスカル飯。
こんな陽気だと、アウトドアでピクニックランチ。
山麓では気温10℃超えてたんじゃないでしょうか。

13:55、アクティビティ再開。
さーて、あと2時間ガンガルぞー!!!。
キャビンより鳥瞰するとおみゲレンデは「妖怪跋扈」のブレーキングスノー。
超テクニカルな緩斜面(苦笑)となっていました。

15:30、遂にクラスト祭り開始。
日中の「怪獣ザブザブ」が日陰のパックで進化、「超獣バキバキ」へエボリューション。
グランプリのワイドバーンは一面「修羅の海」と化していました。
でも荒れ具合自体は昨日よりマシ、これならギリギリ回せるレベルです。

Alps360を前景に、戸隠西岳群と飯綱連峰。
クラストバーン「だけ」を回す体力は残っておらず、時折パノラマを挟むローテーション。
ま、昨日と同じパターンです。
この日は帰途の都合もあり16時のゲレンデ撤収。
ま、残存燃料的には丁度良い引き際だった鴨ね。
おしまい。
2021.03.21
●「悪運尽キル」予感
えー、本日のトーキョーは吹き荒れる南風と本降りの雨☂。
都心ではビル間を巻く暴風で、降頻く雨粒は横殴り。
路傍には拉げたビニール傘が、幾つも打ち捨てられておりました。
そんな春荒れの夜ではありますが、武蔵野口の場末の酒場は定時のカンバン出し。
百合子暴走の賜物に由る悪法、一都三県の「緊Q事態」も取敢えず今宵が最後です。
まぁ二軒目の飲み屋にとっては、殆ど意味を成さない「解除」なんですけどね。
所処で約一ヶ月の休業期間を終え、2月8日にお店再開した当店。
以後昨日まで、暇は暇なりにソコソコ健闘した商い。
何とか「坊主(=団子/お茶挽/ノーゲス)」は食らわずに営業出来ておりました。
駄菓子菓子…。
「今宵ばかりは駄目かも💀…」
件悪天に加え、頃中以降は人の往来激減でオシゴトにならない日曜日の夜。
しかも明日からは1時間だけですが、外食出来るする時間も増えます。
うーん、酒飲みにお客の訪れる要因が見付からない…。
カンバン出し時刻(18ː00)、人影皆無の瓦解坂。
別に「狙って」撮ったのでは無く、ホントに人が歩いていません。
やっているお店も十指に余る程度、ウチの両隣も閉めてました。
と云う訳で悪運も今夜で尽きる予感。
数字遊びの語呂も宜しく(悪く)休業明けから「42」日目の夜でした、とさ。
結果報告は明日にDemo。
※数時間後、追記。
有難い事に数名のゲストが御来店。
今宵も何とか生き長らえました、とさ。
●「はなぐわし」春分御所
えー、昨日は少し訳有てトーキョー↔キョート日帰り帰京。
用事を済ませた後、時計を見ると一時間程の余裕残し。
折角なので御所の砂利道を漫ろ歩きしてから帰途に着く事に致しました。

枇杷殿跡の足元にはチャーミングな春。
紫菫の花言葉は「貞節」「愛」。

中立売にはゴージャスな春。
花言葉は「自然への愛」「崇高」、サラサモクレン。

・Magnolia blossom
ドライジン 約30ml
レモンジュース 10~15ml
グレナデンシロップ 1.5tsp
上白糖 適量
生クリーム 約20ml
牛乳 少量
なぞと「御所ぶら」、小一時間のミヤコ.桜狩り。
地元の桜を愛でるのは2011年以来、丁度10年振りの古都で御座いました。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2011/04/index.html
尚、本日の表題は桜に掛かる枕詞「花美し(はなぐはし)」に因んだものにて。
果たして次に「ミヤコの桜」を愛でるのは、何時になる事やら…。
2021.03.20
2021.03.19
●ちゃんめろ
えー、本日はお昼杉より新聞紙広げ「鬼皮剥き」と「花捥ぎ」。
一昨日/昨日は第七次白馬遠征の春土産、ちゃんめろの下拵えに追われている私めで御座います。

昨日は15時半にアクティビティ終了/板収め。
昨日も「ザ.春スキー」と云ったザブザブのコーンスノー。
ハイシーズンのドライスノーと較べ体力消耗が甚だしく、クラスト入る前の撤収と致しました。
ま、この日は別の用事もあっての早期撤収。
長野行きのアルピコさん🚌に30分の余裕を持たせ。バス停近くの田園地帯をぷらぷらしているのでした。

つい半月前までは一面真っ白に染まっていた神城飯田の農村地帯。
今では残雪も僅か、白馬の里にも早足で春が訪れて参りました。

田圃の畔にも春の息吹。
今冬は久し振りに大雪の冬となった白馬村。
此処近年の中でも、ふきのとうの芽生えは遅い方です。
因みに白馬では「ふきのとう」の事を「ちゃんめろ」と呼んでます。

そんな訳でMy「白馬土産」は春の滋味。
まだ芽吹き始めで摘めるものも少なく、収穫は30ケ程。
保存食(蕗味噌/ピクルス)にするには量が足りないので、今回は当座の完食用。
天ぷらとパスタ、あとは炒め物にして終わりかな。
2021.03.18
2021.03.17
●2020/21.二十九滑目「白馬五竜&47」
えー、先週は「第六次白馬遠征」五竜47.2days滑走記。
初日3/10↓の続篇で御座います。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/03/post-3dce66.html

9:10、オープニングのグランプリはアイシー&ラギッドなハードバーン。
夜間の冷え込みで硬化したザラメ雪は「カッチコチ」の氷結コンディション。
圧雪轍やクラックのギャップも惨く、最初の数本はミドル~ショートの安全滑。
スタートから40分、デラが掛かりやっとロングで回せるコンディションになりました。

この日は早朝から激しく荒ぶ強風。
千切れては流れ、流れては千切れる雲塊。
ダイナミックな雲の動きで、太陽は覗いたり隠れたりの繰り返しでした。

でもってロングターンで回し始めた矢先。
あちゃー、下から変なモノが上がって来た…。

「ガス」…と云うより「層雲」来襲。
みるみるうちに白闇に飲み込まれていく人影。

グランプリのミドル~ボトムは「朝の帳」。
可視範囲は10~20m程度、ゲレンデトップの1/3だけが視界の利くコンデション。
しかもガスの勢力範囲は次第に上昇してきます。

たまに強風で切れてくれるんですけどね。
この数分後、アルプス平全域が濃ガスに覆われ視界不如意なコンディションに。
10時を待たずして一旦アル3回し中止、下山せざるを得ませんでした。

10:00、いいもり道場。
いいもりの線下は目に見えて雪減ってます。

急斜パートでは至る所処で地表露出、そしてハリネズミ。
こりゃ週末の雨後は可也厳しそうなコンディション。
果たしてピステンが入れられるか如何か。
今日の道場は線下.小谷側(ストレートウイスキー)。
右下がりの片斜、中盤のむくりからストンと急斜に入るテクニカルなバーン。
ウエットなザブ雪でスピードに乗らないのが却って幸い。
何時もなら手を焼く急斜パートもミドル~ショートできっちり回し切れました。
しかし時間を追う毎にガス帯は下向、アドベンチャーコースの下部まで下りて来ました。
うーん、こりゃ午前中一杯は上ダメかも…。
10:55、キャビンより望むグランプリ。
「ガスガスフルフル ガスワンダフル♪」何~にも見えません。
仕方無いので47へ向かいます。

47もトップ~ミドル部はガスの中。
北向き斜面+標高が下がる事もあり、グランプリよりはガス薄化。
雪面情報を目視で拾うのは無理ですが、滑走視野は何とか保てました。

そのまま下りてルート1ボトム。
ラインCの分岐以降はクリアな視界、雪のザブ具合も許容範囲。
暫くはココ回そっと。

そのままライン8でゴンドラ回し×3本。
無駄に移動が長くロスの多いローテですが、見えないコース滑るよりはマシ。

12:00、やっと陽が射しガスが切れて来たっ♪。
こーなると天候良化は@云う間。

ゲレンデの視界はすっかりクリア、眼下には白馬盆地も望める様に。
一週間振りに眺める白馬村、すっかり茶色い景色になったなぁ…。

13:05、アルプス平のガスも引いたので五竜側に戻ります。
層雲のヴェールが千切れ、荘厳な佇まいを見せる五龍岳。

まるで荒ぶる山の神が姿を現したかの様。
雲間に覗く岩稜帯と武田菱は、何時もに増して厳峻な雰囲気を醸し出していました。
うーん、カックいいぜ五龍岳。

1310、グランプリも完全復活。
濃霧の時間帯は殆ど誰も滑ってないので、バーンは10時頃から保存状態。
春の午後としては抜群のフラットコンデションです。

陽光に照らされ、幻想的に降り注ぐ細氷。
否々、5~6℃の気温でダイヤモンドダストが降る筈ありません。
キラキラと耀く粒子は大気中の水分や塵、これはチンダル現象の一つで良いのかな?。

13ː50、ダイナミックはダイナミックな荒れ具合。
削られたグラニュー糖が重層化、下地も捉えられない程の砂浜雪です。
アタックするのは躊躇われ、無難に遣り過ごすだけでした。

ランチレスト後、三たびグランプリへ。
眼下のとおみゲレンデはブレーキベタ踏みのノッキングスノー。
完全に妖怪の支配下、ある意味「上級者コース」となっていました。

14ː40、グランプリはまだロングで回せます。
ガスで午前中「プール」されていた恩恵で、荒れもギリギリ許容範囲。
削りザラメ堆積/吹き溜まりだらけも、下地が捉えられりゃオケー。
ゲタ履きスラ板なら、これ位のギャップは蹴散らしていけます。

地蔵ノ頭は融雪進行→日陰化。
あそこだけ「雪」じゃ無く、別の金属物質みたいにテカってます。
それにしても陽射しが暑い 痛い…。

15:10、「朝の帳」の後は「夕暮の帳」。
おいおい、この時間帯になってまたガスかよ…。
但し「ガス.午後の部」はそれ程惨くならず、引いたり掛かったりの繰り返し。
バーンが日陰化、クラスト入るまではロングで回せました。

15:50、妖獣「バキバキ」の現れる時間になりました。
パノラマから流れ込んてきたものの、途方に暮れる人々。
初~中級者の皆さん、ちゃんとゴンドラで下山しましょうね。

角云う私めもボチボチとガス欠。
春の重荒雪を回していると、ハイシーズンに較べ疲労蓄積が倍倍ゲームです。
クラスト入ったグランプリは手厳しく、時折パノラマを挟むローテーション。
今季11度目の五竜滑てすが、アル1乗ったのはこの日が初めてでした。
でもって↓に続き、初日のアクティビティ終了。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/03/post-3dce66.html
朝イチからラスイチまで「ガッツリ」戦った一日。
滑りの調子も良いし、今季五指に入る満足度でした。
おしまいのつづく。
2021.03.16
●Nose&mouth gear
えー、台風ならぬ「春嵐一過」の翌日は、靖国さんの桜が蕾綻ブ✿。
気付けば弥生も半ば過ぎ、東京では日に日に春の足音が近づいておりまする。
でもって「Spring feeling(シャルト緑)」の訪れは都会の街中のみならず。
私めのライフワーク「スキーの世界」も、ゲレンデはすっかりと春の趣でして。
朝イチの「カチコチ」バーンは、緩む間も無く瞬くうちに「ザブザブ」の雪砂浜。
コースサイドでは何時の間にかコブラインが出来上がっておりまする。
照り付く陽射しで融雪が進むと、招かざる客「妖怪イタツカミー」が出現。
太陽が西に傾く頃にはスロープ一面、範馬「バキバキ」の鬼クラスト。
滑り終えたら日焼けで顔ヒリヒリ、唇ガサガサ。
うーん、ホントに「春スキー🎿」の季節になってきたなぁ…。
所処で昨シーズンを境に、大きく様変わりしたスキー場環境。
原因は云わずもがな「武漢産.腐れ伝染病」とその「感染対策」。
索道乗降口や施設建物内ではマスク等の着用が常となっています。
因みにハイシーズンは防寒対策の「バラクラバ」がマスク代わりの私め。
しかしこれからの時期、もうコレは使いたくありません。
フルフェイスのマスクは、兎に角「暑い」のです…。
只でさえ気温/晴天確率/コブ入りの頻度が上がる春シーズンのスキー。
数本回せば汗びっょり、雪上で「極暑の我慢大会」なぞしたくありません。
かと云って鼻元口元フルオープンでリフト乗るのも気が引けるし…。
そんな訳で春スキー用の「腐れ伝染病対策」アイテムを購入。
昨昼、ヨドバシさんからエクストリーム便が到着致しました。

・CCP/ULTRA MASK(ULTRASEVEN)
フィギュアメーカーのCCPさんが昨夏から販売されているマスク。
「ウルトラマン」シリーズのキャラクターをイメージしたデザインとの事です。
購入したのはウルトラセブンバージョン、他に4種類のラインナップ有。
肌触りは想像していたより冷感で滑らか。
ポリエステル素地にポリウレタン(8%)を混入したのが効いてるのかな?。
吸汗/速乾と云った性能面は、素材からして問題無いでしょう。
しかし別段「特撮マニア」では無い私め、
ウルトラマンシリーズに深い思い入れもありません。
何故故にこんなキャラクターアイテムを選んだのかと申しmust…。

私めの着用ウェアはエレクトリッドレッドのアルペン.スイスチームモデル。
深紅の上下に切り返しの配色は白、このウェアに合わせたかの様なマスクです。
そんな訳で明日の白馬遠征から実戦使用。
でも、来シーズンはマスク無しで滑れる様になるとイイな…。
2021.03.15
2021.03.14
●ホームページ「マイナーチェンジ」
えー、「春颯」「春雷」「春冷」で大荒れの天候だった土曜日のトーキョー。
悪天の三重奏でお茶挽も覚悟した昨夜ですが、何時も通りにチラホラとした客足。
何とか「お団子」〇〇〇-は免れる事が出来ました。
一夜明けると春嵐一過、日曜日は澄み渡った淡青の空。
残り風こそ強いものの、穏やかな陽射しが注ぐ春麗日和で御座います。
なーんて時候の枕から始まって、本日は珍しく「雪」「滑」「山」以外のオハナシ。
「武蔵野口の場末のバァ」二次元日誌のフォーマット、一部手直しの御報告です。
毎年の事ですが,冬はスキー話で埋め尽くされている弊ブログ。
「オヤスミ案内」や「お店のインフォ」もその隙間を縫って更新しているのですが、「滑ってるハナシ」が圧倒的大多数です。
As a consequence…、
「休みの日が解り難い」
と云う、叱咤の御意見を複数頂きました。
基本的に定休日が不定休な店なので、お休み案内はブログにて告知。
それが雪(のエントリー)に埋もれちゃってるのですから、余り意味を成しません。
そんな訳で先週末からサイドバーのカテゴリー欄を微調整。
上掲問題を解決する事に致しました。
今まで「Categorys」欄の下部にあった「トリプルセック」の項目をトップに移動。
カテゴリー項目も2つ→4つに増補、休日案内カテを独立させました。
これでクリック一つで直近の定休日が表示、解り易くなると云う仕組みです。
まぁ素直に定休日設ければ良いのですが、其処はスキーマッドの悲しい嵯峨。
冬場は「山の天気」や「降雪量」次第でオヤスミする日が変わるのでして。
そんな訳で皆様、引き続き御愛顧の程を。
2021.03.13
●黙祷
えー、先日は「第六次白馬遠征」五竜47.二連滑の後日談。
早いものであの日からもう10年。
二日目は3月11日、アクティビティ最中の出来事です。

14:30、アル3回し午後の部.真っ最中。
クラスト入る前のグランプリを、ザラメ蹴散らしてのロングターン祭。
そんな中、五竜インフォメーションセンターから1本の場内アナウンスが流れました。

東日本大震災から本日で10年、犠牲となられた方々に対し追悼の意を表すると共に、心からご冥福をお祈りするため、震災発生の14:46に一分間の黙禱をお願いします。
ノー天気なスノーライフ中、否が応でも厳粛な心持になるアナウンス。
このインフォがあるまで、今日が「3.11」である事すらすっかり失念していました。

しかし生憎リフト乗車中。
搬器の上で起立は出来ませんが一分間の黙禱、鎮魂の祈りを捧げます。
平成の御代に起こった二つの震災、そして令和の新時代に生み出された新たな疫災。
天災と人災(中華災)の違いこそありますが、禍事の混乱から日常(人や都市の営み)を取り戻すには「時間の経過」を待つしかないんですかねぇ…。
扨、この頃中狂騒曲、2030年1月には如何なっている事やら。
●2020/21.二十九滑目「五竜47/オープニング&エンディング」
えー、一昨々日は「第六次白馬遠征」初日3/10の滑走記。
今回は何時もと違って変則二部構成。
「朝イチ」と「ラスイチ」のみをフォーカスしての前篇で御座います。

6:30、今回遠征のオープニングはサンライズ遥拝から。
滑りの前に軽く山歩き、一夜山より望む3月10日の夜明け。

6:45、定点観測。
8日振りに訪れた五竜は、その間降雪全く無し。
雪日照りと春の陽気に祟られ、とおみゲレンデの雪量は目に見えて減っていました。

取敢えずキャビン駅に板デポ。
朝食取って着替えてアップしてると、@云う間にゴンドラの営業開始時刻。
一発目の搬器に乗り込み、アルプス平に向かいました。

8:25、今日も元気にアル3口開け「業務連絡、トップ104番」。
この日の早朝気温はアルプス平でマイナ2℃程度。
高天には青空が広がるもののダイナミックな雲の動きで、ゲレンデもやや強風模様。
スタート直後のアル3は減速運転を交えての運行でした。

ブナ林の脇に佇んでおられるのは、先乗りのスノーナビさん。
今シーズンは既に2回掲載済、さーて3回目は有るのかなぁ…。

東南の山々にはエアブラシを吹いた様な朝霞。
南アや八ヶ岳は元より、四阿山.浅間山も白のレースカーテンに覆われていました。

白馬連峰~海谷山塊の見晴らしもイマイチ。
「春陽」「春颯」「春霞」と、春の季語が居並ぶオープニングタイム。
そして朝イチグランプリの一枚バーンが待ち受けていたものは…。

「春の雪(バーン)…」。
放射冷却で「カッチカチ」、圧雪荒れで「ガッタガタ」。
スピードコントロールの難しい氷結バーンで、このラギット&ラフなグルーミングは厳しい。
さしものグランプリも、こう雪日照りと日中の高温が続いちゃね…。
正直、高速ロングで回すにはテクニカルなコンデション。
デラ掛かるまでの数本は、安全マージン取った7割滑のショート~ミドルで回さざるを得ませんでした。
で、やっと圧雪荒れが落ち着き、ロングターンで回し始めた矢先…。

9:30、今度は「ガス来襲…」。
この数分後、グランプリは白闇の世界に覆いつくされてしまいまた。
:
:
そして滑り続ける事、8時間経過…。
:
:

16時を前にしたグランプリは、別の意味で「修羅の顔」。
今度は「ボッコボコ」の「ザッブザブ」。
此処までなら何とか対応可も、クラスト入って「バキバキ」になると手に負えず。

うーん、誰も滑って無い…。
しかもこの後、マタマタ「嫌~なモノ↓」が上がってきました。

またガスかよっ💀…。
濃霧に浮かび上がる日輪は、まるで白夜を灯す満月の様。
流石に視界不良で極悪グランプリを回す気にはならず、一時退散。
暫くパノラマでお茶を濁していました。

16:15、「業務連絡、最終43番」。
この日は久し振りのグランプリ「Pole to win (?)」。
「朝イチアル3」に始まり「ラスイチアル3」に終わった一日でした。

16:20、地蔵ノ頭に沈む、3月10日の夕陽。
コレはコレで良い感じのハレーションPhoto。
最後の最後になってガスも引いてくれました。

・ゲレンデ滞在時間 8:22:37
・実質滑走時間 2:23:30
・滑走距離 71.72km ・滑走本数 52本
・獲得標高 高度上昇15029m / 高度下降17049m
・平均滑走速度 31.8kph ・最高速度 67.6kph
この日のスタッツは今シーズン2番目の滑走本数/DST。
しかし春の悪雪コンディションでこんだけ回すと流石にヘロヘロです。
そんな訳で「口開け」から「〆」まで、「日の出」から「日の入」まで。
Hard&Tight、そしてEnjoy&Happyな一日でしたとさ。
2021.03.12
●2020/21.二十九滑目「イントロダクション」
えー、昨日と一昨日は「第六次白馬遠征」に出向いていた私め。
本日のエントリーは滑走前のイントロダクション。
「スキー場」にて「スキーじゃ無い」オハナシで御座います。

6:20、五竜エスカルとーちゃく。
路傍の雪も大分減っていたので、暇潰しがてらの「Climb the mountain」。
一年振りに一夜山に上ってみる事に致しました。

エスカル正面のシャトルバス駐車場。
奥の方に給水タンクと低圧盤かあり、その裏手が、


一夜山登山口。
この一夜山は戦国初期の山城「飯森城(一夜山城)跡」でも御座います。
城史詳細に就いてはテケトーにググって下さい。

細尾根をてくてく登ります。
上るっても殆ど平坦、汗一つ掻きません。

それにしても今年は残雪多いなぁ。
まぁすっかり緩み切った春の雪、早朝でもザックザックと踏んでいけました。
因みに去年の同時期は、全く雪ありませんでした↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2020/03/post-215e65.html

3月10日「グッモーニン☀」
神城飯田の里山稜線から出ずる御来光。

曙光に照らされる山名標。
小広い踊り場に出ると一夜山山頂、飯森城「南の郭」に該当する場所です。

一夜山踏破(笑)。
「851m」つってもエスカルの標高が約810m、僅か40mの比高。
残雪が多くツボ足での登板、それでも登山口から6分程度です。

山頂から1分ほど進むと北の郭(主郭)。
「郭」つっても痩尾根の小躍り場に設けられた、猫の額程の区割り。
うーん、何人城に立て籠もれたのだろう...。

このまま下山すると北東側の登山口/飯森の旅館街に出ます。
因みに飯森側からの方がちゃんとした?ハイキングルート(比高110m/所要時間約20分)。
そんな訳で山行距離450m/比高40m、ピストン15分の「アルパイン」でした、
とさ。
2021.03.11
2021.03.10
2021.03.09
●遠見合戦.古戦場(史跡)
えー、本日は先週「第五次白馬遠征」の後日談。
五竜遠見の朝に拾った、ゲレンデ小ネタで御座います。

3月1日、早朝7時。
「今日もイイ天気、絶好のスキー日和♪」
で、とおみゲレンデにのあちこちに「丸いモノ」が転がっておりまする。

至る所処にゴロゴロ。
前日日曜日はファミリーのゲストも多かったとおみゲレンデ。
雪遊びのお子様たちがスノーボールクリップで作られたものでしょう。
しかし雪玉は夜間の放射冷却で「カチンコチン」に硬化。
手にした重量感は鉛玉クラス、もはや「雪」とは別の物質と化していました。
こんなので「雪合戦」したら阿鼻叫喚の地獄絵図。
眼底骨や鼻骨はボッキボキ、白銀の大地は流血に染まる事必至。
うーん、最早コレは「兵器💣」です。
そんな訳で約500年前の戦国時代、武田軍と飯森軍との合戦に思いを馳せた私め。
飯森盛春もこの「隠し玉」を持っていれば、一晩で城を落とされなかった鴨ね。
尚、飯森一夜城に就いては下記参照の事。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2020/03/post-215e65.html
●2020/21.二十七滑目「白馬五竜&47」
えー、先日は「第五次白馬遠征」の滑走記。
今回の遠征は雨☂と気温急上昇☀の合間を狙っての、一泊二日ショートステイ。
若しかすると今季最後の「ハイシーズン雪」アクティビティとなるかも知れません。
初日2/28は目論見通りの快晴/良雪のグッドコンディション。
しかし二日間は更に気温上昇の予報、果たしてゲレンデ状況は如何に。
そんな訳での3/1、五竜47滑走記で御座います。

明けまして三月🎎、そして三月滑り初め♪。
今日から弥生ちゃん、2020/21シーズンも丁度折り返しです。
えっ、「お前、何時まで滑る気だっ」ですって?。
そりゃ少なくとも5月一杯、雪量とスケジュール次第では6月中旬までです。

定点観測。
二日続けての冬晴れ…否々、今日から3月なので「春晴れ」ですね。

口開けのキャビンより、二日続けてカモシカちゃん。
この日は二頭発見、暖かくなるとこの子達との遭遇頻度も増えて参ります。

8:25「営業連絡、トップ66番」。
朝イチのアルプス平(標高1600m)にして、氷点下に届かない気温。
UUのコールドギア+ジャケットの2枚レイヤーで丁度良い陽気でした。

上信越のパノラマは淡いミストに覆われ、ぼんやりと望める程度。
霞然とした山々のシルエットはすっかりと「春の景趣」。

頚城から戸隠.飯綱の北東パノラマはクリアな見晴らし。
でも山フォトは昨日散々撮ったから、今日はもうイイや。
何せ昨日はシーズン十指に入る「excellent」な山景日和でしたからね。

「朝イチグランプリ」、貸切タイム。
しかし搬器より眺める一枚バーンは「うーむ、粗い…」
遠目から見ても「rough」で「crack」な ピステン具合です。

ランディング。
数日間降雪ゼロ+日中の融雪+夜間の放射冷却で、粗いザラメ雪が硬化。
しかも圧雪車のキャタピラ割れやレーン段差の目立つコンデションです。
放っといてもスピードの乗る高速バーンで、このピステ状況は厳しい…。
一本目はインスペクションがてらの6割滑。
2本目以降は比較的バーン状況の良い、アル2/4側のラインをミドルで回しました。

アイシー&ラギッドな高速バーンには皆さん苦戦中。
やっぱり何時もに較べると、ターン弧の軌跡が太いですね。
キレの良いカービングサウンドは聞こえず、ズザザザ…と鈍い滑走音の響くオープニングタイムでした。

特に避けられていたのがこのパート。
アル3沿いに下りていくストレートラインは掘れ/割れが酷く、ダマも散乱。
スタートしてからの1時間、此処からアプローチする滑走者は殆ど居ませんでした。

9ː05、大分デラ掛かってきたし「高速ロング」行ってみるか。
昨日、復調の切っ掛けを掴んだロングターン。
この日も引き続き「brisk & skillful」、バーンコンディションに反して概ねイメージ通りの滑りが出来ました。
スラ板(165㎝)の大回りでスキーコントロールの破綻無く、65㎞~70㎞のスピードレンジ。
これが個人的な調子のバロメーターです。

高空に描かれたコントレイル。
君たち、いいですかぁ。
人という字はねぇ、
ひとと、ひととが支えあっているから
人なんですよ。

9時半を過ぎると雪が緩み始め、丁度良い按配に。
月曜日と云う事もあり、モーニンググランプリを回すゲストは50人程度。
バーンコンディションは良くなってきたし、
ロングターンの調子はアゲアゲだし、
滑走ラインは取り放題のやりたい放題だし、
「こんな日はグランプリで滑り込まなきゃ♪」
「6分乗って」→「1分滑って」の∞ループでアル3を回し続ける事22本。
朝イチからグランプリ籠りっ切りの2時間半でした。

昨日に較べると雪は緩いものの、ルート1もまずまずのコンディション。
グランプリよりゲストが少なく、コース幅に反してハイスピードロングで回せます。
R1をメインに取り、時折R2をチョイスするコースローテ。
10本ジャスト回して約2時間、再びグランプリに戻ります。

13:10、高曇りの空下、クールに佇む五龍岳。
武田菱から白岳へ掛けての、切れ上がる様な稜線カーヴが美しい。

13:15、2時間振りのグランプリは流石にザクザク。
リターン1本目はコンディション確認でアル4サイドをショートターン。
それでも下地はしっかり捉えられるし、吹き溜まりも蹴散らしていけるレベル。
まだまだロングターンで回せそうです。
そー云えばこの日、小回りで滑り切ったのはコレが初めてでした。

13:30、ランチレストを取りにエスカルまで下りますが…。
雪「溶解」で「妖怪」出現💀…。
ダイナミックから既にノッキング気味、ウッディ~とおみはイタツカミーが跳梁跋扈。
汚雪と融雪で全面「ストップ雪」となっていました。
うーん、こんな春の風物詩は嬉しく無い…。

14:10、アクティビティ再開。
午後に入ると陽射しが凶暴化、「暑い」つーより「痛い(ヒリヒリ)…」。

融雪も加速度付けて進行中。
春を通り越して初夏の陽気 炎天です。
「ホントに今日は3月1日なのかっ!!」

それでも「ロングターン祭」はマダマダ続きます。
ターン後半は真っ直ぐ目に走らせて早めの角付けリリース。
ダイレクトに切り替えた後、ターン前半はタメを作ってトップが下を向いてから荷重始動。
足元が重たいので外手と視線の先行動作も忘れずに、を心掛けた滑り。
エッジングの度にザラメ礫が顔にビシバシ当たり、気分はすっかり春スキー。
但し日の陰る時刻になると南風がそよぎ始め、気温もやや低下。
軽くウインドパックされたバーンは次第に手強いコンデションになっていきました。

15:10、陽が傾き、影の射し始めた白馬三山。
真白の山膚に蒼い影が落ち、岩肌の陰影や奥行きもより鮮明に。
日中の明るい表情とは全く異なる、厳かな雰囲気を醸し出していました。

ラスト1時間は47回し。
Rも軽くクラストしていましたが、雪面コンタクトはグランプリより良好。
この日は最後まで「大回り一辺倒」の一日でした。

16:05、47営業終了。
「南沢ノ頭」の一本ブナを眺めつつ、帰路に着きます。

16:10、西日を背に受け紫昏に沈む五龍岳。
最後の最後まで滑ってると、御褒美にこんな佳景が待っているのです。
と、こんな感じの第五次白馬遠征、2days。
今シーズン、五竜で滑るのはあと4~5日くらいかなぁ。
おしまい。
2021.03.08
●2020/21.二十六滑目「白馬五竜&47」後篇
えー、先週2/28~3/1は醍醐寺 第五次白馬遠征。
初日は淡青の高空が広がる絶好の「スキー日和」
そして遥か100㎞先の遠望まで見晴らせる「パノラマ日和」に恵まれました。
そんな訳での五竜47滑走記、初日後篇で御座います。

11ː20、47.ルート1。
R1には全体的に硫安が撒かれており、セメント由来のカッチリしたバーン。
高速ミドル~ロングで回すには絶好のコンデションです。
雪量に恵まれた今冬の白馬ですが、このコースに関してはそれが却って災い。
降雪後は斜度不足でスキー走らず、踏まれてくるとモサモサのグサグサ。
これ程しっかりしたパックに恵まれたルート1は、今シーズン初めてでした。

ゲストも少ないので、殆どノンストップ滑の繰り返し。
「降りて」「滑って」「乗って」のラインC回し∞です。
ヨンナナのゴールデンタイムは「11:30~13:00」の1時間半。
何故だか良く解りませんが、47のゲストはキッチリお昼にランチタイムを取られます。
従いこの時間帯はウィークエンドでも結構空いてるのでして。

ルート2もセメントパッキング♪。
多少削られてはいますが、滑走ノイズの無いフラットコンディション。
で、この日は滑り手の調子が「結構イイ感じ(^^♪」。
今季ずーっとウダウダだったロングターンで明確な手応え。
「復調のヒントを掴んだ」一日となりました。

ラインC、13番鉄塔の右手にはカモシカちゃん。
この子、47の営業終了時刻までずーっとこの辺をうろうろしていました。
左をルート1/右をラインCに挟まれ、動くに動けなかったのかな。

御約束フォト。
47一番のビューポイント、南沢ノ頭から望む五龍岳と唐松岳。
上信越方面のパノラマに負けず劣らず、この日は白馬連峰のスカイラインも見事。

五龍岳の懐に抱かれてるのは、実は「47」の方なんですよね。
「五竜」はどっちかと云うと、遠見尾根を伝って五龍岳の足元に位置する感じ。

13:10、ラインEより眺める五龍岳。
この日の47は上掲通り、予想以上の極上コンディション。
当初の予定を大幅に超過、2時間のラインC回しでした。

同、志賀~四阿~浅間~奥秩父~八ヶ岳の眺望。
正午を過ぎても上信越のワイドパノラマは陰り無し。
笠雲一つ掛かっていない「Superb view」が広がっていました。
「こんな好天の山日和は、やっぱりあそこ上んなきゃ♥」
そんな訳で一旦アクティビティ中断、五竜の道祖神に向かうのでした。

13:20、珍しくアル4乗車(土日祝のみの運行)。
日曜日に滑りに来る事が殆ど無い私め、これが今シーズン「アル4初乗り」です。

滅多に乗らないリフトなのでもう一写。
スキーヤーズライトからグランプリを眺めるのは新鮮だなぁ。

扨、上りますか。
アル4降り場から、えっちらおっちらとラッセル泥棒。
僅か80mの上りですが、深雪斜面をスキーブーツで登板するのはシンドい…。
13ː40、地蔵ケルン到着。
ゲレンデ内としては五竜47の標高Max地点。
スキー/スノボゲストの他に、下山してきたアルパインの方々で賑わっていました。
所処で後ろのケルンには何故か行列が出来ています。
その理由はと申しmust。

コレ教えてあげたら、皆さんもカメラに収めておられました。
地蔵からのオキニの撮影アングル、ケルンの窓より覗き見る白馬三山。
ミヤコ的に云うなれば「額縁白馬三山」。

でもこっちは教えなかったりして。
逆側より望む「額縁八ヶ岳」。

それじゃアクティビティ再開。
最盛期に較べると入り込み数少ないとは云え、流石にウィークエンド。
14時を回るとコース荒れも顕著になり、削り溜まり(モサ)と露出した下地(ガリ)の混在するコンディション。
日陰に入る時間帯の前に撤収、再び47へと向かいました。

〆の1時間はR1回し。
15時回るとインジェクション並みのアイスバーン化、エッジの掛かり難いコンデション。
しかしこの日のルート1は終日フラットコンディションを維持、日曜日のレイトタイムなのでゲストも殆ど帰途に着かれています。
荒れ無し/滑走者無しと、高速ロングで回すには絶好のシチュエーション。
早めの角付けは意識しつつもグリップが希薄なので、やや縦目にズラすエッジング。
ターン後半を真っすぐ目に取るカービングを心掛けました。
と、こんな感じの2020/21シーズン、2月の「滑り納め」。
明日は3月の「滑り初め」で御座います。
つづく。
2021.03.07
●2020/21.二十六滑目「白馬五竜&47」前篇
えー、先週は例に由って白馬村へSki expedition。
雨後のピーカン快晴☀を狙い撃ち、2/28~3/1は五竜47で滑って参りました。
そんな訳での「第五次白馬遠征」滑走記、初日前篇で御座います。

6:20、定点観測。
終日快晴☀の予報ドンピシャ、早朝からして雲一つ無い白馬の空。
この時点で今日の「The day」は約束された様なものです♪。

「818m地点」より望む「1515m地点」。
とおみゲレンデから、キャビンの山頂駅もくっきりと望めました。

この日は日曜日、何時もより1時間早めの臨戦態勢。
土日祝のとおみゲレンデは、7時からサンライズ営業が行われています。

7ː00「サンライズスキー」に望む「ライジングサン」。
つっても日出時刻は6:18、陽は昇り切っちゃってますけどね。
ガッツリ滑るには物足りませんが、ウォームアップには頃合いの緩斜面。
足慣らしで4本流し、キャビン駅へ向かいます。

7:20、流石日曜日、やっぱり先着様多いな…。
と思ったら、ゴンドラ営業を待つ人の殆どが「板無し」な方々。
今日は絶好のアルパイン日和、大遠見や西遠見に向かわれる山屋さんたちです。

キャビン運行10分前、駅舎には長蛇の列。
頃中で何処のゲレンデも入り込み数激減の中、こんな風景見るのも久し振り。
約100名の乗車待ちの方々、うち30~40名がアルパインのゲストでした。

キャビンは8:15に定刻運行開始。
今シーズン9度目の五竜訪にて「初カモシカ」。

8:25、アル3乗車。
この日はサンライズ滑ってたので5~6番乗り。
コーデュロイの敷き詰められた一枚バーンと共に、朝イチゲストを出迎えたのは…。
Superwide&clearな「絶景パノラマ」です♥。

四阿山と浅間山。
幾重にも重なる蒼の稜線と、山間に棚ぶ春霞。
幽玄で幻想的な風景は、まるで墨絵の山水画を見ているかの様です。

浅間山の右裾、最奥には奥秩父の山々までが薄ら望めます。
正面に両神山、真ん中に雲取山を挟んで左端に金峰山と瑞牆山。

八ヶ岳。
右端に小さく頂を覗かせる権現岳、鋭角な二頂が赤岳(最高峰)と阿弥陀岳。
平べったい頂の横岳を経て中央に硫黄岳。
夏沢峠~峰の松目~根石岳を経て中央やや左のピークが天狗岳。

南アルプス。
あちゃー、甲斐駒が左端に半分切れちゃってた…。
俊角な頂の北岳から、右に間ノ岳/仙丈ケ岳、鞍部を経て塩見岳。

右手には朝陽に煌く白馬三山。
上信越の峻岳.雄峰.名山群を眺めていると、5分半のリフト乗車時間が瞬く間に過ぎて行きました。

アル3回し2本目。
この日のグランプリはソフトな雪面タッチも、雪自体はやや粗め。
「ドライスノー」と「ザラメ雪」の中間位のコンディションでした。
何時ものパーフェクトピステンに較べると、ダマ/掘れの散見するグルーミング。
それでも前日が雨だった事を考えれば、良く仕上げてくれたと感謝です。

5本目。
やっぱり朝イチグランプリは「高速ロングに尽きるっ♥」
やや硬めにパックされたバーンはコンタクト&グリップ良好、絶好の高速コンデション。
スビートに乗り過ぎて暴走気味、コントロール不如意なゲストも多く見られました。

流石日曜日、ゲストの出足も早いです。
最盛時に較べれば半分以下の客足も、高速ロングで回すには難くなってきました。
9時を回ると削られたザラメが下地に乗り、シャラシャラとスキーが動くコンデション。
朝イチグランプリは早めに切り上げ、いいもり道場へと向かいます。

9:15、ダイナミックは絶好調。
「ドフラット」の「ハードパック」でグランプリよりしっかりした斜度。
此処を単体で回せるリフトがあれば、ヘビロテしたいと思わせる程でした。

9:20、いいもり道場へ。
これだけ暖かいと山麓エリアは正午を待たずに「詰み」。
良コンデションを保っている早めの時間帯に頂いちゃいます。
この日の主戦コースは線下(ストレートウイスキー)/大町側。
入りのパートはコンベックスに削られていましたが、中~後半はコンデション良。
ザラメの層も薄く、ショートターントレで1時間程回しました。

11:00、再びグランプリ。
削り溜まりでややモサ気味も、下地はしっかり捉えられます。
早めの角付けから踏み込んでいけば、蹴散らしていける荒れ具合でした。

アル3は満員御礼。
それでもアル4が動いてるので、乗車待ちは殆どありません。

荘厳に佇む五龍岳。
今シーズン9回目の五竜滑で、武田菱を拝めたのはこれが2日目。
うーん、今季はヒット率悪いなぁ…。
アル3を6本回しの後は、正午前に47へ向かいました。

パノラマゲレンデからのスーパーパノラマ。
流石にコレには滑りの足を止め、暫しの撮影タイム。
それでは以下、アルプス平からの「ヤマコレ集」で御座います。

頚城山塊の西端にて、標高以上の人気と存在感を示す雨飾山。
稜線左の奥向こうには鋸岳~鬼ノ面山~頚城駒ヶ岳と連なる海谷山塊。
右端奥には登山路を有しない海谷渓谷の秘境、昼闇山。

頚城三山の二峰。
天狗原山を前衛に左が焼山、右には白妙の美しい山容を誇る火打山。

左に頚城山塊の盟主妙高山、中央火口丘の溶岩ドームが最高峰の南峰。
三日月型に取り巻くカルデラの外輪山西側が三田原山。
右には戸隠連峰の最高峰、高妻山。
十阿弥陀.高妻山頂から尾根伝い、左の頂は十三虚空蔵 .乙妻山。

険峻絶壁の連なる戸隠屏風。
中央奥が戸隠山を主とする表山群、手前が本院岳~西岳~弁慶岳と続くバリルート。
右手のこんもりとした小山が戸隠連峰南端の一夜山。

戸隠とは山容一変、穏やかな山並みの飯綱連峰。
左の高デッキ山から奥の稜線は霊仙寺山、手前に瑪瑙山と戸隠スキー場。
右側の頂が飯縄北峰/南峰の双耳主峰。

ズームにて、戸隠スキー場。
正面に広がるのは中社ゲレンデ、左よりパラダイス/フレッシュ/グランドの各コース。
右端の積雪少ないコースは数年前に破棄された旧.クイックコース。
左はとがっきーA.B、中央上に覗けるのはメノウコース。
で、五竜から戸隠が見えるって事は…、
戸隠からも五竜が見えるのです。

今年2月、戸隠遠征の際の写真。
戸隠.メノウコーストップより望む五竜47のゲレンデ。

飯縄山の右奥には、80㎞先の苗場山が望めました。
緩やかに傾斜した平坦冠雪の頂がMt 苗場、左には鳥甲山。
で、白馬から苗場山が見えるって事は…
苗場山からも白馬が見えるのです。
2018年夏、苗場トレランの際の写真。
苗場山頂の池塘群より望む白馬連峰.山座同定図。

戸隠一夜山の左裾最奥には、120㎞先の越後三山。
右から越駒/中ノ岳、下って八海山。
一つ手前の左下がりの尾根筋は、野沢温泉スキー場を山麓に抱く毛無山の稜線。
で、白馬から八海山が見えるって事は…
八海山からも白馬が見えるのです。
2016年、八海山スキー遠征の際の写真。
ダウンヒルコーストップより望む白馬方面.山座同定図。
うーん、今日はホントに「superb」な山景日和だ事♥。
この日、白馬方面からの山景眺望はシーズン十指に入る程。
白馬では過去4年(五竜3/八方1)で一冬過ごしている私めですが「苗場山」「越後三山」「奥秩父」まで全て見晴らせる日は滅多にありません。
あとは「日本海」が見えれば云う事無しでした。
この後は再び雪猿アクティビティ再開、夕刻までガッツリ滑り込みます。
つづく。
2021.03.06
●Winning !
えー、昨日は自宅の郵便受けを覗いたら「白ウマさんから お手紙着いた♪」。
先月「ポチッ」と応募した、白馬村キャンペーン(↓)のお返事です。
泊まって滑ろう!リフト券10,000枚大盤振る舞いキャンペーン!
そろそろ陽気な気候で陽気に滑りたくなる春スキーシーズンが近づいてきました。対象宿泊施設に泊まって使える「白馬村5スキー場1日リフト券」を、白馬村人口より多い10000名様に抽選でプレゼント!
新型コロナウイルス感染防止対策を改めて徹底している白馬村で、GWまでスキー・スノーボードを楽しもう!
【キャンペーン概要】
村内対象宿泊施設に泊まって使える「白馬村5スキー場1日リフト券」を、抽選で10000名様にプレゼントするキャンペーンです。
当選しました♪。
基本的に籤運の無い私め、この手のキャンペーンに当選したのは久し振り。
「2015/16.白馬村共通シーズン券」↓以来の事なのでした。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2015/11/post-78c0.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2015/10/post-cfcc.html
まぁ「当たっても」「当たんなくても」マダマダ白馬への滑走遠征は継続。
折角なので浮いた金額分は村内で飲食、しっかり還元しようと思い鱒。
2021.03.05
●2020/21.二十八滑目「石打丸山」
えー、昨日は18時からのお店OPEN前に軽い(?)運動。
朝から新幹線乗って湯沢行、今季6度目の石打丸山滑。
「行って」「滑って」「帰って」、フツーにオシゴトしてました。
そんな訳で例に由っての滑走記で御座います。

嗚呼、痛恨…。
何でか良く解りませんが、昨夜目覚まし🕕を1時間間違って設定。
6:08の新幹線乗るのに、6時にタイマー合わせるスカポンタンです。
そんな訳で湯沢に着いたのは8:20、当然オープニング(8時半)には間に合わず。
うーん、この時点でテンション20%減⤵。

8:50、石打中央口とーちゃく。
リフト営業はとっくに始まってます。
まぁ30分のロスで済んだから良しとするか…。

9:00、サンライズ乗車。
昨日の湯沢/南魚沼は朝の時点で気温3~4℃、やや雲は多いものの冬晴れ☀。
但し3月入ってからのゲレンデは好天過ぎるのも困りモノ、
荒れるの早いし、融雪進むし、板走んなくなるし、特に低標高の石打は猶更。
陽光が覗く程度の曇り空/多少は風立ってる方が宜しいのです。

大丸で一本足慣らし。
先日の白馬遠征で漸くロングターン復調、昨日も大回りメインのメニューです。
「視線と外手の先行動作」「早い角付けから少しタメての加重」「苦手な右ターンでは内足の畳加減を意識」がテーマでした。

9:20、山頂ゲレンデへ。
早い人はもう3ローテ目くらいかな。

昨日の山頂ゲレンデは何時もより少し硬めのグルーミング。
まぁ単に直近の降雪が無いだけです。
個人的はこれ位のパックが好み、荒れ進行も遅くなりますしね。

山頂Qより、スーパーワイド&クリアなパノラマView。
昨日の石打は気温に反して、クリアで透き通る様な大気。
谷川連峰~上越国境稜線~越後三山、更には守門岳.粟ヶ岳までが見張らせました。
ヤマコレ集はまた後程。

10:00、山頂が混雑してきたので観光口/ダイナミックへ。
山麓が故にシャバるもの早いですが、バーンはフラットを維持しています。
何より何時も安定の「プライベートバーン」状態なので、コース取りは勝手放題。
ハイスピードのミドル~ロングで一気下りが楽しいっ。

10ː50、続いてハツカ石に向かうも…。
イタツカミー、跋扈中💀…。
連絡路からして妖怪出現、クルーザーコースは全域ノッキングスノー。
ダイレクトに切り替え/フォールラインで荷重すれば板を走らせられますが「楽しくない」し「疲れる」…。
3本回して切り上げ、大丸から山頂に戻りました。

11:40、暫く山頂回し。
多少モサグサしてきましたが、ランチタイムなので混雑も少し緩和。
早めの角付けからエッジングすれば、まだミドルで回せる荒れ具合でした。

山頂トップからのバーティカルパノラマ。
左手には穏やかな低山が連なる魚沼丘陵。
右手には険峻/秀峰/名山の居並ぶ越後山脈。
そして眼下に広がるのはコシヒカリ 魚沼盆地。
そんな訳で以下「今日のヤマレコ集」、先ずは飯士山の北東、越後山脈から。

マッキー、割引/本峰/ニセ巻。
巻機山四峰の一つ「牛ヶ岳」は本峰の裏、この標高からだと隠れて見えません。

イワキノ頭の右奥には上越県境稜線、兎岳~丹後山の辺り。
左奥に覗く頂は荒沢岳かな。

越後三山、八海山。
左より薬師岳~ギザギザ八ツ峰(地蔵岳.不動岳.七曜岳.白河岳.釈迦岳.摩利支岳.剣ヶ峰.大日岳)を経て、右手に最高峰の入道岳。

魚沼盆地の最奥には守門岳。
左より大岳、鞍部を経て中央やや右に青雲岳/最高峰の袴岳の主峰三頂。
弓型の鞍部を経たピークが駒の神、右端は黒姫。

守門岳の左裾奥には栗ヶ岳、丁度新潟県のヘソ(中央部)に座する山です。
左奥には望めるのは五泉白山、この辺りまでが越後山脈の狭義山域。
続いて飯士山の南東側、谷川連峰へ。

大栗ノ頭から険しいコルを挟み、上越のマッターホルン大源太山。
背後には冠雪の美しい朝日岳。

谷川連峰の盟主、谷川岳。
湯沢の里を懐に抱き、オジカ沢ノ頭を右に従えたカメラアングル。
石打から望む谷川岳はコレが一番好きな構図です。

谷川主脈の西端、仙ノ倉山と平標山。
この二峰はゲレンデ/リフトからだと殆ど見えず。
奥基山頂「愛の鐘展望台(恥ズイ名称…)」脇からの撮影になります。

流石に1時間近く回すと飽きてきました。
そんな訳で一旦銀座辺りまで下りようとすると…。

12ː30、山頂から下は「全てストップ雪」
パラ沢~グリーンは加速度付けて融雪進行、イタツカミーの占領下に。
ゲレンデミドルでは、大丸だけが辛うじて板の走るコンデションでした。

以降殆ど山頂回し、時折大丸を摘まみ食いのコースローテ。
昨日の石打は終日見事なパノラマ展望。
西日の時間帯になっても、谷川連峰~越後山脈の山々に雲が掛かる事はありませんでした。

15ː00、最後はダイナミックを回して〆。
日陰に入り妖怪も退散、ザク雪ながら大回りの楽しめるコンデション。
エッジングの度にザラメ雪が顔に飛沫きイタイイタイ、すっかり春スキーの趣です。
しかし今冬の石打は雪量豊富、此処10年で三指に入るんじゃないでしょうか。
3月でこれだけダイナミックが使えるのは本当に有難い。
尚、昨日も滑走→帰東→オシゴトの基地外スケジュール。
お店入り18時の縛りがあるので、15時半の板収めとなりました。
以前もたま~にやっていた「日帰りスキー/その後オシゴト」。
しかし今シーズンからは常習化、私めの「ニューノーマル」と化しつつあります。
まぁマラソン走った後に較べりゃ楽(?)ですからね。
おしまい。
2021.03.04
2021.03.03
●節句「上巳」
えー、本日は五節句の一「上巳」。
緋毛氈に内裏雛を段飾り、節句の桃花や左近右近の風流を愛でる。
所謂「雛祭り」の日で御座います。
でも「桃の節句」は女の子のお祭り、酒飲み男性陣には関係ない催事かと思いきや。
実はそんな事も無く、あの有名な童謡にも歌われたりしていてます。
すーこし 白酒召されたか♪ あーかい お顔の右大臣♪
(うれしいひなまつり.3番)
そんな訳で今日のチャームは雛遊び。
武蔵野口のお土地柄「雛あられ」では無く「雛おこし」にしてみました。
最後はこんな時宜歌も御紹介。
やっぱりこっちの方がウチには似合わしいですね、はい。
三月は ひな祭りで 酒が飲めるぞー
酒が飲める飲めるぞー 酒が飲めるぞー♪
(日本全国酒飲み音頭)
2021.03.02
●Feel of spring
えー、昨日より月替わり弥生、暦の上では春の訪れとなりました。
そんな時節に相応しく(?)、本日のトーキョーは「春荒れ」模様のお天気。
春雨の濡つ中、時折吹き荒ぶ春颯、それでいて気温は20℃に届こうかと云う生暖かい温気。
日没後は4月下旬並みの暖かさから一転、10℃以上気温の下がる急激な冷え込み。
あんまり歓迎したくない「春の風物詩」が目白押しな一日でした。
因みに昨日は白馬でのスキーライフに勤しんでいた私め。
しかし雪をワンサコ抱いている白馬でも、「季節の変わり目」を感じさせる月初め。
「冬」だか「春」だか「初夏」だか、ヨクワカンナイ三月一日で御座いました。

地蔵平からの上信~甲信パノラマにはスプリング.ヴェール。
春霞に朝陽が射し乱散、朧に重なる山々の稜線が幻想的でした。

日中は冬晴/春晴を一足飛び、初夏の陽気。
これでコブラインが整っていたら、気分はGWスキー。

照り付く陽射しで融雪進行、春の妖怪も出現。
まさかこの時期、ゲレンデトップでイタツカミーが現れるとは。

神城の里村では春の息吹。
ちゃんめろくんが頭を擡げ出していました。
と、SNOWライフの合間に見付けた「大きい春」と「小さい春」。
次回の白馬遠征には、収穫用のビニール袋持って行かなけりゃね。
●続.縁起式
えー、白馬…では無く、武蔵野口の逢魔刻よりグッドイブニング。
昨日は五竜47で「ロングターン祭」やってたので、本日が三月の仕事始めです。
そんな訳で今日は2/19の続篇ログ。
コレ↓見て無いと「何のこっちゃら」解らないと思うので、一応貼っときます。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/02/post-cc4955.html
2月8日からずーっと続けていた「縁起担ぎ」。
幸いな事に今んトコ、坊主は食らってない瓦解坂のバァで御座います。
しかし流石に、三週間以上同じネクタイっーのも如何なモノと。
てな訳で月替わりの節目宜しく、今日から装い替えてのオシゴト。
しかしこんな日に限って、宜しくない天気☂なんですよねぇ。
若しもコレでいきなり坊主(=タコ/団子/ノーゲス)食らったら…。
明日から元のネクタイに戻そっかな。





























































































































































































































