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2021.03.09

●2020/21.二十七滑目「白馬五竜&47」

えー、先日は「第五次白馬遠征」の滑走記。
今回の遠征は雨☂と気温急上昇☀の合間を狙っての、一泊二日ショートステイ。
若しかすると今季最後の「ハイシーズン雪」アクティビティとなるかも知れません。

初日2/28は目論見通りの快晴/良雪のグッドコンディション。
しかし二日間は更に気温上昇の予報、果たしてゲレンデ状況は如何に。

そんな訳での3/1、五竜47滑走記で御座います。

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明けまして三月🎎、そして三月滑り初め♪。
今日から弥生ちゃん、2020/21シーズンも丁度折り返しです。
えっ、「お前、何時まで滑る気だっ」ですって?。
そりゃ少なくとも5月一杯、雪量とスケジュール次第では6月中旬までです。

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定点観測。
二日続けての冬晴れ…否々、今日から3月なので「春晴れ」ですね。

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口開けのキャビンより、二日続けてカモシカちゃん。
この日は二頭発見、暖かくなるとこの子達との遭遇頻度も増えて参ります。

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8:25「営業連絡、トップ66番」。
朝イチのアルプス平(標高1600m)にして、氷点下に届かない気温。
UUのコールドギア+ジャケットの2枚レイヤーで丁度良い陽気でした。

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上信越のパノラマは淡いミストに覆われ、ぼんやりと望める程度。
霞然とした山々のシルエットはすっかりと「春の景趣」。

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頚城から戸隠.飯綱の北東パノラマはクリアな見晴らし。
でも山フォトは昨日散々撮ったから、今日はもうイイや。
何せ昨日はシーズン十指に入る「excellent」な山景日和でしたからね。

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で、例に由っての、

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「朝イチグランプリ」、貸切タイム。
しかし搬器より眺める一枚バーンは「うーむ、粗い…」
遠目から見ても「rough」で「crack」な ピステン具合です。

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ランディング。
数日間降雪ゼロ+日中の融雪+夜間の放射冷却で、粗いザラメ雪が硬化。
しかも圧雪車のキャタピラ割れやレーン段差の目立つコンデションです。
放っといてもスピードの乗る高速バーンで、このピステ状況は厳しい…。

一本目はインスペクションがてらの6割滑。
2本目以降は比較的バーン状況の良い、アル2/4側のラインをミドルで回しました。

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アイシー&ラギッドな高速バーンには皆さん苦戦中。
やっぱり何時もに較べると、ターン弧の軌跡が太いですね。
キレの良いカービングサウンドは聞こえず、ズザザザ…と鈍い滑走音の響くオープニングタイムでした。

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特に避けられていたのがこのパート。
アル3沿いに下りていくストレートラインは掘れ/割れが酷く、ダマも散乱。
スタートしてからの1時間、此処からアプローチする滑走者は殆ど居ませんでした。

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9ː05、大分デラ掛かってきたし「高速ロング」行ってみるか。
昨日、復調の切っ掛けを掴んだロングターン。
この日も引き続き「brisk & skillful」、バーンコンディションに反して概ねイメージ通りの滑りが出来ました。

スラ板(165㎝)の大回りでスキーコントロールの破綻無く、65㎞~70㎞のスピードレンジ。
これが個人的な調子のバロメーターです。

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高空に描かれたコントレイル。
君たち、いいですかぁ。
人という字はねぇ、
ひとと、ひととが支えあっているから
人なんですよ。

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9時半を過ぎると雪が緩み始め、丁度良い按配に。
月曜日と云う事もあり、モーニンググランプリを回すゲストは50人程度。
バーンコンディションは良くなってきたし、
ロングターンの調子はアゲアゲだし、
滑走ラインは取り放題のやりたい放題だし、

「こんな日はグランプリで滑り込まなきゃ♪」

「6分乗って」→「1分滑って」の∞ループでアル3を回し続ける事22本。
朝イチからグランプリ籠りっ切りの2時間半でした。

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11:20、やっと河岸替え、47へ。

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昨日に較べると雪は緩いものの、ルート1もまずまずのコンディション。
グランプリよりゲストが少なく、コース幅に反してハイスピードロングで回せます。
R1をメインに取り、時折R2をチョイスするコースローテ。

10本ジャスト回して約2時間、再びグランプリに戻ります。

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13:10、高曇りの空下、クールに佇む五龍岳。
武田菱から白岳へ掛けての、切れ上がる様な稜線カーヴが美しい。

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13:15、2時間振りのグランプリは流石にザクザク。
リターン1本目はコンディション確認でアル4サイドをショートターン。
それでも下地はしっかり捉えられるし、吹き溜まりも蹴散らしていけるレベル。
まだまだロングターンで回せそうです。

そー云えばこの日、小回りで滑り切ったのはコレが初めてでした。

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13:30、ランチレストを取りにエスカルまで下りますが…。
雪「溶解」で「妖怪」出現💀…。

ダイナミックから既にノッキング気味、ウッディ~とおみはイタツカミーが跳梁跋扈。
汚雪と融雪で全面「ストップ雪」となっていました。
うーん、こんな春の風物詩は嬉しく無い…。

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14:10、アクティビティ再開。
午後に入ると陽射しが凶暴化、「暑い」つーより「痛い(ヒリヒリ)…」。

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融雪も加速度付けて進行中。
春を通り越して初夏の陽気 炎天です。
「ホントに今日は3月1日なのかっ!!」

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それでも「ロングターン祭」はマダマダ続きます。
ターン後半は真っ直ぐ目に走らせて早めの角付けリリース。
ダイレクトに切り替えた後、ターン前半はタメを作ってトップが下を向いてから荷重始動。
足元が重たいので外手と視線の先行動作も忘れずに、を心掛けた滑り。

エッジングの度にザラメ礫が顔にビシバシ当たり、気分はすっかり春スキー。
但し日の陰る時刻になると南風がそよぎ始め、気温もやや低下。
軽くウインドパックされたバーンは次第に手強いコンデションになっていきました。

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15:10、陽が傾き、影の射し始めた白馬三山。
真白の山膚に蒼い影が落ち、岩肌の陰影や奥行きもより鮮明に。
日中の明るい表情とは全く異なる、厳かな雰囲気を醸し出していました。

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ラスト1時間は47回し。
Rも軽くクラストしていましたが、雪面コンタクトはグランプリより良好。
この日は最後まで「大回り一辺倒」の一日でした。

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16:05、47営業終了。
「南沢ノ頭」の一本ブナを眺めつつ、帰路に着きます。

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16:10、西日を背に受け紫昏に沈む五龍岳。
最後の最後まで滑ってると、御褒美にこんな佳景が待っているのです。

と、こんな感じの第五次白馬遠征、2days。
今シーズン、五竜で滑るのはあと4~5日くらいかなぁ。
おしまい。

 

 

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