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2021.03.17

●2020/21.二十九滑目「白馬五竜&47」

えー、先週は「第六次白馬遠征」五竜47.2days滑走記。

初日3/10↓の続篇で御座います。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/03/post-3dce66.html

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9:10、オープニングのグランプリはアイシー&ラギッドなハードバーン。
夜間の冷え込みで硬化したザラメ雪は「カッチコチ」の氷結コンディション。
圧雪轍やクラックのギャップも惨く、最初の数本はミドル~ショートの安全滑。

スタートから40分、デラが掛かりやっとロングで回せるコンディションになりました。

2_20210313150601
この日は早朝から激しく荒ぶ強風。
千切れては流れ、流れては千切れる雲塊。
ダイナミックな雲の動きで、太陽は覗いたり隠れたりの繰り返しでした。

3_20210313150601
でもってロングターンで回し始めた矢先。
あちゃー、下から変なモノが上がって来た…。

4_20210313150601
「ガス」…と云うより「層雲」来襲。
みるみるうちに白闇に飲み込まれていく人影。

5_20210313150601
グランプリのミドル~ボトムは「朝の帳」。
可視範囲は10~20m程度、ゲレンデトップの1/3だけが視界の利くコンデション。
しかもガスの勢力範囲は次第に上昇してきます。

P1070317
たまに強風で切れてくれるんですけどね。
この数分後、アルプス平全域が濃ガスに覆われ視界不如意なコンディションに。
10時を待たずして一旦アル3回し中止、下山せざるを得ませんでした。

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10:00、いいもり道場。
いいもりの線下は目に見えて雪減ってます。

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急斜パートでは至る所処で地表露出、そしてハリネズミ。
こりゃ週末の雨後は可也厳しそうなコンディション。
果たしてピステンが入れられるか如何か。

P1070332 
今日の道場は線下.小谷側(ストレートウイスキー)。
右下がりの片斜、中盤のむくりからストンと急斜に入るテクニカルなバーン。
ウエットなザブ雪でスピードに乗らないのが却って幸い。
何時もなら手を焼く急斜パートもミドル~ショートできっちり回し切れました。

しかし時間を追う毎にガス帯は下向、アドベンチャーコースの下部まで下りて来ました。
うーん、こりゃ午前中一杯は上ダメかも…。

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10:55、キャビンより望むグランプリ。
「ガスガスフルフル ガスワンダフル♪」何~にも見えません。
仕方無いので47へ向かいます。

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47もトップ~ミドル部はガスの中。
北向き斜面+標高が下がる事もあり、グランプリよりはガス薄化。
雪面情報を目視で拾うのは無理ですが、滑走視野は何とか保てました。

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そのまま下りてルート1ボトム。
ラインCの分岐以降はクリアな視界、雪のザブ具合も許容範囲。
暫くはココ回そっと。

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そのままライン8でゴンドラ回し×3本。
無駄に移動が長くロスの多いローテですが、見えないコース滑るよりはマシ。

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12:00、やっと陽が射しガスが切れて来たっ♪。
こーなると天候良化は@云う間。

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ゲレンデの視界はすっかりクリア、眼下には白馬盆地も望める様に。
一週間振りに眺める白馬村、すっかり茶色い景色になったなぁ…。

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13:05、アルプス平のガスも引いたので五竜側に戻ります。
層雲のヴェールが千切れ、荘厳な佇まいを見せる五龍岳。

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まるで荒ぶる山の神が姿を現したかの様。
雲間に覗く岩稜帯と武田菱は、何時もに増して厳峻な雰囲気を醸し出していました。
うーん、カックいいぜ五龍岳。

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1310、グランプリも完全復活。
濃霧の時間帯は殆ど誰も滑ってないので、バーンは10時頃から保存状態。
春の午後としては抜群のフラットコンデションです。

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白馬三山もクリアにお出まし。

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陽光に照らされ、幻想的に降り注ぐ細氷。
否々、5~6℃の気温でダイヤモンドダストが降る筈ありません。
キラキラと耀く粒子は大気中の水分や塵、これはチンダル現象の一つで良いのかな?。

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13ː50、ダイナミックはダイナミックな荒れ具合。
削られたグラニュー糖が重層化、下地も捉えられない程の砂浜雪です。
アタックするのは躊躇われ、無難に遣り過ごすだけでした。

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ランチレスト後、三たびグランプリへ。
眼下のとおみゲレンデはブレーキベタ踏みのノッキングスノー。
完全に妖怪の支配下、ある意味「上級者コース」となっていました。

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14ː40、グランプリはまだロングで回せます。
ガスで午前中「プール」されていた恩恵で、荒れもギリギリ許容範囲。
削りザラメ堆積/吹き溜まりだらけも、下地が捉えられりゃオケー。
ゲタ履きスラ板なら、これ位のギャップは蹴散らしていけます。

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地蔵ノ頭は融雪進行→日陰化。
あそこだけ「雪」じゃ無く、別の金属物質みたいにテカってます。

それにしても陽射しが暑い 痛い…。

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15:10、「朝の帳」の後は「夕暮の帳」。
おいおい、この時間帯になってまたガスかよ…。
但し「ガス.午後の部」はそれ程惨くならず、引いたり掛かったりの繰り返し。
バーンが日陰化、クラスト入るまではロングで回せました。

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15:50、妖獣「バキバキ」の現れる時間になりました。
パノラマから流れ込んてきたものの、途方に暮れる人々。
初~中級者の皆さん、ちゃんとゴンドラで下山しましょうね。

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角云う私めもボチボチとガス欠。
春の重荒雪を回していると、ハイシーズンに較べ疲労蓄積が倍倍ゲームです。
クラスト入ったグランプリは手厳しく、時折パノラマを挟むローテーション。
今季11度目の五竜滑てすが、アル1乗ったのはこの日が初めてでした。

でもって↓に続き、初日のアクティビティ終了。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/03/post-3dce66.html

朝イチからラスイチまで「ガッツリ」戦った一日。
滑りの調子も良いし、今季五指に入る満足度でした。
おしまいのつづく。

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