« ●Good-bye「SRC」 | Main | ●2020/21.五十滑目/FINAL「月山」後篇 »

2021.06.16

●2020/21.五十滑目/FINAL「月山」前篇

「嗚呼、遂にこの日が訪れてしまった…」

えー、先週6月7日(月)~9日(水)は二週連続での月山詣。
今回月山遠征の最終日は今季節目の「50滑目」、そして…。
約7か月に及んだ今シーズンの「滑り納め」で御座います。

そんな訳で「2020/21.スノーライフ」もこの日を以てピリオド。
万感の思いを込めての「THE FINAL」、滑走記になりまする。

P1100334
7:30、シーズン最後の朝は雲一つ無いクリアな快晴。
「THE FINAL」に相応しい「THE DAY」の幕開けです。

P1100335
雪の無い県道を歩いて下駅へ。
早朝時点で気温は13℃、5~6分坂道を歩くだけで薄らと汗ばむ陽気。

P1100336
今日の浜さん語録。
大斜面のブッシュも大分目立つ様になってきました。
所処で「ボッギバス」って何?。

P1100337
8ː00、最後のスタートはペアリフト口開け。
ラス日も元気に逝ってきまーす。

P1100340
ブナの新緑/大斜面の深雪/初夏の蒼天。
シエラレオネのトリコロールに彩られた、菅々しい 清々しい朝。

P1100343
「燦々♪」「sunsun♬」月山晴れ♡。
つーか一寸晴杉…、朝イチからして陽射しが痛い…。

P1100350
ペアリフトから眺める姥ヶ岳ゲレンデ。

P1100351
そして大斜面の広大なフィールド。

P1100352
「融雪進んで」「シマ出て」「藪立って」も、上部の積雪は約2.5m。
コブ畑はまだまだ健在です。

P1100354
オハヨウゴザイマス♫。
今季6滑目の月山にて6度目の霊峰遥拝、月山確率100パーセント♥。

P1100356
沢トップより望む朝日のお山。
朝日連峰の眺望も見事♡。

P1100361
トラバースへの取付きは、日に日にヤバい状況に。
この日はギリギリ、何とか通れました。

P1100362
逆側から見るとこんな感じ。
トラバース路も凸凹が波打ち、所々にで陥没も目立ち始めました。

P1100366
大斜面より、南東方面の眺望。
蔵王連峰~二口山塊~船形連峰のシルエット。

P1100367
南方彼方には吾妻連峰の山影も微かに望めます。

P1100368
未だ残雪を湛える、朝日連峰主峰群。
左より、御影森山/小朝日岳~大朝日岳/中岳~西朝日岳~竜門岳~寒江山/北寒江山。

P1100369
前衛に赤見堂山を従えて、朝日山地北端部の盟主.以東岳。

P1100371
8ː20、1stラン。
昨日の事(一発目轟沈)があるので、1本目はズルドン交えてズラし主体の滑り。
但し強烈な陽射しと高温が却って幸い。
朝イチの時点で既に雪は緩み始め、パリパリ具合(クラスト)は軽微でした。

P1100372_20210612003001
沢上の尾根より、大斜面全景。
「島」と「藪」と「コブ畑」の鬩ぎあい。
滑走エリアはピーク時の半分以下になっています。

P1100374
大斜面のコブ畑。
直近5日で雨は無く、コブ溝は深くなる一方。

P1100373
それにしても、まぁエグい掘れ方です事…。

P1100378
シマ付近のコブラインでは、

P1100376
コブ溝(凹部)にブッシュが出始めています。

P1100379
ま、それでも流石の大斜面。

P1100380
ロングラインのコブも結構残ってます。

P1100385
9ː50、アクリルブルーの空にパタパタと響くチョッパー音。
姥~月山方面を旋回、山岳事故でもあったのでしょうか。

P1100383
トラバースより見遣る五色沼/弓張平と寒河江川。
眼下に広がる緑の景色もすっかり初夏のそれ。
姥沢から志津のブナ林は新緑から濃緑へと彩りを変えて参りました。

オープニングは大斜面のコブを4本回し、一旦小レスト。
この後はTバー経由で姥ヶ岳へ向かいました。
つづく。

|

« ●Good-bye「SRC」 | Main | ●2020/21.五十滑目/FINAL「月山」後篇 »