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2021.08.26

●戸難瀬の瀧の音まさるなり

えー、前線一過で約半月続いた「大雨ウィーク」も終了。
但し「雨上がり決した」後、晴日が続くとソレはソレで困りモノなのが「夏のミヤコ」なのでして。

昨日の京都は最高気温35℃。
今日の京都は最高気温35℃。
明日の京都は最高気温37℃(予報)。

炎天の陽射しに茹だる蒸し暑さ。
極悪残暑「全開」のミヤコで御座います。

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今日はお昼過ぎからチャリを漕ぎ出し外出。
太陽こそ雲に隠れていますが、まぁ兎に角「蒸し暑い」。

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渡月小橋渡って舟曳路へ。
「やっぱり洛外の川辺は涼しいな♪」
大堰川の碧流からそよぐ風はヒンヤリと肌に心地良く。
平安の大宮人が嵐山を避暑地にした理由がよーく解ります。

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渡月小橋~旧嵐峡館の真ん中辺り。
今日はココで停車。

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戸無瀬の滝。
何時もは糸みたいに細い「チョロチョロ滝」なのですが、直近の豪雨で水量増加。
何だかホントの滝っぽくなってます。

滝壷を叩く飛沫が気持ち好いっ♥。

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嵐吹く 山のふもとの翠もみじ 戸無瀬の滝に落としてぞ見る(経信.改)

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靑藻うき 玉ちるせぜを色そめて 戸無瀬の滝に夏はとまらず(定家.改)

歌枕としての「戸無瀬の滝」は江戸初期にその役目を終えていますが、まぁこんな戯れ歌を詠むのも宜しいかと。 

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そんな訳で今日の読書室でした、とさ。

 

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