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2021.08.26

●「京都西山縦走トレラン」その③

えー、今週日曜日は雨間を縫っての山行アクテビティ強行。
「From嵐山to大山崎」への京都西山/乙訓トレランに逝って参りました。

松尾山→西芳寺谷→唐櫃越→老ノ坂→大暑山→小塩山とルートを辿っての
山走記その③、小塩山~ポンポン山篇で御座います。

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12:40、小塩山から森の案内所に向けて出立。(DST/20.23㎞ Time/3:41:33)
しかしぱっと見、山頂には登山ルートが見当たりません。

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山名標の少し左手側、ココが登山路…。
近年の台風被害で小塩山頂も倒木だらけ、山路を塞いでしまってます。
幾つか小さな「青テープ」が有り、それを伝って行くと明確な登山道に当たります。

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入ってしまえば至極快適な山路。
走る足がスタコラ進む、緩やかな下りトレイル。

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5分程で一発目の鉄塔。
ココは鉄塔下を潜って直進、通常の3倍の速度で通り抜けます。

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南に向かって伸びる送電線。
小塩山から釈迦岳に向かい、パラレルに一直線。
正面右方にはこれより向かうポンポン山も望めました。

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続いて2発目の鉄塔。
この鉄塔は精溜器…否々変圧器付き。
ココは左に90度折れ、西から南に進路を変えます。

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2つ目の鉄塔を通過すると、要注意の分岐。
小塩山~森の案内所間、最大のルートミスポイントがココ。
一見、真っすぐにトレイルが延びていますが…。

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直進すると別の支尾根を下っちゃいます。
此処は赤線を左に180度スイッチバック。

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目印としては白とピンクのリボンが幾つか掛けられています。
特にトレランで走ってると見落としがちになるので注意です。

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送電線に沿って、南を下って行きます。
小塩山~森の案内所の区間は約1.9㎞、特に急坂や難所はありません。
但しこの辺りから路面の浸食が大きいU字窪のトレイル。
斜度も少し増し、中勾配の下りになって行きます。

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途中から南西方面に尾根を下ります。
此処半月の雨続きで泥濘気味、スリッピーな箇所もありました。

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13:00、また舗装路に出ました。
今日の山行はこのパターンの繰り返し。
因みにこの道路は京都.大阪府道733号(柚原向日線)です。

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舗道に出ると1分程度で、大原野森林公園の入口。

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そのまま園内に進むと、森の案内所です。

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森の案内所。(DST/22.14㎞ Time/4:01:51)
テーブル.ベンチやトイレ、駐車場などが整った小奇麗な施設。
お子様連れのハイキングなんかには丁度良いレストポイントかな。
(※注、売店や自販機の類はありません)

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案内所建物を抜けると、左手に西尾根ルートの案内標識。
ポンポン山へ向かうルートの中でも1.2を争う人気コースです。

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暫くは出灰川の渓流沿いを進みます。

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3つ目の橋を渡ると沢を離れ、山腹を巻いて高度を上げていきます。

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森の案内所~ポンポン山は約3.6㎞で280mの高度上昇。
小さなアップダウンを繰り返し、緩やかに標高を上げていく感じ。
基本的に枝路の殆ど無い一本道、人気コースだけあって標識も多く設置されています。
乙訓トレイルの中では一番「歩き易く」「迷わない」パートでしょう。

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フラットパートもソコソコあります。
明確な小ピークが3~4つ有りますが、その繋ぎは平坦基調。
拾って走ると、時計も大分稼げます。

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13:35、最後の小ピークが「リョウブの丘」。
小広い雑木林の踊り場にベンチが数客設置されています。

此処を過ぎるとポンポン山はもう間近。

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ポンポン山直下。
この標識から丸太階段を一足登すると、

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鬱蒼と繁る樹林帯が切れ、突如視界が広がりました。

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13:45、ポンポン山到着。(DST/25.71㎞ Time/4:44:26)
京都市西京区/大阪府高槻市に跨る、京都西山連峰一番の高峰。
標高以上(678m)の存在感と知名度、そしてハイカー人気を誇る山です。

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今日は曇り空なのが幸い、13時時点で気温24℃。
盛夏の砌としては異例の涼しさ、山頂にそよぐ風も肌に心地良い。

ポンポン山でこの日初めての纏まったレストタイム。
ランチ取ってパノラマを愛でる事に。

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北西~南西方面に広がる180度のワイドパノラマ。
ポンポン山は京都西山の中でも随一の展望を誇ります。

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西方には淀川を挟んで高槻市と枚方市、奥には生駒の山々。

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南方には梅田/中ノ島の高層ビル群も望めます。

老ノ坂以南のルートは今回が初走破コース。
見落としそうな分岐や取り付きが結構有りましたが、此処まで大きなルートミスは無し。
但し好事魔多し、この後で大きなミスをやっちゃうのでした。
つづく。

 

 

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