●京都東山連峰~比叡山地トレラン.その④
えー、先月ミヤコ帰京時のアクテビティ。
8月27日は「京都東山/北山トレイル」の山行記続篇.その④です。
蹴上~大文字山を経て比叡山地.南主稜/雲母坂から比叡山。
大比叡より東塔/西塔の延暦寺山域を経て、比叡山地.北主稜へ向かいました。
12:55、峰辻を通過。(DST/22.60㎞ Time/3:59:08)
(参考資料)洛西.小倉山より望む、比叡山地.北主稜線。
あとは横高/水井の二コブを超えて下り、上り返して小野/大尾に向かいます。
峰辻→横高山へは檜林根道をダイレクトに取る急坂。
距離は約0.4㎞と短いものの結構な急登、斜度の緩む箇所が全くありません。
キャップの鍔からポトポトと汗の雨が滴り落ちます。
13:00、勾配が緩むと横高山山頂。(DST/22.87㎞ Time/4:04:59)
植林に覆われ眺望の利かない地味山ですが、休憩には程良い小広い頂。
引き続き比叡山地.北主稜を北進、次は大井山に向かいます。
横高山からは中勾配の下り。
腐葉土クッションの利いた幅広トラックのダウンヒルラン。
下り切ると横高山と水井山の鞍部です。
水井山への上り返し。
峰辻~横高山と同じパターン、此方も根道直登の急坂。
13:15、水井山。(DST/23.54㎞ Time/4:16:08)
檜林に覆われ鬱蒼としたピーク、横高山と同じ様な山頂。
因みに標高794m、平安遷都の年と同じ数字です。
水井山から仰木峠へは下り一辺倒。
1.5㎞区間で約230m高度を下げて行くダウンヒル区間。
尾根を外れると九十九に折れる急坂。
突き上げの硬い歪曲路、テクニカルな下りパートです。
13:35、仰木峠到着。(DST/25.02㎞ Time/4:34:28)
北は大尾山を経て大原/途中越へ。
西は大原江文方面へ。
東は仰木の里を経て琵琶湖へ。
南は叡山.横川へ。
古に於いては延暦寺と大原/鞍馬の天台宗系寺院を結んでいた重要な峠。
戦国期には東国からミヤコに入るサブルートとしても使われていました。
此処からは「京都一周トレイル」のコースを外れます。
蹴上からランデ.ヴーを続けていたこの標識ともお別れ。
「比良比叡トレイル」のエリアに入ります。
13:40、小レストを10分取って出発。
笹道を数分上って行くと、北比叡山地の中でも指折りの佳景が待ってます♪。
展望の開けた杉林帯の大伐採地に出ます。
正面に見える頂は、これより向かう小野山。
眼下には仰木の里、対岸に守山市。
最奥に佇むのは「近江富士」こと三上山。
尾根に乗ると、踏み跡の薄い杉/檜林帯。
緩やかな幅広尾根のトレイルですが、倒木などで多少荒れてます。
やや判然としない山路、尾根を外さない様に注意して進みます。
比良比叡トレイルのテープなど、幾つかの道標板が立っています。
13:55、進行方向左手に小野山の山名標。(DST/26.18㎞ Time/4:51:27)
北比叡山地.四座の中でも「最も解り難い」ピーク。
数年前はこのピーク、見過ごしちゃったんですよね…。
小野山からは右手に90度折れるイメージで進みます。
下りパートに入りますが、此処もソコソコ荒れたトレイル。
赤布や黄テープを見落とさない様に注意。
登山路に乗っちゃえば後は楽。
植林帯の赤土ダートを下ってくと、
14:00、林道に出ました。(DST/26.55㎞ Time/4:55:40)
左手にトレイルの取り付きがあります。
但し林道は大尾山への登山路と並行して延びており、この後至る所処に取り付き有り。
この後3~4つ目の取り付きからトレイルに入っても問題ありません。
14:20、この日の十座目はラストピーク.大尾山。(DST/27.98㎞ Time/5:12:28)
元々は梶山と呼ばれていたのが地図印刷の誤植で「梶」の部首がわかれ「木尾山」になり、さらに誤って「大尾山」になったとの事(現在、国土地理院の地形図には「梶山」と記されています) 。
因みに京都側での呼称は童髯山とも云います。
この後は大原に向けて下山するだけ。
しかしこの最終パートには「トンデモ」なアトラクションが待ち受けているのでした。
つづく。
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