●「三俣~苗場山ピストン」ロード&トレラン.その④
えー、先々週の日/月、先週の日/月は二週続けての越後湯沢「山旅遠征」。
9/13は苗場山、9/21は谷川岳馬蹄形を走って参りました。
そんな訳で遅れ馳せながらの苗場山トレラン.最終篇。
山走記その④「苗場山~和田小屋~三俣」篇で御座います。
13:15、苗場山を出立。
好天下の展望日は、何時間滞留していても飽きる事の無い苗場山。
名残惜しいですがそろそろ下山の時刻、山頂を後にします。
この日の山行はピストンなので、下山は往路で来た路を戻るだけ。
山路も時計も読めるので気楽なトレイルです。
13:30、鞍部のお花畑を通過。(DST/18.11㎞ Time/3:43:48)
此処から神楽ヶ峰への上り返しは、それ程厳しくはありません。
13:45、神楽ヶ峰。(DST/18.83㎞ Time/3:57:40)
おっと、通過する前に忘れ物。
往路でスルーしていた三角点(跡)へ。
山名標脇の踏み跡を辿ると、直ぐに見つかります。
三角点の標石は無く、盤石だけが残っています。
神楽ヶ峰から中ノ芝までは走れるパートが続きます。
尾根の東面パノラマを愛でつつのRUN。
田代湖の奥には蓬峠~武能岳~茂倉岳/一ノ倉岳~谷川岳の馬蹄形.後盤パート稜線。
13:55、上ノ芝を通過。(DST/19.53㎞ Time/4:04:56)
正面には谷川連峰主脈の山々。
14:00、中ノ芝を通過。(DST/19.96㎞ Time/4:09:49)
正面には清水峠からマッキーへ連なる上信国境稜線の山々。
神楽ヶ峰~中ノ芝間は半分以上が木道トレイル。
穏やかな下り勾配の快適なハイクコースです。
中ノ芝からは石ゴロ帯が増えてきます。
テクニカルな山路ですが斜度が緩いので、所々走れるパート有。
14:15、下ノ芝通過。(DST/20.95㎞ Time/4:23:59)
此処まで来れば和田小屋登山口(五合目)まで、あと2㎞弱。
この日のトレイルも愈々ファイナルパート。
下ノ芝から少し下ると、かぐらスキー場林道との交差路。
真っ直ぐ進むと和田小屋ですが、此処はちょっと寄り道。
右手に折れて、かぐらメインゲレンデのトップに向かいます。
「うーん、何だか久し振りに『土』踏んだ感じ」。
苗場山.秡川コースの山路構成は「岩ゴロ帯:5 木道:4 土路:1」の割合。
「岩か石の上」と「木道の上」を通ってばかりなのです。
リフト降り場には丸太椅子と山座同定板が設置。
かぐらスキー場は今年から1高を登山客用に稼働(上りのみ/土日祝限定)。
因みに料金は片道¥2000、ゴンドラ乗車並みの料金です。
1高の横には3ロマ(かぐら第3ロマンスリフト)の降車場。
1992年に1高が竣工するまで、かぐらメインゲレンデの主戦リフトでした。
但し入り込み客の減少もあって、此処20年位は動いてるのを見たことがありません。
固定循環式(格納庫が無い)なのにシーズン中もチェアが外されおり、実質的には廃止索道と考えた方が良いのでしょう。
(ゲレンデマップには未だ記載されています)
で、ココからの眺めが結構良いのです。
3ロマ降車場から望む、湯沢町方面の見晴らし。
オフシーズンならではの展望、スノーシーズンに此処上ったらお目玉です。
左手には魚沼盆地の展望。
あと数日もすれば今年の新米コシヒカリが出回る季節です。
正面にはみつまたゲレンデ、奥には飯士山と岩原スキー場。
白いイカソーメンはゴンドララインコースのピスラボ。
これからあそこまで下って行く訳です。
1高建屋の下には、冬を待つ標識の数々。
嗚呼、早く雪降んないかなぁ…。
登山路に戻り、和田小屋に向かいます。
この日のトレイル、ラストパート。
14:50、和田小屋登山口通過。(DST/ 23.36㎞ Time/4:52:35)
次にこの景色を見るのは、3ヶ月後かな。
14:55、それじゃロードランに入りますか。
かぐらゲレンデからみつまたステーションへは苗場山林道の舗道ラン。
約10.5㎞の距離を760mの高度下降、緩やか~に下って行きます。
深ラグで反発無しのトレラン靴+レースベストの荷物持ち。
㎞/5:30ペースで約1時間って所処かな。
15:25、みつまたエリアまで戻ってきました。
さっき山頂ゲレンデから見たイカソーメン(ピスラボ)です。
かぐらゴンドラを通過。
和田小屋↔みつまたステーションの丁度中間地点。
残り2㎞を切ると、やっと下界が見えて参りました。
正面にはついさっきまで「見下ろして」いた平標山。
15:55、みつまたステーションとーちゃく。
このまま三国街道を左手に取り、
街道の湯♨にてフィニッシュ。
この後は温泉浸かって南越バスで湯沢駅に帰投。
軽く打ち上げ飲みしてトーキョーに戻りました。
因みに今回のスタッツは以下の通り。
・山行時間/5:53:46 ・山行距離/34.07㎞ ・獲得標高/上昇1811m 下降/1820m
山行距離は34㎞ですが、ロード&トレイルのコンバインドコース。
苗場山林道のロード区間(三俣~和田小屋)が往復約20㎞で、山に入ってたのは実質14㎞です。
嘗て踏んでるルート+メジャーな人気コースなので道迷いの心配も無し。
山路構成も基本的には緩~中勾配が殆どで、大した疲労も残りませんでした。
ま、今回は谷川岳馬蹄形中止(早朝雨天)で急遽決めた代打ちトレラン。
苗場山からのスーパーパノラマを愛でれただけでも「良し」でした。
と、こんな感じの「Mt.Naeba」山走記四部作。
この翌週(9/21)は捲土重来、馬蹄形を走りに向かったのでした。
おしまい。