●京都東山連峰~比叡山地トレラン.その①
えー、先月は「緊Q休業」&「お盆休み」。
ミヤコ帰京、ロングステイの後日談です。
8月27日(金)の洛中は最高気温37℃の「炎天残暑」な天気予報。
とてもロード走る天候では無く、この日のアクテビティはトレランをチョイス。
「京都東山/北山トレイル」を走って参りました。
今回辿った蹴上~大文字山~北白川~比叡南主稜~大比叡~比叡北主稜~大原のルートは、個人的に利用頻度の高いトレイル。
その殆どが「京都一周トレイル」に組み込まれているので、山路整備や標識設置なども行き届いた人気のコースです。
と云う訳でのミヤコ山行記その①、「蹴上~大文字山~北白川」篇で御座います。
蹴上の「ねじりマンポ」からスタート。
30㎞弱のお手軽ディスタンス+勝手知ったるルートの、楽~な山行です。
蹴上船溜で大神宮橋を左に渡ります。
ミヤコ近代化の息吹を感じさせる産業史跡がトレイルへのアプローチ。
上り坂の舗道を東に直進すると日向大神宮。
新コースの方(神宮境内を通るコース)使ってトレイルに入ります。
日向大神宮.外宮本殿。
京都で神明造の社殿は類例が少なく、チト新鮮。
規模は小さいものの、古式に則った造りです。
内宮本殿の左を進むと直ぐに天岩戸と摂社.戸隠社。
此処から登山路に入ります。
8:15、ユル~く上っていくと七福思案処。(DST/1.48㎞ Time/14:42)
標識㊳㊴が設置された辻、「思案」する程難しい分岐ではありません。
日向大神宮から大文字山へは約400mの高度上昇。
緩勾配の穏やかなトレイルが続きます。
盛夏とは云え未だ早朝、樹間より射す木漏れ日も心地良く。
青チャート。
山路は良く踏まれたダート路メインも、所々で堆積岩が露出。
㊶番標識を過ぎた所処にある、西側の展望が開けた見晴らし場。
正面に通る大路は御池通、手前右手のマッチ箱は京都ホテルオークラ。
奥に連なるのは嵐山の丘陵群、右の高い頂が山上ヶ峰。
続いても一つ林道との分岐、標識㊺「四つ辻」。
此処から大文字山へは一足登です。
8:45、この日最初のピークハントは大文字山。(DST/4.22㎞ Time/47:06)
東山連峰の中では、数少ない「ピーク感」「登頂感」のある頂。
山頂からは西面~南面の展望が大きく開けています。
南西面の眺望。
将軍塚から伏見稲荷山へと続く東山連峰。
左は山科盆地、右はミヤコ盆地。
いゃあ、今日は暑くなりそうだな…。
写真を数枚撮って下山、火床までは多少急坂のある下りです。
9:00、火床に下りてきました。(DST/5.03㎞ Time/55:08)
「大」の字の頂点より、ミヤコ盆地を望む。
10日前には五山送り火がありましたが、腐れ伝染病の影響で二年続けての「縮小点灯」。
如意ケ嶽.大も6点の「灯し火」でした。
黒谷/吉田山/京都御所を眺めつつ、二画目の火床を下りていきます。
大文字山から130m下りてきただけですが、眼下の盆地が間近に感じられます。
「大」の中心、御堂の金尾。
この日は夏の陽射しで陰影のコントラストが強過ぎ。
あんまり良いパノラマ写真は撮れませんでした。
9:10、浄土寺側に下山。
白川源流に架かる橋を渡り、林道へ。
中尾の水でピットイン。
此処から大比叡まで使う分の水を補充します。
銀閣寺に下りてきました。(DST/6.58㎞ Time/1:10:29)
「観光客の人影無し」「門前街はシャッター通り」。
京都で五指に入る人気の観光寺院も、腐れ疫災でこの有様。
寂しいを通り越して何だか不気味…。
北白川より望む大文字山。
コンビニでランチ用の食糧購入の後、北白川のトレイルヘッドに向かいます。
標識52→53→54→55とロード走。
日本バプテスト病院前を右手の駐車場に入ります。
935、駐車場の突き当りを壁沿いの小路へ。(DST/8.63㎞ Time/1:22:58)
此処より再び東山トレイルに侵入、瓜生山~掛橋鳥居を経て雲母坂に向かいます。
と、こんな感じの山行記その➀でした、つづく。