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2021.10.18

●「伊豆山稜線歩道&旧天城街道トレラン」その①

えー、先週の日/月曜は修善寺へ前泊、一泊二日の山旅遠征。
伊豆稜山線歩道から天城街道への1Dayトレランに逝って参りました。
因みに私め、伊豆山域の山行は今回が「お初」で御座います。

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伊豆山稜線歩道は「修善寺虹の郷~天城峠(紫線)」を結ぶ、約42㎞のコース。
しかし「虹の郷~だるま山高原レストハウス」の約8㎞区間は舗装路パートばかり。
踏破する山も無く面白く無さそうなので、起点を「だるま山高原レストハウス」に設定。
代わりに終点の天城峠から旧天城街道(踊子歩道)を伝い、浄蓮の滝へ至るルート(約43㎞)を走って参りました。

このトレイルコース、最高峰は猫越岳の1034m/ボトムが船原峠の548m。
最大標高差は僅か486m、目立ったアップダウンの無い穏やかな稜線路です。
但し縦走路には水場(自販機含む)が皆無、飲料食糧の補充が全く出来ません。
トイレすら天城山隧道まで一つも無し(雉撃ち必至)。
山路構成の易しさに反し、エイド環境はハードなものとなっています。
(片道1.8㎞ロスすれば、仁科峠の南側に西天城高原.牧場の家があります)

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そんな訳での山走記.その①「だるま山高原レストハウス~伽藍山」篇で御座います。

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7:00、宿を発ち修善寺駅へ。
朝早くの出立で、残念ながら旅館の朝餉は頂けず。
代わりにお弁当作って貰いアリガトウゴザイマス♪。

この日の伊豆市は早朝から青空広がる秋晴れの空。
7時時点でTシャツでオケーな暖かさ、やっぱり伊豆の気候は温暖ですね。

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8:05、東海バスで「だるま山高原レストハウス」に到着。
標高622m、バスで大分高度稼いじゃいました(ズルした気分…)。

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それでは山走開始。
駐車場横「悠久世界平和郷」石碑の脇がトレイルヘッド。
此処から古稀山までは、ほぼ伊豆/沼津の市境線上を辿るトレイルとなります。

山歴がどれだけ長くても「初走破」のコースってのは何時もワクワクするもの♪。

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金冠山へは広々とした防火帯のトレイル。
緩やかな勾配に芝のクッションも良好、快適な上りパートラン。
路傍には残雪の如くシロヨメナが白い群落を形成しています。

しかし足を進めるにつれ、何か嫌~な雰囲気…と云うか雲行き。

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「あっちゃー、ガスってる💀…」。

標高700m付近を境に、濃霧が稜線を覆っています。
伊豆山稜線歩道の醍醐味と云えば、ササ原稜線を一望出来る好展望。
そして富士山や駿河湾/西伊豆の港々のワイドパノラマ。

トレイル開始早々、それらの楽しみが全て「オジャン」。
この時点でモチベーション50%ダウン⤵です…。

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8:20、戸田峠への分岐。
左に下りると戸田峠、真っ直ぐ済むと金冠山。
山頂は目と鼻の先なので。取敢えず金冠山を踏んどきます。

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アセビやマメザクラの低木樹林帯をひと上りすると、

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8:25、今日のピークハント①、金冠山。(DST/1.76㎞ Time/17:56)
低山とは云え拍子抜けする位にスンナリ登頂、あんまり「上った感」無し。
まぁ考えてみりゃ登山口が標高622m。実質標高差は200m弱ですからね。

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しかし直ぐに折り返します。
「だって真っ白で何にも見えないんだもん…」
晴れてりゃ富士山~沼津アルプス~駿河湾~戸田港のパノラマ展望地。
トレランにしてもスキーにしても「ガスった山」は魅力半減です。

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分岐に戻りアスファルト舗道を下ってくと、

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右手下には戸田峠が覗けます。
しかし正面の稜線山々は濃霧の中、展望全く利きませーん(泣)。

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8:30、今日の峠ハント①、戸田峠を通過。(DST/2.44㎞ Time/23:20 )
西伊豆戸田と修善寺を結ぶ往還路、古来より重要な峠でした。
県道18号/127号の交叉路に下りると、正面に小達磨山への取り付きあり。

伊豆山稜線上の主な山頂は10/峠は14、実は峠の方が多かったりするのです。

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戸田峠からはアセビの樹林帯をユル~く上って行きます。
この他、目にする樹々はミツバツツジ/イヌツゲ/サラサドウダンなどの常緑低木~小高木樹。

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程無くして木段の上りに入ります。

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この木段が結構マメなオシゴト。
階段のゲタに所々、段数が打ってあります。
因み階段のゲタ数は全部で298本。

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上り切った所処が、今日のピークハント②。

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8:45、小達磨山通過。(DST/2.44㎞ Time/23:20)  
戸田峠から標高150mほど上げた所、ピーク感は余りありません。

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小達磨山への上り/下りは殆ど木段のトレイル。
ほんの数分下ってくと、

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また舗道に下りてきます。
戸田峠~船原峠までの約11㎞は、西伊豆スカイラインと併走する登山路。
船原峠~仁科峠までの約10㎞は、西天城高原線と併走する登山路。

そんな訳でこのパターン、これからも数え切れない程繰り返されます。

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100mちょい舗道を進むと、右手に取り付き有り。
此処から先は低木も姿を消し、一面のササ原トレイルとなります。

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ミヤマクマザサの繁るトレイルを緩やかに上って行きます。
前方に薄っすら望めるのが達磨山。

うーん、今日はホントに展望ゼロの日…。
しかもこの辺りから駿河湾から横殴りの強風、レイヤーの着脱が必要になってきました。

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ササ原を上り詰めると、今日のピークハント③。
玄武岩質安山岩の露頭した頂が、

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8:55、達磨山。(DST/4.59㎞ Time/50:56)  
天城分水嶺.北部エリア(達磨山火山群)の盟主。
伊豆山稜線歩道の中では唯一、一等三角点が設置されています。

伊豆半島北西部にそびえる猫越火山連峰の一峰。標高982m。
北と西が駿河湾に落ち込んでいるため眺めがよく、特に駿河湾越しの富士山の眺望は素晴らしいです。
画家横山大観が此処からの富士山を描いて世界に紹介し絶賛を浴びたことでも知られています。
(伊豆市観光情報HPより抜粋)

今回山行の序盤パートで、最高のスーパーViewが望める山頂。
しかし…

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辿って来た山路を振り返っても「真っ白」…。

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これから進む先も「真っ白」…。

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「嗚呼、霊峰富士🗻の眺めが見事だなぁ…」
山頂からは富士山~駿河湾~南アルプス~天城山の大パノラマ。
360度の素晴らしい眺望が味わえました(泣)。

この日は北西の風が結構立っており、駿河湾から暖かい空気が伊豆半島に流れ込んでるみたく。
つー事はこのガスは天候云々では無く、黒潮暖流の影響。
回復の見込みは殆ど「ありませーん」。 il||li _| ̄|○ il||l

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達磨山をひと下り、10分程でまた西伊豆スカイライン。
此処は直ぐ正面にトレイルが繋がっています。

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木段をテケテケ上り、

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排水路付の芝生トレイルを経て、

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また西スカに下りますが、此処も正面直ぐに取り付き有り。
進むに従い、どんどんガスが酷くなって行きます。

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取り付きからひと上りすると、今日のピークハント④。

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9:10、古稀山通過。(DST/5.72㎞ Time/1:02:30)
「スガスガしいガスガス」。
富士山は疎か、左手傍に通っている西伊豆スカイラインすら見えません。

取敢えず序盤の上りパートはこれで終了。
あとは船原峠まで、ずーっと高度を下げて行きます。

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古稀山を下るとまた西スカ車道。
此処から次の取り付きには少し距離有り、約500mばかり舗道を下ります。

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途中に小土肥駐車場(標高900m)を通り過ぎ、

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右手にトレイルの取り付きが見えて参りました。
で、西伊豆スカイライン脇にあるこの踊り場が、今日のピークハント⑤。

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9:20、伽藍山…。
伊豆山稜線歩道は緩やかなアップダウンを繰り返す高原(低山)縦走路。
踏破感を満足させる山頂は殆どありません。
そんな中でもこの伽藍山は「下り途次の車道にある山」。
ダントツに「踏頂感ゼロ」の頂です。

因みに実際の伽藍山山頂(付.三角点)はこの山名標の西に所在。
しかし縦走路を少し外れているのか、それとも見落としたのか、三角点は見付けられませんでした。
多分ササ原の中に埋もれてるんでしょうね。

と、こんな感じの伊豆山稜線歩道&天城街道トレイル.その①。
伽藍山からは船原峠を経て魂の山~仁科峠へ向かいました。
つづく。

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