« ●「文化の日」に「体育の日」「山の日」 | Main | ●昼走日和 »

2021.11.04

●「Dirty」&「Smoky」

えー、本日は珍しく「cocktail」のオハナシ。
毎年10月中旬~2月頃迄の期間限定、ハードボイルド.コクテール。
「ダーティー.マティーニ」の季節がやって参りました。

Dsc01956
MARTINI (Dirty&Smoky)
ダーティ.マティーニのオーソドックスなレシピは「ドライジン:1glass」+「オリーヴ浸漬液:1tsp」をシェイクでのメイキング。
ビターズとレモンピールは使いません。
因みに「ジェームス.ボンド版」では、例に由ってのスミノフ使用。
ウオッカ.ダーティマティーニ(2015年/007スペクター)になります。

しかしこのカクテル、スタンダードマティーニ以上にバランスを取るのが難しい。
ドライジンの酒精とジュニパーの風味、其処にオリーヴ液の塩分油分が相乗。
個人的には「受け」がジンだけだとオリーブ液の塩味がやや勝ってしまう印象です。
(時間が経つ=温くなると、その傾向はより顕著に表れます)

ジンの切れとボタニカルフレーバーを生かしつつも、行き過ぎないアルコール感。
且つオリーブ浸漬液のオイリー&ソルティな風味を損なわない手法は無いものかと、毎年試案を思案。
取敢えず今年のレシピ(暫定版)が決定、ボチボチ提供を始めておりまする。
・ブードルス:約55ml 
・ウイスキーA:約5ml 
・ウイスキーB:約3ml 
・新漬けオリーヴ.浸漬液:2/5tsp
・ビターズ:1dash
 
ステアにて、新漬けオリーヴを2ヶ添える

Dsc01953
小豆島産.新漬けオリーヴ。
僅か1tsp弱の使用量、脇役でありながら主役(ジン)を食う存在感。
しかもこのオリーブ液、そのまま飲んでも(舐めても)結構美味いのです。

ウチでダーティーマティーニが「期間限定」である理由はコレ。
残念ながら通年手には入らないのでした。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/10/post-720e94.html

|

« ●「文化の日」に「体育の日」「山の日」 | Main | ●昼走日和 »