●2021/22.七滑目「戸隠」
えー、アケマシテオメデトウゴザイマス七日目。
令和3年の大晦日と令和4年の元日は、毎年恒例の戸隠遠征。
去年の「滑り納め」と今年の「滑り初め」に行って参りました。
そんな訳での戸隠2days.滑走記その1で御座います。
7:00、アルピコさん乗車。
去年の大晦日に較べ、雪も少なく暖かい長野駅でした。
アルピコの車窓より望む善光寺。
「牛に引かれて善光寺参り」
「バスに揺られて戸隠詣で」
丑年も残す所処あと17時間、明日は寅年です。
820、戸隠とーちゃく。
この日の天気はスノキャスさんによると「気温/-10~13℃」「風速20~25m/s」。
体感温度は「マイナ20~25℃」の極寒予報です。
早朝時点での気温は概ね予報通りも、風は穏やかで2~3m/s程度の立ち具合。
強風でリフト運休が心配でしたが、通常営業に問題は無さそうです。
例に由っての戸隠的風景。
jrとユース、ピステバック担いだワンピ姿のレーサーがうじゃうじゃ。
8:35、アクテビティスタート。
「厳寒」「極寒」「酷寒」を覚悟して、寒さ対策万全のレイヤー。
スタート時点ではそんな準備が功を奏し、然程の冷え込みを感じません。
但しそんな事を云ってられるのも、最初の2時間だけでしたけどね…。
一本目は高妻。
ピステに5~10㎝のドライパウがトッピング。
踏んだら「ギュギュ」と加速、いなしたら「フワッ」と浮遊感。
うーん、気持ちイイっ♡。
二本目は白樺。
こっちも同様のコンディション、ヘアピンをパスする外Gが快感っ♡。
三本目は壁 チャンピオン。
こっちは少し厚めのパウダーがトッピング。
雪飛沫を舞い散らし、コットンスノーの急斜を一気下りっ♪。
午前中から予報通りの大雪が「ドッカンドッカン」。
フツー雪降ってる時の山は高湿な筈ですか、其処は凍て付く冷え込みが名物の戸隠。
「寒い」から「痛い」を通り越して「麻痺」と、三段活用は順調に推移。
時間の経過に伴い体温と感覚が奪われていきました。
「キンキンに冷えてやがるっ ...」
10:20、2時間持たずに手足の感覚が完全麻痺。
ブーツ脱いで手でゴシゴシと摩擦、足裏感覚が戻るのに30分掛かりました…。
うーん、コレは何の荒行だ…。
大晦日と云うのは大掃除や新年を迎える支度を済ませ、過ぎ行く一年を振り返りつつゆっくりと寛ぐもの。
決してマイナ15℃の豪雪下、雪と戯れ過ごすものではありません。
10:40、たまーに覗く朧日。
こんな細やかな陽光でも、射してくれると大助かり。
バーンの目視度が大違いなのです。
10:50、怪無山トップでは風が立ってきました。
「爆風祭」と迄は行かないものの、結構強い地吹雪。
予報通りの強風コンディションとなって参りました。
(((((((( ;゚Д゚))))))))ガタガタブルブル
11:10、この時点で気温はマイナ13℃。
「寒いよ痛いよ冷たいよー」
しゃくなげコース。
「痺れるぜっ!!!(足の指が…)」
ポッケからカメラ取り出して写真撮るのも辛いレベル。
以降、適度に休憩(暖)を取りつつのアクティビティ。
14時を回ると次第に風が強くなり。リフト乗ってるのが辛い…。
体感温度はグングン低下、手先足先だけでなく顔面の筋肉も硬直して参りました。
うーん、流石にコレは堪らん…。
バーンも程良く(?)荒れて来たのでこの日は15時に撤収。
極寒地獄の寒垢離となった、令和三年の大晦日でしたとさ。
元日につづく。