●2021/22.二十二滑目「石打丸山」
えー、一昨日は白馬と白馬の間を縫って、遠征前のDAYSKI。
湯沢エリアのホームゲレンデ、今季5度目となる石打丸山に逝って参りました。
そんな訳で何時もながらの滑走記になりまする。
多いシーズンです。
前夜は湯沢市街地でも結構降った様子、ぱっと見20㎝前後は積もってます。
雪に強い子.上越線が水上↔六日町間で午前中運休(結局終日運休)となっていました。
彼是30年近く滑りに来てる湯沢エリアですが、今冬は近年屈指の大雪年。
つーか、平成以降では一番の雪量かも⛄⛄⛄。
石打行きは60~70名。
シャトルバス1台では乗り切れず、増発便で対応。
湯沢/南魚沼エリアのゲレンデも、2月以降は大分賑わいを取り戻した様子。
特に休みに入った大学生さんの姿が目立ちました。
8:30、石打中央口。
この日のスノキャスさん予報は「終日晴れたり曇ったり/午後から強風」。
スタート時点では雲こそ多いものの、青空広がる冬晴れ模様でした。
8:10、オープニングは何時ものコース。
一番乗りで銀座のコーデュロイを切り裂き、
ダイナミックへ。
前夜の大雪が利いており、バーンはソフト&デリケートなグルームピステン。
荷重で足場が沈みスキーの加速はイマイチも、柔らかで心地好い雪面タッチでした。
しかし「観光1」が動いてません。
10分弱の遅延で運行スタート、ココの営業開始が遅れるのは珍しい。
そしてこれがフラストレーション.アクティビティの序章なのでした。
山腹から上に「行けませーん💀」
9時を回っても「観光2(銀座)」「観光3(大丸)」「中央高速T」、何れも動く気配無し。
観光3/中央高速Tに至っては曳索に搬器の姿すらありません。
豪雪の影響で、リフト乗降口/線下の除雪に可也手間取っる様子です。
仕方無くチロルトリプル回し。
ダイナミック回してると上部リフトの稼働状況が解らないし、サンライズライン回しは下半部が無駄。
うーん、何が悲しくて朝イチに低速リフト回さにゃならんのだ…。
10時になって、漸く観光2/観光3が運行開始となりました。
10:00、そして痛恨。
「嗚呼、選択肢間違った⤵⤵…」。
中央高速Tは観光2.3から更に遅れ、10:20の運行開始。
突っ立って待ってるだけと、身体が冷えて動きが悪くなってしまいます。
1025、漸く山頂ゲレンデに到着も…。
「既に食い散らかされて荒れ始め…」。
山頂ゲレンデは結構風が立ってます。
この日の石打はトップとボトムで気温差が大きく、レイヤー調整が難しい。
山麓部はミドラー不要のポカポカ陽気ですが、山頂はマイナ7℃とソコソコの冷え込み。
加えて風もあり体感温度はマイナ10℃くらいでした。
山頂クワッドも右手には見事なシュカブラが並んでいます。
オープンが遅れた事もあり、山頂ゲレンデにはゲストが一挙来襲。
混雑を避け、一旦河岸を変える事に致しました。
10:40、大丸。
こっちは既に「モサ」「グサ」のナチュラルバーン化。
中途半端に踏まれて一番攻め難いコンデション、1本回してハツカ石へ。
ハツカ石スーパー。
こっちもモサグサに荒れた湿重雪も、人か居ない分回し易い。
しかし11時頃から天候下降線、雪も降り出す曇天模様に。
フラットライトでバーン目視の難しいコンデションとなってしまいました。
ハツカ石トリプルより望む、リフト跡とシャンツェ。
雪に埋もれた手前の建屋はハツカ石レインボーリフトの乗車駅。
2011/12シーズンを最後に廃止、最後の2~3年は土日しか動いてませんでした。
奥の建物は石打丸山シャンツェのスタートタワー。
スキー場に隣接する、ミディアムヒルのジャンプ競技場(KP80m、HS86m)。
但し冬季は雪大杉で大会は行われず、専ら塩沢ジャンプ大会などのサマージャンプに使われています。
12:00、再びピーカン。
この日の石打はコロコロと空模様の変わる「猫の目」天気。
約1時間毎に「晴れ→曇り/雪→晴れ→曇り/雪」と、終日変動を繰り返す1日でした。
ランチタイムでゲレンデも空いており、天候も良化。
この時間帯を逃す手は無く、暫くは山頂ゲレンデを回します。
コンデションは脆い吹き溜まりと固められた吹き溜まりが混雑する荒れたバーン。
それでも雪面状況が目視出来るので、コンデションの割には楽に回せました。
13:50、観光口より望む魚沼盆地。
ランチ後は専らゲレンデミドル~ボトムをメインに置くコースチョイス。
山頂~中腹(大丸/銀座/ジャイアント)~山麓(ハツカ石/ダイナミック/ゴンドラライン)。
何処滑ってもボコボコのナチュラルバーン、雪質にも大差無し。
だったら「暖かくて」「空いてる」所処を滑った方が得策です。
朝イチの美味しい時間帯をリフト運行遅延で失い、平日にしてはゲレンデも混雑、バーンの荒れ進行も早く、天候も落ち着かない。
と、この日はストレスの溜まる要素が多く、不完全燃焼な一日。
序盤の滑りの調子が良かっただけに、猶更残念だったのでした。
おしまい。