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2022.04.30

●卯月晦日(雪)

えー、GW期間限定.月山就労日誌/二日目。

4月も本日でお終い、明日より5月。
麗春の盛りも過ぎ、間も無く立夏を迎える時節です。

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目が覚めると、トワイライトの底は白妙の世界。
(※今日は4月30日です。)

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昨夜から降り続いた雪は、姥沢ベースでも約20㎝。
(※今日は4月30日です。)

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残雪でも斑雪でも無い、正真正銘の「新雪⛄」。
(※今日は4月30日です。)

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漸く芽吹き始めたブナの樹々も、

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萌黄の心理では無く、純白の花を咲かせておりまする。

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六花満開のブナ林越に、赤見堂岳。
(※諄い様ですが、今日は4月30日です。)

うーむ、季節を巻き戻すにも程がある。
恐るべし月山。

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そんな訳で4月の〆滑。
月山ブルーの空に恵まれた午前中でした。



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2022.04.29

●姥沢入り

えー、GW期間限定.月山就労日誌/初目。

今年の大型連休は「全休シフト」な武蔵野口の場末の酒場。
今朝は始発の東北新幹線乗車。
仙台からバスを乗り継ぎ姥沢の地にやって参りました。

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そんな訳で月山入山。

これから10日間は夜型→朝型に生活サイクル.シフトチェンジ。
朝と夜は助っ人お仕事、日中はスノーライフに追われる日々。
ToughでFunな白銀週間の始まりです。

※今夜の月山は約20㎝の積雪予報です。

 

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2022.04.28

●2021/22.三十九滑目「かぐら」

えー、今週月曜日(4/25)はオシゴトオヤスミにて春スキー。
まだまた雪量たっぷりのかぐらに逝って参りました。
で、例に由っての滑走記、で御座いますが…。

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デジカメとモバイルを入れたポーチ(正確にはジプロック)は自宅の机の上。
撮影機器を「全忘れ」のスカポンタンな為、写真は一枚もありませーん。

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天気はこんな感じでした(過去の写真を代用)。
月曜日のかぐらは終日のピーカン、絶好の春スキー日和。
気温は12~15℃位で暑さは許容範囲も、兎に角陽射しが強い(痛い)…。
顔面ムラ焼け/首回りは真っ赤、翌日になってもヒリヒリが引きませんでした。

みつまたゲレンデは大分雪が減っており、GW後の営業はビミョー。
かぐらゲレンデは雪量豊富も、所々のコブ溝が茶色い雪になっています。

で、この日のアクティビティですが、

「遂に掴んだ」

コブ滑開眼、滑りが一気にレベルアップ。
今更何云ってんだ、てな感じですが…。

草レース上がりで基本的にオンピステ派の私め。
コブが面白くなり、本格的に取り組む様になったのは7~8年前からです。
しかし「楽しい」と「巧い」は別物。
「自己流で滑って」→「ビデ取りで下手具合に愕然として」→「試行錯誤の繰り返し」。
コブは数秒間に処理する作業が多いので、「あっち」を意識すれば「こっち」がお留守。
レベルの低い所処を「堂々巡り」しておりました。

それが昨季から何となく、ダメな滑りとイイ滑りの違いを滑走中に識別。
今季に入り、朧気ながらコブ滑のメカニズムが分かり掛けてきました。
でもってこの日、やっと滑りの「コツ」を把握、壁を越えた感じ。
うーん、どっかの綾部氏みたいな事言ってますね…。

因みにキーポイントは至ってシンプルな事でした。

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この日のGPSスタッツ。
・滑走時間/2:17:23 ・滑走距離/52.80km ・滑走本数/31本

1高回し27本中、21本がコブ滑(メインゲレンデ×16/テクニカル×3/パノラマ×2)。
最後の4~5本は流石に疲労蓄積、ポジションが維持出来ずウダウダの滑り。
それでも得る事の多い、充実した一日でした。

尚、次にかぐらを訪れるのはGW明け。
従い「フルスペック」のかぐらを滑るのは、この日が今季最後です。
しかしコブが楽しくって「5ロマ」も「田代」にも行かず終いでした。
おしまい。

 

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2022.04.27

●謝辞.三周年

謹啓 
都心では新緑の青葉も瑞々しく、春暖の陽気に満ちた麗らかな砌。
一方、雪国の残雪は次第に少なくなり、これから桜の見頃を迎えます。

今年の大型連休は伝染病の自粛強要も緩み、旅行や里帰りや春スキー
に向かわれる方も多い事でしょう。
皆様に於かれましては楽しいゴールデンウィークを過ごされる中、
体調など崩されませんよう、御自愛下さい。

さて、当店は4月27日をもちまして三周年を迎えることが出来ました。
これからも、これ迄通り分相応の商いをやっていく所存です。

この場をお借りして厚く御礼申し上げると共に、今後とも変わらぬ御愛顧
及び、御指導御鞭撻を御願い出来れば幸いと存じます。

店主謹白


えー、武蔵野口の場末の酒場は今日で満三歳となりました。
その大半を腐れ疫災(+人災)に空費する日々でしたが、まぁ何とかやっています。

特に「周年」的な催しは行わず、平時平熱の通常運行。
コレは赤坂時代からの常ですが、まぁ折角の節目の日ですので…。

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今日明日の二日間、限定Sale。
三周年に因んで3本を、三周年に因んで30%OFF。
気になる子が居れば飲んで下さい。

そんな訳で今後とも宜しくお願い致します。

 

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2022.04.26

●若菜摘む

えー、昨日はオシゴトオヤスミにて、「春かぐら」へ滑走行脚。
でもって「お楽しみ」三部構成の一日で御座いました。

「昼/コブと戯れるスキーライフ」
「夕/温泉と桜狩りと若菜摘み」
「夜/岩魚をアテにオツカレ麦酒」

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己がため 春の野に出でて 若菜つむ
今年の湯沢は大雪の影響もあり、山菜の芽吹きは例年よりやや遅め。
コゴミとフキノトウ、其々二食分を少しだけ摘んできました。

そんな訳で今宵の肴は「春の滋味」の天婦羅。
オシゴト終わるのが楽しみです。

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

10時間後。

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明日はフキノトウとコゴミのリゾット。
余ったものは新玉葱と水菜を混ぜて「春の掻き揚げ」にしちゃいます。

 

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2022.04.25

●「白馬納め」の儀

えー、先週は「第九次白馬遠征」の拾遺集。
今冬最後となるHAKUBA VALLEYへの雪旅は、五竜と八方で滑って参りました。

其々の今シーズン最終滑を終えた後は、毎年恒例のルーティン。
飯田と細野の氏神様に「滑り納め」の御挨拶に伺いました。

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4月17日、「五竜納め」は神城の飯田神明社さん。

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扁額と拝殿。

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因みにハイシーズンはこんな感じ。

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拝殿と覆屋。
雪の深い北安の神社本殿は、豪雪対策でその殆どが覆屋形式となっています。
因みに本殿は一間社流造、造営時期は不明。

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拝殿にて、坪鈴と注連縄。
チャリーン→ガラガラ→パンパン→ペコリ。
お賽銭は「五」竜なだけに「5」円。
信心の足りない金額ですが、願い事は沢山御座います。

来シーズンも大雪に恵まれます様に。
来シーズンも怪我無く楽しく滑れます様に。
来シーズンは白馬村シーズン券が当たります様に。
来シーズンはマスク無しで滑れます様に。

来シーズンは更に上手くなります様に。

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4月18日、「八方納め」は細野諏訪神社さん。

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板とピステバックを置き、石階段の参道を上ります。

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拝殿前に聳え立つ、御神木の大杉。
(樹齢推定800~1000年、村指定天然記念物)

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因みにハイシーズンはこんな感じ。

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拝殿にて、坪鈴と扁額。
チャリーン→ガラガラ→パンパン→ペコリ。
お賽銭は「八」竜なだけに「8」円。
信心の足りない金額ですが、願い事は沢山御座います。

来シーズンも大雪に恵まれます様に。
来シーズンも怪我無く楽しく滑れます様に。
来シーズンは白馬村シーズン券が当たります様に。
来シーズンはマスク無しで滑れます様に
来シーズンは更に上手くなります様に。

と、こんな感じの2021/22シーズン「白馬FINAL」エピローグ。
今季の白馬遠征はこれが最後ですが、私めのスキーライフ自体はマダマダ続きます。
5月中はかぐらと月山、かぐらが閉まると月山一択。
今季のスキーマッドな日々も、残す所処あと2ヶ月です。

 

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2022.04.24

●2021/22.三十八滑目「八方尾根」

えー、丁度一週間前、4/17~18は「第九次白馬遠征」。
そして今季最後となる、白馬でのスノーライフで御座います。
オーラスのゲレンデは学生時代に一冬を過ごした八方尾根。

そんな訳で例に由っての滑走記。
2021/22シーズン、HAKUBA VALLEY「FINAL」です。

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7:00、八方口のローソンさんより見遣る八方尾根。
リーゼン~名木山もセントラル~白樺もすっかり芝のゲレンデ。
現在使えるのは、パノラマ/兎/グラード/黒菱/スカイラインだけです。

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7:20、ゴンドラ乗り場とーちゃく。
昨日の五竜とは打って変わって、デポされている板はスキーばかり。
ボーダー>>スキーヤー比の今となっては「凄く珍しい風景」。

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8:05、アクテビティスタート。
先日かぐらでお逢いしたブログ愛読者とバッタリ遭遇、ゴンドラ同乗。
今日八方に来た目的は、やっぱり一緒でした(後述)。

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8:15、オープニングはパノラマから。
笠雲掛かる高妻山に向かってランディング。
どんよりとした鉛雲の覆う空、頚城~戸隠の展望は辛うじて利く程度でした。

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国3は今季の営業終了、パノペア回し。
で、朝イチのパノラマですか…。

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良いっ♪、カナリ良いっ♬。
ザラメ雪が丁寧に圧雪され、コンデション良好なフラットピステ。
朝イチの時間帯はバーンも締まり、板の沈みもありません。
荷重した分、スキーがしっかり走ってくれました。

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パノラマ大町側。
こっちは最後に斜行しないとリフトに辿り着かないので滑走者少なめ。
その分、小谷側よりフラットを保っている時間が長かったです。

大町側/小谷側を2本づつ回し、兎平に向かいました。

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8:50、アルペンクワッドより望む、白馬三山雁行図。
今シーズン八方尾根最後の日、白馬三山が望めたのは何よりの慶福。

この日の天候は、午前中曇り☁/午後小雨☂の予報。
雲隠れしないうち、早めに📷パシャリ。

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兎平トップより望む、五龍岳と鹿島槍。
今日はグラード乗らないので、武田菱と双耳峰もこれが見納め。

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兎平.大町側。
整地うさピョンは硫安のセメント下地に、削られたザラメ雪が堆積。
加えて擂鉢気味のスロープと、テクニカルなコンディションでした。

時計を見ると9時ジャスト、このまま今日の目的地に向かいます。

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9:05、アルペンさんの来季ニューモデル試乗会です(要.事前予約制)。
しかしうさぎ平テラス内の受付ブースは、想像以上に長蛇の列。
試乗会の説明なども有り、40~50分は掛かりそうな混雑振りです。

只でさえバーン荒れの早い春スキー期、しかも雨の心配もあり。
そんな訳でアーリータイムの貴重な時間を潰すのは勿体無く、一旦退出。
混雑が終える頃に出直す事に致しました。

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美味しい時間帯のパノラマ回し。
BGMは鶯の囀りと沢の潺、そしてサンテラスから流れる呑気なミュージック。

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9:55、黒菱からスカイラインへ。
流石北斜面、兎平に較べ地形の変化も然程出ていません。

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スカイラインペアより望む白馬三山。
この数分後に頂群は雲に覆われ、今シーズンの見納め/撮り納めになりました。

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咲花方面より上がって来た圧雪車たち。
ピステンプーリーのお仕事する範囲も大分狭くなって来ました。

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10:20、三角を1本回して再び試乗会ブースへ。
しかしこの時間帯からポツポツと糸雨☂が濡って参りました。
うーん、降り出すのが予報よりチト早い…。

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10:40、試乗スタート。
混雑を避けた甲斐有って、15分ほどで受付/説明終了。
人気モデルは大半が出払っていましが、狙いの板は何本か残ってます。
この後も大した板待ち時間は無く、順調に試乗を消化。

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最初のテストバーンはパノラマ大町側。
しかし11時半を過ぎるとバーンがザブ化、板が走らなくなって参りました。

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以後、テストバーンは黒菱三角に変更。
小雨は降ったり止んだりの繰り返しも、幸いな事に降り足は微々たるもの。
ミドラーで滑っていても差し支え無い程度でした。

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今日の一押し。
DYNASTAR/SPEED OMEGLASS MASTER SL (KONECT)
LIMITED EDTION CLEMENT NOEL OLYMPIC GAMES

最初と最後、思わず2回乗っちゃいました。
スシャシャシャ…と独特の滑走音。
マスターズとは云え流石「純SL機」、身の締まった赤身肉の乗り味。
特に安定感と雪面コンタクトが秀逸、68㎝のセンター幅が80㎝位に感じるほどです。
本分のショートターンは勿論の事、ミドル~ロングにまで対応可。
強い板でありながら素性は素直でマイルドな乗り味。
オンピステ専であればゲレンデユーズでも充分楽しめそうです。

因みにこの日試乗したの下記を含め、計4機種でした。
ATOMIC/REDSTER S9(REVOSHOCK)
SALOMON/S/RACE SL 12(X12 TL GW)
ROSSIGNOL/HERO ELITE ST TI (KONECT)

他、戸隠のハイスペックレンタルで乗った板が3機種。
インプレッション詳細はまた後日にDemo

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13ː30、試乗会終了。
悪天候の為、予定より30分早いイベント終了となりました。
アンケートブースは何だか就活の面談会みたく。

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アクティビティ再開。
黒菱まで上るのも面倒なので、「スーパー過疎♬」なパノラマをチョイス。
それにしてもパノラマを回す人影は殆ど見当たず。
バーンのモサグサ化も許容範囲内、力尽くで抑え込めるレベルでした。

しかし14時を回ると雨もやや強くなり、春悪雪のアクティビティで疲れも蓄積。
「うーん、ボチボチと潮時かな…」。
そんな訳でパノラマ3本回して切り上げ、今シーズンの白馬〆と致しました。

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14ː30、ゴン下。
よく考えたら「今日、昼飯食ってない…」。
そんな訳でゴンドラ内で捕食のシリアルを「もぐもぐターイム」。

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あーあ、終わった(寂)…。
山麓に下りると雨は降っていませんでした。

因みにこの日は試乗会もあって、コブに全く入らず。
4月~5月の八方で、一度もコブ滑らなかったのは人生で初めてです。

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ゴンドラ桜を見遣りつつゲレンデを後に致します。
「It's over, after all…」

これにて今季の白馬スノーライフも終了。
残すゲレンデは「かぐら」、そして「月山」を残すのみです。

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2022.04.23

●来週の【4/25(月)】定休日

えー、雪の季節はスノーライフで「定休日が不定休」な瓦礫坂の酒場。
四月になっても五月になっても、スノーマッドな日々はマダマダ続きます。
そんな訳で来週のオヤスミ案内で御座います。

※4月25日(月)はお休みと成増ので御了承下さい。

この時期になるとデイユーズのゲレンデは一択。
GWの月山入り前に、かぐらでコブと戯れて参ります。

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2022.04.22

●ゴールデンウイークの営業案内 

えー、気付けば四月も後半戦を迎え、穀雨の初候入り。
村里では耕作の準備が整う頃、それに歩調を合わせ春雨の濡つ頃となりました。

えー、気付けばゴールデンウイーク迄あと一週間。
腐れ伝染病も小康状態が続き、「緊Q」「マンボウ」の縛りが無い大型連休。
今年は国内津々浦々、旅行に出掛ける方も多いんじゃ無いでしょうか。

えー、気付けば武蔵野口の場末の酒場も、4月27日で満四歳。
かと云って「周年」的なイベントは何もせず、粛々と平時の商いを行うのみです。

そんな訳で本日はゴールデンウイーク中の営業案内。
連休期間中の運行スケジュールは以下の通りになりまする。

4/25(月) ×オヤスミ(定休日)
4/26(火) 〇営業
4/27(水) 〇営業(因みに4周年)
4/28(木) 〇営業
   ~ゴールデンウイーク突入~
4/29(金) ×オヤスミ
4/30(土) ×オヤスミ

5/01(日) ×オヤスミ
5/02(月) ×オヤスミ

5/03(火) ×オヤスミ
5/04(水) ×オヤスミ
5/05(木) ×オヤスミ
5/06(金) ×オヤスミ
5/07(土) ×オヤスミ
5/08(日) ×オヤスミ
  ~ゴールデンウイーク終了~
5/09(月) 〇営業(以降、通常営業)


「要するに、全部休みます」


今年の黄金週間は「白銀週間」、月山へ助っ人に行って来ます。
だけど、今年は楽しみと悲しみが入り混じった、複雑な心境の月山入り。

浜さん語録のインフォボードがないペアリフト。
浜さんのアナウンスが聞かれないペアリフト。
浜さんが声を掛けてくれないペアリフト。

未だに心の整理が付いておりません…。

 

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2022.04.21

●2021/22.三十七滑目「五竜&47」後篇

えー、今週4/17~18のスノーライフは、今冬最後となる白馬遠征2days。
初日のスキー場は過去三季を雪山就労生活で過ごした「五竜&47」。
私めの「ホームゲレンデ」と云える、所縁の深いゲレンデです。

そんな訳で2021/22シーズン.第九次白馬遠征「THE FINAL」。
4月17日(日)の五竜滑走記.後篇です。

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11ː25、アル4からザクザクとハイクアップ、地蔵ノ頭へ。
今シーズン最初の地蔵詣、でもって最後の地蔵詣。
ケルン周辺の雪はすっかり消え「岩場ノ頭」になっていました。

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ケルンの窓より覗き見る白馬三山。
ミヤコ的に云うなれば「額縁白馬三山」てな感じですね。

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ケルンより、斜に構えて五龍岳。

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遠見尾根の登山口側に新アイテム発見。
今季より風力計が設置されていました。

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白馬盆地には残雪の欠片も無し。
仄かに緑掛かった色合いに、春の気配が感じられます。

🍙やら🍌やら☕をBPから取り出し、春の陽光を浴びつつアウトドアランチ。
ピクニック気分で長閑な時間を過ごします。
春スキーならではの緩~い楽しみ方、もうガツガツ滑る季節じゃありませんからね。

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でもって食後は「パノラマターィム」「山ターィム」♬。
五龍岳/白岳~最低鞍部/大黒岳~唐松岳。

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白馬鑓~杓子岳~白馬岳~小蓮華山~船頭ノ頭~白乗。

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雨飾山~昼闇山~焼山~火打山~妙高山。

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妙高山~乙妻/高妻山~戸隠連峰~一夜山~飯綱連峰。

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志賀高原の山々~四阿山~浅間山。

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飯縄山の右奥彼方に薄らと望める、鳥甲山と苗場山。

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一夜山の左奥には毛無山、更に遠望に越後三山。

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頚城山塊の西端にて、標高以上の人気と存在感を示す雨飾山。
稜線左の奥には鋸岳~鬼ノ面山~頚城駒ヶ岳と連なる海谷山塊。

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頚城三山の二峰、左より焼山と火打山。
天狗原山を前衛に、今でも活発に火山活動を繰り返す焼山。
嫋やかな稜線で雪付きが良く、白妙の美しい山容を誇る火打山。

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頚城の盟主.妙高山と、戸隠最高峰の高妻山。
左に中央火口丘の溶岩ドームが最高峰の妙高山南峰。
三日月型に取り巻くカルデラの外輪山西側が三田原山。
右には山域を変えて戸隠連峰、乙妻山と高妻山。

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険峻絶壁の連なる戸隠屏風。
やや重複する構図ですが、奥が戸隠山を主とする表山群。
手前が本院岳~西岳~弁慶岳と続く西岳群。
右手のこんもりとした小頂が戸隠連峰最南端の一夜山。

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戸隠とは山容一変、穏やかな山並みの飯綱連峰。
左の高デッキ山から奥の稜線は霊仙寺山、手前に瑪瑙山と戸隠スキー場。
右に北峰と南峰の飯縄主峰二頂。

アルプス平の「てっぺん」から、ビッグスケールのパノラマViewを満喫。
少し春霞の掛かった山景眺望でしたが、季節を考えれば100点満点の見晴らしでた。

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11:55、リスタートはココを「狙い撃ち」。
グランプリ大町側で行われていたバッチテストは午前中で終了。
滑走規制が解かれるのを見計らってのアクティビティ再開です。
セパレートの内側は検定使用、バーンのザブ化も下地を捉えられるレベル。
2本目まではソコソコ快適(?)な悪雪パラレルが楽しめました。

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以降、コブ遊び再開。
ココのコブはどーも苦手、右端の楽なラインを選びます。

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テクニカルのラインは向かって左端が宜し。

しかし「暑い☀」。
そして「痛い☀」。

正午前から気温はグングン上昇、燦々と注ぐ陽射しは肌にヒリヒリ。
ミドラー脱ぎ捨て、ロンTでのアクティビティとなりました。

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個人的にはココが良い按配。
パノラマ側からグランプリに流れるコブライン。
掘れ具合も程々でリズム/ピッチも良、距離もソコソコ長い。

しかしこのラインを滑るとテクニカルを取れないのが痛し痒し。

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13:30、疲れて来たので一旦下山。
ダイナミックはアクセスの悪さが幸い、意外とコンディション良好。
ゴンドラ使わないと回せないので荒れも少なく、フラットを維持していました。

でも、下がコレ(↓)なので「回す」気にはならないんですよね。

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とおみゲレンデは文字通り「下山路」。
ウッディは雪量豊富も小枝や石ころや茶色い雪やら、地雷が散見。
快適な中斜面のとおみ2に、ハイシーズンの面影は残っていませんでした。

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14時を過ぎるとアルプス平のゲストは目に見えて減少。
オンピステは春スキーの「悪いトコ取りスペシャル」。
「ザクザク」「ザブザブ」の「ボッコボコ」、宛ら修羅の様相を呈しています。
「流石にこの雪じゃねぇ…」

ホント、コレだとコブ滑ってた方が「楽」なのです。

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お気に入りのコブラインも大分掘れて来ました。
コブ溝には吹き溜まりが乗り、板は沈むわ抜けは悪いわ。
誰か一緒にデラ掛けしませんか~。

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さて、ボチボチと切り上げ時かな。
西日を背に受け、紫影の落ちる五龍岳。
武田さんにお別れの挨拶を済ませ、最後の1本に向かいます。

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15ː30、2021/22シーズン.五竜〆の1本はやっぱりグランプリ。
私めの「ホームコース中のホームコース」、今季も450本ほど回しました。

しかしコンデション的にも体力的にもアタックする状況では無し。
重層ザラメの雪砂浜をいなしつつ、怪我しない様に下りてくだけでした。

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15ː40、That's all(寂)…。
春のエスカルは「場内粛トシテ声無シ」、ハイシーズンの賑いが嘘の様な静けさ。
こんな光景からも「冬の終わり」を感じてしまいます。

これにて2021/22WINTER、五竜でのスキーライフ「.(FIN)」。
最後に、索道さん/500マイルさん/フロントさん/圧雪職人さん/パトさん。
そして元上司.同僚スタッフの皆さん、今シーズンも大変お世話になりました。

Later!、
See you around!


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●2021/22.三十七滑目「五竜&47」前篇

えー、今週4/17~18のスノーライフは、今冬最後となる白馬遠征2days。
初日は今季17滑目の「五竜&47」。
二日目は今季4滑目の「八方尾根」。
共に過去数シーズンを冬山籠りで過ごした、所縁の深いゲレンデです。

そんな訳で2021/22シーズン.第九次白馬遠征「THE FINAL」。
4月17日(日)の五竜滑走記.前篇で御座います。

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6:50、定点観測。
約1ヶ月振りに訪れた五竜の朝、とおみゲレンデは「雪」と「芝生」の斑模様。
今冬は近年稀に見る多雪に恵まれ、4月に入っても雪量豊富だったのですが…。
しかし此処半月の高温続きで、山麓部の融雪は加速度付けて進行していました。

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エスカルのテラスより望むとおみゲレンデ。
前回遠征(3月末)の時点では「五竜の下山コースもGWまで楽勝だな」。
なーんて思ってたのが嘘の様、春の太陽の力を痛感させられてしまいます。
この調子で融雪が進むと、持っても今週末(4/23~24)までかなぁ…。

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7ː00、このインフォ板見るのも今日が最後。
そのままキャビン山麓駅で営業開始待ち。
ゴンドラ運行1時間半前なのに、強者(先客)が一人おられました。

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8:00、営業開始15分前には駐車場まで延びる長蛇の列。
チケセンの行列を加えると、250名程のゲストで溢れ返っています。
基本的に平日スキーヤーの私め、日曜日のアクティビティは今季初めて。
この光景にはゲンナリ 唖然とするのでした…。

一発目のキャビン搬器に乗り込み、アルプス平に向かいます。

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8ː30「業務連絡、トップ52番」。
今季17日目の五竜滑は、今季15度目のアル3一番乗り。
このルーティンも今シーズンこれが最後です。

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アル3より望む無人のグランプリ。
この日は愛知県連のバッチテストで、アル2側1/3がセパレート。

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朝イチグランプリの「貸切タイム」も今シーズンこれが最後。
春スキーならではの緩~い気分と、ホームゲレンデ最終日のペーソスな心持ち。
そんな複雑な思いを胸に「最後の朝」の「最初の1本」へLanding。

オープニングのグランプリは「シャラシャラ」としたコーンスノー。
足場はやや脆いものの、朝イチピステンの恩恵でスキーの走りは良好。
ターン前半でしっかり角付け噛ませつつも、中盤はルーズ&ストレートに板を走らせる。
如何にも春雪的なシチュエーションのロングターンが楽しめました。

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テクニカルは中央部が広めに圧雪。
グランプリが狭くなってるので、此方を回すゲストも結構おられました。

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下界の行列からして、自由に滑走ライン取れるのは「最初の1本」だけ…。
と覚悟してたら、意外とパノラマコースにゲスト分散。
スタートからの3本はスピードレンジ上げたロングターンが楽しめました。

1時間半前からゴンドラ待ちしていた「モト」は、これで取れたかな♪。

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しかし9時を回ると、アル3にもボチボチ列が出来始め、

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続々とゲストが増えて参りました。
検定バーンのセパレートに加え、アル3側からはコブラインが浸食。
ワイドバーンを誇るグランプリも、コース幅はハイシーズンに較べ1/3程度です。

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CONGESTION!!!
うーむ、コレは駄目だわ…。
朝イチグランプリは5本回して撤収、つーか滑るライン取れませーん。

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9:20、そんな訳で早々に47へ。
アーリータイムのR1は滑走者も少なく快適。
早々の混雑となったグランプリ/パノラマより、ザブザブ化も(多少)マシでした。

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9:40、しかしそれも2本目まで。
Line-Cを回すゲストも目に見えて増加、5~10分の乗車待ちに。

4月に入るとハクババレーの各スキー場も殆どがシーズンオフに突入。
営業しているのは「五竜47」「八方」「栂池」の3つだけです。
そーなると開いてるゲレンデに来場者集中、週末の混雑も仕方ありません。

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10:00、今季の「ヨンナナ」、R1を〆の1本と致します。
サヨナラ47、また来シーズンね。

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10:10、南沢ノ頭より望む五龍岳。
この定番フォトも、これが今季最後の一枚。

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山の顔もすっかり春のそれ、岩膚が目立つ様になってきました。
最後の日に武田さんの御尊顔を拝し、嬉しゅう御座います。

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10:15、グランプリは阿鼻叫喚の地獄絵図 千客万来の大盛況。
うーん、何処を滑れば 縫えばイイのでしょう。
こーなると検定でバーンの1/3セパレートされてるのが痛い…。

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まるでバブル期のゲレンデみたく。
コースも既にザッブザブ、特にキャビン合流路から下は荒れ放題のフルボッコ。
そんな訳で早々にコブ遊び開始です。

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アル3線下のコブ。
ココは浅いので余り使わず、

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パノラマ側から流れてくるコブ。
このラインを主戦に取ります。

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スーパー下のコブを経て、線下ボトムに。
ココのコブは「すげー深い」か「すげーシャロー」か、の二択。
斜度の緩い割に何れも難しいラインが並んでいます。

コブを4本回した後は、少し早めのランチタイムに向かいました。

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11:15、今シーズン初めて、でもって最後のアル4乗車。
アル3偏愛主義の私め、こっちのリフトは殆ど使いません。
それにアル4は平日動かして無いですからね。

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法政小屋と天狗岳。
この構図で写真撮るのも今季初めて(で最後)。

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11:20、アル4乗るって云ったら、やっぱり目的はコレ。
降車場で板を外し、ザブ雪踏んでハイクアップ。

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11:25、地蔵詣♬。
ゲレンデに背を向け、白馬連峰を見遣る地蔵様。
「日曜日の下界は何時もにも増して喧しいのぅ」なーんて思ってられるのでしょう。
今日のお昼はお弁当持ち、地蔵ノ頭でピクニックランチです。

てな感じの「五竜FINAL」滑走記、後篇に続きます。

 

 

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2022.04.20

●販売速報【2022.穀雨版】

えー、感染対策と云う名のヘンテコな酒販縛りが終わり、漸く1ヶ月が経過。
しかし夜半の瓦解坂は人の往来も疎ら、そりゃまぁ閑散としたものです。

夜の街が「前.コ●ナ紀」の賑いを取り戻すのは、半年先か三年先か五年先か。
若しかすると、そんな日は二度と戻って来ないのかも知れません。
なーんてだんない事を思いつつ、今宵の商いを終えた子刻時。
明けて4月20日は雨夜の底からのエントリーで御座います。

と云う訳で本日は武蔵野口の場末の酒場、2ヶ月毎の販売速報。
ウチの売れ線「傾向と対策」になりまする。
まぁ例に由って、何の参考にもならないと思いますが…。

■ 最近よく作っているような気がするカクテル(順不同)

・ロングの部
  ジン&トニック
  モスコー.ミュール
   ‥~‥~‥~ 二強 ~‥~‥~‥
  ギムレットハイボール
  カンパリオレンジ(清見スペシャル)
  ボッチボール.改(清見スペシャル)
  ジンリッキー
  ジン.フィーズ(復権の兆し)
  カシス烏龍(猿王スペシャル) 
   ‥~‥~‥~ 以下、団栗の背比べ ~‥~‥~‥
  サイドカーのジンジャーエール割
  クロンダイク.ハイボール 
  バイオレット.フィーズ
  オールド.ファッションド
  シンガポール.スリング(生パイン.ラッフルズ版)
  ゲーリックコーヒー(ブラック版)
  アメリカーノ
  ファジーネーブル(清見スペシャル)

・ショートの部
  マティーニ(王様)
  スモーキー.マティーニ(王様.改)
  マンハッタン(女王様)
  ギムレット(王道)
  サイドカー(定番)
    ‥~‥~‥~ 上位混戦~‥~‥~‥ 
  ゴールデン.ドリーム
  スプリング.フィーリング(3~4月に好んで作ります)
  例のアレキサンダー
  オリンピック(清見スペシャル)
  ダーティマティーニ.改(小豆島スペシャル) 
  ‥~‥~‥~ 安定の上位力 ~‥~‥~‥  
  アラウンド.ザ.ワールド
  ダークラムダイキリ(マイブーム)
  サイレント.サード
  マルガリータ
  普通のアレキサンダー
  ネバダ
  シャンゼリーゼ(春っぽいカクテルです)
  ホワイトレディ
  グラスホッパー
  ミリオンダラー

・ホットカクテルの部
  終わりました。
  ※アイリッシュ&ゲーリックコーヒー(ブラック版)のみ通年販売。

 

■最近よく出るような気がするウイスキー(順不同)

・フツーのウイスキーの部

  アードベッグ10年(フツー)
  タリスカー10年/非オレンジ(困ったコトになりました…)
  ラガヴーリン16年(困ったコトになりました…)
  サントリー季(ハイボール専) 
  バルヴェニー12年&15年シェリー(開きました)
  キルホーマン.マキーヤベイ
  リベット.ライセンスドドラム(オリジン第二弾)
  リベット.イリシリットスティル(上に引っ張られて)
  アードベッグ5年
  ワッセンズ.シングルバレル
  余市蒸留所限定.ウッディ&バニラ(開きました)
  ブレットバーボン  
  ウイスキーじゃ無いけどエルドラド21年

・少し古いウイスキー
  お店でお問い合わせ下さい。
  (70年代ホワイトラベルとチェッカーズが良い按配)
 

以上、こんな所処にて。
次回の月報は梅雨最盛の6月下旬、夏至の頃になると思います。
どうかまたマンボウが泳ぎ出しません様に(ナムナム)…。
擱筆。

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2022.04.19

●白馬春訪

えー、今週は一昨日昨日と雪山行脚。
今シーズン白馬での滑り納め、「第九次白馬遠征」に逝って参りました。

四月も半ばを過ぎた白馬村は田畑の残雪もすっかり姿を消し、野花や新緑の芽吹き。
そしてヤマザクラやヒガンザクラが、所々で花弁を開かせておりました。

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神城は飯田の里では、

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数本の桜がチラホラ咲き。

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桜に一歩先んじて、コブシの花は間も無く見頃最盛。

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八方細野のヤマザクラやベニヤマザクラは、

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神城に較べ、少し開花早め。

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八方白樺のゴンドラ桜も、

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7~8分咲き。

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白馬鑓と小日向山を背景に、雪見桜。
スノーライフ来訪の為、残念ながら白馬の桜名所に足は運べず。
それでもゲレンデへの途次を歩いているだけで桜狩りを楽しむ事が出来ました。
八方周辺は来週辺りから、観桜の見頃ピークを迎える事でしょう。

以下は、帰路の際のおまけです。

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アルピコさんの高速バスに乗って長野駅へ。
車窓より望む五竜神城の交差点、此処を左に曲がると白馬ともお別れです。

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この時期の長野白馬線は、宛ら「お花見バス」の態。
美麻~小川村~中条の村落には、壮麗幽玄な深山の桜景趣。
ヤマザクラにヒガンザクラにシダレザクラ…、数え切れない桜樹々が山を覆い尽くしておりまする。

こんな佳景が30分以上続くのですから、車窓を眺め飽きる事がありません。
気付けばバスは犀川の河岸を過ぎ、長野市街に入っていくのでした。
おしまい。

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2022.04.18

●第九次白馬遠征

えー、只今23時過ぎ、北安の地より帰投。
昨日今日は今シーズン最後となる白馬遠征に逝って参りました。

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4月17日(日)、2021/22シーズン.五竜FINAL。
午後に一時俄雨の予報も、終日のピーカンに恵まれました。

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4月18日(火)、2021/22シーズン.八方FINAL。
午後から雨予報も細雨が濡つ程度、何とか天気は持ってくれました。

そんな訳で今季のスノーライフもそろそろ終盤戦に突入。
向かうゲレンデも「かぐら」「月山」の2つを残すのみです。

 

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2022.04.17

●今週の【4/17~4/18】定休日

えー、雪の季節はスノーライフで「定休日が不定休」な瓦礫坂の酒場。
桜が散ろうが菖蒲が咲こうが、雪を求めて「かぐら」に「白馬」に「月山」に。
私めのスノーマッドな日々はマダマダ続きます。
そんな訳で今週のオヤスミ案内で御座います。

※4月17日(日)~4月18日(月)は連休となりますので御了承下さい。

今日明日は、(多分)今シーズン最後の白馬遠征。
初日五竜/二日目八方で滑って来ます。

 

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2022.04.16

●大斜面「閉鎖中」

 このエントリーは欠番にします。 

 黙祷。 

 

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●2021/22.三十六滑目「川場」

えー、今週水曜日はオシゴトオヤスミにて、例に由ってのスノーライフ。
この日は珍しく沼田水上エリアのゲレンデはをチョイス。
2015年2月以来の来訪となる川場に逝って参りました。

そんな訳で7シーズン振りの「カワバ滑」、滑走記になりまする。

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10ː10、カワバンガ…、ぢゃなかった「カワバシティ」到着。
因みに「カワバンカ」はGALA湯沢のベースセンターで御座います。

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10ː30、アクティビティスタート。
「おっ、結構雪あるね♬」
シーズンカレンダーでは今週末(4/17)で今季営業終了の川場。
しかし他のスキーエリア同様、多雪に恵まれ四月中旬でも積雪量は豊富。
4月23日(土)~24日(日)の2日間、カーテンコール(追加営業)が決定しました。

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桜川EXより望む、高手スカイライン(CLOSED)。

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同、ジャミンDH(CLOSED)。
共に雪量は豊富も、春シーズンに入りコースクローズ。
白鳥EX/高手ペアも既に営業を終了しています。
個人的には快適クルージングの楽しめる「白鳥~ジャミン」が使えないのが残念。

しかしコレは雪量云々では無く人手不足の問題。
スキー場のスタッフは大半が農業従事者、春になると本業に戻られてしまいます。
と云う訳で索道営業も最小限に減らさざるを得ないのでして。

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ま、今日の本線は「コレ」だからイイんですけどね。

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無名峰ダウンヒルのコブと、

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無名峰トライアルのコブ。
桜川を1本慣らし滑、ゲレンデトップに向かいます。

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10ː50、クリスタルEX。
眼前には「岩ナマコ」の姿が望めます。

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ゲレンデトップには威容(異様)を誇る岩峰が屹立。
上州武尊山.七座の一にて川場スキー場のランドマーク、「剣ヶ峰山」。
溶岩流および火砕岩類で形成された山容は圧巻の一言です。

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クリスタルコース。
トップからは赤城山の雄姿が望めるグッドロケーション。

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ズームにて一写。
左より黒檜山(最高峰)/駒ヶ岳/地蔵岳(溶岩ドーム)/荒山/鈴ヶ岳/鍋割山の峰頭群。

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ザブザブの春悪雪を角付け強めにパラレル回し。
緩斜面が多くスピード繋げるのが疲れますが「意外と楽しい♬」。

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クリスタルEX乗車中は、武尊山~県境山々のパノラマviewを堪能。
剣ヶ峰山の右手には沖武尊~中ノ岳~家ノ串山の緩やかな残雪稜線。

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家ノ串山から尾根伝い、険峻な岩場の川場剣ヶ峰と前武尊。
前武尊から右下がり手前猿岩に不動岳を経て川場尾根が下っていきます。

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ズームにて、川場剣ヶ峰と前武尊の嶮岨な山容。

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前武尊の東奥には沼田市(群馬)/日光市(栃木)の国境稜線。
白根火山群北西端の草津白根山~白錫尾根~足尾山地が望めます。

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白錫尾根をズーム。
左より日光白根山、少し下がった鞍部に白檜岳。
続く頂が二峰重複する形で錫ヶ岳と笠ヶ岳、序で中央やや右に三ヶ峰。

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更にズーム、日光白根山と錫ヶ岳/笠ヶ岳。
手前の川場尾根にはトンガリ岩峰の不動岳(不動岩)。

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白錫尾根を南に進み足尾山地へ。
左手に立突するのは足尾山地の盟主.皇海山、右横には鋸山。
女山~男山となだらかな稜線を伝い、右手の小突起頂群は法師岳/奥袈裟/中袈裟/後袈裟/前袈裟(袈裟丸山)と連なる袈裟丸連峰。 

クリスタルを2本/高手DHを1本を回し準備運動終了。
それじゃ「コブ遊び」に向かいますか。

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11:20、無名峰トリプル乗車。
頭上を見上げると搬器№「1」、初っ端から縁起がイイね♪。
因みに無名峰Tの搬器数は108、煩悩の数と同じです。

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先ずは無名峰ダウンヒル。
上部は乱れたラインの不規則コブ。

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所々にブッシュも散見、最初の1本は地雷確認のスクーリング滑。

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右に折れた下半分は整ったラインのバンクコブ。
但しスキーヤーズレフトの方は茶色のコブ溝が多く、使い難いコンディションでした。

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続いて無名峰トライアル。
写真では判り難いですが、上半分は地雷だらけの「デンジャラス💀ゾーン」。
地表露出を縫ってモーグルバーンへ下りてきます。

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モーグルバーンはコンディション良。
トライアルに較べるとリズムの良いストレートライン、斜度も頃合いで攻め易いコブ。

そんな訳で「コブタイム」スタート。
この日のテーマは「テールの引き付け」と「上体を起こしてトップからミゾに入る」。
でした。

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無名峰Tより、南東の展望。
左に子持山、右に小野子山/中ノ岳/十二ヶ岳の小野子三山を従えて、最奥に榛名山。

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同、真南には赤城山。
眼下には今季の営業を終了した白鳥EX。

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しかし「クソ暑い☀」…。
空色こそ淡い水色も降り注ぐ陽射しは凶悪、ジリジリと肌が焼かれます。
無名峰Tは時速5~6㎞の超低速リフトなので、正面よりそよぐ微風もありません。

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そんな訳で、涼を求めてクリスタル。
時速15㎞の高速クワッド、リフト乗車中に受ける風が気持ちイイ♫。
以降、無名峰を3~4本回し、時折クリスタルを挟むローテーション。

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コレも適度に挟みます。
ブッシュやら茶色い雪やらでソールは汚れ捲り、タオルで拭くと真っ黒。

月山ワックスの白と黒をコルクで伸ばして、その上から雪虎リキッド。
これだけでも滑走性はアップ、4~5本はもってくれました。

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無名峰トップの緩斜コブも、午後にはイイ按配の掘れ具合に。

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ダウンヒルのモーグルバーンは大分深くなってきました。
「疲れる」「暑い」、でも「楽しい」。

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14ː30、トライアルのコブはザクザクのザブザブ。
この日12本目のコブ滑で遂に疲労蓄積「レッドゾーン」突入。
ポジション維持出来ず→後ろに乗って→発射連発。

本日の「コブタイム」、終了でーす(チーン)。

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15ː35、最後はクリスタル×2/白鳥ダウンヒル×2を回して〆。

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おまけ一写。
7年振りの川場、暫く来ない間にリフト券がICになっていました。

と、こんな感じのオヒサシブーリな川場滑。
無名峰のコブも丁度この日辺りがギリギリのコンデション。
融雪進行で今週末にはブッシュの露出も酷くなっている事でしょう。

久し振りに訪れた川場ですが、意外と再評価。
ハイシーズンにはややスペック不足も、コブ滑の時期には結構面白いゲレンデです。
来季は白鳥~ジャミンの生きている3末頃に来ようかな、と。
おしまい。

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2022.04.15

●明日の【4/16(土)】営業案内

えー、最初にゴメンナサイ。
明日土曜日は私用所用にて、営業時間をチト短縮。
「19時OPEN」の「22時CLOSED」とさせて頂きます。

レイトタイム来訪予定の方には御迷惑をお掛けしますが、御容赦の程を。
店主敬白。

 

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2022.04.14

●2021/22.三十五滑目「かぐら」

えー、今週月曜日は例によってのスノーライフ。
今冬(昨冬?)は近年稀に見る多雪に恵まれた国内各地のスキー場。
しかし四月も初旬を過ぎ、信越エリアからは続々と「今シーズン営業終了」の便りが届く様になって参りました。

そんな訳でこの時期、首都圏デイユースのゲレンデと云えばやっぱりココ。
春スキーのメッカ「かぐら」へ、二週続けての滑走行脚で御座います。

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7:25、湯沢駅とーちゃく/定点観測。
カグリスト第一便は約10名、この時期としては平日としても少ないです。

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810、みつまたロープウェー乗車。
滔々と流れる清津の清流。
川辺の残雪はまだうず高く積もっており、とても4月の風景とは思えません。

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みつまたはスルー、ゴンドラ乗ってかぐらゲレンデへ向かいます。
今日も「春スキー日和」のイイ天気♡。

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8:45、1高乗車。
メインゲレンデはコースの半分がコブ。

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スキーヤーズライトより、バンク/バンク/縦のライン。
オープニングの数本はオンピステを滑りますが…、

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出たっ、

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必殺の、

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「かぐらピステン💀」。
「レーン段差」に「キャタピラ轍」に「クラック」と、ボッコボコのガッタガタ。
かぐらならではの、スーパーテクニカル圧雪バーン(?)に仕上げられていました。
つーか、コレは最早「オンピステ」の態を成していません。
特にバーンの中央が縁側付きのコンベックスになっており、可也酷い…。

若しもコレがアイスバーンのコンデションだったら、傷害幇助罪のレベル。
滑走デラ掛かってバーンが均されるのを待つしかないな…。

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9:30、やっと均された…と思ったら既にザブザブ。
あんまり得るもののの無い朝イチタイムでした。

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10:00、気分転換で5ロマへ。
この日の上越国境パノラマは春霞が掛かり、やや朧な展望。
谷川連峰~巻機山までは稜線が望めましたが、越後三山以北の見晴らしは利きませんでした。

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田代落ちは…「残念賞(チーン)」。
フルブレーキでは無いものの、矢張り板の走らないノッキングスノー。
快適とは程遠いので1本回してお終い。
チャレンジ/ダイナミックも良く無さそうなので田代エリアはパス。
そのままメインゲレンデに戻りました。

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10:15、早々にコブ入り。
メインゲレンデからテクニカル1段目を経て、

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モーグルバーンのコブをチョイス。
この日はオシゴトも有り、15時にゲレンテ撤収の予定。
早めにコブ入りして早めに体力使い切る「短期集中型」のアクティビティです。

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かぐらスキースクールに勤める知己に遭遇。
今日はオフ日との事で、何本か一緒に滑りコブ滑のプチレッスン受講。
「コブ、大分上手くなったね」と云われつつ、欠点のダメ出しも指摘。
ライン取りとポジショニングのアドバイスを受け、何か掴み掛けた感じ。

でもコブは「こっち」を意識すると「あっち」がお留守になるんですよね…。
途中「悪循環スパイラル」に入りウダウダになりましたが、何とか立て直し。

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以後、ずーっとコブトレーニング。
「コブ疲れ」に加え、5月並みの高温と陽射しで「日焼け疲れ」。
適度に休憩と水分補給を挟まないと身体が持たん…。

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午後になるとメインゲレンデのコブも、

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モーグルバーンのコブも、大分深くなってきました。
プラス「5月並みの高温」と「滑走荒れ」で、モサグサと吹き溜まり化。

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13:05、そんな訳で河岸替え、今季初となるパノラマへ。
かぐら定番のフォトスポット、パノラマコース.トップから一写。
平標田代子さん(若しくは田代万太郎さん)を見遣る。

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て、パノラマのコブが「意外とイイっ♬」。
頃合いな深さ/斜度のコブライン、リズムとピッチもGOOD。
ココを回すゲストは少なく、良コンディションを保っていました。

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午後はパノラマを主戦に取り、時折メインゲレンデのコブを回すローテーション。

しかしコブ回し14~15本目を数えた辺りで、腰と広背筋の残存燃料がエンプティ。
立て続けにコブに弾かれ「発射」、こりゃボチボチと潮時だな…。

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14:30、撤収。
今季はホントに積雪量の多い湯沢エリア、鯉幟の尻尾が掴める高さです。
と、こんな感じの「かぐら詣」。
この翌々日に川場を挟み、来週は一ヶ月振りに白馬遠征の予定です。
おしまい。

 

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2022.04.13

●2022年.トーキョー「初飲み」

えー、本日はオシゴトオヤスミにて雪旅スノーライフ。
今日は久~し振りに、水上沼田エリアへの遠征。
無名峰のコブを目当てに「川場」へ逝って参りました。

でもって今日のイヴェントは「昼(スキー)」「夜(バァ)」の二部構成。
19時半に帰宅、入浴を済ませると休む間も無く外出。
疲れた身体に鞭打ち捲り、向かった先はと申しmust。

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満を持しての「湯島詣」。
年明け1ヶ月持たずのマンボウ発令で、今日がやっとの令和4年.東京初飲み。
西麻布の某所と並び、私めが東京で一番お世話になっているお店。
彼是14年振りの来訪で御座います。

しかし睡眠不足+1日中コブと戯れていたスノーアクテビティの後。
残念ながら痛飲する余力は残っておらず、4杯頂いての撤収となったのでした。

答え合わせはコチラ。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/03/post_2f92.html

 

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2022.04.12

●今週の【4/13(水)】定休日

えー、雪⛄の季節はスノーライフで「定休日が不定休」な瓦礫坂の酒場。
桜が散ろうが/菖蒲が咲こうが、私めのスキーシーズンはこれからが酣。
かぐらに、白馬に、そして月山にと、スノーマッドな日々はマダマダ続きます。
そんな訳で今週のオヤスミ案内で御座います。

※4月13日(水)はお休みと成増ので御了承下さい。

マンボウ明けてからは週イチのお休みペース。
真面目な商いを続けておりますが、今週は久し振りに週×2回の滑走ローテ。
昨日のかぐらに引き続き、明日は川場へ「コブ遊び」に逝って来ます。

 

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2022.04.11

●「月山」始まりました

えー、本日は2018年シーズンにお世話になった、昔の職場のオハナシ。
でもって昨日「ゲレンデオープン」を迎えたスキー場のニュースです。

👦一般人A 「ゲレンデオープンって、昨日は『4月10日』だよ」。

👩一般人B 「もう春本番、桜も散っちゃってるんだけど」。

👨一般人C 「ゲレンデ『クローズ』の間違いでしょ??」。

⛄ 雪莫迦A 「否々、間違い無く『ゲレンデオープン』のお知らせです」

「こんな時期」に「こんな話題」を提供してくれるのは、勿論「西川町」のあそこ。
GWは勿論、6~7月まで滑り続ける雪キ〇ガイには馴染みの場所で御座います。

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祝.月山スキー場、2022シーズン.オープン♪

国内有数の豪雪地帯が故に、冬季は「雪大杉」の月山。
唯一のインフラである県道114号(月山姥沢線)は11~3月まで通行閉鎖。
降雪の収まる4月上旬に除雪作業を開始、やっとアクセスが可能になるのです。

しかし今年は(も)オープン直前になって大雪/強風の悪天候。
リフトの搬器架けや上駅周辺の除雪作業は難航を極めた様子でした。
https://www.yts.co.jp/news/news-67906/   (YTS山形テレビより)

私めもオープン作業を手伝った事が有りますが、コレが結構な重労働。
「208」有るリフトの搬器を、全て人力で搬出/架設するのです。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2018/04/post-4667.html

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グランドオープン初日、昨日の月山。
ペアリフト営業前、朝イチのフィールド。
トラバースもコブもブッシュも無い「面ツル」の大斜面(垂涎…)。
「嗚呼、今すぐ月山に馳せ参じたい…」。


所処で今季の月山、滑走コースに一寸した変更事項が御座います。

2021
2019年までマップ表記されていた「清水コース」。

2019
2020年/2021年はコース名表記が消え、

2010
今年から完全に消去されてしまいました。

この清水コースは、姥沢(月山スキー場)から志津温泉街を結ぶ下山コース。
しかし毎年GW前には融雪が進みクローズ。
使う方も志津に宿泊し、且つ宿の送迎で月山に来られたゲストくらいです。
と、シーズンが短い上に利用客も殆ど居ないので、閉鎖されても特に問題は無いかと。

てな訳で「夏スキー」のメッカも愈々オープン。
因みに私めはGW中のみ「助っ人」で短期就労滞在。
5~6月にも何度か出向く予定です。

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2022.04.10

●「名残ノ桜」ヲ愛デツツ「銀嶺」二向カフ

えー、昨日/今日と春本番の陽気に恵まれたウィークエンド。
しかし「ハルウララ」と云うには、チト頑張り過ぎのお天道様
トーキョーの最高気温は27℃に達し、今年初の「夏日」となりました。

そんな歳華の日曜昼下がり、走るにはチト暑い気候の中をデイリーラン。
但し今日はユル~いペースでの「お買い物RUN」で御座います。

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自宅横の宝仙寺からスタート。

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坂上を越え、神田川をテケテケ遡上。
遊歩道の並木桜は、殆ど新緑の青葉となっていますが、

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それでも幾本かの桜木が、

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名残の花を咲かせていました。

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「残り香」ならぬ「残り花」を狩りつつのジョッグ。
下落合で神田川を離れ、聖母坂を北上します。

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目白通りを右に取り、駅前へ。

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今日の目的地。
LEKIのポールやグローブ等、アクセサリー類でお世話になってるショップ。
お買い物して折り返し、再び神田川を取り帰途に着きました。

しかし目白に来て田中屋さんをスルーするバーマンってのも、如何なモノかと…。

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因みに購入したアイテムはコレ。
春スキーに重宝するスノーギア、早速明日かぐらでデビュー。
答え合わせとインプレはまた後日にでも。

 

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2022.04.09

●冬物から冬物に「衣替え」

えー、卯月最初のウィークエンド、此処トーキョーは清明晴れのポカポカ陽気
エナメルブルーの空から注ぐ陽射しは春麗の、と云うより立夏のそれ。
「暖かい」を通り越して「暑い」一日で御座いました。
明日は更に気温上昇、今年初の夏日となるみたいです。

所処で此処二週間、真面目に商いをしている武蔵野口の場末のバァ。
マンボウが明けてから先週/今週と、オヤスミは週×1ペース。
「ライフワーク」の「スキーライフ」も、直近半月で2回しか滑りに行っておりません。

と云う訳で「エアポケット」ならぬ「スノーポケット」。
スキーマッドの一寸した空白期間に入り、週末のスケジュールを持て余し気味の私め。
そんな閑暇のウイドウズウィークを利用して、今昼は愛機のワクシング。
スキーの手入れを終えた後は、スノーウェアの衣替え作業に勤しんでおりました。

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ハイシーズンの戦闘服。
デサントのアルペンスイスモデル/SH-1のヘルメット/レキのトリガーグローブ。
この他、厚手のインナーやビーニーも押入にお片付け。
春シーズン用のウェアをワードローブに並べます。

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これからはこんな格好や、

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こんな格好や、

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こんな格好で滑る事になります。
因みに春スキーのボトムズはスノボブランドのものを3本所持。
トップスが薄着(ポケット減)になるので、ポッケの多いスノボパンツの方が便利なのです。

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おっと、コレは夏スキー仕様。
半袖で滑るの6月以降、月山ですね。

と、冬物から冬(春?)物へのウインターギア、衣替え。
因みに今シーズンの滑り納めは6月中~下旬の予定。
従い「冬物のお片付け」を全て終えるのは、夏至の頃になるのでした。

 

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2022.04.08

●2021/22.三十四滑目「かぐら」

えー、一昨日は「期」替わりの「季」替わりにて、スノーライフ四月初滑。
春スキーのメッカ、かぐらに逝って参りました。
シーズンイン時(12月)とシーズンアウト(4月~)時には大変お世話になるかぐら。
しかし今季は未だ2度目の来訪と、例年に較べかなり少ない滑走数です。

今冬は近年稀に見る多雪に恵まれた国内スキー場。
湯沢エリアも例外では無く、年末から駅周辺の里山ゲレンデが全面滑走可。
そんな訳でハイシーズンは専ら石打丸山が主戦場、この日が2022年の「かぐら.初滑り」となったのでした。

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7:25、湯沢駅とーちゃく/定点観測。
この日のカグリスト第一便は約40名、4月の平日としては平年並み。
腐れ伝染病に由る客足減少も、やっと歯止めが掛かって来た様子です。

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8:00、みつまたステーション到着。
この日の天候は青空が覗くものの高曇りの空、気温は温暖で7~8℃。
ま、この空模様だと直ぐに雲も引いてくれるかな。

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8:15、みつまた1高乗車。
3ヶ月半振りのかぐらアクティビティ。
これからGW明けまではDAYSKIの主戦場、ヘビロテの来訪になるでしょう。

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みつまたファミリーは積雪たっぷり。
線下のノリ面にも地表露出は見られず、例年比+30~50㎝は雪残ってます。

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この日から「ハイシーズン用」→「春コブ用」にマテリアルチェンジ。
板はWCプレート乗っけてないノーマルのBlizzard SRC。
ブーツもフレックス100/ショートカフのLANGE。
特にスキーはショップ使わず自前のフルチューン、仕上がりが少し不安です。

と云う訳でテストとフィーリング確認を兼ねて、みつまたファミリーを試運滑2本。
スキーはイイ按配のチューンに仕上がっていました。
しかしスキーもブーツも、何と柔かく感じる事よ…。

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スクールの知人と一緒にクルージング。
月山山籠もりで共にシーズンを過ごした彼は、国内屈指のテレマーカー。
この日はオフ日の筈が急遽出勤とボヤいておりました。

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さて、かぐらに向かいますか。
低空を覆っていた層雲も切れ、お誂え向きの春スキー日和になって参りました。

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905、メインゲレンデ到着/1高乗車。
突き抜ける様な青い空っ(^^♪。

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メインゲレンデの積雪量も例年のハイシーズン並み。
…つってもハイシーズンのかぐらには、来た事無いんですけどね。

しかしオープニングタイムからしてグラニュー糖工場稼働中。
既にザクザクとしたザラメバーンになっていました。

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メインゲレンデトップからのパノラマ展望。
高度1600~1800mに棚雲が掛かり、谷川連峰の見晴らしはイマイチ。
でもこれだけ空が青いと、山々の残雪が煌めきコントラストは見事でした。

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メインゲレンデは1時間持たずにザブチッチ。
グラニュー糖の砂浜雪と硬い下地が混在、横幅取ったターンだと足場が作り難い。

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10:10、そんな訳で5ロマ。
5ロマからの見返り風景は、かぐらの中でも指折りのビューポイント。

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先ずは中尾根側の林間エキスパートへ。
ゲレンデ標高Maxエリアでも融雪進行、板の走りは可也悪かったです。

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谷川連峰主脈。
ま、スキーが走んなくても、

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馬蹄縦走路~上越国境稜線。
山を愛でに来ただけなので、

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巻機山~越後三山~守門岳。
別にイイんですけどね。

と云う訳で左手(南側)より、今日のヤマコレ集です。

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かぐらから一等見栄えのする山、平標山と仙ノ倉山。

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万太郎山~オジカ沢ノ頭と続く主脈縦走路。

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谷川連峰の盟主.谷川岳と一ノ倉岳/茂倉岳。

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手前の稜線は右より武能岳~蓬峠~七ツ小屋山。
残雪を深く湛える奥の稜線は白毛門~笠ヶ岳~朝日岳。
ぐるっと回って谷川岳馬蹄形縦走路。

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マッキーと上越国境稜線。
左側に割引/本峰/ニセ巻/牛ヶ岳の巻機山4峰。

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八海山/越駒/中ノ岳の越後三山、略して「はなこ」さん。
前衛には湯沢里山のランドマーク飯士山。
南裾に広がる岩原スキー場も、まだまだ滑れそうですけどね(3/27にクローズ)。

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魚沼盆地の奥には守門岳。
かぐらスキー場から近い様に見えても、実は70㎞先。

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今日のパノラマ一等賞はコレ。
守門岳と浅草岳の狭間彼方に座する白妙の頂群は、140㎞彼方の飯豊山地。
余程の好天で且つ空気が澄んでないと、かぐらからは中々望めないのです。
因みに飯豊山地から更に80㎞向こうが、春&夏スキーのメッカ.月山です。

パノラマ展望を堪能した後は、も一度5ロマ乗車。

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10:25、続いて田代落ち。
超ワイドなナチュラルバーンのフィールド。
板さえ走ってくれれば、ルーズなロングターンが超気持ちイイのですが…。

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妖怪「イタツカミ」が跋扈💀
ガッコンガッコンとブレーキの掛かる、極悪ノッキングスノー。
写真映えはするのですが、快適度0%の腐れ雪でした。

この後7ロマでダイナミックを回すも、コンディションはイマイチ。
メインゲレンデに戻る事に致しました。

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11:10、良い天気過ぎて却って悪い天気…。
メインゲレンデは重層ザラメのザブザブ雪、しかもソコソコ混んでる。
こーなるとヤル事は一つしかありません。

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「神楽」で「鼓舞」奉納。
午前中からして「コブ遊び」スタートです。

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テクニカルのコブは未だ発展途上。
1段目はソコソコ出来上がっているものの2段目はラインが2本だけ、3段目はウダウダ。
そんな訳でメインゲレンデ~モーグルバーンのコブをチョイスです。

因みにこの日のテーマは「上体が被らない様にする」、でした。

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メインゲレンデのコブラインは午前中/2本→午後/3本に増加。

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ボトムのモーグルバーン。
モーグルラインとバンクラインがありますが、コブ形はほぼ一緒。

以降「コブ専」のアクティビティ。
滑りっ放しだと流石に身体が持たないので、5~6本置きに小レスト。
コブを回す事18本を数えました。

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15:30、撤収。
ラスト1時間は疲労蓄積+コブも深く掘れ難度上昇、あまり宜しく無い滑りでした。

所処でこの日は予想外の出来事が一つ。
1高を回してる午後最中、リフトに同乗した方から声を掛けられました。
「あのー、若しかしてバンブーのブログの方ですか?」
「あ…はい、そうですけど…」

ウェアが例に由ってアルペンレプリカの赤装束。
でもって履いてる板が少数派のブリザードなのでピンと来たとの事。
嘗ての職場の五竜や月山なら兎も角、かぐらで身バレするとは思ってませんでした。
いゃあ、こっ恥ずかしいやら肉癢ゆいやら…。
この場を借りて御礼、ブログ愛読有難う御座います。

と、こんな感じの「春かぐら」滑走記、来週月曜日もコブ遊びの遠征です。
おしまい。

 

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2022.04.07

●2021/22.三十三滑目「戸隠」後篇

えー、先週3月30日(水)のスノーライフは北信遠征。
今季最後の滑走となる戸隠に逝って参りました。

2021/22シーズン.戸隠FINALは、淡青の冬晴れ広がる「スキー日和」。
流石に雪は春のそれでしたが、この時期としては湿度も低くクリアな大気。
北信五岳は元より、北アルプス迄が雄大に見晴らる「山景日和」にも恵まれました。

そんな訳での滑走記.後篇で御座います。

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瑪瑙山より望む飯縄山。
例年なら半分以上露出している山名標が、未だ頭を覗かせててるだけ。
今季は本当に降雪に恵まれたシーズン、この翌日(3/31)でゲレンデクローズするのが勿体無い…。
(数年前までは4月1週目までやってたんですけどね…)

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Too cool戸隠連峰!。
うひょー(黄色い声)♪

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北アルプスはamazing!!。
うひょー(感嘆の声)♪

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黒姫&頚城の山々もAwesome!!!
うひょー(感動の声)♪
瑪瑙山頂からの360°ワイドビューは正に圧巻。
スキー止めて、このまま山を愛でながら「アウトド飲み」したくなる程でした。

山景眺望を堪能してアクティビティ再開。
瑪瑙山/第6からは緩~中斜面のロングクルージングコースが2本。

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お仙水コースは、戸隠連峰~黒姫~頚城山塊を眼下に眺めつつのRUN。
爽快っ、絶景っ♡。

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メノウコースは中盤で、唐松岳~五龍岳~鹿島槍の正対パノラマ。
秀麗っ、圧巻っ♡。

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直線距離にして33㎞先、五龍の武田菱もクリアに望めました。

但しメノウコースは日当たり良過ぎで、ややストップ雪気味。
こうなると第5の営業終了でしゃくなげ回せないのが痛い…。
第6を3本回して越水エリアに戻りました。

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11:00、越水エリアに戻って来ました。
燦々と降り注ぐ陽射しでゲレンデはすっかり春の陽気。
日中の気温は軽く10℃超え、最高で15℃位まで上がったんじゃ無いでしょうか。

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ポールバーンで規制入っていた高妻は、正午前に解放。
jr達が撤収前にもデラ掛けてくれており、滑走ラインはフラット均されていました。

尚、越水エリアの各コースは融雪進行でザク化も何とか下地は捉えるレベル。
懸念していた妖怪出現(ブレーキ雪化)もありませんでした。

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11時半に早めのランチレスト、12時からはコレ。
2年前からゼビオさんとのコラボで行われている、来季モデルのハイスペックレンタル。
板揃えはプチ試乗会レベルですが、正規試乗会に較べ混雑や板待ちがありません。
何より2月中旬より常時開催されているので、利便性の面でポイント高し。

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試乗ブース。
スキー場営業終了の前日+平日の午後。
予想通りガラガラ、効率良くスキーチェンジして回せます。

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テストバーンは高妻/白樺/チャンピオンを各1本づつ/約20分。
購入候補に挙げているモデルは無く、同メーカーの近似ラインナップを試乗。
アト×2/ロシ×2/サロ×1と、5本試して来ました。
インプレは亦後日にDemo。

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14:40、試乗終了。
流石に「魔法の粉雪」も面影無し、ザブザブ雪は更に重層ザラメ化。

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そんな訳で整地には見切りを付け、

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チャレンジのコブに突入。
トップのコブは深くてデカい。

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ミドル~ボトムは均一に並んだコブライン。
流石スキーヤーレベルの高い戸隠、リズムの良いコブが綺麗に作られています。
こんだけ整った凸凹だと滑るのも楽しい。

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15:30、それじゃボチボチと〆作業。
今季最後となる戸隠滑、各コースを一通り「お別れ滑」に回ります。

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砂浜雪のお仙水と、

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茶色いメノウを2本づつ回し、

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今日一番回した高妻と、

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チャンピオンも2本づつ回して〆。
ザブ雪コンデションに変わりはありませんが、陽射しが傾き気温もやや低下。
最後の1時間はスキーの走りも良くなってきました。
まぁグラニュー糖の春悪雪も、慣れてくりゃ結構楽しいモノでして。

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・滑走距離/64.25km ・滑走本数/48本
・ゲレンデ滞在時間/8:00:36 ・滑走時間(リフト乗車時除く)/2:09:07
・獲得標高/高度上昇累計10,681m 高度下降累計11,554m
・平均滑走速度/70.5kph ・最高速度/28.9kph 

高妻×14/チャンピオン×11/白樺×7/メノウ×5/シルバー/チャレンジ/お仙水×3
第3をメインに据え万遍無く回した一日でした。

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16:30、黄昏空の彼方に、後立山のシルエットロマンス。
ラスト1本の前に、怪無山頂より白馬連峰を望む。
左より白馬鑓~天狗~不帰キレ~唐松~五龍鹿島槍~爺。

今季戸隠の「〆Photo」はコレで良いかな、と思いましたが…。

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やっぱりコレにしました。
チャンピオンより望む戸隠山、戸隠の〆は「戸隠」じゃなくっちゃね。
Let's meet again next year 」。

と、こんな感じの2021/22.WINTER、戸隠滑り納め。
今季は3度の来訪に止まりましたが、やっぱり良いスキー場です。
来季はもうちょい足運ぼっと。
おしまい。

 

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2022.04.06

●2021/22.三十三滑目「戸隠」前篇

えー、丁度一週間前、先週3月30日(水)は年末年始以来の北信遠征。
同エリアでは一番のお気に入りゲレンデ「戸隠」に逝って参りました。

例年なら3月は2~3回訪れる戸隠ですが、今季はどのエリアも積雪量豊富。
白馬やら湯沢やらを回ってと気付けばもう月末、スキー場クローズ迄あと数日です。
そんな訳で今シーズンの滑り納め遠征を急遽決行。
2021/22.WINTER「戸隠ファイル」で御座います。

1
8ː30、アクテビティスタート。
水色に澄んだ空、眩く降り注ぐ陽射し、穏やかな陽気。
「戸隠FINAL」のオープニングは、春スキーの良い所処を一纏めにした朝でした。

2
そして「冬晴れ(春晴れ)の戸隠」と云えば、やっぱりコレ。
SUPERB VIEW!!!
山…つーか岩塊、戸隠連峰の巌々とした雄姿。

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高妻~九頭龍~戸隠本峰~本院~西岳~P1~P2~P3と屹立する険峻屛風。
そして群峰の途切れる一夜山の彼方には…、

4
白妙に輝く北アルプス.後立山連峰♫。
ゲレンデボトムからの展望ですら、目を奪われる圧巻の見晴らし
こりゃ瑪瑙山からのパノラマは「絶景ビュー」確定だなっ♡。

5
「唐松」「五龍」「鹿島槍」の三役揃い踏み。
このスーパーなランドスケープも、まだ「露払い」のレベルなのです。

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左手には「信濃富士」と「越後富士」。
黒姫山と妙高山、カルデラ外輪山のツーショット。

戸隠連峰に黒姫に頚城山塊に白馬連峰に。
「右も左も」「近くも遠くも」、名峰秀峰のパノラマが広がる絶景ロケーション。
約5分のリフト乗車時間が瞬く間に過ぎて行きました。

7
一発目は高妻コース。
流石に粗めのザラメ雪も、スノーセメントでカチッと締まったパックバーン。
丁重なコースメンテで超フラットなピステン、エッジもしっかり入ります。

しかし「とがっきーA/B」がクローズしているので高妻はポール規制の入る可能性有。
そんな理由もあって最初の30分は此処をメインに回してました。

11
それにしても今日はホントにお山が綺麗♡。
第3から見返る戸隠連峰も素晴らしいですが、

12
やっぱり怪無山頂からの展望が白眉♡。
少し足を止めて、戸隠山景ウオッチング。

14
戸隠連峰最高峰、剣の如くソリッドな山容が美しい高妻山。
右奥の小ピークは「十三虚空蔵」乙妻山、前衛の尾根上ピークが五地蔵山。

15
戸隠連峰中心部.表山群。
左端の鋭敏なピークが八方睨、続いて戸隠山、中央右の台形状ピークが九頭龍山。

貫入岩類や溶岩.火砕岩から形成された山容は雪付きも悪く、遠目から見てもエグい。
もしも戸隠山に「戸隠スキー場」があったなら、毎日死者続出でしょう...。

そして更に棋界な岩峰を誇るのがコチラ(↓)。

16
戸隠連峰.西岳群。
右より鋭角な頂の本院岳と西岳、少し下がって弁慶岳(第一峰).第二峰.第三峰。
「信州山のグレーディング」からも除外された、表山群より更に極悪なバリルート。

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9ː00、高妻は戸隠jrのポールバーンに。
昨日は終日規制のインフォでしたが、今日は告知無しなので午前中だけかな。

18
9:20、そんな訳でチャンピオンへ。
圧雪車をアクセントに戸隠西岳、これもお気に入りの構図です。

19
戸隠のアーデルボーデン、チャンピオン。
セメントの「崖バーン」はE難度、コンタクト保つのが精一杯で落され捲りの滑り。
もー少し緩むまで回すのは止めよっと(軟弱)…。

20
続いてシルバーへ。
正面に聳える黒姫を見てうっとり♥、弓を引いた様な両裾が美しい。

21
同、天を衝く様な鋭頂の高妻。
越水エリアでは第3から最も遠い位置にあるシルバー。
漕ぐアプローチが嫌われてか此処を回すゲストは少なく、9時半回ってもピステンが残っていました。

22
9:55、ボチボチ瑪瑙山に向かいますか。
瑪瑙エリアは春シーズン営業に入り第5が営業終了。
メノウコース/お仙水コースのみが滑走可となっています。

積雪量は未だ豊富、しゃくなげもとがっきーABも充分使えるだけに残念。

23
第3から第6へ。
正面には瑪瑙山頂より延びるメノウコース。

24
第6上部より見返る、戸隠連峰~白馬連峰のパノラマ。
これも「戸隠Photo」お気に入りの構図、絶景哉絶景哉(^^♪。

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左手には高妻、そして金山~焼山~火打山と連なる頚城の山々。

第6を降りると、暫しの間アクティビティ中断。
板を外してノリ面をひと上り、瑪瑙山からの絶景ビューを楽しむ事に致しました。

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瑪瑙山より望む飯縄山。

31
霊仙寺山の稜線奥には毛無山と袴岳、右には北信五岳の一.斑尾山。
これで北信五岳コンプリート。

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高妻/乙妻~金山~頚城三山~黒姫のウルトラView♪。

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見下ろす形で、戸隠連峰表山~西岳群のワイドパノラマ。

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戸隠連峰の南西彼方には、横一文字に広がる北アルプス。
信越名山群や後立山~飛騨山脈の展望が、360°フルスクリーンで広がっています。
「こりゃスキーしてるバアイじゃ無い♥」
  でもって、
「コレだから戸隠は止められない♡」

春晴れの淡青に映える白銀の山々をパノラマウオッチング。
今回のヤマコレ集は後日項立て、改めてup致しまする。
と云う訳で続く。

 

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2022.04.05

●神楽奉舞

春は たしろ  かぐら  みつまた。 

花ぞうち散るころになりても み雪の多くなれしど いとめづらし

うらうらとのどかに照りたる日に 若菜などつむも よろし。

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古は一条帝の御代にも詠われている様に、春と云えば「かぐら」。
本日は白妙の舞台に瑞の赤装束、「雪神楽」を舞って参りました。

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「鼓舞」も散々舞ってきました。

春スキーのシーズンもコブのシーズンも愈々本番突入。
これからのDaySkiは「かぐら詣」の日々が増えそうです。

 

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2022.04.04

●カンキツのキセツ

えー、卯月最初の日曜日は「花冷え」の「春霖」と生憎の空模様。
夜が更けても雨脚の収まる気配は無く、桜散しの雨がしとしとと降り続いております。

そんな悪天候の割にはソコソコの客入りだった武蔵野口の場末のバァ。
商いを終えたのは日付の変わった明け4月4日、25時過ぎでした。

そんな訳で瓦解坂の底からの二次元日誌更新。
本日は久し振りに「スキー」と「ランニング」と「マンボウ」ネタ以外のエントリー。
(BARなのに)珍しくお酒のオハナシで御座います。

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清見ちゃん、只今絶好調🍊。
多種多様な国産オレンジの出回る3~4月、この時期は宇和島産の「清見」をチョイス。
恩州みかん&ネーブル、両方の良いトコ取りのジューシーなタンゴールオレンジです。
毎年4月後半には出荷を終えるので、旬の味覚も残り僅か。

フロリダ産GF🍊もイイ感じ♥。
グレープフルーツも暗黒の季節(11月~2月)を終え、漸くグッドシーズンを迎えました。
先月末からフロリダ産が旬に入り、糖度も9.5~10を推移。
多少の個体差はありますが、高レベルで品質が安定して参りました。

と云う訳で「カンパリオレンジ」に「オリンピック」に「スクリュードライバー」に。
将又「ソルティードッグ」に「ジンソルティ」に「ネバダ」に。
此処んトコ、柑橘系をスクイズし捲りの日々なのでした。

 

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2022.04.03

●戸隠詣

えー、先日3月30日は例に由ってのスノーライフ。
この日向かったのは国内屈指のハイレベル&硬派なゲレンデ「戸隠」。
個人的には上信越エリアの中で五指に入る、お気に入りのスキー場です。

そんな訳でアクティビティ前のイントロダクション。
アルピコの車窓より眺む、戸隠アプローチ風景で御座います。

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牛(バス)に引かれて善光寺参り。
今年は4月3日から「善光寺前立本尊御開帳」、七年に一度の盛儀が行われます。

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浅川東条を左折してループラインへ。
ループ橋には残雪のカケラも無し。

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北郷の里もすっすり雪が消え、春の訪れが近づいています。

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スパイラルを過ぎると眼前には飯縄山。
路傍にも残雪が目立つ様になって来ました。

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飯綱第4。
2019/20シーズンを最後に閉鎖した飯綱高原スキー場跡。

昭和40年の開業以来、長野市街から一番近いスキー場として市民に愛されてきた里スキー場。
1998年.長野五輪にはモーグルの競技会場となり、里谷多英金メダル獲得の舞台となったのは記憶に新しい所処です。
しかしバブル崩壊/長野五輪以降はスキー人口の減少に加え、慢性的な雪不足。
赤字続きで長野市による運営が困難となり民間の運営者を公募するも手を挙げた事業者は無く、55年の歴史に幕を閉じる事となりました。

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第3とEコース。
2020年12月からはスキー場跡地に「飯綱高原づなっち広場」を開設。
お子様連れ家族用の雪遊びの施設として開放されています。

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ダイダラボッチの足跡。
池面の氷結も殆ど融けています。

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宝光社の宿坊街からは九十九折のワインディングロード。
この辺りでは雪壁も1m近く残ってます。

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戸隠中社。
車窓よりお参り、これで両詣終了。

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8:10、戸隠スキー場到着。
さーて、今シーズンの「戸隠FINAL」、ガッツリ滑るぞー。

と、こんな感じの今季33滑目.イントロダクション。
滑走記はまた後日にDemo。

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2022.04.02

●応急措置

!エラー ディスク容量が不足しています
利用可能なディスク総容量 10,000MB ディスク残り容量0.47MB

えー、アップロード容量が一杯になり、写真の添付が出来なくなった弊ブログ。
過去何度かこういう事態はありましたが、その都度プランを変更して容量増補。
ベーシック(2GB)→プラス(5GB)→プロ(10GB)とバージョンアップで対応していました。
しかしココログさんに現行(プロ)以上の大容量プランは無し。
うーん、遂に打つ手無しの袋小路か…。

新しくブログ作るか、もっと大容量のプロバイダに引っ越しするか。
何れにせよ時間も掛かるし、それ以上に手間が掛かる(要約.面倒臭い)。
そんな訳で急場凌ぎの応急措置で対応する事に致しました。

・Niftyに別ドメインで新規登録して、ダミーのココログを無料作成。
・その空き容量を画像のアップロード(置き場所)に使う。
・下書きで保存した記事をコピペ、既存のブログに移動させ更新。

取敢えずコレが一番手っ取り早く、既に対応終了。
と云う訳で、明日から今迄通りのエントリーになりまする。


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2022.04.01

●4月1日からの営業案内

えー、アップロード容量が一杯になり、写真のupが出来なくなった弊ブログ。
暫くは現行HPで文章のみの更新になりまする。

そんな訳で武蔵野口の場末の酒場、今月の営業案内。
4月1日~4月30日までの暫定版で御座います。

・営業時間
 Weekday/19:00~Goodtime  
 (入店ラスト24:00までが目途、運が良ければそれ以降も可)   
 Sunday&Public holiday/18:00~Goodtime 
 (入店ラスト23:00までが目途、運が良ければそれ以降も可) 

・定休日
 引き続き不定休 (基本的には平日を休む心算、日祝は極力開けてます)

4月より営業時間を延長、24時(日祝は23時)までは確実にお店開けてます。
それ以降に関してはノーゲストになった時点で終了。
但し来客がおられる場合はそのまま看板出して商い継続しています。

尚、来店時間ギリギリになりそうな場合は「魚心あれば水心」。
お電話頂ければ融通利かせますので宜しくお願い致します。

それとマンボウ終わりましたので、週休2.5日制シフトも終了。
今月より隔週2日ペースのオヤスミに戻し、真面目にオシゴトします。
(GWの営業に関しては今んトコ未定です)。

最後に、本日のエントリーに「4月1日ネタ」は含まれておりませんので。
かしこ。

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