●2021/22.三十三滑目「戸隠」前篇
えー、丁度一週間前、先週3月30日(水)は年末年始以来の北信遠征。
同エリアでは一番のお気に入りゲレンデ「戸隠」に逝って参りました。
例年なら3月は2~3回訪れる戸隠ですが、今季はどのエリアも積雪量豊富。
白馬やら湯沢やらを回ってと気付けばもう月末、スキー場クローズ迄あと数日です。
そんな訳で今シーズンの滑り納め遠征を急遽決行。
2021/22.WINTER「戸隠ファイル」で御座います。
8ː30、アクテビティスタート。
水色に澄んだ空、眩く降り注ぐ陽射し、穏やかな陽気。
「戸隠FINAL」のオープニングは、春スキーの良い所処を一纏めにした朝でした。
そして「冬晴れ(春晴れ)の戸隠」と云えば、やっぱりコレ。
SUPERB VIEW!!!
山…つーか岩塊、戸隠連峰の巌々とした雄姿。
高妻~九頭龍~戸隠本峰~本院~西岳~P1~P2~P3と屹立する険峻屛風。
そして群峰の途切れる一夜山の彼方には…、
白妙に輝く北アルプス.後立山連峰♫。
ゲレンデボトムからの展望ですら、目を奪われる圧巻の見晴らし
こりゃ瑪瑙山からのパノラマは「絶景ビュー」確定だなっ♡。
「唐松」「五龍」「鹿島槍」の三役揃い踏み。
このスーパーなランドスケープも、まだ「露払い」のレベルなのです。
左手には「信濃富士」と「越後富士」。
黒姫山と妙高山、カルデラ外輪山のツーショット。
戸隠連峰に黒姫に頚城山塊に白馬連峰に。
「右も左も」「近くも遠くも」、名峰秀峰のパノラマが広がる絶景ロケーション。
約5分のリフト乗車時間が瞬く間に過ぎて行きました。
一発目は高妻コース。
流石に粗めのザラメ雪も、スノーセメントでカチッと締まったパックバーン。
丁重なコースメンテで超フラットなピステン、エッジもしっかり入ります。
しかし「とがっきーA/B」がクローズしているので高妻はポール規制の入る可能性有。
そんな理由もあって最初の30分は此処をメインに回してました。
それにしても今日はホントにお山が綺麗♡。
第3から見返る戸隠連峰も素晴らしいですが、
やっぱり怪無山頂からの展望が白眉♡。
少し足を止めて、戸隠山景ウオッチング。
戸隠連峰最高峰、剣の如くソリッドな山容が美しい高妻山。
右奥の小ピークは「十三虚空蔵」乙妻山、前衛の尾根上ピークが五地蔵山。
戸隠連峰中心部.表山群。
左端の鋭敏なピークが八方睨、続いて戸隠山、中央右の台形状ピークが九頭龍山。
貫入岩類や溶岩.火砕岩から形成された山容は雪付きも悪く、遠目から見てもエグい。
もしも戸隠山に「戸隠スキー場」があったなら、毎日死者続出でしょう...。
そして更に棋界な岩峰を誇るのがコチラ(↓)。
戸隠連峰.西岳群。
右より鋭角な頂の本院岳と西岳、少し下がって弁慶岳(第一峰).第二峰.第三峰。
「信州山のグレーディング」からも除外された、表山群より更に極悪なバリルート。
9ː00、高妻は戸隠jrのポールバーンに。
昨日は終日規制のインフォでしたが、今日は告知無しなので午前中だけかな。
9:20、そんな訳でチャンピオンへ。
圧雪車をアクセントに戸隠西岳、これもお気に入りの構図です。
戸隠のアーデルボーデン、チャンピオン。
セメントの「崖バーン」はE難度、コンタクト保つのが精一杯で落され捲りの滑り。
もー少し緩むまで回すのは止めよっと(軟弱)…。
続いてシルバーへ。
正面に聳える黒姫を見てうっとり♥、弓を引いた様な両裾が美しい。
同、天を衝く様な鋭頂の高妻。
越水エリアでは第3から最も遠い位置にあるシルバー。
漕ぐアプローチが嫌われてか此処を回すゲストは少なく、9時半回ってもピステンが残っていました。
9:55、ボチボチ瑪瑙山に向かいますか。
瑪瑙エリアは春シーズン営業に入り第5が営業終了。
メノウコース/お仙水コースのみが滑走可となっています。
積雪量は未だ豊富、しゃくなげもとがっきーABも充分使えるだけに残念。
第6上部より見返る、戸隠連峰~白馬連峰のパノラマ。
これも「戸隠Photo」お気に入りの構図、絶景哉絶景哉(^^♪。
左手には高妻、そして金山~焼山~火打山と連なる頚城の山々。
第6を降りると、暫しの間アクティビティ中断。
板を外してノリ面をひと上り、瑪瑙山からの絶景ビューを楽しむ事に致しました。
霊仙寺山の稜線奥には毛無山と袴岳、右には北信五岳の一.斑尾山。
これで北信五岳コンプリート。
戸隠連峰の南西彼方には、横一文字に広がる北アルプス。
信越名山群や後立山~飛騨山脈の展望が、360°フルスクリーンで広がっています。
「こりゃスキーしてるバアイじゃ無い♥」
でもって、
「コレだから戸隠は止められない♡」
春晴れの淡青に映える白銀の山々をパノラマウオッチング。
今回のヤマコレ集は後日項立て、改めてup致しまする。
と云う訳で続く。