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2022.04.16

●2021/22.三十六滑目「川場」

えー、今週水曜日はオシゴトオヤスミにて、例に由ってのスノーライフ。
この日は珍しく沼田水上エリアのゲレンデはをチョイス。
2015年2月以来の来訪となる川場に逝って参りました。

そんな訳で7シーズン振りの「カワバ滑」、滑走記になりまする。

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10ː10、カワバンガ…、ぢゃなかった「カワバシティ」到着。
因みに「カワバンカ」はGALA湯沢のベースセンターで御座います。

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10ː30、アクティビティスタート。
「おっ、結構雪あるね♬」
シーズンカレンダーでは今週末(4/17)で今季営業終了の川場。
しかし他のスキーエリア同様、多雪に恵まれ四月中旬でも積雪量は豊富。
4月23日(土)~24日(日)の2日間、カーテンコール(追加営業)が決定しました。

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桜川EXより望む、高手スカイライン(CLOSED)。

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同、ジャミンDH(CLOSED)。
共に雪量は豊富も、春シーズンに入りコースクローズ。
白鳥EX/高手ペアも既に営業を終了しています。
個人的には快適クルージングの楽しめる「白鳥~ジャミン」が使えないのが残念。

しかしコレは雪量云々では無く人手不足の問題。
スキー場のスタッフは大半が農業従事者、春になると本業に戻られてしまいます。
と云う訳で索道営業も最小限に減らさざるを得ないのでして。

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ま、今日の本線は「コレ」だからイイんですけどね。

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無名峰ダウンヒルのコブと、

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無名峰トライアルのコブ。
桜川を1本慣らし滑、ゲレンデトップに向かいます。

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10ː50、クリスタルEX。
眼前には「岩ナマコ」の姿が望めます。

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ゲレンデトップには威容(異様)を誇る岩峰が屹立。
上州武尊山.七座の一にて川場スキー場のランドマーク、「剣ヶ峰山」。
溶岩流および火砕岩類で形成された山容は圧巻の一言です。

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クリスタルコース。
トップからは赤城山の雄姿が望めるグッドロケーション。

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ズームにて一写。
左より黒檜山(最高峰)/駒ヶ岳/地蔵岳(溶岩ドーム)/荒山/鈴ヶ岳/鍋割山の峰頭群。

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ザブザブの春悪雪を角付け強めにパラレル回し。
緩斜面が多くスピード繋げるのが疲れますが「意外と楽しい♬」。

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クリスタルEX乗車中は、武尊山~県境山々のパノラマviewを堪能。
剣ヶ峰山の右手には沖武尊~中ノ岳~家ノ串山の緩やかな残雪稜線。

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家ノ串山から尾根伝い、険峻な岩場の川場剣ヶ峰と前武尊。
前武尊から右下がり手前猿岩に不動岳を経て川場尾根が下っていきます。

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ズームにて、川場剣ヶ峰と前武尊の嶮岨な山容。

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前武尊の東奥には沼田市(群馬)/日光市(栃木)の国境稜線。
白根火山群北西端の草津白根山~白錫尾根~足尾山地が望めます。

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白錫尾根をズーム。
左より日光白根山、少し下がった鞍部に白檜岳。
続く頂が二峰重複する形で錫ヶ岳と笠ヶ岳、序で中央やや右に三ヶ峰。

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更にズーム、日光白根山と錫ヶ岳/笠ヶ岳。
手前の川場尾根にはトンガリ岩峰の不動岳(不動岩)。

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白錫尾根を南に進み足尾山地へ。
左手に立突するのは足尾山地の盟主.皇海山、右横には鋸山。
女山~男山となだらかな稜線を伝い、右手の小突起頂群は法師岳/奥袈裟/中袈裟/後袈裟/前袈裟(袈裟丸山)と連なる袈裟丸連峰。 

クリスタルを2本/高手DHを1本を回し準備運動終了。
それじゃ「コブ遊び」に向かいますか。

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11:20、無名峰トリプル乗車。
頭上を見上げると搬器№「1」、初っ端から縁起がイイね♪。
因みに無名峰Tの搬器数は108、煩悩の数と同じです。

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先ずは無名峰ダウンヒル。
上部は乱れたラインの不規則コブ。

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所々にブッシュも散見、最初の1本は地雷確認のスクーリング滑。

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右に折れた下半分は整ったラインのバンクコブ。
但しスキーヤーズレフトの方は茶色のコブ溝が多く、使い難いコンディションでした。

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続いて無名峰トライアル。
写真では判り難いですが、上半分は地雷だらけの「デンジャラス💀ゾーン」。
地表露出を縫ってモーグルバーンへ下りてきます。

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モーグルバーンはコンディション良。
トライアルに較べるとリズムの良いストレートライン、斜度も頃合いで攻め易いコブ。

そんな訳で「コブタイム」スタート。
この日のテーマは「テールの引き付け」と「上体を起こしてトップからミゾに入る」。
でした。

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無名峰Tより、南東の展望。
左に子持山、右に小野子山/中ノ岳/十二ヶ岳の小野子三山を従えて、最奥に榛名山。

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同、真南には赤城山。
眼下には今季の営業を終了した白鳥EX。

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しかし「クソ暑い☀」…。
空色こそ淡い水色も降り注ぐ陽射しは凶悪、ジリジリと肌が焼かれます。
無名峰Tは時速5~6㎞の超低速リフトなので、正面よりそよぐ微風もありません。

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そんな訳で、涼を求めてクリスタル。
時速15㎞の高速クワッド、リフト乗車中に受ける風が気持ちイイ♫。
以降、無名峰を3~4本回し、時折クリスタルを挟むローテーション。

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コレも適度に挟みます。
ブッシュやら茶色い雪やらでソールは汚れ捲り、タオルで拭くと真っ黒。

月山ワックスの白と黒をコルクで伸ばして、その上から雪虎リキッド。
これだけでも滑走性はアップ、4~5本はもってくれました。

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無名峰トップの緩斜コブも、午後にはイイ按配の掘れ具合に。

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ダウンヒルのモーグルバーンは大分深くなってきました。
「疲れる」「暑い」、でも「楽しい」。

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14ː30、トライアルのコブはザクザクのザブザブ。
この日12本目のコブ滑で遂に疲労蓄積「レッドゾーン」突入。
ポジション維持出来ず→後ろに乗って→発射連発。

本日の「コブタイム」、終了でーす(チーン)。

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15ː35、最後はクリスタル×2/白鳥ダウンヒル×2を回して〆。

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おまけ一写。
7年振りの川場、暫く来ない間にリフト券がICになっていました。

と、こんな感じのオヒサシブーリな川場滑。
無名峰のコブも丁度この日辺りがギリギリのコンデション。
融雪進行で今週末にはブッシュの露出も酷くなっている事でしょう。

久し振りに訪れた川場ですが、意外と再評価。
ハイシーズンにはややスペック不足も、コブ滑の時期には結構面白いゲレンデです。
来季は白鳥~ジャミンの生きている3末頃に来ようかな、と。
おしまい。

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