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2022.04.21

●2021/22.三十七滑目「五竜&47」後篇

えー、今週4/17~18のスノーライフは、今冬最後となる白馬遠征2days。
初日のスキー場は過去三季を雪山就労生活で過ごした「五竜&47」。
私めの「ホームゲレンデ」と云える、所縁の深いゲレンデです。

そんな訳で2021/22シーズン.第九次白馬遠征「THE FINAL」。
4月17日(日)の五竜滑走記.後篇です。

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11ː25、アル4からザクザクとハイクアップ、地蔵ノ頭へ。
今シーズン最初の地蔵詣、でもって最後の地蔵詣。
ケルン周辺の雪はすっかり消え「岩場ノ頭」になっていました。

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ケルンの窓より覗き見る白馬三山。
ミヤコ的に云うなれば「額縁白馬三山」てな感じですね。

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ケルンより、斜に構えて五龍岳。

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遠見尾根の登山口側に新アイテム発見。
今季より風力計が設置されていました。

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白馬盆地には残雪の欠片も無し。
仄かに緑掛かった色合いに、春の気配が感じられます。

🍙やら🍌やら☕をBPから取り出し、春の陽光を浴びつつアウトドアランチ。
ピクニック気分で長閑な時間を過ごします。
春スキーならではの緩~い楽しみ方、もうガツガツ滑る季節じゃありませんからね。

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でもって食後は「パノラマターィム」「山ターィム」♬。
五龍岳/白岳~最低鞍部/大黒岳~唐松岳。

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白馬鑓~杓子岳~白馬岳~小蓮華山~船頭ノ頭~白乗。

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雨飾山~昼闇山~焼山~火打山~妙高山。

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妙高山~乙妻/高妻山~戸隠連峰~一夜山~飯綱連峰。

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志賀高原の山々~四阿山~浅間山。

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飯縄山の右奥彼方に薄らと望める、鳥甲山と苗場山。

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一夜山の左奥には毛無山、更に遠望に越後三山。

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頚城山塊の西端にて、標高以上の人気と存在感を示す雨飾山。
稜線左の奥には鋸岳~鬼ノ面山~頚城駒ヶ岳と連なる海谷山塊。

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頚城三山の二峰、左より焼山と火打山。
天狗原山を前衛に、今でも活発に火山活動を繰り返す焼山。
嫋やかな稜線で雪付きが良く、白妙の美しい山容を誇る火打山。

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頚城の盟主.妙高山と、戸隠最高峰の高妻山。
左に中央火口丘の溶岩ドームが最高峰の妙高山南峰。
三日月型に取り巻くカルデラの外輪山西側が三田原山。
右には山域を変えて戸隠連峰、乙妻山と高妻山。

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険峻絶壁の連なる戸隠屏風。
やや重複する構図ですが、奥が戸隠山を主とする表山群。
手前が本院岳~西岳~弁慶岳と続く西岳群。
右手のこんもりとした小頂が戸隠連峰最南端の一夜山。

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戸隠とは山容一変、穏やかな山並みの飯綱連峰。
左の高デッキ山から奥の稜線は霊仙寺山、手前に瑪瑙山と戸隠スキー場。
右に北峰と南峰の飯縄主峰二頂。

アルプス平の「てっぺん」から、ビッグスケールのパノラマViewを満喫。
少し春霞の掛かった山景眺望でしたが、季節を考えれば100点満点の見晴らしでた。

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11:55、リスタートはココを「狙い撃ち」。
グランプリ大町側で行われていたバッチテストは午前中で終了。
滑走規制が解かれるのを見計らってのアクティビティ再開です。
セパレートの内側は検定使用、バーンのザブ化も下地を捉えられるレベル。
2本目まではソコソコ快適(?)な悪雪パラレルが楽しめました。

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以降、コブ遊び再開。
ココのコブはどーも苦手、右端の楽なラインを選びます。

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テクニカルのラインは向かって左端が宜し。

しかし「暑い☀」。
そして「痛い☀」。

正午前から気温はグングン上昇、燦々と注ぐ陽射しは肌にヒリヒリ。
ミドラー脱ぎ捨て、ロンTでのアクティビティとなりました。

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個人的にはココが良い按配。
パノラマ側からグランプリに流れるコブライン。
掘れ具合も程々でリズム/ピッチも良、距離もソコソコ長い。

しかしこのラインを滑るとテクニカルを取れないのが痛し痒し。

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13:30、疲れて来たので一旦下山。
ダイナミックはアクセスの悪さが幸い、意外とコンディション良好。
ゴンドラ使わないと回せないので荒れも少なく、フラットを維持していました。

でも、下がコレ(↓)なので「回す」気にはならないんですよね。

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とおみゲレンデは文字通り「下山路」。
ウッディは雪量豊富も小枝や石ころや茶色い雪やら、地雷が散見。
快適な中斜面のとおみ2に、ハイシーズンの面影は残っていませんでした。

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14時を過ぎるとアルプス平のゲストは目に見えて減少。
オンピステは春スキーの「悪いトコ取りスペシャル」。
「ザクザク」「ザブザブ」の「ボッコボコ」、宛ら修羅の様相を呈しています。
「流石にこの雪じゃねぇ…」

ホント、コレだとコブ滑ってた方が「楽」なのです。

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お気に入りのコブラインも大分掘れて来ました。
コブ溝には吹き溜まりが乗り、板は沈むわ抜けは悪いわ。
誰か一緒にデラ掛けしませんか~。

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さて、ボチボチと切り上げ時かな。
西日を背に受け、紫影の落ちる五龍岳。
武田さんにお別れの挨拶を済ませ、最後の1本に向かいます。

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15ː30、2021/22シーズン.五竜〆の1本はやっぱりグランプリ。
私めの「ホームコース中のホームコース」、今季も450本ほど回しました。

しかしコンデション的にも体力的にもアタックする状況では無し。
重層ザラメの雪砂浜をいなしつつ、怪我しない様に下りてくだけでした。

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15ː40、That's all(寂)…。
春のエスカルは「場内粛トシテ声無シ」、ハイシーズンの賑いが嘘の様な静けさ。
こんな光景からも「冬の終わり」を感じてしまいます。

これにて2021/22WINTER、五竜でのスキーライフ「.(FIN)」。
最後に、索道さん/500マイルさん/フロントさん/圧雪職人さん/パトさん。
そして元上司.同僚スタッフの皆さん、今シーズンも大変お世話になりました。

Later!、
See you around!


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