●2021/22.四十一滑目「月山」
えー、GW期間限定.月山就労日誌/六日目。
一昨日5月2日は「皐月初滑」の「月山滑」。
助っ人オシゴトの中抜けタイムに軽~いアクティビティ。
約2時間のスキータイムを楽しんで参りました。
11:00、ペアリフト乗車。
昨日の雨(深夜には雪)はすっかり上がり、月山ブルーの月山晴れ。
ゲレンデには3~5㎝程度の新雪が乗り、眩い純白の世界が広がっていました。
只、風が結構立っています。
上空にはダイナミックに千切れて荒ぶる雲。
ゲレンデベースでも風速約10m、体感的には-3~4℃に感じる冷え込みでした。
ペアリフトの右手には、銀花満開のブナ林。
(注、今日は5月2日です)
立夏も直前と云うのに、見事な霧氷を咲き誇らせておりまする。
(注、今日は5月2日です)
目を奪われるクール&ビューティーなコントラスト。
サファイアブルーとパールホワイト、大自然の織り成す宝石の風景。
オープニングは沢。
上部はまずまず板の走るコンディション。
しかしコースの先細りする中間部以降は、荒れたバーン+ブレーキングスノー。
1本回して「もうイイや…」。
この日はソロじゃ無くペアでのアクティビティ。
以前からの月山同僚、ハイシーズンは赤倉ヨーデルのスクールで働いてます。
2本目は樹林帯をツリーラン。
彼は「面ツル」を食べたいらしく、シュプールラインの無いトコばかり滑ります。
続いて裏山(通称.裏)へ。
ペアリフトから牛首下方面へ少しハイクアップ。
灌木帯の切れた辺りからペアリフトの左側を取って下駅に滑り下りるフィールドです。
今日の月山は山頂が雲隠れ、御機嫌斜めのオコ顔。
牛首下は手付けずの広大なノートラックフィールド。
垂涎のノートラックですが、こっち下りてくと職場に戻ってこれませーん。
ぱっと見、気持ち良さそうな新雪スロープ。
しかしその実「松脂の混ざったババロア」みたいな雪。
快適には程遠いノッキングスノー、板の走らないコンディションでした。
「ラッセル泥棒」ならぬ「トレース泥棒」。
緩斜面で滑走ラインを外すと、板が止まっちゃいます。
この辺からが斜度が折れて面白い。
眼下には姥沢駐車場~五色沼~月山湖~朝日連峰のビッグスケールパノラマ♪。
下駅直下の急斜面。
此処まで標高下がるとスノーコンデションは更に悪化。
シェービングクリームに接着剤を混ぜた様な「腐れ雪」でした。
南東には蔵王連峰~二口山塊~船形連峰が一望の元に見晴らせました。
ペアリフトより望む離森山、奥に連なる稜線は摩耶山地。
最後は沢のスキーヤーズレフト側のコブを3本回して〆、13時に切り上げました。
因みに今回のGW、月山就労生活は9.5日。
終日フルで滑れる日が2日有るので、滞在期間の半分(5~6日)滑れりゃ満足です。