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2022.05.09

●2021/22.四十四滑目「月山」

えー、GW期間限定「月山雪山籠り」を終え、昨夜東京に帰投。
本日より武蔵野口の場末のバァは営業再開、暫く真面目にオシゴト致します。

「スキー」と「助っ人オシゴト」「夜のスタッフ飲み」で、楽しくも多忙を極めた10日間。
悠長にブログの更新なぞしている暇は御座いませんでした。
そんな訳で溜まりに溜まったエントリーを随時アップ。
5月6日(金)は中抜けスキータイムの滑走記になりまする。

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10:45、下駅とーちゃく。
未だ天候不安定な五月初旬としては珍しく、4日続けての月山晴れ☀☀☀☀
姥沢から僅か7~8分の登坂で「汗ダクダク💦」です゜。
下駅の気温はこの時間帯でも軽く20℃超え、日中は25℃位まで上がりました。
因みにこの日、山形市では30℃超えたとか…。

尚、何時もは縦メの写真を載せる事が多い弊ブログ。
この日は気分転換、趣向を変えて横メの撮影に致しました。

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蒼天と純白のコントラストが眩しい。
コレにブナの新緑が加われば「月山トリコロール」の完成です。

晴れ過ぎて暑い。
そして陽射しが痛い。

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姥ケ岳ゲレンデ~大斜面を

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左手に回り込んで、

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全アングル俯瞰図。
ペアリフトの乗車時間は架け替え前だと10分ジャスト。
天気の良い日はビッグスケールのパノラマを眺めていて飽きる事がありません。

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朝日のお山は今日も美しく。
既にザブザブ雪の沢コースはスルー、

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トラバースしてコブラインに向かいます。

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沢のノリ面コブから、

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沢スキーヤーズレフト側のコブ、

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ブナ林サイドのコブ。
昨日は雑な滑りに終始、滑りのメカニズムを崩してプチスランプに嵌った私め。
この日は基本に立ち返ってポジショニングと雪面コンタクト、外足荷重を意識。
ズレを多用し足元でのスキー操作、中低速で丁寧な滑りを心掛けました。

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うーん、好天過ぎて悪天候…。
「春晴れ」でも「五月晴れ」でも無い、盛夏のカンカン照り。
風もピタリと凪、凶悪な陽射しが肌に突き刺さります。

因みにGW中、この日(5/6)が「最も暑い月山」となりました。

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霊峰月山に平伏礼拝拝、雨乞いをする人々。
…な訳は無く、BCバックにボード装着しているだけです。

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そんな連日の快晴で、線下の雪はみるみるうちに融け、

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ブナの若芽は綻び出し、

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ニッコウキスゲは葉を広げ始め。

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ショウジョウバカマは花を咲かせています。

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アヒルちゃんも日向ぼっこ。

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索道さんも雪入りに大磯河岸。
入れても入れても直ぐに踏まれて融けちゃいます。

でもって、これだけ暑いと心配なのが沢コースのコンディション。
大斜面が使えない今シーズンは必然的に沢が酷使、雪の減りも例年に無いペースで進んでいます。

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昨日まで生きてたコブラインは、所々で立木が出現、

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コブ溝には小枝がコンニチワ、

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昨日通れていたトラバース路も遮断寸前。
明日は塞がってるだろうな…(※YES.塞がってました)。

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この日はYTSが取材に来られてました。
「今年の月山は如何ですか?」
「どもこーも、大斜面使えねーと話になんねぇっす」
てな受け答えでしょうかね。

この日は余りの暑さに「暑気負け」気味、1時間半/6本回して早期撤収。
翌日はオフ日で終日滑れるので体力温存する事に致しました、とさ。
おしまいのつづく。

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