●2021/22.四十五滑目「月山」
えー、GW期間限定.月山就労&スノーライフを終え、帰投二日目。
本日は5月7日(土)の月山滑走記で御座います。
この日は助っ人オシゴトお休みで、終日のスキータイム。
日中フリーに滑れるとは云え、朝と夜はヘルプのお仕事に勤しむ月山滞在。
朝イチからのアクティビティはGW中初めてなのでした。
7:40、出立準備完了。
下駅まではスノトレ靴で登板、ブーツとストックはブーツケースに収納。
その他所持品は「レイヤー用の替えシャツ」「ウォーターボトル」「シリアル/ジェル系の補食」「リキッドと固形ワックス」「アロエとリップクリーム」。
以上、初夏スキー用の「月山セット」です。
今日もドピーカン、月山ブルーの月山晴れ。
早朝時点で気温は11℃、これで5/3から5日連続の☀☀☀☀☀。
ガス/雨or雪に祟られる事の多い5月上旬としては、珍しい好天続きです。
8:00、ペアリフト乗車。
営業が始まってもリフトに向かうゲストは無し
身内なので遠慮してたのですが、。折角なのて一番乗りをゲット致しました。
因みに搬器№は末広がりの「88番」、何かイイ滑りが出来そうだゾ♪。
鱗片から萌黄の若葉を綻び出していました。
あと数日もすれば瑞々しい新緑に彩られる事でしょう。
貸切タイムのペアリフトより望む姥ヶ岳~大斜面の広大なフィールド。
無人のゲレンデを眺めるのは、何処のスキー場でも気持ちのイイものです。
程好く締まったザラメ雪はスキーの走りも良好。
レーン2本幅の圧雪部は多少(?)の段差や轍跡はあるももの、荒れてないのでコンタクトが取り易くスムーズにターンが繋がります。
何より朝イチバーンは、ザブザブ雪&ストップ雪じゃ無いのが有難い。
ペアリフトに乗車されるゲストの半数は山屋さんとBC屋さん。
オープニングタイムの沢を回すゲストは意外と少な目。
荒れるのも遅く、フラットなコンディションが3~4本楽しめました。
何だか今日はコレで元の半分取った感じ♡。
沢を横断してペアリフト側のコブをザッピング。
前々日にプチスランプに陥ったコブ滑ですが、昨日は基本に立ち返りトレーニング滑。
その甲斐あって滑りの調子は復調気味、今季掴み掛けてたコツも思い出してイ感じ。
3~4本滑る毎に水分補給と一服🚬の小レスト。
この日も最高気温は20℃超え、春スキーつーより夏スキーの炎天下アクティビティ。
それでも昨日に較べほんの少し微風がそよぎ、体感的にはマシに感じる暑さでした。
10ː35、板を担いでTバーへ。
今年のTバーは乗り場が低くて助かるなぁ(※それでも登坂5分)。
10ː50、ハイクアップして姥ヶ岳へ。
此処まで上ると牛首~月山は指呼の先。
残念ながら鳥海山は春霞のヴェールに覆われ、幽かに望める程度でした。
お気に入りの休憩場所&フォトスポット。
木道の突き当りにある三角点、正面には朝日連峰の雄大なパノラマが広がってます。
この日は高湿でぼんやりとした稜線眺望、クリアな見晴らしとは参りませんでした。
朝日連峰.中核部。
左より小朝日岳/大朝日岳/中岳/西朝日岳の主峰四頂。
赤見堂山を前衛に、朝日連峰北端の雄.以東岳。
姥からストップ雪のナチュラルバーンを下り、Tバーを回します。
何本かの酷いクラック。
Tバーのスキーヤーズライト側も滑走エリアに制限掛かっています。
観光Tのコブラインは未だ育成途上。
ココはもーちょい掘れた午後を狙おっと。
(※Tバーは13時にトラブル発生で運休、結局回せませんでした)
そして予想以上…つーか予想外の展開。
この日の雪が、まぁ兎に角「汚い」。
ソールにはタールの様な汚れが付着、正体は油脂成分たっぷりのヤニ(樹脂)。
此処数日の快晴続きで融雪が進み、汚れの沈殿した層が現れたと思われます。
直塗りワックスは全く役に立たず、リムーバーとスクレーパーが必要なレベル。
「ストップ雪」と「ストップ板」の極悪コラボとなってしまいました。
取り敢えず応急処置してランチ取って、戦線再開。
トラバース→短コブ→トラバースを経て、ブナ疎林帯のコブ。
この日から大斜面のボトムにシャローなバンクコブが造成。
其処を使って下駅に至る「コブ三昧」のコース取りです。
15時回った所処でペアリフト回し、丁度20本目。
疲労蓄積から滑りの質も悪くなったので切り上げと致しました。
10日間の月山滞在も、明日5月8日が最終日です。
おしまいのつづく。
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