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2022.06.07

●2021/22.五十一滑目.FINAL「月山」後篇

「嗚呼、遂にこの時が訪れてしまった  ( ノД`)ウウッ

先週5月31日~6月2日は第二次月山遠征、最終日。
今季51滑目のスノーライフは、2020/21シーズン「滑り納め」。
7
ヶ月間に及んだスノーマッドな日々も、この日を以てピリオドとなりました。
そんな訳での「THE FINAL」、滑走記.後篇で御座います。

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最後の日に相応しい、突き抜ける様な青空。
6月2日は早朝から絶好のスキー日和に恵まれた月山。
しかしこの「月山Blue」は、オープニングから3時間と持たないのでした。

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10時を回ると俄かに掻き曇り。
鼠色の雲が覆う曇天模様となって参りました。
この日は午前中、しかし午後はで山形県全域が雷雨⚡の注意必要との予報。
うーん、天候下降線になるのが少し早いなぁ…。

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Tバーからはアンカーを打つ鉄鎚の音が聞こえて来ました。
観光Tは少し遅れて10時から営業スタート。

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それじゃ上りますか。
初日/雨とガスで運休、二日目/運休日。
今回の遠征、Tバーを使うのはこれが初めてです。

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10:30、観光T(鶴さんT)乗線。
しかしこの時間帯からポツポツと濡つ雨雫。
降ってるか降ってないか解らない程度の細雨ですが、何だか嫌~な予感。

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月山にも怪し気な鈍色の雲が迫って来ました。
こりゃホントに天気がヤバい鴨。

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Tバー回しは一旦保留、そのまま日野Tへ乗線します。
今シーズン最後の日、折角だから姥は踏んどかないとね。

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雪原から木道に入り「ガッチャガチャ」とヨチヨチ歩き。
足首固定だわ、バランス悪いわ、振動大きいわ、兎に角歩き難い。
スキーブーツは木道歩く様には作られてないのですよ…。

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10:40、姥ヶ岳とーちゃく。
指呼の先に聳える霊峰月山、残念ながら鳥海の姿は望めず。
北西からは陰鬱な黒雲が迫っており「ゴロゴロ…」と雷鼓が響き出して参りました。

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こりゃ、のんびりしてられないな…。
お気に入りの休憩ポイント、△点より望む朝日連峰を一写。
朝日の山々にも稜線に雲が掛かり、クリアな見晴らしとは参りませんでした。

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滞在時間3分で山頂撤収。
こんな場所で雷雨に遭っちゃ、溜まったもんじゃありません。
姥周辺はスプーンカットの出来損ないも、スキーは良く走りました。

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10:50、下駅に下りて来ると同時に雨足が本格化。
うーん、「Good timing」の「Bad Condition」…。

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瞬く間に「ザーザー降り☂☂☂」…。
流石にこの状況で滑る気にはならず、雨が収まるのを待つ事に致しました。

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早めのランチは、月山味噌ラーメン(サービス大盛)。
20分程しても雨の収まる気配は全く無し。
「うーん、今日はコレで終わりかも…」
「うーん、今シーズンの滑り納めがコレかぁ…」

と、落胆と諦念に暮れていると…。

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1125、「雨過天晴」
瞬く間に雨雲が引き、@云う間の天候回復。
この極端な天候乱高下、ある意味「月山らしい」一日です。

濡れ鼠のゲストからは「やっぱり月山」「月山舐めてた」なぞと云う声がチラホラ。

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11:40、嬉々勇躍アクティビティ再開。
昨日に引き続き昔の同僚と、ビデ撮りしつつのコブ滑。

しかしこの青空も30分程すると…。

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再び曇天の曇り空に。
時折ピンストライプの雨が落ちて来ますが、降ったり止んだりの繰り返し。
ウェアが濡れる程では無く、滑走に支障は有りませんでした。

この日は帰途の都合もあり、ゲレンデ滞在のリミットが13:30。
雨上がり後の1時間半は「通し」でコブ遊びを続けます。

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13:10、遂にシンデレラタイム。
ラスト1本の前に遥拝所に御挨拶、残念ながら月山は雲の中でした。

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さーて、今シーズン最後の1本。
ノリ面→ブナ林側のコブラインを繋ぎ、

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大斜面ボトムのコブでフィニッシュ。
アクテビティは実質此処で終了、あとは下山路を下りてくだけです。
「あーあ、終わっちゃった(悲)…」

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下駅食堂の知人に挨拶を済ませ下山。
サヨナラ下駅、また来年ね。

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13:40、終戦。
ビンディングからブーツを外し「2021/22.SNOW SEASON」もピリオド。
毎年の事ながら、この瞬間ってスゴく切ないんですよね。

しかしペーソスな感傷に浸ってる時間の余裕はありません。
この後は急ぎ着替えて、荷物のパッキングして、旧職場の方に御挨拶。
14:20発の町営バスに乗らなくてはなりません。

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14:15、「It's over, after all」。
今季のラスト一写は、姥沢より望む月山スキー場。
大斜面さえ健在ならもう一回くらい訪れたいのですが、それも叶わず。
沢の残雪量を考えると架け替え前が潮時、今季は諦める事と致しますかね。

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姥沢より西川へ向かうバスは、シーズンオフへの直行便。
車窓より望む114号の残雪、間近に雪を見る事も当分の間ありません。

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15:10、西川BS到着、此処から仙台へ移動。
杜の都で今シーズンの打ち上げ宴、「カキ祭り」の「ホヤ祭り」が待ってます。

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18:30、「ふう、飲んだ食った♬」。
それじゃ新幹線乗って帰りますか。

と、こんな感じの2021/22WINTER&SPRING、最終滑。
これにて7ヶ月に亘る「タイト&ハード」なスキーマッドの日々も終了。
毎年の事ですが「至福の季節」は@云う間に過ぎ去って往くものです。

そして今季の滑走リポもこれに最後。
次回のエントリーは「プレ初滑り/狭山」、恐らく11月中頃となるでしょう。
あ、その前に「GALA」か「かぐら」のサマーゲレンデがある鴨ね。
おしまいのおしまいの「お終い」。

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