●月山納めの儀 (終冬式)
えー、丁度一週間前の6月2日は今シーズンの「滑り納め」。
この時期に国内で滑れるゲレンデは一択、例に由って月山での〆滑となりました。
そんな訳での2021/22.THE FINAL、エピローグ。
「最後の日」の「最後の1本」の前に、出羽三山は月山神へ御挨拶。
毎冬(春?夏?)恒例の神事、「月山納めの儀」でシーズンを締め括る事に致しました。
13:00、今シーズン最後のリフト乗車。
「これで今シーズンもお終いかぁ…」。
15分の空中散歩は一寸ペーソスな心持、ブナの新緑が目と心に沁みる…。
最後の1本へ向かう前、毎年恒例のルーティン。
ペアリフト上駅の姥ヶ岳休憩所に立ち寄ります。
姥ヶ岳休憩所。
昔は上駅食堂が設けられており、軽食や喫茶が出来ましたが大分前に閉鎖。
現在は無料の休憩所となっています。
建物の奥には月山神社遥拝所。
本宮(1984mの月山山頂)への登拝が叶わない参拝者の為、昭和58年に勧請創祀。
月山神社の主祭神、月読命の御分霊が祀られています。
奉殿にて、チャリーン→ガラガラ→パンパン→ペコリ。
お賽銭は出羽「三」山なだけに「30」円。
信心の足りない金額ですが、願い事は沢山御座います。
来シーズンも大雪に恵まれます様に。
来シーズンも怪我無く楽しく滑れます様に。
来シーズンはマスク無しで滑れます様に。
来シーズンは更に上手くなります様(特にコブ)に。
来シーズンはクレパス出ません様に。
参拝を終え、シーズンラストの1本へ。
お参りした御利益か、最後はイイ感じのコブ滑にて〆。
と云う訳で白馬/湯沢と続いた「滑り納めの儀」、三部作の終。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2022/04/post-8477ae.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2022/05/post-07a1c0.html
そしてこの「月山納めの儀」が、今季の「終冬式」となるのでした。
嗚呼、雪の季節よサヨウナラ。