●夏野菜
えー、昨日も今日も明日も「危険的な暑さ」の続く此処トーキョー。
日中はアスファルトを熔かす陽射しの注ぐ、極悪灼熱の猛暑。
夜になっても気温は一向に下がらず、暁暗刻にやっと最低気温28度。
要するに「寝てる時間」以外は殆ど30度超えの熱帯地獄で御座います…。
そんな酷暑だからって訳ではありませんが、先月末よりお店のチャームが期間限定で一品追加。
尤もウチは「アペリティフ」or「ディジェスティフ」を提供するバァ。
「乾きモノ」以外のフードをラインナップするのは極めて珍しい事です。
夏野菜のピクルス。
谷中生姜/茗荷/新玉ねぎ/胡瓜/ズッキーニ。
漬汁は米酢に水を足し砂糖と味醂で味を整え、軽くひと煮立ち。
香味のスパイス(ローリエ/ブラックペッパー/鷹の爪)は直ぐに引いちゃいます。
隠し味には白ワインとシャルトリューズ、そしてペルノ。
元々コレは私めの自宅用、毎年「夏の常備食」として漬けておりました。
ただ、春先の「フキノトウのピクルス」が思いの外好評だったので、小分けしてお店に持って来たものです。
そんな訳で気紛れにスタンバイしている盛夏の滋味。
食べたい方は「ピクルスよこせ」とでも仰って下さいな。