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2022.11.29

●「小江戸川越ハーフマラソン2022」後篇

えー、一昨日参加の「小江戸川越ハーフマラソン2022」後篇。
レースリポートと大会アフターの部で御座います。

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先週の上尾シティで40歳代以降のベストタイム「1:21:07」をマーク。
今秋の走活ローテ自体も「諏訪湖→手賀沼→上尾」と右肩上がりの好調。
仕上がりはピークに近づき、そして今回はタイムの狙い易い小江戸川越。
自信満々でレースに臨む筈、でした。

しかし「好事魔多し」と云うか「気の緩み」と云うか…。
レースの四日前に少し体調を崩してしまいます。
大事には至らず金曜日には回復するも、矢張りコンデションは大幅ダウン。
前日に10㎞ジョッグで調子を確認しますが、身体のキレは今イチ…。

それでも今回の目標タイムは2013年に出したコースベスト(1:22:36)更新。
「㎞/3:53」のラップ設定なら、今秋の調子からして然程無理の無いペース。
病み上がりっても風邪の初期症状で発熱は無く「まぁ何とかなるだろう」。
なーんて甘い見通しでレースに臨みました。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

そんな訳でハーフの部.第1ウェーブは8:30にスタート。

小江戸川越のコースレイアウトは前半勝負型。
スタート~北環折り返しの前半部(約10㎞)が「フラット」&「目視で解らない程度の微下り」の構成。
この気持ちの良いスピードコースを「㎞/3:50」を基準に押し続け、タイムを稼ぎます。
そして北環状線を右折、鯨井エリアを周回する11~16.5㎞区間がレースの「キモ」。
大小の渡橋が4つ続くアップダウンエリアで、ペースダウンを最小限に粘り、北環状線に戻ってラスト4.5㎞。
新コース「跨線橋のアップダウン」がラスボスに控えていますが、モチベーションの持てるタイムを保っていれば気持ちで押し切れる難度/距離です。

しかしそんな青写真を吹き飛ばしたのが、早朝から風吹く「秩父颪」。
風速5~6m/sの北西風、向かい風を受けると身体を煽られる強風です。
病み上がりに加えてこの悪コンデション、スタート前の時点でレースプランを変更(下方修正)すべきでした。

実際にプラン通りのレース進捗が出来たのは5㎞まで。
スプリットこそ設定通り(5㎞/19:19)も余裕全く無し、足も心肺も既に目一杯。
先週の上尾シティとほぼイーブンペースの入りも、疲労度が段違い。
但しこの区間は強風の影響を受けておらず、体調不良の影響に因るスタミナ不足。
ハーフとは云え、マラソンを舐めて掛かった罰を受けた感じです。

そして神明町交差点を左折すると、秩父颪がお出迎え。
斜め前からの逆風パートに入り、以降のラップは㎞/4分台(4:01→4:03)に失速。
この時点でレースプランはオシャカ、早々に諦めモードに入ってしまいます。
更に今成2交差点から北環状線に入ると「向かい風直撃」の風向き。
此処の直線パートで㎞/4分10秒台を3連発、敢え無く「終戦」となりました。

レース中盤で目標喪失すると気持ちも折れてしまい、あとは一気に崩れるだけ。
7㎞以降は後ろから来るランナーにゴボウ抜かれ、追走する「アシ」も「ハート」も残っていません。
以降「押せず」「粘れず」「無理せず」の専守防衛に終始。
入間川(平塚橋)×2と小畔川×2の渡橋パートが容赦無い追い打ちを掛けます。
何時もなら力を貰える鯨井中の応援も、殆ど耳に入りませんでした。

入間川西岸の周回区間を終え、北環状線に戻って漸く逆風とサヨウナラ。
追い風の恩恵もあり多少はペースを取り戻します。
それでも3分後半~4分前半のラップを維持するのでカツカツ。
「立て直した」ってレベルじゃありません。

兎に角「苦しい」「辛い」「早く辞めたい」のネガティブメンタル。
失意と諦念の中、何も出来ずのフィニッシュとなりました。

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ネットタイム 1:25:36(㎞/4:02) グロスタイム 1:25:42
・種目別順位(ハーフ男子50
歳代) 15位/1100名

・総合順位(ハーフ総合) 181位/5062名

グゥの音も出ない「大惨敗」でした…。
内的要因(体調不良)、外的要因(強風)があったものの、まさか25分台叩くとは。
結果以上に内容が悪過ぎ、前半早々にガス欠/中盤立て直す事は出来ず/ズルズルと失速、無抵抗状態のままレースを終えてしまいました。
正直、2日経った今でもメンタルは凹んだままです。

鱈レバーの話として「体調万全で」「抑え目のレースプランでも」このコンディションでは23分台が精一杯だったでしょう。
油断と過信が招いた結果、まぁ「身から出た錆」って所処ですかね。

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川越の湯でリフレッシュ。
レース自体は目一杯の走りに至らない、低スコアでの完走。
身体のダメージはそれ程残ってませんでした。

♨上がりの後は反省会と観光を兼ね「一人小江戸川越マラソン(5㎞の部)」。
大会コースの前半部をトレースする事に致しました。

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ハーフ1.5㎞地点、川越西郵便局。
水上公園通りを左に折れ、川越市街中心部に向かいます。

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ハーフ1.8㎞地点、月吉陸橋。
JRと東武線をオーバーパスする跨線橋、勾配は比較的緩やか。
因みに第1回大会(2009年)のコースは往路と復路の2度、この陸橋を通っていました。
第2回大会以降は現行のコースとなり、往路のみの使用となっています。

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ハーフ3.2㎞地点、連雀町交差点を左折。
この日の川越は季節外れの暖かさ、日中は半袖Tでも大丈夫な陽気でした。

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川越名店街を直進。
昭和の匂いが色濃く残った商店街、観光色と地元日常色が交わった趣です。

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ハーフ3.5㎞地点、仲町交差点。
此処から札の辻までが川越一番街。
通称「蔵造りの町並み」と呼ばれる、川越観光のメインストリートです。

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マラソン関連の施設は撤収済み、蔵の街は多くの観光客で賑わっています。
ただ何時の日曜日と一寸違うのは、ランニングスーツやジャージ姿の方々が目立つ事でしょうか。

本来城下町だった川越ですが、近代以降はいち早く商業都市へ転換。
蔵造りの商家や民家が多く建てられてる様になりました。
亦、旧八十五銀行本店に代表される西洋建造物も数多く建造。
和洋の近代建築が見事に融和した、独特の景観を醸しています。

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埼玉りそな銀行.川越支店(旧八十五銀行本店)と小林家住宅。
1918年(大正7)建造、ランタン付ドームを階上に施したルネサンス風の塔建築。
装飾華美に走り過ぎずシンプルに纏められた意匠、明朗な軽快さを感じさせます

小林家住宅は1893年(明治26)の建築。
現在は「くらづくり本舗」さんに貸与され、和菓匠.一番街店として活躍中。

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川越のランドマーク「時の鐘」。
寛永年間より続く鐘撞堂、現在のものは1893年(明治26)再建の4代目。
左手前の蔵造り建物は明治28年建造の滝島家住宅。
今日でも酒屋「熊野屋」さんとして現役バリバリです。

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ハーフ3.9㎞地点、札の辻を右折。
川越城通りに入り、川越市役所~郭町に向かいます。

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郭町交差点を左折、川越氷川神社の門前へ。

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ハーフ4.7㎞地点、川越氷川神社南門前。
小江戸川越マラソンの開催日は、毎年「七五三」の真っ只中。
千歳飴を持った詣帰りのお子さんも多く見られました。

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氷川神社から裁判所前を経て、川栗線に戻ります。
国や県/市指定の文化財ではありませんが、何気無く並ぶ瓦屋根の木造商家や居宅。
「小江戸」と云うより、ノルスタジックな「昭和」の香りを感じさせます。

左の角店は明治初期建造の旧梅原菓子店、現在は旭舎文庫となっています。

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大銀杏の黄葉が見事な東明寺。
マラソンコースから少し奥まった場所にあり、レース中は視界に入りません。
境内には川越夜戦古戦場跡の石碑が建っています。

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新河岸川を渡り、川栗線を北進。
この辺りまで来ると観光エリアからは大分遠ざかり、雑多な喧噪もありません。

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ハーフ5.6㎞地点、神明町交差点。
「一人小江戸川越マラソン」アフターラン5㎞の部は此処でフィニッシュ。
レースは交差点を左折しますが、右手を進み目的地へ向かいます。

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やっぱり〆は此方。
第1回大会から毎年御邪魔してるオキニの鰻屋さん。
観光エリアからは遠く離れているので、「食べ●グ」的な行列や混雑もありません。
程好くユルく、程好く凛とした雰囲気、居心地の良いお店です。

そんな訳で鰻をアテにオツカレ麦酒🍺。
低調な結果でブルーグレーだった心持ちも、少しは晴れて帰途に就いたのでした。
おしまい。

 

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