●2022/23.二滑目「ハンタマ」
えー、先週12月15日(木)は、今シーズン屋外ゲレンデ「初滑り」。
今季は雪の降り始めが遅く、何処のゲレンデも雪不足。
例年より1週間~10日程遅れての「シーズンイン」となりました。
しかしOPENしているスキー場も、先週の半ば時点で滑走コースが1~2つ程度。
・ウォールしか滑れない「ハンタマ」か。
・実質バイオレットしか滑れない「丸沼」か。
・じゃがいもだらけでガタボコの「かぐら」か。
ゲレンデチョイスが悩み所処も「空いてる」のと「トレーニング向けの斜面」を重視。
向かった先は栃木県那須塩原市「ハンターマウンテン塩原」で御座います。
10ː30、ゲレンデイン。
この日はツアーバス使ってのアクセス、遅めのゲレンデインです。
スキー膝枕の図。
ゲレンデボトム(ブロードウェイ)は薄皮一枚の人工雪が乗ってるだけ。
リフト乗降口にも雪入れは出来ず、板外してのリフト乗車。
パークアベニュー(×)。
下山ルートを確保する為、物量(人工降雪機)はウエストサイド~セサミ~ブロードウェイに集中投下。
ゲレンデ北側のコースが滑走可能になるのは当分先となりそうです。
(※上記下山コースはこの翌々日、12/17より滑走可能となりました。)
ウォールストリート到着。
この日の主戦コース、つーよりオープンしてるのはココだけ。
例年なら、この時期は隣のマディソンも滑れるんですけどね…。
回せるリフトは第3ペアのみ。
必然的にゲスト集中も、待ち時間は最長5分程度と想定内の混雑。
地元周辺の方々は、コンディションの良い午前中で切り上げられた様子。
正午をピークに混雑は緩和、午後には2~3分の乗車待ちとなりました。
2022/23シーズン、屋外ゲレンデ「1stRUN」。
サマーゲレンデ(かぐら)や屋内ゲレンデ(狭山)を除けば、6月の月山以来のSKIING。
シーズン1本目のアクティビティは毎年の事ながら「ワクワク」「ドキドキ」。
逸る気持ちを抑えつつ、中低速のプルークから入ります。
雪質は人工雪+硫安コラボ独特の「ザラッ」としたセメントバーン。
コース距離は600mと短いものの、MAX25°/ AV20°と頃合いな斜度。
むくり/片斜などの無い均一なフラットバーン、シーズンインの足慣らしには丁度良いレベルです。
この日が滑り初めの方も多い事でしょう。
やっぱりスキー(スノボ)は楽しいよね。
そんな訳で、此処で今年のキャッチコピー。
「冬を取り戻すんだ」。
この日はシーズンイン恒例行事、滑走勘を取り戻すトレーニングがメイン。
プルークで外足荷重/体軸の重心位置/足裏の加重ポイントを確認しつつ切り替えはストレッング、慣れてきたら腰/大腿の外旋を加えパラレルに移行。
次はスキーのラディウスに逆らわないターンサイズで、ワイドスタンスの中回り。
ターン前半はスキーを外にズラし左右の重心位置を確認、中後半はレールターン。
2時間もすると次第にフィーリングを取り戻し、徐々に速度域を上げて行きます。
日光のお山もクリアに望める様になって来ました。
南西には日光三山(男体山/女峯山/太郎山)を中核とする日光連山。
その右端には日光白根山が座してますがガスで眺望は利かず、残念。
因みにこの4日後は、あの裏っ側(丸沼高原)で滑ってるのでした。
例年ならとっくに滑れる時期も、未だクローズ中のマディソン。
滑走可能コースが「1」と「2」ではバーンの荒れ進行が大違い。
なんて思いつつ一服、小休止していると…。
「那須颪🌀」…。
13時頃から風速4~5m(時折7~8m)の強風が吹き始めました。
北西の吹上げ風はゲレンデボトムからトップに掛けての滑走逆風。
スキーが走らなくなって困りモノです。
第3ペアも減速/停止を繰り返しての運転。
気温は-3~-5℃程度も、風に叩かれ体感的にはそれ以上の冷え込みです。
「うーん、足裏と手先の感覚がヤバくなってきた...」。
やっぱりシーズンイン直後、身体が寒さに慣れていません。
コース荒れも大分進んで来ました。
トップ部は階段状の変な凹み方、下地の氷雪が露出。
コース下部は人工雪の表雪が削られ、ザラメの層が厚くなってきました。
降雪量自体は非常に少ないハンタマ、基本スノーマシン中心のゲレンデ作り。
云っちゃえば「ゲレンデ全体が人工スキー場」みたいなものです。
15ː10、撤収。
12月中旬のハンタマは営業時間が短く、第3Pは15時で運行終了。
この日はウォール回し×27本のアクティビティでした。
リフ下が意外と荒行。
向かい風に晒され身体カチコチ、寒い…つーか痺れる。
以上、今季の「板初め」は35周年を迎えたハンタマからでした。
と云う訳で「2022/23.WINTER」本格的なシーズンイン。
これから6月(下手すると7月)迄、「スキー時々オシゴト」「オシゴト時々スキー」。
タイト&ハード、そして至福の季節が続くのでして。
おしまい。