« ●交通封鎖(※1月20日/15~16時 中野区中央2) | Main | ●SIGNET »

2023.01.30

●2022/23.十五滑目「白馬五竜」

えー、先週1/23~25の三日間は「第三次白馬遠征」。
二週間振りにホームゲレンデ白馬五竜で滑って参りました。

今回の遠征、当初は1泊2日のスケジュール予定。
しかし二日目に爆弾寒波襲来、朝から深夜まで終日の大雪です。
雪不足の白馬で久し振りの纏まった降雪、これをスルーして帰るのは悔いが残る。
悩んだ結果一日延泊、翌日の「Pow祭」参戦決定。
帰東を一日延ばす事に致しました。

そんな訳での「プラス1」、最終日1月24日(水)の滑走記で御座います。

Dsc03474
7:00、地吹雪荒ぶ神城の朝。
風速はMaxで約12m/s、向かい風受けると目を開けてられない位。
里でこの状況、果たしてリフト/ゴンドラは動くのか?。
「うーん、こりゃ昨日帰っときゃ良かったかな…」。

Dsc03475
7:35、何時もより30分遅くゲレンデイン。
どーせテストと暴風でゴンドラは営業開始遅れるので(つーか動くのか…)、朝イチから並んでも無駄。
今朝の狙いは「いいもりPow」なので、この時間で充分です。

Dsc03476
定点観測、思ってた程は積もって無い…。
山麓ベースでは積雪量15~20㎝と云った所処。
スカイ4が試運転しているのを見て一安心、取敢えず「索道全滅」は避けられました。

Dsc03477
今日の愛機。
久し振りにエランの「RIPSTICK 106」をチョイス。
500マイルさん一押し、しっかり強めなパウ板です。

Dsc03479
8:05、スカイ4からコスモ4へ。
大雪だと15~30分程営業開始の遅れる事の多いコス4。
そんな心配は杞憂に終わり、リフトは定刻に動き出していました(ホッ)。

Dsc03484
コスモの線下では、

Dsc03486
既にパウ祭が、

Dsc03489
絶賛開催中!。
DEFENDER(大町側)は約10㎝、DISCOVERY(小谷側)は約20㎝の新雪堆積。
完全リセットとはいかない雪量で、下地のガリ感は否めません。

特に不整地のDISCOVERYはスキーを潜らせると「ガッコンガッコン」と底付き。
Deepな浮遊感を得るには至りませんでした。

Dsc03490
これはパウ祭…では無く「パウ撮影」。
この天気なのでスノナビさんもいいもりで張ってます。

Dsc03493
小谷側を2本、

Dsc03499
大町側も3本回す、ブレックファーストタイム。
底付きガリガリですが、まぁ美味しいトコは食ったし満足♪。

Dsc03491
8:50、新雪狙いのゲストも大分増えてきました。
この時点でノートラの食べ残しは殆ど無し、モサグサPowのコンデション。
早起きは三本の得、やっはり朝パウは早いモン勝ちです。

5本回した所処でいいもり撤収。
ゴンドラが動き出してる事を願いつつ、テレキャビンに向かいます。

Dsc03500
しかし「読み違えた(ガーン)…」。
早くても1時間は運行遅れるだろうと読んでいたテレキャビン。
所処が予想より早く8:45頃に営業を開始していました。
うーん、コレだとエキスパートのファーストトラックは食われちゃうな…。

尚、ゴンドラに行列を成すゲストは8割方オージーの皆様。
この翌日はAustralia Dayなのでした。

Dsc03501
キャビンより望むグランプリ。
この強風気象下、運休中だろうな~と諦めていたアル3が動いてます。

でも1本目はグランプリをスルー、狙いはダイナミックからエキスパートです。

Dsc03502
エキスパート。
ディープパウ時には恍惚のコットンスノーも、いいもり同様積雪量が薄い。
「ガリガリ」「ボコボコ」の硬い底付き、至福の一本とは参りませんでした。

Dsc03503
9:15、も一度キャビン乗車。
エキスパートは最初の1本だけでイイや。

Dsc03506
9:25、今度はアル3回し。
サイドカントリーの目星いラインは粗方食われてますが、食べ残しを頂き。
パノラマ側から疎林脇の沢を落とし込み、線下のオフピを攻めてました。

Dsc03509
一枚バーンはピステ上に5~7㎝乗ってる程度。
グリップは下地に充分届き、レスポンスもしっかり。
スラ板や基礎板でも充分楽しめるコンディションでした。

暫くグランプリ回しする算段も「とある事情」で5本目で下山。

Dsc03511_20230127133601
「キンキンに冷えてやがるっ ...」。
アルプス平の気温はマイナ14℃、強風を加味すると体感温度はマイナ20~25℃。
「寒い」から「痛い」を通り越して「麻痺」と、酷寒三段活用が順調(?)に推移。
時間の経過に伴い体温と感覚と集中力が奪われ、1時間回すのが限界でした。

Dsc03512
嗚呼、とおみゲレンデは暖かいなぁ…。
マイナス7℃がボカボカ陽気に感じる、これは人として如何なのか。

エスカルで小休止/手足指先の麻痺回復に努め、再びグランプリへ。

Dsc03512_20230127133701
10ː40、グランプリの一枚バーンは降り敷く大雪でハーフリセット。
乗った雪はドライで板抜け良好、心地良いシャローパウ滑が楽しめました。
「しかし人間はマイナ20℃以下の気温で生態する動物じゃありません」。

僅か3本回してギブアップ、とおみゲレンデで回さざるを得ませんでした。

Dsc03515
11ː50、撤収。
この日は帰路の都合上、午前中のみのアクティビティ。
まぁこのスケジュールが却って幸い、こんな極寒下で終日滑ってたら…。
「バナナ🍌の代わりに自分で釘が打てます」。

Dsc03517
知人の乗る除雪車は大忙し。
シャトルバスにハクババレーバスにトライアングルバス、更にはアルピコバスやツアーバスの発着場所となるエスカルプラザ。
道路の車両通行維持の為、休む間も有りません。

因みにこの7時間後には武蔵野口の地下でオシゴトしてるのでした、とさ。

|

« ●交通封鎖(※1月20日/15~16時 中野区中央2) | Main | ●SIGNET »