●2022/23.十滑目「五竜&47」後篇
えー、先週は1/10~1/12の第二次白馬遠征、二日目の滑走記.後篇。
遠征2日目はハイシーズンらしい冴えた冷え込みに新雪ピステ。
そして突き抜ける様なアクリルブルーの晴天に恵まれた一日でした。
47/ルート1も絶好調。
10時前と云うのにフラットなバーンコンディションを維持。
グランプリやパノラマに較べ回すゲストも少なく、コース幅を一杯に取ったミドル~ロング回しが可能。
カービングにはお誂え向きの中斜面が続くロングコースのR1。
過疎ってる時は八方リーゼン並みの快適なクルージングが楽しめます。
Line-Cの霧氷群。
サファイアブルーの空に満開の銀花が映える。
北東方面のパノラマも見事。
雨飾/金/焼/火打/妙高の頚城山塊から、乙妻/高妻/戸隠/西岳の戸隠連峰、高デッキ/霊仙寺/飯綱の飯綱連峰。
全長30㎞に及ぶ上信名山群のワイドview。
白馬連峰の展望もクール&ビューティ。
五龍岳~白岳~最低鞍部~大黒岳~牛首~唐松岳と続くスカイライン。
11ː45、グランプリに戻って来ました。
アル3回し、正午の部スタート。
南斜面のグランプリ、これだれ天気良過ぎると融雪が心配…。
それでも日中の気温上昇はマイナス2℃程度。
バーンの緩みはそれ程ありませんでした。
PCの壁紙候補。
白馬盆地と小谷山地を前衛に、上信名峰群のワイドパノラマ。
青と白のツートンカラーは冬山最強のビューティフルコントラスト。
7本回して「お腹空いた」、ランチ取りに下山します。
12ː40、やっと飯。
とおみゲレンデも融雪は然程進まず、下地の人工雪がアイシーで良い按配。
緩斜面とは思えないほど、スキーが良く走りました。
13ː30、三度グランプリへ。
キャビン山頂駅より望む東南のパノラマ。
美ヶ原~八ヶ岳~南アルプスの展望も終日クリアに望めました。
グランプリは多少ボコって来ました。
それでも新雪由来のソフトな雪面タッチ、アイシーなガリ感は全くありません。
谷回りを長めに取れば、充分ロングターンで回せました。
テクニカルのパウはすっかり食い散らかされた後。
賞味期限切れ…、つーより残飯レベルですね。
14ː30、この時期は影の落ちるのが早いグランプリ。
日影に入ると流石にガタガタとノイジー&ラギットなコンディションに。
10本回した所処で戦略的撤退、パノラマに向かいます。
アル1より見返る、戸隠連峰と飯綱連峰。
パノラマ回しは「滑り」より「山景眺望」の方が白眉なのです。
同、前衛には飯綱連峰より続く荒倉山と虫倉山。
背後には志賀高原の山々、岩菅山や横手山、草津白根山がクリアに望めます。
真白に映えるテーブルマウンテン。
飯縄山の南斜面彼方には苗場山も覗けました。
アル1より見下ろすアル3、遠望には四阿山と浅間山。
地吹雪舞うキョーレツな爆風で上部ゲレンデのリフトが終日運休。
フラストレーションの溜まった初日から一転の「Fine-day」に恵まれた一日。
そして翌日も引き続いての快晴、スノーコンデション的にはこの日以上の「The-day」となるのでした。
おしまいのつづく。