●2022/23.六滑目「五竜&47」
えー、本日は年末年始「第一次白馬遠征」の滑走記。
2daysのショートステイは、嘗てのオシゴト場「白馬五竜」での年越し/年迎え。
そんな訳での2022年「滑り納め」、大晦日のアクティビティで御座います。
8:25、「業務連絡、トップ18番」。
一番乗車はちびっ子兄弟にプレゼント、まぁお年玉代わりってコトで。
うーん、なんてジェントルな私め。
2022年最後の日は突き抜ける様な青空。
スーパー!!!なスキー日和に恵まれた大晦日でした。
アル3より望む、東南のパノラマ。
今年(この時点では)の4月以来、8ヶ月振りの五竜、そしてグランプリ。
慣れ親しんだこの景色を眺めるのも久し振りです。
神城田園地帯の向こうには四阿山と浅間山。
この上信国境ワイドパノラマ、今年も何十回と見る事になるでしょう。
そしてお約束、無人の「朝イチグランプリ」。
2022/23シーズン初見参、ホームゲレンデのホームコースです。
まるで神城の里村まで延びているかの様。
五竜のコースメンテは白馬、と云うより国内屈指のビューティフルピステン。
特にグランプリの圧雪は出色のクオリティです。
大晦日の1stラン「頂きまーす♬」。
直近の数日は降雪に恵まれてないらしく、見た目よりバーンは硬め。
ピステンの生きてる間はグリップ良好、アイシーな下地も気になりませんでした。
アル3回し3本目。
思っていたよりはゲストの入りは少ないも、其処は流石に年末年始ウィーク。
ピンストライプのホワイトカーペットには次々とシュプールが描かれて行きます。
最初の3~4本は滑走ラインも充分に取れ、気持ち良い高速ロングが楽しめました。
唐松岳~白馬三山の展望はパッとしません。
層雲が引いたり掛かったり、クリアな見晴らしとは参りませんでした。
五龍岳の展望はバッチリ。
但しこの日の武田さんは大晦日仕様の「早番シフト」。
10時を過ぎると厚雲に隠れ、早々に見えなくなっちゃいました。
一時間もすると、流石にゲストも増えて参りました。
それでも年末年始ウィークとしては想定内の混雑。
スピードレンジを下げてのミドル~ショートターンなら滑走ラインも取れました。
パノラマゲレンデより望むパノラマ。
小谷三山を前衛に、頚城山塊~戸隠/飯綱連峰が一望の元に望めるスーパーview。
険峻に聳え立つ戸隠連峰。
左より乙妻山/高妻山、下った鞍部に五地蔵山、その右手に九頭龍山と戸隠山。
今秋にトレランで踏破した山々です。
9:50、パノラマからルート8を経て47へ。
雨飾と頚城三山を愛でつつのSKIING、爽快っ♪。
ルート1は意外と荒れてません。
しかしコース幅が狭い分、流れ込みが増えてくると滑走ラインが取れず。
此処はウィークエンドに滑るコースじゃありません。
ルート2は入りの急斜面が嫌われてかガラガラ。
今日はこっちをメインに回そっと。
心配していたLine-Cの混雑も予想の範疇。
概ね6~8分程度のリフト待ち、ストレスにならない程度の行列でした。
Line-Cより、御約束フォト①。
沢地形に架かるLine-C、尾根の近くになるとブナの樹間より空が大きく広がります。
同、御約束フォト②。
Line-Cのトップより見返るルート1、白馬盆地と戸隠/飯綱連峰の展望が見事。
47を1時間半程回し、五竜エリアに戻りました。
11ː10、今季の47トピックス。
Line-Eの駅舎が新しく増設されていました。
グランプリは多少ボコボコして来ました。
それよりアイシーな下地の上に削られたザラメが乗り、交わらない二層構造に。
スキーがキョロキョロと挙動不審、滑りのアジャストが難しいテクニカルなコンデションになっていました。
11ː30、エスカルに戻り小休止。
広いフィールドの中でも一番の賑わいを見せるのは、矢張りとおみゲレンデ。
とおみ1/スカ4共に「満員御礼」、常時5~7分のリフト待ちでした。
休憩を入れた後は「道場」に向かいます。
1210、いいもり道場/ストレートウイスキー。
「ガリガリ」の「カチカチ」の「ボコボコ」、しかも部分的に割れています。
片斜/むくり/緩まない斜度と、只でさえテクニカルなバーン。
正直、カービング利かせての高速ターンで回すには無理なレベルでした。
ポールバーン。
こっちはコース幅が広い中斜面、しかも後半は緩む。
スキーヤーズライト側の上がった片斜ですが、こっちの方が与し易いレベルでした。
この日はココ、本当にムズかった…。
「ズレまくり」の「落とされまくり」の「内足乗りまくり」。
シーズンインから滑りのベースを上げて来ましたが、此処ではもうズタボロ。
午後はいいもりゲレンデを主戦に取り、グランプリ/とおみ/47をザッピング滑。
キャビンより望むとおみゲレンデ。
午後になると混雑具合が更に増してきました。
コース荒れの進んだグランプリから、多くのゲストが流れ込んで来た模様です。
従ってこんな風景を多く目にします。
折角の年末年始スノーライフも、怪我したら(させたら)台無し。
皆さん無茶な滑りは止めましょうね。
14:50、レイトアフタヌーンのグランプリは「修羅の顔」。
バンピー&ラギット&ノイジーな荒々バーンは日陰の冷え込みでアイシーに。
シーズン序盤でこのコンディション、攻める力量と体力はありませんでした。
47のR1も同様のコンディション。
回すゲストの少ないR1ボトムの方が、まだフラットなコンディションを維持。
ゴンドラ/リフトを3本乗り継いでアルプス平に戻るのも面倒なので、△バス使ってエスカルに帰投します。
16:45、結局最後まで回して〆。
この日は大晦日恒例の「Hakuba Goryu Countdown Night」。
ナイターが22時半まで延長/年越し蕎麦の振舞い/年越しカウントダウン/花火の打ち上げ、とナイトイベントが目白押しです。
しかし睡眠不足+フルタイムのハードワークで身体はヘロヘロ。
さっさと宿に戻り、ウイスキー飲って早々に就寝。
翌日(翌年)のアクテビティに備えるのでした、とさ。