●2022/23.二十四滑目「白馬五竜」
えー、昨年12月よりスキーシーズン「IN」してから早や3ヶ月。
今季のスノーマッドな日々も例年通り順調に進捗。
今日(3/10)の時点で滑走日数29日、首都圏在住の身としては良く滑ってる方です。
しかし冬場は「スキーライフの合間にオシゴト」「オシゴトの合間にスキーライフ」で多忙を極める酒場の主。
冬場の休日は全て雪山行脚に充てており、二次元日誌を綴っている暇もありません。
果たしてこの時期になるとエントリー更新も滞り気味となってしまうのでした。
そんな訳で先週は月跨ぎ、2/27~3/1の「第七次白馬遠征」。
遅れ馳せながら、漸くの滑走記エントリーで御座います。
6:55、ゲレンテイン。
キャビン駅舎より東雲に望む旭日。
日の出もすっかりと早くなっちゃいました。
予報通り、突き抜ける様な快晴♪ (コレ、三日間続きます)。
放射冷却でキンと冷え込んだ朝でしたが、陽が射すに従い寒さは緩んで来ました。
融けるぅ~(´;ω;`)。
第1の傍らに佇む雪だるま⛄、果たしてこの子の寿命は何時まで?。
この日(2/27)は県内各地で今冬の最高気温を記録、3月下旬~4月並みの暖かさとなった長野県。
白馬村でも日中の気温は8℃と、すっかり春スキーの陽気でした。
(※.翌日に今冬の最高気温は更に上書きされます)
700m先の山頂駅(標高1516m)もくっきりと見渡せます。
キャビンは定刻通りの営業開始、勇躍一発目の搬器に乗り込みます。
蒼天と白銀のツートンカラーは、冬山最強のCool&Beautyなコントラスト。
無人の朝イチグランプリには「BRILLIANT」な光景が広がっていました。
棚引く層雲に頂を覗かせる、四阿山と浅間山。
あと1時間早かったら、雲海が見れたかもね。
Landing!!。
前々日に多少の降雪があったものの、春のバーンを完全リセットするには至らず。
ピステンの下地には、放射冷却でカチコチに氷化したアイシーバーン。
薄皮コーデュロイが削られると、エッジの入り難いコンデションに変化していきました。
8:50、月曜日にしてはゲストの出足も早め。
アイシーなスピードバーンなので、混雑してくると安全マージン取ってのミドル回し。
時間を追う毎にピステンが削られ下地にザラメが堆積。
キョロキョロとスキーの挙動が不安定なコンディションになって来ました。
10:00、混雑を避けていいもりへ。
ゲレンデボトムは融雪が進み、程良くシャバってイイ感じ。
10時以降は暫くコス4回し。
DEFENDER/ポールバーン共に、やや引っ掛かる雪なもののコンデション良。
早い時間帯なのでコース荒れもそれ程進んでいませんでした。
12:10、再びグランプリ。
陽射しは強いものの然程の気温上昇は見られず、氷点下前後を推移。
下地のアイシーなガリ感は相変わらずです。
12時半を回ると、やっとイイ感じに。
カッチリと締まりつつも程良く緩んだバーンはコンタクト/エッジの噛みも良好。
昼食時なのでゲストも激減、コース幅目一杯に使っての高速ロング回しです。
朝イチの数本を除くと、この時間帯がこの日のグランプリ「プライムタイム」でした。
この日は山景眺望も絶好調。
白馬連峰~頚城山塊~戸隠連峰~飯綱連峰~、
志賀高原~四阿山~浅間山~八ヶ岳~南アルプス。
フルスクリーンのワイドパノラマ、上信国境の名峰群が一望の元に見晴らせました。
そして戸隠西岳と一夜山の遥か彼方には、越後三山が望めました。
アルプス平から120㎞先、余程クリアに晴れ湿度が低くないと見られません。
ズームにて。
中央右最奥の冠雪した頂は越後駒、左奥は中ノ岳かな。
ガラ空きのグランプリを回してると、何時もの如くランチを取るタイミングを喪失。
14時過ぎになって漸く下山、エスカルで昼食取ってグランプリに戻ります。
15:20、ラスト1時間もアル3回し。
この時期になると日照時間も長くなり、グランプリの日陰化も遅くなって来ました。
多少クラストっぽくなって来ましたが、まだ高速ロングで回せるレベルです。
15ː45、徐々に日陰化、そしてクラスト化進行。
ポジネガのコントラスト差が大きく、日向から日影に入ると一瞬視界を奪われてしまいます。
アキヤボート出動…。
この時間帯のダイナミック~ウッディは、ビギナーには荷の重いコンディション。
初心者の皆さん、ちゃんとゴン下しましょうね。
15ː50、地蔵の頭に沈む2月27日。
グランプリは完全日陰化、こーなると投了。
最後はスカ4で5~6本トレーニング滑、〆と致しました。
あ、そー云えば今日は47に行かなかったな。
つづく。