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2023.03.02

●2022/23.二十三滑目「五竜&47」

えー、遅れ馳せながら先週2/20(月)~21(火)の「第六次白馬遠征」滑走記。
此処んトコ滑走日数過多で、エントリーが全然追いついておりません。

そんな訳で遠征二日目2/21のアクティビティはスプレー舞うパウダーDay。
ゲレンデは例に由っての五竜&47で御座います。

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6:50、犬川沿いにエスカル坂を遡上。
前日未明から続く大雪、積雪量は二日間で約50㎝。
それでもハイシーズンの白馬としては特筆に値する豪雪では無し。
主立った国道/県道は、早朝の時点で見事に圧雪 除雪されていました。

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7:10、ゲレンテイン/キャビン待機。
キャビン山麓駅には早々に営業遅延のアナウンスボード。
直近の天候推移と昨夜の降雪量からして、1時間遅れ(9:15)ってトコでしょう。
つー事はこれから2時間、駅舎で待機です…。

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有明刻のゲレンデは未だ眠りの中。
ブルーグレーの帳に覆われたとおみゲレンデは沈黙の世界。
日中の喧騒が噓の様な静けさです。

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7:25、雪雲の切れ間より薄っすら朝日が望める頃、

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ゲレンデは眠りから覚め、日常の時間が動き始めました。
索道さんの朝は除雪から始まります。

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パトさんの朝はテストスキーから始まります。

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8:00、パトさん巡回2本目。
矢張り積雪量が約30㎝超えると、1発じゃ収まらないみたく。
雪崩切りやサイドカントリーの安全点検に大忙しです。

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8:40、気付けばキャビン駅舎には長蛇の列。
スキーヤーもボーダーも新雪板を持ったゲストが大半。
狙いは当然「パウ祭」です。

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祭参戦「やる気満々」。
この日の愛機はロシのSoul7(172㎝)。
今日は樹林帯をオフピステ攻めたいので、短めのパウ板をチョイスです。

テレキャビンは約40分遅れの8:55に営業開始。
予想してたより少し早めのスタートとなりました。

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9:05「業務連絡、トップ99番」。
半月前のデジャ.ヴ、またお前か(↓)…。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/02/post-0415b8.html

と云う訳で以下、アル3一番乗りの特権。
7分間の朝イチグランプリ「貸切タイム」です。

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一枚バーンもブナ林帯も面ツル。

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テクニカルも線下も面ツル。

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垂涎の面ツル、恍惚のノートラック♡。
でも今日の狙いはこっち(圧雪バーン)じゃありません。

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こっち♬。
沢~疎林帯~クニックを経て、線下に落とし込み。
アル3側サイドカントリーの新雪食い「鉄板コース」です。

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ドロップイン♬。

非圧雪部で膝高に積もった新雪はハイシーズンならではのドライ&ライトな上質パウ。
ノートラックのオフピステは、雪の波間を泳いでいる様な浮遊感です。

斜め吹き降ろしの風が強いものの、視界/滑走には影響無し。
但しオープニングから暫くの間、アル1は運行見合わせ中でした。

そんな訳で以下、パウ祭の様子。
モーニンググランプリでは右で左で「雪宴」が開かれておりました。

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祭りだ祭りっ。

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Pow祭りっ。

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ディープスノウにドロップイン。

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スプレー上げてのカーニバル。

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何て楽しいパウ祭りっ♡。
「ウヒョー」「ヒャッホー」「チョーヤバッ」「××〇√☆☆∥♬」。
あちこちから「歓声」「奇声」の飛び交うモーニングタイムです。

しかしディープパウの日には「新雪」「深雪」の悲喜交々。
歓喜疾走するパウキチの傍らで、途方に暮れている方々も多数おられました。

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これは「パウ困り」
キャビン連絡路とテクニカル、圧雪/非圧雪の境に突っ込み立ち往生 座り往生。

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これは「パウ止まり」
例のトラバース地雷群、此処を低速で滑ってるとこーなります。

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これは「パウ落し」
無くしたモノは財布なのかゴーグルなのか、或いはスマホなのか。
何れにせよ、落し物にビーコンは付いてないのです…。

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曇り基調だった空模様も次第に良化。
雲間より青空が覗き、薄日射す好天となって参りました。
但し風の弱まる気配も無く、アルプス平の各リフトは時折減速運転となりました。

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これは「ガス」では無く「地吹雪」。
飛雪+強風で積もった雪が舞い上がり、レースカーテンの様に空を覆っています。
ま、滑走に支障が出る程ではありませんでした(注.この時点では)。

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アル3側のオフピステは殆ど完食。
沢からの線下ラインを3本/ブナ林帯を1本/テクニカルを1本を満喫。
やっぱり短めの板はステアリングが利いて樹林帯向き、172㎝を選んで正解でした。

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折角なのでワイドバーンのオンピステも3本回します。
ゲスト皆様の狙いはオフピステの新雪食い、従い不人気エリアの圧雪バーンは殆ど荒れてません。

ピステ上には5㎝程度の新雪が乗り、ソフトタッチの心地良い雪面コンタクト。
太板でルーズ&テールな大回り、カービングとはまた違った楽しさです。

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10ː10、河岸替えでアル4乗車。
アル3偏愛主義の私め、アル4に乗るのは今季初めてです。

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線下の左手には垂涎のノートラック。

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魅惑のコットンフィールドが広がっています。
尤もコチラは「ロープの向こう側」、皆さんコース外滑走はしない様に。

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アル2側の尾根~法面には食い残しが結構残ってます。
この辺狙いで暫くアル4回し。

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地蔵の下にも食い残し多。
祭のカーテンコールはまだまだ続いてます。

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地蔵ケルンも面ツルバーン。
因みにゲレンテトップの「アルプス平」と云う呼び名は五竜スキー場に由る俗称。
スキー場開業以前からこの一帯は「地蔵平」と呼ばれていました。

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10ː55、いゃあ、鱈腹食った。
アル4で尾根側のオフピを4本回し、約2時間のPowder-carnivalも終幕。
霧氷満開のブナ林銀花を愛でつつ、ダイナミックを下山。

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エキスパートはコブラインが出来掛かっています。
それでも底付きは無く、クッション良好な凸凹バーンでした。

エスカルで小休止を入れ、太板からスラ板にマテリアルチェンジ。
再びグランプリに向かいました、が…。

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ガスとブリザードの有難く無いコラボがお出迎え。
気温はマイナ10℃程度と許容範囲内も、強風に叩かれ体感ではマイナ15℃。
まぁ昨日と今日は予報でこれ位の冷え込みは覚悟。
極寒仕様のフル装備レイヤリングでしたので、耐え切れる寒さでした。

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しかし視界が利かないのは困りモノ。
陽光が射しているのにスロープは白闇。
コレは晴れてるの?、それとも曇ってるの?。

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上がこう(ガス)なると、必然的にゲストはとおみゲレンデに集中。
まぁ「前コ〇ナ紀」の全盛期に較べりゃ、カワイイ混雑振りです。

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ラストの1時間は47へ。
R1は尾根地形で風の通り道、ガスは切れ視界良好。
良雪が故、踏まれて荒れたモサ感も無く充分に回せるレベルです。

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お花見しつつのR1回し。
Line-C線下のブナ林も六花満開。

と、こんな感じのパウダーカーニバル。
個人的には今シーズン「BEST」の新雪コンディションでした。
おしまい。

 

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