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2023.04.15

●2022/23.三十七滑目「五竜&47」

えー、今週4/10(月)~11(火)は二週間振りの白馬遠征。
今季11回目となる白馬雪旅はホームゲレンデ「五竜&47」で滑って参りました。

例年なら4月も2~3回は訪れる白馬。
しかし今季は悪夢の小雪暖冬、史上最悪レベルの雪融けの早さ。
更に翌週からは大量の黄砂到来+本降りの雨が続くとの天気予報です。
そんなゲレンデ状況を考えて、今回で「ラスト」の遠征とする事に致しました。

と云う訳で過去4冬を住み込みで過ごした白馬とも暫しのお別れ。
2022/23WINTER&SPRING「五竜FINAL」2Daysで御座います。

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8:05、五竜とーちゃく。
二週間振りに訪れたとおみゲレンデは、まるでゴールデンウイークの風景。
冬の面影は「ほんの欠片」しか残っていません。
前回の遠征(3/27~28)はギリギリ滑れたんだけどなぁ…。

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8:20、キャビン乗車。
「白馬晴れー」の「HAKUBAVALLEY」、ボンベイサファイアの青空がお出迎え。
キャビンの車窓からこの風景を眺めるのも、今日と明日が最後です。

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8:30、グランプリ到着/アル3乗車。
グランプリは思っていたより雪量豊富、土も殆ど出ていません。
少量とは云え一昨日の降雪が利いているのか、汚れの少ない「白い雪」でした。

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背後に広がる上信国境のパノラマ。
「春霞無し」「黄砂無し」、4月上旬としては稀有な山景眺望。
志賀高原~四阿山~浅間山~八ヶ岳~美ヶ原~南アルプスの山々がクリアに見晴らせました。

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白馬三山にオハヨウゴザイマス。

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武田さんにもグッモーニン。

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たまには天狗岳も📷パシャリ。

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早朝のグランプリは約4℃、陽射しは強いものの比較的涼しい気候。
春のザク雪ピステンは瞬く間に荒れて参りました。

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ハンマーヘッドシーロイヤー (デスペラードシュモクザメ)。
ヤワ雪に深いカービング弧を刻んでいるのは、本日お休みのアル3の主。

7本回して賞味期限を終えたグランプリを撤収、47に向かいます。

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9:25、パノラマコースより望む信越国境のパノラマ。
ホント、今日はハイシーズン並みの山景日和。
180度フルスクリーンのワイドviewがクリアに広がっています。

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頚城の山々に向かってダウンヒル。
R1には進まず左のR2へ。

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R2は抜群のコンデション。
急斜面が嫌われてか回すゲストは僅か、荒れの無いフラットバーンです。

春シーズンに入り雪不足が顕著化、R2は土/日/月のみのコースメンテ。
圧雪バーンのR2を滑るのは今季この日が最後です。

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2本目はR1へ。
ザブザブのグサグサですが辛うじて下地の捉えられるコンディション。
前半ルーズ/後半エッジングで落差を取ったターンなら回せます。
しかしこの重荒雪は広背筋と腰に堪える…。

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R1のミドル部にはスキーヤーズライト側に土が出始めています。

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分岐の立体交差は御覧の様に半分生きている状態。
ココが切れちゃうと生命線のラインCが使えず、必死の雪寄せでコースを維持しています。

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この日のヨンナナ前半戦は、

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R2を主戦に取るコースチョイス。

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10:25、R1のボトムパート(下山コース)へ。
スキーヤーズライトは土が侵食し出していますが、まだ回せるレベル。

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二枚目と、

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三枚目は荒れ微小の快適なザラメバーン。
しかしユークリッド前で完全に雪が切れ、ゴンドラへは板外しての徒歩移動。
雪が繋がっていたらあと何本か回したいと思わせるコンデションでした。

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Line-8乗車。
47ゴンドラに乗るのは今季これが最後となりました。

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10:50、春のヨンナナと云えば「R3」。
八方黒菱/兎平と並ぶ、白馬名うてのMONSTER-BUMPS。
入りのパートは緩斜面~中斜面に推移、何とかアタック出来ますが、

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中盤の折れた先は、最大傾斜32°のカベ。
うーん、極悪。

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急斜が故にコブも削れ、縦長の浅いライン。
斜滑入れて「下りてくる」のがやっとでした。

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11:25、五竜サイドに帰投。
パノラマのパノラマ、今度は横メの構図で📷パシャリ。

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グランプリは妖怪跋扈のノッキングスノー。
全面「STOP安」のブレーキ雪となっていました。

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テクニカルのコブを数本回し、ランチレストに向かいます。

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12:30、今シーズン最初で最後の地蔵詣。
お昼は地蔵ノ頭でピクニックランチ、のんびりと長っちりの休憩。
こー云う「緩~い」楽しみ方は春スキーならではです。

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13:30、アクティビティ再開。
超絶ノッキングスノーは良化の見込み無し、ザブザブの上にブレーキの掛かる極悪コンディション。
グランプリのワイドバーンを回すゲストは皆無でした。

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休憩後は専らコブ専。
テクニカルから、

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7番鉄塔のコブラインを経て、

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ボトム線下のコブバーンへ。

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15時を回ると少し気温が下がり、「パリッ」としたフィルムクラストに。
妖怪イタツカミも姿を消し、やっとスキーの走るコンデションになって来ました。

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「ザブザブ」「ガタボコ」のナチュラルバーン。
フィジカルを目一杯に使う力馬場、体力的にはコブ滑ってる方が全然楽。
ハードなコンディションですが、コレはコレで楽しい。

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ラスト1時間はグランプリをミドル~ロングターン回し。
比較的荒れ具合のマシなアル2側をラインに取り、雪飛沫を蹴散らしてのパワースキー。
法面を使った地形遊びも楽しめました。

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15:55、ラスト1本。
明日は帰途の都合で15時半撤収、この時間はもうゲレンデアウトしています。
そんな訳でラスイチのグランプリを滑るのはこの日が今シーズン最後。
そー思うと何だか切ないなぁ…。

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この日は「アフタースキーの部」も結構充実。
「一夜山登頂(笑)」「十郎の湯♨で湯治」「飯森民宿街を桜狩り」。
でもって一日の〆、コチラでオツカレ麦酒麺を飲るのもこの日が最後なのでした。

と、今シーズン25日目の五竜滑、明日は愈々「THE FINAL」です。
つづく。

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