●2022/23.三十四滑目「五竜&47」
えー、丁度一週間前(3/28)は「第十次白馬遠征」、五竜&47二日目の滑走記。
しかし三月と四月の月跨ぎの間に、ゲレンデ状況は大きく様変わりしています。
・下山コースは積雪不足の為にクローズ、帰りはゴン下。
・とおみゲレンデのリフト(スカイ4/とおみ1)は今季の営業終了。
・その他諸々、営業形態はスプリングシーズン仕様に移行。
・47は非圧雪コースが増えるも、未だ全面滑走可
結果的にフルオープン(いいもりを除く)の五竜を滑ったのは、今季この日が最後。
そんな訳で少しおセンチな心持ちでのエントリーで御座います。
6:55、ゲレンテイン/とおみゲレンデは視界の利かない朝。
この日の神城は、里からして春霧の漂うガスガス模様です。
うーん、二日続けて朝イチグランプリは「ガス祭」の悪寒。
この時点でやる気ゲージの針は EMPTY を指していました。
とおみゲレンデの積雪量は薄い所処で10~15㎝、しかも半分は土。
このコンディションで良く圧雪入れられるものだと、感心感服。
8:00、晴れました☀。
僅か1時間の間に極端な空模様推移、流石「山の天気」。
これでヤル気ゲージは大幅アップ、針は FULL を指しました♪。
営業開始前のキャビン駅には250~300名の大行列。
ウィークエンドと見間違うばかりの混雑振りです。
(※注:今日は平日、しかも三月下旬でハイシーズンじゃありません)
岩岳が今季の営業終了、八方が名木山クローズしたのも関係してるのかな。
8:25、この日の朝は三番乗り。
連対外したのは1ヶ月振り(笑)。
昨日はSL、今日はGS。
アル2側では南小Jrがポールセット中。
Landing。
放射冷却のガリガリすら無い温暖な気候、バーンも既に緩み始め。
程良くグリップの利くザラメ雪はシャラシャラと軟らかいタッチです。
エッジングの都度、適度に減速掛かるのでスピードコントロールも容易でした。
但し「極上ザラメ」の時間帯は1時間持たず。
粗目のコーデュロイが削られ、早々にザクッとしたコンデションに。
晴れてはいるものの雲が多く、ノッキングスノーにならないのが救いでした。
9:45、混雑のグランプリを避けて47へ。
R1も同様のコンデション、ザクってはいるものの下地は捉えられました。
コレが良いっ!、想像以上にイイっ!!。
動線の悪さと難しい斜面変化が嫌われてか、このパートを回す人影は無し。
殆ど朝イチ並みのフラットコンディションを保っていました。
嗚呼、ココを単体で回すリフトがあればなぁ…。
47のゲレンテボトム、スキーセンターのユークリッド。
雪の無いエントランスには「これより先、滑走禁止」の看板。
滑ろうと思っても滑れません(笑)。
11:10、グランプリは大盛況。
5本回すもストレスの溜まる混雑振り、もう一度47へ避難。
R1も大分荒れて来ましたが、まだまだ回せるレベル。
今日は朝からショートターンばかりで回してるなぁ。
うーん、チャイニーズクオリティ。
ゴンドラ山頂駅(ミノス)には置きっぱなしのレンタル板の山。
アルパインハウスの入口を塞いじゃってます。
休憩する時はちゃんと板置き場に立て掛けましょうね。
47-PARKでは「COWDAY SLOPE 2023」開催中。
スロープスタイルの国際大会、今日が予選で明日が決勝との事。
12:30、ランチタイムの閑散刻を狙ってグランプリ帰投。
上空には相変わらず雲が多く、直射日光の注ぐ時間は僅か。
春スキーではこれが「良い天気」です。
ターゲットラインはアル2沿い、南小Jrのポールセット撤収跡。
滑走ラインもSL程掘れておらず、フラットコンディションのスロープが残ってます。
そんな訳で暫くはココ回し。
13:15、お昼ご飯&板チェンジ。
今回の遠征で板下ろしの新しい愛機、ディナのマスターズSL。
2日間のテスト滑を終えお役御免、午後はコブ板(BLIZZARD/SRC)に履き替えます。
ディナはオフシーズンチューンならぬプレチューン。
500マイルさんに預けて、来季からのランデ.ヴーを待つのでした。
14ː10、ラスト2時間はコブ遊びがメイン。
テクニカルは左がモーグルライン/右がバンクっぽいライン。
11番鉄塔からのコブライン。
縦長のラインで掘れも程々、ココが一番楽しく攻められました。
午気付けば雲が引き、西日に晒されるレイトアフタヌーン。
ようこそ「日焼けサロン.グランプリ」へ。
線下のコブは右から2本目をチョイス。
今日は楽なコブばかり滑っているのでした。
15ː20、お待ちかねっ、クラストタイムの始まりだよっ!。
硬煎餅を叩き割ってバラ撒いた、ノイジー&ラギッドなコンディション。
滑走音は「ガキガキゴキバキ…」、雪面コンタクトもへったくれもありません。
コブ滑の合間に修行の大回り、中低速なら辛うじて回せるレベルでした。
今回の遠征、五龍岳は殆ど姿を見せず。
この日の午後遅くになって、漸くその雄姿が望める様になりました。
そんな訳で最後は武田菱Photoで〆。
三月の滑り納めとなる一日でしたとさ。