●「軽井沢ハーフマラソン 2023」
えー、昨日は2023年.走活緒戦は「RUN IN KARUIZAWA」。
腐れ頃名明け、4年振りの開催となる「軽井沢ハーフマラソン」に参戦して参りました。
しかしスキーマッドな私め、5月~6月は未だ「スノーライフ」継続中。
スキー/マラソンのアクティビティ端境期で、走る身体が全く出来ておりません。
月間ランニングは40~50km程度、内容もスキーのリカバージョッグのみ。
その上、GW中は月山籠りでスキー専、全く走らずの直近二週間。
「付け焼刃」すら出来ていない、ナマクラ足/ヘタレ心肺での出走です。
そんな訳で4年振り6回目の出走となるカルイザワ。
「ぶっつけ本番」「出たとこ勝負」の出走、結果や如何に。
7:50、軽井沢駅とーちゃく。
昨日の軽井沢は早朝で10℃弱、日中の最高気温も11~12℃程度。
初夏の暑さ(20~25℃)に苛まれてる事の多い同大会としては、異例の低温。
3月下旬から4月上旬並みの気温で、肌寒さを感じさせる冷え込みでした。
心配していた雨もレース前には止み、マラソンには絶好のコンデションです。
(※結果的にこの天候に、大きく助けられる事になるのでした)
駅から会場までは鈴生りのランナー行列。
アクセスの便利さや軽井沢のブランド力から、首都圏からのエントリーが多い同大会。
東京からの参加者が3割以上、首都圏域からで7割以上。
開催県の長野からの参加者は2割程度となっています。
尚、今回の出走者は4872人、頃名前の8~9割に回復していました。
会場はガスガス。
浅間山は元より離山も濃霧に御隠れ、山容のカケラも望めません。
スキーで訪れてたら、大幅にテンションダウンする濃霧。
ま、走りに来たのでガスは支障ありません。
大会会場は軽プリスキー場駐車場。
ゲレンデに隣接しているので、スキー場の施設だらけ。
開会式にて、ゲストランナーの岡部哲也さん。
一般の方々からすれば「誰、このおっさん?」なのでしょうが、我々競技派スノーマッドからすると神様みたいな存在の方。
海和さんから続く日本アルペンチームのエース、第1シードのスラローマー。
WCの2ndポディウムは佐々木明と並ぶ、日本人レーサー最高位です。
アサマでスクールやってる縁で、来年は湯浅直樹も出走しないかなぁ。
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
そんな訳でレースは9時にスタート。
兎に角、臨戦過程が過去最低レベルのトレーニング量。
目標タイムもレースプランもへったくれもありません。
「どれだけ酷いスコアになるのか」と戦々恐々でスタートラインに立ちました。
取敢えず「㎞/4:20~30」を目安に、足も心肺も余裕持たせの「無理しない作戦」。
コースワースト(1:33:03)だけは叩かない様にとの専守防衛走。
若しも余力が残ってりゃ、ラスト3㎞辺りでスパート掛ける胸算用です。
スタート~高架橋の5㎞が21:46(4:21av)、南ヶ丘別荘地出口9㎞で39:14(4:22av)。
タイムは概ね予定通りも、ラップタイムの上げ下げが大きい(㎞/4:15~4:33)。
ラップのバラつきが大きいのは明らかにトレーニング不足の証左、知らない間に足使っちゃってます。
ただ低温気候の恩恵で発汗量は殆ど無し、スタミナ的には最後まで持ちそう。
10㎞辺りから厚底カーボンの走り方を思い出し、脚部への負担は軽減。
ヴェイパーフライネクスト履くのが半年振りなんで「靴に走ってもらう」ランニングフォームをすっかり忘れてました。
湯川ふるさと公園~中軽井沢駅前を折り返し浅間大橋を通過、ペースは現状維持。
13㎞~14㎞区間の上りパート(高低差約30m)も㎞4:35で処理。
毎年、中軽井沢駅折り返しから新幹線高架沿いの復路は陽晒しの直射日光を受けて暑さでペースダウンするのですが、此処も曇天低温の恩恵。
スローペースとは云え足は止まらず、予定の余裕持ちペースを維持出来ました。
14㎞を過ぎ別荘地エリアの復路に入り、ほんの少しだけペースアップ。
鬼門の「砂利道パート」と「高架橋」をバスして残り3㎞です。
此処まで来てやっとゴールへの目鼻立ちが付き、ストライド上げてのプチスパート。
ラスト4㎞は「㌔4弱」のペース、現状だとこのスピードが目一杯。
何とか失速する事も無くフィニッシュ、スタッツは以下の通りとなりました。
・ネットタイム 1:29:30(㎞/4:17) グロスタイム 1:29:31
・種目別順位(ハーフ男子50代) 22位/994(人)
・総合順位(ハーフ総合) 190位/3073(人)
前述の様に、ハーフとは云えマラソンを舐め腐った臨戦過程。
正直、90分切れるとは思っていませんでした。
ピーク時からすれば低調なスコアも、現状では満足のいく結果です。
但しこのタイムは実力と云うより、外的要因に大きく助けられてのもの。
・5月の軽井沢としては奇跡的な低温、絶好の気象コンデション
・云わずもがな、靴(NIKE.ヴェエイパーフライ)の性能。
・実測だと20.8㎞、約300mショートしているコース距離。
キッチリ21.0975㎞の距離なら90分オーバーでしたが、其処は非公認大会の御愛嬌。
素直に喜んでおく事と致しましょう。
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
帰途の際、ゴール前にて。
時計を見ると10時59分、2時間切りオメデトウゴザイマス。
ゴール前でランナーの背中を後押しするブラバン演奏。
今大会の楽団は「軽井沢中学校」吹奏楽部の有志。
前大会まで演奏していた「軽井沢中部小学校」はどーしちゃったのかな?。
ゴール前は何時もの「カルイザワハーフ」的風景。
今年の軽井沢路を染め上げるテーマカラーは「Greenyellow」。
今年も7~8割くらいのランナーが「大会Tシャツ」を着てのレース。
参加賞Tシャツでの出走がこれ程多い大会ってのも、他にはありません。
因みに少し臍曲がりな私めは、10年前の参加賞シャツ(↓)で走ってました。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2013/05/2013-0765.html
11:25、軽井沢駅北口の19.7㎞地点。
第四関門の足切りをギリギリ回避、ゴールすればフィニッシャーズタオルを貰えます。
但し皆さん疲労困憊、殆ど「軽井沢ハーフウォーキング大会」となっていました。
12:50、打ち上げ麦酒して東京帰投、5時間後にはオシゴトです。
12時半頃から細雫の濡ち始めた軽井沢、気付くと本降りの雨になっていました。
この日は終日☂の天気予報、レース中だけ雨が上がってたのは奇跡的。
4年振りの大会開催を祝しての、マラソンの神様の御加護だったのかな?。
と、こんな感じの「軽井沢ハーフ2023」リポ。
次戦は二週間後、5/28の山中湖ロードレースです。
« ●「軽井沢ハーフ」速報 | Main | ●休戦作業 »