●2022/23.四十九滑目「かぐらFINAL」
えー、先週の木曜日は今シーズン最後の「湯沢遠征」「かぐら詣」。
シーズンインに春スキーにと、お世話になったゲレンデのラストランです。
みつまたステーションからロープウェー/リフト×2/ゴンドラを乗り継ぎ50分。
漸くメインゲレンデに到着、アクティビティスタート。
そんな訳での「かぐらFINAL」、本チャンの滑走記で御座います。
9:00、1高乗車。
スキーヤーズライト側にあったコブラインは見る影も無し。
メインゲレンデの半分は芝生のスロープと化していました。
テクニカル入口のコブも雲散霧消。
モーグルバーン下半分のコブが辛うじて残っているだけです。
オンピステは3本回すとザブザブ、コース幅が狭いので荒れるのも早い。
ちゃっちゃとコブに入ります。
9:40、その前に「コブ作り隊」のお手伝い。
スキーヤーズレフト側に造成中のコブライン、未だ浅いので2本ほどライン作りに参画。
下半分はモーグルバーンの残骸でコブアタック。
コブ溝の所々に地雷散見、みんなでリペアしませんか~。
メインゲレンデからのパノラマ展望。
この日は5月としてはキリッと冴えた大気、そして程良くそよぐ微風。
気温も7~8℃と涼しく、絶好の初夏スキー日和です。
五月晴れの空は雲こそ多いものの、谷川連峰が一望の下に見晴らせました。
谷川岳主脈縦走路の稜線。
右より大源太山~平標山/仙ノ倉山~万太郎山~オジカ沢ノ頭~谷川岳~一ノ倉岳/茂倉岳。
谷川岳~一ノ倉岳/茂倉岳~武能岳~七ツ小屋山、奥には笠ヶ岳~朝日岳の馬蹄形稜線。
茂倉岳の左奥には日光連山、七ツ小屋山の左奥には燧ケ岳の雄姿も望めました。
左より檜倉山~柄沢山~米子頭山~中央に巻機山と続く上越国境稜線。
左奥の越後三山は春霞掛かり、ぼんやりとしたシルエット。
コブラインも大分整って来ました。
10時以降は「コブ専」、つーかコブ滑ってた方が疲れません。
メインゲレンデ、クニックからの二段目。
スキーヤーズライトには3段のコブラインが竣工。
三段目からトラバースしてモーグルバーンに進めば、約400mのコブ三昧です。
1時間置きに休憩。
薫風そよぐ五月晴れの下、新緑と湯沢の里山を眺めつつ一服。
13:00、1段目と2段目は大分掘れて来ました。
見た目より深い受けコブも、斜度が頃合いなので結構攻められます。
「今日はなんだか調子イイぞ♬」。
圧雪バーンは薄皮一枚、所々に地雷出現。
こんだけ天気が良いと露出部が地熱持って、地べたが拡大して行きます。
14:15、ぼちぼちシンデレラタイム。
2022/23シーズン、かぐら最後の1本。
この日は普段通り19時からオシゴト、みつまたを15:20に発たねばなりません。
気合い入れてラスト1本。
コブの難度もありますが、この日は今季一番イイ感じのコブ滑アクティビティ。
「もーちょっと回したいなぁ…」と後ろ髪を引かれつつ、ゲレンデを後にします。
14:30、メインゲレンデ撤収。
サヨナラかぐら、また来シーズンね。
折角の(?)かぐら最終滑、怖いもの見たさもありゴンドラコースを滑り降ります。
左より八海山/越駒/中ノ岳の「はなこ」さん。
午前中は薄曇に覆われていた越後三山が、何時の間にか姿を現していました。
しかし(やっばり)コレが大失敗。
只でさえドフラットな下山コース、汚雪とブナ殻と融雪で「全く板走んない」。
兎に角「漕ぐ」「漕ぐ」「漕ぐ」…。
イカソーメンってより、最早一反木綿。
所々で雪の途切れかけている箇所もあります。
結局この下山コースが「この日一番疲れた」と云うオチでした。
14:45、やっと着いた…。
メインゲレンデから12分以上掛かっての緩斜面ダウンヒル。
あとは板外してのリフト下山です。
かぐら終戦。
以前は「かぐら終了=スキーシーズン終了」だった私めのスノーライフ。
しかし6年前に月山を知ってからは、幸か不幸か雪猿期間が1~2ヶ月延長。
Snow-madな日々はまだまだ続くのでした。
「まただ、まだ終わらんよ(シャア)」。
2ロマより望む「かぐらトリコロール」。
五月晴れの青、ブナ林の新緑、ビスラボの白。
今シーズン、かぐらでのラストショット📷。
2ロマより望むメインゲレンデ、もうあそこで滑る事はありません。
そう思うとちょっぴりペーソスな心持ちになるのでした。
と、こんな感じの2022/23「かぐらFINAL」滑走記。
今季のスノーライフは未だ継続中も、愈々カウントダウン。
来月は再び月山遠征です。