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2023.06.20

●2022/23.五十一滑目「月山」

えー、先週6/12(月)~6/14(水)は「おくのほそ道」へ夏スキーライフ。
GW以来、約1ヶ月振りとなる月山遠征に逝って参りました。

そして今回の雪旅が「THE FINAL」、2022/23シーズンの滑り納め。
スキーマッドな日々も愈々カウントダウン「3」、遠征初日の滑走記で御座います。

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「滑る」前に「歩く」のが月山式アプローチ。
約1ヶ月振りの月山、115林班(リゾートイン前)からの県道はキレーに除雪済。
因みに赤白ポールまでが県道114号線、先は月山観光開発の私道です。

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橋もすっかりと姿を現しています。

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最後の急坂を上って下駅へ。
「ズボズボ」「グサグサ」な雪上ハイクに較べ、コンクリ路は至極楽なアプローチ。
行きのハイクアップ時間は大幅に短縮です。
逆に帰りは滑って下りられないので徒歩でテクテク下山。
まぁ往路と復路、相殺してチャラと云う事で。

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10:15「チェア💺、低っ」
先週の月~木曜日に架け替え作業を終え、夏季営業仕様になった月山ペアリフト。
支柱アーム/支曳索が下げられ、搬器が地面近くを通っています。

そして板持ち乗車/下り線乗車の対応として、運行速度が1.6m/s→1.2m/sに変更。
下駅から上駅までの乗車時間はが約10分→13分強となりました。
まぁ板を手で持っての乗下車+ハイカーさんのゲストも増加。
これ位に減速運行しないと「リフト止めちゃう人」が続出でしょうからね。

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板は担いでの乗車。
所処で以前チェア脇に付けていたスキーラック、もう設置しないのかな?。

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こー云うやつ(2018年撮影)。
設置するのが面倒になったのか、此処数年は見なくなりました。

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眼前に広がる大斜面は、まだまだ雪量豊富なのですが…、

まさかの大斜面クローズ…。

リフト架け替え後、営業再開の6/9から「大斜面」「沢コース」共に閉鎖。
広大なフィールドは眺めるだけで滑走不可、文字通り宝の持ち腐れ。

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中央にクレパスが入っているもの、島(ブッシュ)の侵食は僅か。
新トラバースからボトムまでの雪も未だ繋がっおり、以前なら「楽勝」で営業継続していた積雪量です。

社長に聞いた所処、まだ滑れるけど安全面の確保からクローズしたとの事。
まぁ去年の件 (´;ω;`)悲… があるので仕方無いですね。

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今回遠征は、まさかの誤算続き。
鶴さんTバー(旧観光T)、運休…。

2本あるTバーのうちの1本、「鶴さんT」は設営場所変更の為に運休。
この三日間、生きている索道施設は「小原さんT」の1本のみです。

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小原Tは姥ケ岳の直下に設営。
従いあそこまでハイクアップしなきゃいけません…。

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上駅の眼下には、大自然の織り成すストラタスのネイチャーView。
ダイナミックな雲海風景、流石にコレには足を止め暫しの撮影タイム。

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雲海が千切れ、荒々しい層雲の海。

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雲間より望む朝日連峰の前衛、岩見堂山と赤見堂山。

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10:30、んじゃ上りますか。
上駅から石畳の登山路をハイクアップ。

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雪原に出て、スノトレ靴からスキーブーツに履き替え。
フレックス100のフニャフニャ靴、コブ仕様のブーツです。

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Tバー架け替え場所中の鶴さんに御挨拶。
設営場所はもーちょい姥方面に上げるみたいです。

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ザックザックと雪中行軍。

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雪原をトラバース。
上駅から15分弱/約400mの担ぎ上げ。
まぁウォーミングアップと考えりゃ…イイか?。

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10ː45、やっとTバー乗線、アクティビティスタート。
今回遠征の三日間、回す索道は此処(小原さんTバー)だけ。

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中央のコースにコブライン2本。
竹竿ポールの左右外側はスプーンカットのナチュラルバーン。

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スタートからひたすらコブを

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回し続けます。
タダで回させて貰ってるので、7~10本毎にTバー下ろしをお手伝い。

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多少ガスの籠る時間帯もありますが、概ね視界は良好。
この日の月山は終日の☂マークの天気予報、レインウェア2本持参でのアクテビティ。
そんな予報に反して空模様は小康状態(曇り)を保ってます。

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牛首から先はガスの中の月山。
「何とか天気、持ってくれよ~」と念じつつのコブ遊び。

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眼下に広大な雲海を眺めつつのTバー回し。

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朝日も蔵王も雲海原の中、稜線のカケラも望めません。
まぁ山景眺望が利かない分は雲海パノラマでチャラ、コレはコレでイイや。

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12:30、一旦下山。
お腹空いたので下駅で「冷やし肉そば」タイム。

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13:25、アクテビティ.リスタート。
午後も攻めるはコブ一択。

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雲海だか層雲だかガスだか曇り空だか、よくワカンンナイ風景。
取敢えず目を奪われる、荘厳な風景です。

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午後になるとびっくりなサプライズ、往年のレジェンドが月山来訪。
専ら息子さんのコブトレのビデ取りされてます。

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我満さんです。
「黒菱急ヴェ」に「SKI NOW」に、バブル期経験者のスキーヤーなら御存知でしょう。
私めもこの方に憧れて、同じギアを使ってた時期がありました。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2013/05/force9-a9d6.html

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適度に休憩取りつつ、へピロテのコブ回し。
この日のTバー回しは約25本、うちTバー下ろしが5~6本。
実質アクティビティはコブ滑20本でした。

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14:50、撤収。
何とか雨も降らず天気も持ってくれました。
あと1~2本は回せましたが未だ初日、明日明後日に体力残しとかなきゃ。

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登山口の脇に流れる雪解け沢でスキーウォッシング。
岩凹沿いに板を寝かせるだけ、この時期定番の「月山の天然水」洗浄機です。

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1520、リフ下。
そんな訳で今回の遠征、回せるのは小原さんTバーのみ。
それでも2本あるコブラインは何れも良い按配の掘れ具合。悪天予報の平日なので待ち時間も無し。
滑りの内容/本数共に思っていたより充実した一日でした。
つづく。

 

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