●「第43回 つくばマラソン」後篇
えー、先日曜日は今秋走活最終戦、4年振りのフル参戦となる「つくばマラソン」。
多事多難の夏秋シーズンでしたが、何とかスタートラインに立つ事が出来ました。
そんな訳での大会リポ.後篇で御座います。
もう散々述べていますが、今秋のマラソンシーズンは既に実質「投了」。
8月末に肋骨2本骨折、10月中旬の完治までにトレーニングは殆ど積めず。
骨折中は怪我部位と相談しながら「恐る恐る」のジョッグをこなすのが精一杯。
完治後に急ピッチで走り込みを重ねるも、所詮付け焼刃のレベルです。
結果、10月に出走予定だった大会2つをキャンセル(東京30㎞/手賀沼エコ)。
無理を押して参戦した9~11月のハーフ4本は何れも酷い結果でした。
(湯沢秋桜1:37:41/札幌1:34:09/坂東将門1:29:15/上尾1:26:07)
それでも先週の上尾シティは予定よりも早いタイムでの完走。
何よりペースを抑えたとは云え、後半上げてのポジティブスプリット。
つくば一週間前に漸く「下の下」から「中の下」位の走力に持ち直し、ギリギリ「フル参戦」の目鼻立ちが付いた状況です。
そんな訳で不安と弱気しか無い「つくばマラソン」出走敢行。
但し仕上がりピークには遠く及ばず、サブエガとかサブ3とかは論の外。
今回のノルマはサブ3.5、進捗目途はこんな感じでした。
・10㎞までは㎞/4:50~5:00のジョッグペース。
・10㎞過ぎて余力あれば㎞/4:50前後にペースアップ。
・20㎞以降は残り距離と残存体力、状況を考えての判断。
・35㎞以降は㎞/4:30くらいにペースアップ…出来たらイイな。
兎に角、回収車には乗らない(DNFは避ける)。
「押さない」「無理しない」「足使わない」の専守防衛走プランです。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
レースは9時にスタート、気象コンデションは気温6℃/霧雨。
Bブロックスタートなので、廻りはサブ2.5からサブ3のシリアスランナー。
周囲のペースに煽られ、知らず知らずオーバーペースになっています。
スタートからスローペースを心掛けるも、入りの1㎞が4分半。
急ぎペース落とすもラップ4:40~4:45を推移、気付けば大学構内を出て5㎞地点。
ガーミンくんで心拍確認すると130前後、心肺的には全然無理してません。
「取敢えずこのまま行ってみるか」
第1ウェーブスタートの皆さんは㎞/4~4:10ペース(サブ3狙い)。
周りに「㎞/4分後半」でのんびり走ってる人なぞ居やしません。
スタート混雑が解消されると、後続ランナーに面白い様にパスされて行きます。
しかしこっちはサブ3で戦えるコンデションじゃ無し、悔しいですが仕方ありません。
周りのペースはガン無視して均一ラップを刻む事に専念。
10㎞通過が46:49、15㎞通過が1:10:08、心拍数も130~133を安定推移。
「この調子なら3時間半はヨユーかな」
つくば真岡線に入っての15㎞~24㎞区間は工場/倉庫/空地の続く単調な風景。
スローペースの走りもあって、1㎞毎の時間が矢鱈と長く感じられる。
しかもウェーブスタートのアヤ、このペースで走ってるランナーは周囲に居ません。
結果序盤から25㎞辺りまで殆ど単独走、フルでこの展開は辛い…。
レース中盤でゴール迄の目途も立たず、メンタル的にはこの辺りが一番キツかった。
「うーん、ずーっと同じ所を一人で走ってる感じ…」
24㎞手前を左折しエキスポ大通りに入ると、以降はメリハリのあるコース構成。
25㎞地点→新コース→学研都市折り返し→ZOZO倉庫→筑波山ビュー→30㎞地点→おしるこ→国土地理院→35㎞/口ノ堀陸橋、と頃良い間隔で進捗目安の付く建物や施設が点在し、残り距離が少なくなっているのが実感出来ます。
25㎞通過した時点でゴールへの青写真がはっきり見えて参りました。
「よーし、残り17㎞」
エキスポ大通り~新豊年橋から新コースを経て、27.5㎞の研究学園西を折り返し。
ローサイドの繫華街では沿道の観客も多く、声援で元気を貰えます。
ペースは安定して㎞/4:40前後を堅持、心拍数は少し上がるも140程度。
チラホラと落ちてくるランナーも現れやっと単独走から脱出、並走/パスを繰り返します。
25㎞(1:57:48)→30㎞(2:21:09)を通過、此処からギアを上げペースアップ敢行。
「前半で抜かれた分、全部ブチ抜く!」
怪我明け/トレーニング不足とは云え、走力的には「楽過ぎる」位のレース進捗。
30㎞以降は安全マージン取りつつも「残した余力」を使い切るプランに転換。
おしるこ/地理院/口ノ堀陸橋を通過し、筑波大学にカムバック。
ラップにバラ付きはありますが、35~40㎞を概ね㎞/4:30弱でカバー。
最後の2㎞は4:14→4:04とラストスパート、無事にフィニッシュとなりました。
・ネットタイム/3:14:58(㎞/4:37) グロスタイム/3:15:27
・総合順位 1785位/6873名
現状の腐れコンデションではこれが精一杯。
正直、良く3時間15分切れたモンだと思います。
当初の予定よりはペース上げての入りとなりましたが、それでも楽過ぎるラップ進捗。
「30㎞の壁」も何も無く、キツい筈のフル終盤が却って楽しかったくらいです。
寧ろ25㎞過ぎてからの方がゴールを逆算出来、体力/精神力共持ち直しました。
緩々レースとは云え、後半上げてのポジティブスプリット(前半1:39:07/後半1:34:50)。
臨戦過程と調整具合を考えりゃ、ソコソコ満足出来る内容/結果です。
それでも矢張り「万全のコンディションで戦いたかったなぁ~」てのが本音。
今んトコは2024年のつくばも出場予定、来年はノルマクリア(サブ3)しよっと。
12:30、サッカー場(手荷物預り所)で荷物を回収。
低温と霧雨で身体はすっかり冷え込み、そそくさと撤収。
ラグビーマッドとして、これは一枚撮っとかないとね。
サッカー場の隣にはラグビー場。
因みに今年の筑波、大学選手権の初戦は流経.勝てば次戦は明治です。
けやき通りの陸橋より、ゴールエリアの陸上競技場を望む。
混雑やランナーの走行を妨げない為、つくばマラソンの会場動線は基本「ワンウェイ」。
ゴール後、陸上競技場に戻る事は出来ません。
そんな訳でグラウンド外からの競技場撮影。
ネットタイム「サブ3.5」ギリギリのランナーが続々と入線されています。
12ː40、研究学園駅行きのシャトルバス乗車。
うー、冷える…(ガタガタブルブル)。
二週間前のデジャヴ?。
流山おおたかの森駅で途中下車「スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯」へ。
先々週の坂東マラソンでもお邪魔しており、これが今月二度目の利用です。
と、こんな感じのつくばマラソン.大会リポ前後篇。
私めの今秋走活もこれにて終了、アクティビティは秋から冬にシフトチェンジ。
NIKEをLANGEに履き替え、至福のスノーマッドな日々に突入です。
おしまい。