えー、今週12/11(月)~12(火)は今シーズン初の白馬遠征2days。
向かったスキー場は嘗ての職場にてホームゲレンデ「白馬五竜」で御座います。
折角の遠征、ホントなら2~3泊したい所処もシーズンイン直後の二滑目。
まだスキー用の体躯が出来ておらず、連チャンで滑るのは2日が精一杯。
一泊二日のショートステイとなった次第でした。
そんな訳で2023/24WINTER.1stHAKUBA、初日の滑走記で御座います。
6:50、ゲレンデイン。
未だシーズンイン時期の五竜、とおみゲレンデは雪不足で休眠状態。
平日はバスツアーの受け入れも無く、エスカルプラザのオープンも7:45。
ゲストは疎かスタッフの人影すら見当たらない、寂寞とした朝ぼらけでした。
例に由っての「The head」ゴンドラ待機。
7時頃になると何時ものメンバー(五竜オールスターズ)が続々と来場。
皆さんと8ヶ月振りの御挨拶「今シーズンも宜しくです」。
アルプス平にはどんよりと腰の重そうな濃霧。
キャビン駅からはエキスパートコースのシルエットすら望めません。
因みにこの日(12/11)、スノキャスさんの天気予報は晴れ☀。
やっぱり山の天気予報が外れるのは「悪い方に」なのです…。
8:15、キャビン営業開始/一発目の搬器に乗り込みます。
とおみゲレンデは薄皮一枚の積雪、これだけ暖かいとスノーマシンも回せません。
果たして年内にオープン出来るか、この様子だとチト厳しいかも。
いいもりゲレンデもご覧の通り。
しかもこの翌日の雨で、ゲレンデボトムの雪は殆ど溶けちゃいました…。
キャビンの車窓から望む景色は、土のゲレンデと視界不良のヘヴィガス。
テンション下がりまくり⤵の、憂鬱なゴンドラタイムでした…、が。
「切れたっ♡」。
高度1300mを境にガス帯を抜け、陽光の射す高曇りの空に。
現金なもので、俄然ヤル気Up⤴。
8:25、「業務連絡、トップ54番」。
アル3口開け乗車、このルーティンも8ヶ月振り。
深夜帯にも下がり切らない気温、早朝時点でアルプス平は4~5℃。
バーンは冷え込みの氷化も無く、「ザクっ」とした程好いザラメピステンでした。
連絡路に佇むのはスノーナビさん。
キャビンからアル3に滑り降りた所処を一枚「パシャリ📷」。
今季白馬の1st-RUNはSnownavi掲載となりました。
因みにスノナビさんには過去7回と結構な登場回数を誇る私め。
今回で「二年振り8回目」の出場(?)で御座います。
でもって御約束の、
「下から」「横から」「上から」の、グランプリ三連写。
このアングルのグランプリ、今シーズンは果たして何十回撮るんでしょうね。
しかし雪不足は如何ともし難く、さしもの五竜圧雪職人も苦戦の痕が窺えるピステン。
一枚バーンは地割れ/小石ゴロゴロの地雷が目立ち、至る箇所にハリネズミ。
夏道と地形も隠れておらず、むくりや片斜の起伏が目立つコンデションでした。
8:40、「あちゃ~」。
ガスに弱い子グランプリ、南から流れて来た濃霧に覆われてしまいます。
地雷と地形ギャップだらけのグランプリで足元が目視出来ないのは辛い。
至福の「朝イチグランプリ」は僅か3本で終了となりました。
一旦パノラマに避難。
緩斜面の分雪付きが良くフラットな圧雪、地雷もそれ程目立ちません。
ガスの引いたタイミングでグランプリに流れて込み。
グランプリ×7/パノラマ×4とランダムに回す事2時間半。
一旦河岸替えでヨンナナに向かいます。
10:50、ヨンナナR1。
標高下がっての北斜面、ガスに強い子ROUTE-1。
トップからミドル部に掛けては雪量充分、地雷の心配無く快適に回せます。
但しLineC分岐の辺りからは地表露出が目立つ様になってきました。
コンデションの良い時間帯はミドル~ショートのカービング。
コースが荒れてくるとプルークファーレンでシーズンイン基礎トレ滑。
下山コース(R1/ボトム)は罰ゲーム状態。
勿論圧雪は入れられず、ボコボコガタガタで半分土のスロープ。
この翌日(12/12)からコースクローズとなりました。
LineCでR1を7本回し、五竜エリアに戻ります。
12:15、小レスト入れてパノを3本回しグランプリへ。
今日のグランプリはホントにムズい…。
雪日照りと高温(5~6℃)で雪は「モサモサ」「グサグサ」の重馬場化。
引っ掛かる/抜けは悪い/足場は沈む、とまるで春スキーのコンデションでした。
嗚呼、今日は満月が綺麗だな。
晴れ予報は何処へやら、朝から日中に掛けてずーっと曇天の鼠空。
時折覗く御日様も、直ぐに雲隠れしてしまいます。
午後には白馬盆地が望める様になってきました。
これじゃ「白馬」村じゃ無くて「栗毛馬」村…(ヒヒーン🐴)。
13:40、再び47に移動。
R1を回していると上空の鉛雲が切れ始め、
陽光がスロープを照らし、
晴れたっ!!!。
14時近くになって、やっと予報通りの青空に(晴れるのが6時間遅い…)。
遅蒔き乍らの好天好転、これでラスト1時間半を回すモチベーションもアップ。
そして白馬連峰を覆っていた厚雲も次第に引き始めました。
唐松岳♪。
白馬三山♪。
そして武田さん♬。
頚城三山に、
戸隠の山々も望める様になって来ました。
そして晴れ予報を外した、天照大神のお詫びかは扨不知。
大自然の織りなすネイチャーViewが「おまけ」に付いてました。
14ː20、南西の空には、浩々と広がる高天原。
「雲海」っ!!!
幾重にも重なるストラタスのグラデーション。
午後から夕刻に掛けて雲海が出現するのは珍しい。
穏やかな漣の立つ「凪の海」。
リフト乗車中の皆さんも、スマホ片手にパシャパシャ📷撮影タイム。
最後はパノ回しで〆。
オープニングシーズンのアルプス平は15時半でリフト営業終了。
バーンが日陰に覆われた15時過ぎに撤収すると致しました。
ま、白馬遠征初日に五龍岳が拝めてヨカッタ。
♨浸かってチェックインして、オツカレ麦酒と夕餉は此方。
今年も沢山お世話になりまーす。
と、こんな感じの第一次白馬遠征.滑走記初日篇。
「雲海広がる初日」から「虹架かる二日目」に続きます。