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2024.01.23

●氷の微笑

えー、「第五次白馬遠征」を終え、先程東京Back home。
本日午前に発生した新幹線の停電トラブルは、夕刻になっても復旧の見込み立たず。
止む無く長野駅からアルピコさんの高速バスでの帰投となりました。
このパターン、元日の戸隠遠征(能登半島地震)に続いて今年二度目。
二日間酷使した老体 壮年の身体に3時間半のバス移動は厳チイ荒行でした。

しかも今回遠征2Daysは、結構Hard&Toughなアクティビティなのでして…。

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初日(1/22)、白馬の黎明に妖しく青光りするコーデュロイ。
ヒールキック入れてもビクともしない氷結(ストロング9)ストライプがお出迎え。
元アル3の主(現在ナイトフロント)曰く「殺人ピステン」。
多分この雪には結構な割合でセメントが配合されているのだと思われます。

ゲレンデボトムでこのカチコチ雪、果たして上はどーなってる事やら…。

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朝イチグランプリ、轍跡が波打つセメントスロープにLanding。
天然のインジェクションが入った「氷のバーン」、良いFISレースが開催出来そうです。

只「どーにもならない」って程では無く、しっかり噛ませばエッジは入る。
コンデションに慣れてくると縦ズレ多様してのロングターンも可能でした。

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但し初心者+ペラペラのレンタル板だと辛い…。
パノラマから漂着したコノハアザラシたちが途方に暮れ、悲痛の声を上げています。
某パトさん曰く「ムンクの叫び」、ココは君たちの生態系じゃないんだよ。

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二日目(1/23)の朝。
例に由ってのカチカチ雪の上に強風に飛ばされた粉雪が斑ら乗り。
エッジグリップが一定せず、こんなのならトッピングなら無い方がマシです。

それでもこのコンデションは前日に修練済、直ぐにアジャスト。
谷回り長めの落とされ気味ではありますが、高速ロングが気持ち良く決まりました。

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お昼前になっても残ってるピステン跡。
エッジでなぞるだけじゃビクともしないハードパック。
「ザザザザ…」と板をズラす波の音が鳴り響くグランプリでした。

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14時前でもこの超フラット&超カチコチバーン。
この後、日陰化すると「セメント」は「スケートリンク」に極悪エボリューション。
まるで強化ガラスのバーンに粉チョーク撒いた様なコンディション。
滑走ノイズは響く、エッジは入らない、削られた雪でスキーは挙動不審。
中~低速のスキッドで滑り降るのも厳しいコンデションとなって来ました。

と、こんな感じの第五次白馬遠征.「アイスバーン祭」ハイライト集。
個人的にアイスバーンは好きなので思ってた以上に楽しめました。
但し二日目のラスト1時間「修羅のバーン」には手も足も出ませんでしたけどね。
滑走記は亦後日にDemo。

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