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2024.02.29

●合宿「打ち上げ」

えー、今週は月曜日から人様より少し遅れての三連休。
例に由ってのスノーライフは「第七次白馬遠征」に逝って参りました。

所処でスキーと云っても「レジャー的要素」は全く無い、スノーマッドな私め。
夜は20時までに就寝/朝は6時前に起床/営業開始の1時間半前にゲレンテイン。
そして朝イチから体力の限界まで滑り続ける鍛錬修行が三日間。
何時もながら、殆ど大学体育会系.合宿レベルの内容で御座います。

そんな訳で今回の白馬合宿(?)も無事終了。
でもって「合宿」を終えた後は、当然「打ち上げ」が待っているのです。

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17時半に松本とーちゃく。
先ずはオツカレ麦酒と腹拵え。

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でもってウイスキー&カクテルタイム。
180分/2軒勝負は何時もの鉄板コースです。

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ヒースローのお土産があったので頂きました。

しかし何時も恨めしく思うのは最終あずさの時間の早さよ。
あと30分遅けりゃ、もうちょいゆっくり飲めるのになぁ…。

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20:10、ギリギリセーフ。
上諏訪を過ぎた当たりで泥酔の沼に沈み、気付けば新宿。
そー云えば今年に入って、未だ松本でしか洋酒飲みしてない私めなのでした。
おしまい。

 

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2024.02.28

●泥

えー、第七次白馬遠征の三日間を終え、最終日は松本で「食って」「飲んて」。
最終のあずさで帰投した23時過ぎで御座います。

まるで大学体育会系の合宿みたいなスケジュール。
心身共にリミッター目一杯まで酷使したタイト&タフな遠征でした。

そんな訳で残存燃料empty、詩藻綴る余力なぞ残っておりません。
今夜は泥みたく眠りこけます。
オヤスミナサイ。

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2024.02.27

●黒×赤マンモス

えー、北安は神城の地よりグッモーニン。
只今「第七次白馬遠征」、ホームゲレンデ五竜で雪猿中の私めで御座います。

所処で昨日/今日の白馬村は「寒の戻り(但し降雪量は少ない…)
五竜ゲレンデトップ(標高1670m)の日中気温は−7~9℃との予報です。
今回の遠征はそんな冷え込みにアジャストしたレイヤーをチョイス。
先日購入した「新アイテム」を投入致しました。

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・MAMMUT/GORE-TEX  ALL ROUNDER
2016年~2022年にリリースされていたマムートさんのマウンテンパーカ。
人気のラインナップで市場からはとっくに姿を消していますが、未使用の新品が某フリマサイトで出展されていたのを発見。
思わず「ポチッ」としてしまいました。

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本格的なアルパインは元より、春スキーやトレッキングなどアウトドアのアウター。
またマムートならではの洒落たカラーリングとデザインから、勿論タウンユースでも。
その名の通り「オールラウンダー」、幅広いシーンで活躍してくれる一着です。

2.5層のGORE-TEXはePTFE仕様、更に止水ファスナーを用いた高防水性能。
堅固な撥水/防水性を誇りますが、透湿素材でウェア内のムレも少ない。
そしてポリエステル100%ならではの軽量感と動き易い立体裁断。
関節回りの稼働もガサ付きやつっぱり感が無くストレスレスです。

そんな訳で今回はミドルレイヤーとしての使用、早速大活躍しています。
あとやっぱりマムートは「黒×赤マンモス」のクラッシックロゴの方がカックイイですね。

 

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2024.02.26

●今週の【2/26(月)~28(水)】定休日

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
そんな訳で今週のオヤスミ案内になりまする。

※2/26(月)~2/28(水) 三連休となりますので御了承下さい。

本日より第七次白馬遠征.3Days、カチコチのアイスバーンと戯れて参ります。
御迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。
<(_ _)>ペコリ

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2024.02.25

●2023/24.二十一滑目「川場」

えー、本日は一週間前の答え合わせ。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2024/02/post-cca9b3.html

月曜日は定休日にてオシゴトオヤスミの2月19日。
しかし先週の信越地方は都内同様、週初めからマークが並んでおりまする。
白馬遠征は止む無く断念、低標高の湯沢里山ゲレンデも雨模様が濃厚でパス。

そんな訳で今週のスノーライフは雨中滑走を避け、曇り予報のゲレンデをチョイス。
今季初となる水上沼田エリアは川場に向かう事に致しました。

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10:20、カワバシティとーちゃく。
「あっちゃー、ガス…」
気温はヌル~く約5℃/無風、こりゃ引く見込みはゼロだな…。

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10:45、ゲレンテイン。
流石首都圏近郊の人気ゲレンテ、平日でも多くのゲストで賑わってます。
試験期間を終えた事もあり、特に学生さんのグループを多く目にしました。

以後、白黒写真が続きます。

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白鳥EX乗車、取敢えずスカイライン~ジャミンを回します。
高手も無名峰も何にも見えませ~ん。

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今季の異常暖冬を象徴する一コマ、その1。
「おいおい、今は2月中旬だよ…」。

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ゲレンテコンデションはザブザブ雪の一歩手前。
下地はしっかり捉えられますが、時折沈んだり引っ掛かった。
ジャミンまで下りてくると、急斜パートでは茶色い雪がコースの半分を覆っていました。

2月の川場と云えば極寒と強風が名物、でもってバーンはカチンコチンなのがデフォ。
それがこのコンデション、今季のカワハは3月中ばで「詰み」かな…。

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気にならない程度の霧雨が、降ったり止んだりを繰り返し。
この日厄介だったのは雨では無く霧。
「濃い」と云うより「重い」ヘヴィガスがゲレンテ全域に滞留。
まるでエアブラシを散布している様な、超ウェットコンディションです。
纏わりつく様なミストシャワーでウェアはしっとり、徐々に浸水被弾。

何よりゴーグルに霧煙の粒子が付着、磨りガラスみたくなり視界を妨げる。
ガスそのものの視界はソコソコ利いてるのに、可視コンディションが可也悪い…。

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12:00、白鳥からクリスタルEXへ。
こんな日にフード付クワッドは有難い、のですが…、

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しかしコースが致命的にツマンナイ。
只でさえ緩斜面のクリスタルコース、しかも混雑、しかもゲストの多くが挙動不審。
滑ると云より単に下りてるだけ、2本回して白鳥に戻りました。

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13:00、結局この日は殆ど白鳥回し。
こんな天気で無名峰のコブには入りたく無し、超鈍行の高手ペアにも乗りたく無し。
バリトレに軸足を置き、スカイライン~ジャミンばかり滑ってました。

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たまに白鳥ダウンヒル~桜川を挟みます。
グサ雪にも慣れて来て、滑りの調子自体は尻上がり。
角付け~荷重時に外足で雪面を削り込む中速域での足場作りトレーニング。
徐々にスキッドからカービングに移行と、地味なバリトレを繰り返します。

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今季の異常暖冬を象徴する一コマ、その2。
ダケカンバもすっかりと春の支度、硬い冬芽が綻び出してます。

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14時を回るとガスは高度を下げて来ました。
白鳥/桜川EXの後ろにあるカワバシティの影すら見えません。

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16:00、撤収/久し振りのカラー写真。
この日は無名峰でコブ遊びする心算でしたが、こんな天候なので断念。
ずーっと整地ばかり滑ってました。
まぁ自然が相手のスポーツですから、こんな日もあるものです。
と、予定が少し狂ったアクティビティも天候の割には充実した一日でした。

と、こんな感じの今シーズン、初カワバ(でもって多分最後のカワバ)。
明日からは第七次白馬遠征、2週間振りの五竜です。

 

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2024.02.24

●2023/24.GPSウォッチング「五竜&47」

えー、本日は「ゲレンデGPS計測シリーズ」、2023/24シーズン第一弾。
十年位前からちょくちょく行っている滑走時のGPS測定。
これが思いの外、面白いデータが取れるもので何時の間にか常態化。
此処数年は、全てのアクティビティをデータで残しておりまする。

そんな訳で今回は先々週の第六次白馬遠征.二日目の滑走記録。
ゲレンデは過去3シーズン、一冬を過ごしたオシゴト場「白馬五竜&47」。
白馬blueの冬晴れに恵まれた一日、スタッツは以下の様になりました。

・2024年2月13日(火) 白馬五竜&47

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・天候/快晴 ・気温/-2℃~6℃
・ゲレンデ滞在時間/8:02:13 ・滑走時間/1:52:50
・滑走距離/61.14 km ・滑走本数/49本 ・高度下降累計16159m
・平均滑走速度/32.8kph ・最高速度/71.2kph

・滑走コース/グランプリ×30(うちダイナミック~とおみの下山コース3) 
 ルート1×6 ルート2×9 いいもり×4

ゲレンデトップは前々日降った新雪が利いており、ソフトタッチのコットンスノー。
ゲレンデボトムは早々に融雪が進み、ザブザブのコーンスノー。
上と下で雪質の乖離が大きく、殆ど上で回した一日。
朝イチのグランプリは言わずもがな、官能的までの完璧ピステン。
47側では特にR2のコンデションが出色、この2コースで9割方回してました。

好天と良雪に恵まれ、久し振りの滑走距離60㎞オーバー。
滑走の質量共に今シーズン屈指の充実度でした。

 

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2024.02.23

●Biore-u (Goryu-version)

えー、本日は酸性雨…じゃなかった、弱酸性なオハナシ。
お店の化粧室のハンドソープが空っぽになったので、新しいものを買って来ました。

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ドラッグストアで購入したのは、運良くSALE中だった「ビオレu」。
しかしパッケージのデザインが間抜けで気に入らない メルヘンでカワイ過ぎる。
そんな訳でシュリンクフィルムは剥がしちゃいました(御免なさいね、Kaoさん)。

ただ、無地の白ボトルってのも「人もをし 人も恨めし 味気なく」。
自宅にあったシールを貼って、手洗い台に据付ける事に致しました。

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じゃーん。
今となってはレア物(?)、昔の白馬五竜のロゴステッカー。
以前同スキー場に勤めていた際、エラい人から貰ったものです。

色合いと云いサイズと云いぴったり、まるで本当の公式グッズみたく。
と、一人悦に入る私め。

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裏面には現在の「エイブルhakuba GORYU」のロゴシール。

と云う訳でトイレの話を一つするのにも、スキーネタの絡む弊ブログなのでした。
ちゃんちゃん。

 

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2024.02.22

●三連休の【2/23~2/25】営業案内

えー、一昨日の東京は今冬の異常暖冬を象徴する様なポカポカ陽気。
2月の観測史上最高気温、23.7℃を記録しました。

と思ったら今日は氷雨の濡つ雨水の冷え込み。
日中の気温は9℃に届かず、夜半になると4℃を切る寒さとなりました。

そんな乱高下の空模様もあってか、ウチの商いも温暖差の激しい二日間。
満席御礼の時間帯とお茶挽な時間帯が極端に乖離した夜が続きました。

そんな訳で本日のお題は明日からの三連休の営業案内。
冬場に臨休度合いの増す当店ですが、馴染みのゲストは織り込み済み。
「明日はお店開けてるの?」と事前にお電話などで問い合わせ頂いてます。
まぁ幾らお休み多めに取ってるとは云え、ウィークエンドはちゃんとやってますよ。
で、三連休も以下の通りフツーに営業しております。

2月23日(祝) 18時オープン~Goodtiming
2月24日(土) 19時オープン~Goodtiming
2月25日(日) 18時オープン~22時ラストオーダー/22時半クローズ

但し日曜日は翌日の白馬遠征の為に早仕舞い。
従い2/26(月)、2/27(火)はオヤスミとなります。
尚、2/28(水)の営業は今んトコ未定、多分オヤスミする事になると思いますが…。
決定次第、亦Up致しまする。

と云う訳で、宜しくお願い致します。

 

 

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2024.02.21

●2023/24.二十滑目「五竜&47」

えー、先週2/12~14は「第六次白馬遠征」の最終日。
今季節目の20滑目は、バレンタインデーお一人様スノーライフ。
そんな訳でウレシハズカシ「White chocolate-disco」滑走記で御座います。

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6:00、黎明の底に眠る神城の里をテケテケとアップジョグ。
日の出刻が近づくにつれ、山入端は暖色を帯びた色合いに変わって来ました

宿に戻って朝食を取り出陣、例に由って7時前からキャビン駅待機です。

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6:55、2月14日の朝にグッモーニン。
1月に較べると日の出も20分程早くなって参りました。

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今日も絶好調な白馬晴れー。
朝陽が白銀のスロープに注ぎ乱反射、眩い朝を迎えました。

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817mより見遣る1516m。
キャビン山麓駅からは2013m先の山頂駅がくっきり望めます。

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7:25、キャビン駅には何時もの面々。
朝イチ五竜のオールスターズ、うちスキー板なのは私めだけ。

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キャビンからは今季初のカモシカちゃん発見。
さーて、何処に居るでしょう。

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8:25、「業務連絡、トップ59番」。
今日も青白ツートンのコントラストが目に眩い。
しかし2月半ばと云うのにアルプス平の気温は0℃と穏やかな陽気。
この調子だとゲレンテボトムは3月持たずに「詰み」となりそうな悪寒…。

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でもって今日のグランプリも、

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相変わらずの神業ピステン。
しかもアル2側は鉄柱サイドギリギリまでの圧雪が施されています。

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1st-Runはワイドバーンのど真ん中をブチ抜きます。
一昨日降った新雪のソフトフィーリングは無くなり「カチッ」と硬めの雪面タッチ。
それでも超フラットに仕上げられたパックバーンは高速ロングにお誂え向き。
「ブヴォォン」とコーデュロイを切り裂く足裏感覚が官能的でした。

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至福のモーニングタイム、4本目。
昨日に較べゲストの出足は遅く、まだコーデュロイは売れ残っています。
楽しい、楽しい、楽し過ぎるっ♬。

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武田さんも二日続けて御機嫌麗しゅう♡。

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白馬三山も青空に映えるっ♡。
パノラマを回している皆さんも楽しそう。

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青空のカンバスに一本のコントレイル。
後述する理由もあって、この日のアクテビティはイケイケの「午前集中型」。
遠征三日目で身体はヘタり気味ですが、残存体力を考えず目イチで回します。

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10:15、47へ移動。
昨日同様狙いはR2も、ややアイシーなコンディションで板は叩かれ気味。
山回りで落とされ気味なロングターンになってしまいました。

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R1もコンデション良好。
今日はどっちをメインで回すかな~、なんて考えていたら…。

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Line-Cがコレ。
常時10分前後待つ慢性的渋滞、平日なのでシングルレーンも設置されてません。
これなら待ち時間無しのアル3回した方が得策。
4本回してグランプリに戻りました。

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11:40、グランプリ帰投。
南の空にはぷかぷかと浮かぶレンズ雲、明日から天候は下り坂となりそうです。

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でもってこの辺りから残存燃料empty。
三日間の疲労蓄積が表面化、腰と広背筋が言う事を聞いてくれません。
前傾姿勢が不安定だと、ポジションが後ろ気味になってしまいます。
やや荒れのコンデションでブーツの真上から荷重出来ないのは辛い…。

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しかもランチタイム時と云うのに、

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うじゃうじゃとゲストの増すグランプリ。
こーなるとアル2側かアル4側のコースサイドをショートで回すしかありません。

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12:30、早めにランチ。
エスカルのテラスに陣取ってるのは全てインバウンドの方々。
昨夜のNBSニュースによると、1月の白馬各スキー場の外国人比は48%との事。
実際ににはもっと多い感覚ですが、少なくともゲストの半分を占めています。
特に東アジア系の来訪者が激増している様に感じられました。

ランチ後はグランプリを7本/いいもりを3本回して〆。
遠征最終日は都合上、14時の早期撤収なのでした。

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16:20、長野駅から北陸新幹線はくたか乗車。
この日は18時に東京に戻り、そのままオシゴトで御座います。
三日間滑り倒して休む間も無くお店出しと、キ〇ガイじみた雪莫迦スケジュール。
流石にこの夜はヘロヘロ、気力体力を振り絞っての商いでしたとさ。
おしまい。

 

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2024.02.20

●2023/24.十九滑目「五竜&47」

えー、本日は先週2/12~14の「第六次白馬遠征」、二日目滑走記。
この日のスノキャスさん予報は、雲無し/風無しの100%冬晴れピーカン。
しかも前日積もった新雪は20cm、スノーコンデションも五重丸◎◎◎◎◎確定。

そんな訳で今回遠征はこの二日目が狙い日。
果たして想像以上の「とびっきりな一日」が待っていたのでした。

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6:40、今日も朝からキャビン駅待機。
昨夜入れたリキッド(VOLA)の仕上げをして、板の準備は万端。

営業開始の1時間半前、一般的なゲストの皆様はお宿でお眠りの時間。
こんな早くからゲレンテインなんて「莫迦じゃねの」と思われるでしょう。
でも人っ子一人居ないゲレンデを独り占めするのは気持ちの良いもの。
それにオープン前の早朝ならではの楽しめもあったりするのです。

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圧雪職人さんのピステンお仕事を眺めたり、

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押したてのコーデュロイをキュキュッと踏みしめたり、

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モルゲンに染まる山膚を見入ったり、

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東雲の朝に出ずる暁光を拝んだり、

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朝陽に伸びる影を自撮りしたり。
と、結構楽しい時間だったりするのです。

7時半を回るとブーツ履いてストレッチして、徐々に臨戦態勢を整えます。

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気付けばキャビン営業開始15分前。
突き抜ける様な、そして澄み渡った白馬の空には雲一つ無し。
こりゃ狙ってた以上の「The-Day」、絶好のスキー日和に恵まれました。

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8:25、「業務連絡、トップ111番」。
スタートは1並びの111番搬器、今日は何かイイ事有るかな?。

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振り返って浅間山と四阿山。

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虫倉/荒倉の向こうには志賀高原の山々。
アル3から見返る信越~上信国境のスーパーワイドパノラマは見事な展望。
北は海谷山塊/頚城山塊~南は八ヶ岳/南アルプスまでがクリアに見晴らせました。

で、この日のグランプリは珠玉のコンデション。 

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Beautiful ! 
ドフラットに仕上げられたワイドバーンには、

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Awesome !
圧巻のビューティフルピステ、

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Marvelous ! 
垂涎のバージンストライプ。

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This is Grand Prix!!!
何時もにも増して美しいピンストのカーペットは、見惚れてしまう様なグルーミング。
そして最初の1本は「コレ全部オレのものっ♥」
だから朝イチグランプリ一番乗りは止められないのです。

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右手には白馬三山。
小蓮華~船越ノ頭~白乗と続く白馬連峰もクリアな見晴らし。

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パノラマコースもスーパーなグルーミング。
遠望には海谷山塊~頸城山塊~戸隠/飯綱連峰の信越名山群。

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1st-シュプール「頂っきまーす」。
コキュコキュと雪鳴きのするパックバーンはキリッと締まりつつもソフト雪面タッチ。
エッジ喰いは抜群、板は走る、スキーコントロールも自由自在です。
ヤバい、ヤバい、ヤバ過ぎるっ♬

「ブゥォォン」とコーデュロイ模様を切り裂く足裏感覚は鳥肌モノ。
エクスタシーな高速ロングがビシバシと決まりました。

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「That's Carving time !」
ワイドな一枚ハーンには気持ち良さげなターン弧が次々と描かれていきます。

平日としてはゲストの出足が早く、コーデュロイは1時間持たず完売。
やりたい放題の高速ロングターンタイムはオープニングからの40分間。
それだけでも充分にモトを取れた、至福の「朝イチグランプリ」でした。

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この日の五竜は「白馬Blue」と「白馬White」、

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青白ツートンの二色構成。
「嗚呼、生きてて良かった…」「嗚呼、スキーやってて良かった…」。
雪良し、バーン良し、天気良し、そしてパノラマ眺望も抜群です(↓)。

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壁紙候補。
グランプリのトップより、信越名峰群のスーパーワイドパノラマ。
この構図で人の映らない写真が撮れるのは、朝イチの時間帯ならでは。

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流石に10時になると混み出して来ました。
2時間で15本回してキリの良い所処、一旦グランプリを撤収します。

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10:35、ダイナミックからとおみ2へ。
タクガ沢の堰堤に下りると明らかに気温が高く雪質が一変。
水溶き片栗粉みたいな重雪コンデションに変わりました。
「こりゃ今日は上で回す日だな」。
いいもりで回す予定を変更、そのままキャビン駅に向かいます。

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ハクバブルーのハクバホワイトに映える、ディナブルーのディナホワイト。
こんなピーカンの晴れ空にこそ、一層見栄えのする愛機のコスメでした。

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10:50、47へGo。
合流路から望む雨飾山と頚城三山、無人のシャッターチャンスで思わずパチリ📷。

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R1は荒れ少なくフラットコンディションで絶好調。
でも、この日のヨンナナは、

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こっちが爆当たりっ🎯。
入りの急斜部が嫌われてか、Pow日以外は回すゲストの少ないROUTE-2。
ドフラットなコンディションの上、昨日の雪が利いておりソフトな雪面タッチ。
グリップも板の走りも絶好調、こんなR2はハイシーズン中でも滅多に出くわしません。

何時もはミドル~ショートで回す所処ですが、こんな日は大回り3ターンで一気下り。

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そんな訳でこの日はひたすら「R2回し」。
滑走者も殆ど居ないのでやりたい放題、2発有るヘアピンも楽しいっ。

丁度10本回した所処で12時半。
ランチタイム時の閑散期を狙ってグランプリに戻る事に致しました。
「こんな日はメシ食ってるバヤイじゃありません」。

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12:30、南沢ノ頭(通称1450/正確には1450.7)にて一写。
地蔵ノ頭から遠見尾根を経て五龍岳~最低鞍部から唐松岳に至るワイドパノラマ。

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今日の武田さんはスフィンクスとペアで一写。
2/10~18の間、47では雪像コンテスト.人気投票が開催中。
私めはこの雪像に
一票。

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12:40、グランプリは思ってたより人減ってません。
ランチ時なのにソコソコ以上の混雑継続中、これじゃロング回しは難しい…。
しかし平日なのにこの盛況振り、今季の五竜は本当にゲスト入ってる。

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それじゃココ攻めますか。
アル2/4沿いスキーヤーズライトのライン。
グランプリの中でも最大急斜部/やや片斜なのが幸い、荒れは比較的軽微。
コースサイドなので左側だけを注意していれば攻めた滑りも可能。
ミドル~ショートターンでガツガツと回します。

9本回して14時、下山してエスカルで30分のランチレスト。
急ぎキャビンに乗り込み戦線復帰、再び47へ向かいました。

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午前中に引き続き、狙いはR2。
入りの緩斜面からストンと落ちるスロープは47のアーデルボ―デン。
八方のセントラルと云い、こー云う斜度変化は個人的に大好物です。

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多少は有れて来ましたが、まだまだロングで一気下り。
5本回して15時半、営業時間残り30分のアル3/グランプリへ。

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レイトアフタヌーン.グランプリでよく見る風景。
グランプリは日陰化、上級者でも手こずるタフなコンデションに。
パノラマから漂着して来たコノハアザラシとハノジアメンボが途方に暮れてます。

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16:05、〆はいいもり道場。
コス4ではペンギンと猫の雪だるまがお出迎え。
4本回して16時半、きっちりラストまで滑り切りました。

と、こんな感じの「The-day」滑走記。
この日は久し振りの滑走距離60㎞超え、質量共に堪能/満喫した一日でした。
嗚呼、本当に楽しかった。
翌日につづく。

 

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2024.02.19

●築35年(1989年竣工/8階建/RC造)

えー、本日は月曜日にてオシゴトオヤスミ。
例に由ってのスノーマッドなHOLIDAYで御座います。

しかし今週の信越地方は月火水とマーク。
予定していた白馬遠征はキャンセル、予備プランの石打丸山も断念。
比較的天候のマシな水上沼田エリアへDay-skiに逝って参りました。
そんな訳で今季初の群馬遠征、向かったゲレンデはと申しmast。

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何、この荒廃した建造物…。
別に廃墟探検しに行った訳じゃ無く、歴としたゲレンデの一施設。
まぁ群馬エリアのゲレンデを主戦場にしている方なら直ぐにお解りでしょう。

答え合わせは亦後日にDemo。

 

 

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2024.02.18

●販売速報【2024.雨水版】

えー、明日は節季「雨水」。
冬の寒さも峠を越し、雨降って地湿る時節で御座います。
そんな時節に合わせてか、来週の東京は一週間まるまる「マーク」。
嗚呼、東京は雨でも良いから長野と新潟には雪降ってくれー(悲痛な叫び)。

と云う訳で武蔵野口の場末の酒場、今年最初の「販売速報」。
2ヶ月置きの弊店「傾向と対策」で御座います。
まぁ例に由って何の参考にもならないと思いますが…。

■ 最近よく作っているような気がするカクテル(順不同)

・ロングの部
  ジン&トニック
  モスコー.ミュール
  ウイスキーの水割り(前回からカクテルの部に加えました)
   ‥~‥~‥~ 相変わらずの二強+1 ~‥~‥~‥
  ジン.フィーズ
  ジンリッキー
  ハイランドクーラー
  ボッチボール
  ネグローニ
  アメリカーノ
  デュボネ.フィーズ(最近マイブーム)
  スロージン.フィーズ
  オールド.ファッションド
  ゴッドファーザー
  ブラッディ.メアリ(バノックバーン含む)

・ショートの部
  マティーニ
  スモーキーマティーニ
  マンハッタン
  スプリング.フィーリング(立春~春分の頃は毎年固め打ち)
    ‥~‥~‥~ 相変わらずの三強+季節モノ ~‥~‥~‥
  ギムレット
  ロブ.ロイ
  ダークラム.ダイキリ
  サイドカー 
  ハネムーン
  アレキサンダー(例のアレキサンダー含む)
  オールド.パル
  ゴールデンドリーム
  ハンター
  サイレント.サード
  アラウンド.ザ.ワールド
  ミリオネア

・ホットカクテルの部
  アイリッシュコーヒー
  ゲーリックコーヒー(ブラック版含む)
  ホット.バター.ド.ラム(レシピ変えてまずまず好評)
  ウイスキーのお湯割り

暖冬の影響もあり、今冬はHotモノが余り人気ありません。
まぁそれでもやっぱり冬は冬。
ウイスキーやダークラムベースのsweet&richなコクテールが良く出てます。

■最近よく出るような気がするウイスキー(順不同)

・フツーのウイスキーの部

  アイラ全般
  ロイヤルブラックラ12年
  モートラック12年
  グレンアラヒ15年 
  グレンドロナック12年
  タリスカー.ダークストーム(そんな季節です)
  サントリー季(ハイボール専)   
  白州NV
  ニッカ.フロムザバレル
  ターキー.ラッセルズリサーブ10年
  ※ウイスキーじゃないけどルスタウ.ロホ
  ※ウイスキーじゃないけどミッシェル.ユアール2008(寺町林檎屋スペシャル)
  ※ウイスキーじゃないけどコーヒーリキュール(祇園宝屋スペシャル)

・フツーのウイスキーの部/主にカクテルベース 
  
グレングラント10年
  タリスカー10年
  マッカラン12年
  ラガヴーリン8年
  フェイマスグラウス.ネイキッド
  ジョニ黒
  ブレット.ライ
  ワイルドターキー12年
  ジェムソン

・少し古いウイスキー
  お店でお問い合わせ下さい。

以上、こんな所処にて。
次回の月報は4月下旬、GW前の頃になると思います。
擱筆。

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2024.02.17

●来週のオヤスミ案内

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
そんな訳で来週の不定休な定休日の御案内。

オヤスミは月曜日(2/19)のみです。

来週の白馬は火曜日以降、☂続き。
遠征に出向く天候では無さそうなのなので白馬行きはキャンセル。
水上沼田エリアゲでの日帰りスノーライフと致します。

 

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2024.02.16

●Spring feeling

えー、昨日の関東首都圏は2月中旬と云うのに春本番のポカポカ陽気。
各地で最高気温20度を超え、東京でも21.1℃と4月並みの暖かさ。
今季の異常暖冬を象徴する様な一日となりました。

併せて例年より半月以上早い「春一番」も到来。
しかし最大風速18.8mと猛威を振るう暴風は「春疾風」と云うより「春嵐」。
ドミノ倒しになった自転車や道路に舞い散る洗濯物を彼方此方で目に致しました。

そんな時宜に即して本日は「春の訪れ」に因んだお酒のオハナシ。
ジンベースのショートコクテールでは、五指に入るお気に入りの一品です。

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・スプリングフィーリング
年間通して良く作ってますが、特に立春~春分の頃に「固め打ち」してます。
ドライジンのシャープさとジュニパーの香気、そしてシャルトリューズの薬草風味。
両者の織り成すフレーバーにレモンの酸味が程良いアクセント。
そして仄かな萌黄の色合いは、その名の通り「春の訪れ」を予感させるもの。
シンプルながらも過不足無く、完成度の高いレシピです。

因みにグラスは1902年頃のモーゼル.シャンパンクープ。
ボウル部にエンヴレーディングされている花草文様はアイリス。
晩春に咲く花で時期は少しずれますが、グラスも春っぽいものをチョイスしました。

そんな訳で今日も「春二番」、風の強い一日です。

 

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2024.02.15

●2023/24.十八滑目「五竜&47」

えー、今週の月~水曜日は雪曜日の晴曜日にて、二泊三日のスノートリップ。
第六次白馬遠征はホームゲレンデの五竜47に逝って参りました。

そんな訳で遠征初日、2月12日(月.祝)の滑走記で御座います。

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6:40、ゲレンテイン。
前夜から降り続く雪は山麓ベースでも10㎝オーバーの積雪。
記録的な暖冬と雪不足で頭を抱える今季の国内スキー場。
此処白馬でも例外では無く、久し振りの纏まった降雪は「恵みの雪」です。

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取敢えずスカイ4に一番乗り。
土日祝のとおみゲレンデは、スカイ4が早朝7時からOPENするサンライズスキー。
基本的に平日スキーヤーの私め、サンライズを滑る機会は滅多に無いのです。

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7:00「業務連絡、トップ28番」。
この日は三連休最終日、連泊で訪れている方々は恐らくヘロヘロ。
そんな理由かは扨不知、サンライズ営業を待つゲストは15名程でした。

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ノートラのホワイトカーペットにドロップイン。
ピステン上に約5㎝の新雪が乗り「フワっ」とソフトな雪面タッチ。
つっても緩斜面のとおみゲレンデ、積雪抵抗で板は殆ど走りません。
足慣らしで4本回し、キャビン駅に向かいました。

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7:25、キャビン駅にて、辛うじて望めるSUN-RISE。
サンライズスキーを放棄してゴンドラ待機をする先着ゲストは6名。
何せ祝日の五竜、しかもこの雪ですからテストスキーの実施は濃厚。
果たしてこの後のキャビン待ちは「エラい事」になるのでした。

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8:00、営業開始15分前になっても搬器の流れる気配は無し。
パトさんが1発目の安全確認を終え、2回目の巡回に向かいました。
この様子だとスタートは1時間程度遅れるかな。

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でもってゴンドラ待ちの行列はすくすくと成長。
スイッチバックしてとおみ1の横まで伸び、

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桜坂の下まで、300名以上の大行列です。
こりゃアルプス平に上がったら、当分下りてこれないな…。
因みに手前の小雪だるまは、暇に感けて私めが作ったものです。

この後キャビンは通時の45分遅れ、8:55に営業開始となりました。

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9:05、「業務連絡、トップ28番」。
今日も元気にアル3口開け、無人のグランプリを独り占めターイム。

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ブルーグレーのモノトーンに覆われたグランプリ。
まぁこれ位視界が利きゃ上等です。

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コットンフィールドには気持ち良さげなシュプールライン。
この日のグランプリはオフピステで約20cm、オンピステでも10㎝弱の積雪。

1strunは一枚バーンのど真ん中を切り裂き、浮遊感抜群のスノーサーフィン。
白馬としてはやや湿雪気味も、新雪ならではの心地良いフィーリングです。

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オープニングタイムのグランプリは天候不安定。
ガスが流れて来ては切れての繰り返し。

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地蔵も現れたり隠れたり。

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今度は白夜の時間。

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でもって至福のパウダータイムは1時間持たず。
ゴンドラからは次々とゲストが流入、@云う間に新雪トラックは完売御礼。
流石ウィークエンドの五竜、白馬№1の入込客数は伊達じゃありません。

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混雑が始まると狙いのラインを変更。
12番~9番~疎林帯のアル3線下は未だ食べ残し有り。

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続いてアル4側のノリ面遊び。
しかし11時前になると混雑ピーク、ガスも次第に濃くなって参りました。
そんな訳で河岸替え、47に向かいます。

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11:00、R1は晴れてました。
ルート8に入るとガス切れ、陽光の射す好天模様。
北斜面で標高の下がる分、47はガスに強いのです。

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祝日だけあってLine-Cは慢性的渋滞。
しかも初心者~初級者も利用するリフトなので、結構な頻度で停止/減速運転。
1本乗ってる間に2~3回は止まってました。

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R1/R2、共に中途半端な踏み固められ方の荒れバーン化。
その上R1はコース幅の狭い分、殆ど滑走ラインが取れません。

これならガスの掛かってるグランプリの方がマシ(?)。
今日は47の日じゃ無いらしく、3本回して撤収しました。

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11ː55、アルプス平に帰投も、相変わらずの濃霧模様。
滑れない程のガスじゃありませんが、荒れたバーンに加えこの混雑振り。
「行き先は板に聞いてくれ」的なゲストが多く、回す状況じゃありません。

うーむ、今日はグランプリの日でも無いらしく。

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12ː10、困った時のいいもり道場へ。
湿雪乗って踏み固められた後、モサモサのグサグサな難い雪。
それでもガスと混雑の無い分、回すにはマシなコンディションでした。

如何やら今日はいいもりの日かな。

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ヘアピン中盤~線下大町側は地雷がゴロゴロ。
2月中旬のハイシーズンと云うのに茶色い雪が散見。
うーむ、今季のいいもりは3月まで持つのかしら…。

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とおみゲレンデは相変わらずの盛況振り。
13時からランチレスト、エスカルのレストランもごった返しでした。

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メシ後もいいもりで修行。
TOP部にはシャローなコブが咲き始めました。
これ位の浅コブはターンのきっかけが掴み易く、却って滑り易くなります。

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最後は楽~にサニー回し。
お昼過ぎからポールバーンはバッチテストでセパレート。
石コロだらけの線下よりも雪量豊富な此方をチョイスです。
結局午後は一度も上に行かず、ほぼ「いいもり専」で回してました。

鬼混雑の祝日+上部はガス+モサグサ雪。
ガッツリ回すには不都合な条件の出揃った遠征初日。
今回の白馬遠征は明日がメインの狙い日なので、早めに15時で切り上げました。
まぁそれでも38本/46㎞は滑りましたけどね。

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撤収後は久し振りに十郎の湯へ向かうも…。
温泉じゃ無く単なる銭湯になってました。
おしまいのつづく。

 

 

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2024.02.14

●Chocolate Disco

えー、本日は19時半と少し遅れての看板出し。
三日間、朝イチから滑り倒した「第六次白馬遠征」の最終日。
15時に白馬を発ち、アルピコとはくたかを乗り継いで18時に東京帰投。

とまぁ、毎冬恒例の基地外じみた雪猿スケジュール。
今し方オシゴト始めた所処です。

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そー云えば今日はバレた印度DAY。
と云う訳でウチのチャームもチョコレート仕様です。

前述通り「ドッタンバッタン」時間に追われての営業開始前。
やっつけ撮影で画像ブレブレなのは御容赦の程を。

 

 

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2024.02.13

●明日の【2/14(水)】営業案内

えー、只今「第六次白馬遠征」二日目、北安の地からのエントリー。
一昨日にインフォ済ですが念の為、再度の御案内です。

※.2月14日は営業開始が19:30からとなります。

今回の白馬遠征は二泊三日も、最終日は午後から天気が崩れる予報。
てな訳で明日は早めのゲレンデ撤収、お店開ける事に致しました。
但し14時頃に白馬を立ち、東京駅着が17時半~18時頃。
その為、30分ほど営業開始が遅れますので御了承下さいませ。
<(_ _)>ペコリ。

 

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2024.02.12

●2023/24.十七滑目「石打丸山」

えー、先週木曜日(2/8)は「如月初滑」。
例に由ってオシゴト前の軽い運動、南魚沼までDAY-SKIに逝って参りました。
向かったのは前回に引き続き、湯沢エリアのホームゲレンデ「石打丸山」。
そんな訳での滑走記で御座います。

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8:15、今日も元気に一番デポ。
雲こそ多いものの青空の覗く好天、白銀のスロープを照らす陽射しが眩しい。
但し空模様は下降線、午後には崩れるとの予報です。

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8:25、サンライズEX乗車。
一番乗車の搬器から無人のゲレンデを眺めるのは、早起き早駆けの特恵。

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オープニングは何時ものコースチョイス。
銀座からダイナミックへ。

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観光1より望む飯士山。
朝イチの銀座~ダイナミックはカチッと氷化したザラメバーン。
エッジは入るものの板が叩かれ、スピードコントロールの難しいコンデションです。
まぁ日が射したら緩んでくれるでしょう。

ダイナミックを3本回し、中央高速Tから山頂に向かいます。

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中央高速Tより望む、湯沢の街並み。

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同、パラ尾根と山頂ゲレンデ。
中央高速Tは右に左にフォトジェニックな構図の宝庫。
パシャパシャ📷してると@云う間に降車場です。

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9:10、山頂Q乗車。
此処のリフトは見返って魚沼盆地を俯瞰する構図が白眉。

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今日のグルーミングは結構綺麗。
昨夜から今朝に掛けて、湯沢周辺では1~2㎝程度の降雪。
やっぱり少しでも降雪あると、ピステンのクオリティは上がりますね。

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魚沼盆地へLanding。
手付かずコーデュロイのリフト側ラインをチョイス。
足裏感覚は新雪由来の心地良いタッチも、圧雪がソフト過ぎてグリッピー。
切り替えでリリースが遅れ、バランス崩す(ないとー)場面も屡々。
雪質にアジャストするのに1~2本を要しました。

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スタート時には「晴れに転ぶか」「曇りに転ぶか」不安定だった空模様。
太陽は分厚い層雲帯を抜け、ディナSLのコスメの様なピーカンとなりました。

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例に由って山頂ゲレンデの荒れるのは早し。
1時間弱でゲストも増加、これまた何時ものルーティンでダイナミックへ。

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10:05、ダイナミック。
観光口は基本的に終日過疎ってるので、バーンは荒れも無くフラットコンディション。
程よく緩んでイイ感じ。

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でもって先週のデジャ.ヴ。
ゲレンデボトム(標高約260m)まで下りてくると気温は5~7℃に上昇。
ハイシーズンの2月初旬と云うのに、ジャケット脱いでのミドラー滑です。

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11:00、続いてハツカ石スーパー。
こっちも程良いシャバ具合。
削られた層が融雪進行、多少荒れが進むも雪面にはしっかりコンタクト出来ます。
ハツカ石は雪さえ有れば快適な中斜面、ヘアピンもあって楽しいコース。

10本回した後はジャイアント/大丸を摘み食いしつつ、山頂ゲレンデに戻ります。

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12:10、山頂TOP。
予報通り正午から天候は下降線、太陽は厚雲に隠れどんよりとした曇り空に。
気温も下がり、チラホラと粉雪が舞い始めました。
山頂ゲレンデの軟雪バーンは踏み固められ、ラギットな荒れバーン化。
加えてカリッとプチクラストして参りました。

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13:00、そんな訳で以降はゲレンテボトムのコースをチョイス。
未だコンデションの良いハツカ石を回し、

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14:00、ランチ後は三たびダイナミックへ。
石打の人気コース「山頂」「銀座」「サンライズライン」に較べ、ハツカ石/とダイナミックは回すゲストも少数。
標高の低い分、雪も緩みっ放しでクラスト化も免れています。

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たまには観光2で銀座へ。
しかしパラ沢~グリーン~銀座~サンライズラインは斜度も頃合いの初心者天国。
混雑具合から回すのは厳しく、1本滑ってダイナミックに戻りました。

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銀座では至る所処でアザラシさんが大量発生。
鳴き声を聞くと東アジア産のアザラシさん。
恐らく黄海辺りから流れ着いたインバウンド種でしょう。

この日もオシゴトの都合上、15時半にゲレンデ撤収。
16時の上越新幹線に乗り込み、3時間後にはお店開けてるのでした。
おしまい。

 

 

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2024.02.11

●今週の【2/11(日)~14(水)】営業案内&定休日

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
そんな訳で以下、今週の営業案内になりまする。

2/11(日) 22:30で早仕舞い
2/12(月)~2/13(火) 雪曜日でオヤスミ
2/14(水) 営業開始が30分遅れ、19:30のOPEN

半月振りの白馬遠征の為、上記の通りとなります。
御迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。
<(_ _)>ペコリ

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2024.02.10

●桃園にて「梅に鶯」

えー、本日のエントリーは昨日ログ「梅花風流」の続編みたいなもの。
でもって立春次候の時宜に叶った「黄鶯睍睆」のオハナシ。
でもってたまにはバァの二次元日誌らしく「グラス」のオハナシ。

そんな訳で赤坂時代からの長い付き合い。
祇園町のアンティークショップで入手した、この子の出番です。

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鳥に草花文様/ハンドグラヴィール.シェリーグラス
(Baccarat 1890~1900年頃)

縁回りには豆絞りや唐草文様、それに花角家紋などの古典柄を配した幾何学模様。
ボウル部には掛軸や蒔絵を想起させる、枝梢に止まる愛らしい小鳥。
「梅に鶯」を本歌取りしたデザインは、正しくジャポニズム全開のバカラです。

モチーフはジャポニズムも、グラヴィール自体は写実的な西洋画手法。
アールヌーヴォー初期の典型とも云える、和洋折衷のドリンキングウェアです。

オールドバカラのラインナップとしては「Mimosa/ミモザ(1907年~)」に酷似しており、プロトタイプ的な立ち位置なのかも。
尤もミモザの技法がエッジングであるのに対し、このグラスはハンドグラヴィール。
細部に至る描写や陰影のある立体感など、手の込み様が段違い違いですが。

尚、本日の表題は中野南口一帯の旧町名「桃園」に因んだものにて。
そんな訳で桃花の地にて愛でる「梅と鶯」なのでした。

 

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2024.02.09

●桜にて「梅に鶯」

えー、本日は昨日ログの続き…つーかイントロダクションみたいなもの。

先2月7日はスキーブーツのチューンナップで世田谷のショップを訪問。
郊外の下町を歩いてた際に出逢った、縁起物の「花鳥風物」で御座います。

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新宿から小田急線乗車。
洛外から東京に引っ越して来て、初めて住んだのが小田急沿線。
僅か3年半の間でしたが、慣れ親しんだ懐かしの電車です。

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Let's豪徳寺。
因みに以前住んでたのはお隣の経堂(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2013/05/post-90c7.html

尤も経堂に住んでた頃、豪徳寺に途中下車した事は無し。
初めて駅に降りたのは昨年11月、スキーブーツ購入に来た際なのでした。

目的地の最寄駅は世田谷線の上町ですが、折角の滅多に来ない街。
時間の余裕もあるので徒歩移動する事に致しました。

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豪徳寺の商店街から、

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世田谷線の路面に沿って、てくてくと南進。

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この辺りは寺社が多いなぁ。
駅名になってる豪徳寺や世田谷八幡(宮の坂)の他にも常徳院や勝光院。
あと世田谷城跡なんてのも御座います。

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あかよろし。
道次の民家には、軒先に枝っ振りの良い白梅。
未だ四~五分咲きも、純白の花弁が可憐に綻んでます。

で、枝梢にチョコチョコと動き回るモノを発見。
老眼のボンクラ眼を凝らしてよーく見てみると、

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ウグイスでした。
春の訪れを告げる風流「梅に鶯」、春告草と春告鳥の取り合わせ。

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チッチッと梅花の蜜を啄んでいます。
世田谷線乗ってたら見られなかった風景。
歩いてて得したな、なんて悦に入る私めなのでした。

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因みに住所は「世田谷区桜一丁目」。
「梅が丘」の隣駅の「桜」にて「梅に鶯」、早春の歳時記がごっちゃ混ぜ。

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「花鳥」風月ヲ経テ、「雪」月花二至ル。
目的地のスキーショップには、上手い具合に斑雪が残ってました。

そんな訳での梅花風流/銀嶺来訪。
冬から春に掛けての歳時記がてんこ盛りだった世田谷逍遥でした、とさ。

 

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2024.02.08

●当たり直し

えー、「何それ?」ってな表題から始まった本日の二次元日誌。

「当たり直し」とはスキーブーツのチューンアップ用語。
ブーツが部分的に足に当たり痛い場合、シェルを足型に合わせ加工する作業の事。
当たりの箇所を削って調整したり(削り出し)、ヒートガンで温めて変形させたり(シェル出し)して、足の痛みを解消します。

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今季からの主戦ブーツ「LANGE/WORLD CUP RS ZSOFT+」。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/11/post-a44e6d.html
滑走日数も二桁を超え、当初はタイトだったインナーもすっかりフィットして来ました。
しかし自分の足型に馴染んできた分、シェル当たりも出現。
問題の部位は第5中足骨外側の出っ張り部、特に左足の痛みが深刻です。
そんな訳で本日はチューン作業の依頼、お昼杉からショップに出向いて参りました。

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素足になって該当部にマグネットシールを貼り、ソックス履いてブーツ装着。
ブーツの外側からマグネットで磁気の引き合うポイントを見つけてマーキング。
専用のレバー工具でロアシェルを開放、シェルポンプで加工して終了。

シェル出しして貰い、当たりの痛みは見事に解消。
これで今日の石打丸山は苦痛のストレスも無く、快適にガツガツ攻められます。

 

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2024.02.07

●2023/24.十六滑目「石打丸山」

えー、先週の水曜日は「1月〆日」にて「1月滑り納め」。
夜からフツーにオシゴトあるにも関わらず、例に由ってのスノートリップ。
基地外じみたスケジュールで湯沢まで滑りに逝って参りました。

向かったのは湯沢エリアの日帰りホームゲレンデ。
今シーズン初の来訪となる「石打丸山」で御座います。

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7:25、湯沢駅とーちゃく。
1ヶ月振りに訪れた越後湯沢駅は1月とは思えない積雪量の少なさ。
例年なら渦高く積もっている雪塊は見られず、まるで3月下旬の光景です。
周辺の里山ゲレンデはこのままだと春分の日を待たずに「詰み」かな…。

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7:50、シャトルバス乗って中央口へ。
車両は何時ものマイクロバスじゃ無く、観光チックな「湯沢高原号」でした。

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取敢えず先に板デポ。
着替えて朝食取ってストレッチして準備万端。

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8:25、サンライズEX営業開始。
過去何十年/何十回も滑ってる馴染みのゲレンテ。
それでシーズン初滑ってのはワクワクするものです。

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一番乗りの一番降り、取敢えず何時ものルーティン。
銀座ゲレンデから、

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観光口ダイナミックへ。
銀座は夏道のウェーブ出てるし、ピステンは金平糖だらけだし。
特にゲレンデボトムはじゃがいも大豊作、矢張り雪不足の影響は大きく。

3本回してサンライズ乗車、9時に山頂ゲレンデへ向かいました。

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9:10、山頂ゲレンデ。

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山頂クワッドより、御約束の見返りフォト。

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バーンはこんな感じ。
所々に割れや轍跡が散見も、概ねフラットな圧雪です。

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魚沼盆地へLanding。
標高が上がった分、ゲレンデミドル~ボトムよりは良雪質。
湿雪気味も過度な板沈みは無く、ミドル~ロングターンが気持ち良く決まりました。

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但しストライプ模様は3本持たず。
サンライズライン/銀座と並び、石打で一番人気の山頂ゲレンデ。
オープニングタイムの旬は短く、30分程で滑走ラインが取り難くなって来ました。

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この日のパノラマ展望はまずまずの見晴らし。

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前衛に金城山を従えて、八海山/越駒/中ノ岳の越後三山。

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ピラミダルな山容を誇る、石打丸山のランドマーク飯士山。
左奥には巻機山から米子頭山~柄沢山と続く上越国境稜線。

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朝日岳を中核とする、谷川岳馬蹄形の山々。

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左に七ツ小屋山/右にオジカ沢ノ頭を従えて。谷川岳オキトマ双耳。

10時を回ると山頂ゲレンデは混雑度が増し、一旦河岸替え。
再び観光口に向かいました。

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10:25、パラ尾根~グリーン~銀座からダイナミックへ。
ダイナミックは荒れも少なく程好い緩みと良コンディション。
1時間程集中して回します

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で、1月と云うのにまさかのミドラー滑。
この日の石打はボトムで10℃、トップでも5~6℃と3月下旬並みの陽気。
暑杉でジャケットはデポでポイ、以降終日ミドラーで回す一日となりました。

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11:25、続いてハツカ石/スーパーへ。
標高は観光口より少し高いものの南向き、融雪進行でザブザブの砂浜バーン。
重たい/抜けない/走らないと快適には程遠いコンデション。
3本回して切り上げました。

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山頂戻る途中で大丸を3本摘まみ食い。
此処は基礎屋さんがビデ取りでバーン占有、鬱陶しくて余り回したくありません。

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12:15、リターン山頂。
何時もは正午を待たずにボコボコ荒れになる山頂ゲレンデ。
それでも直近の降雪が無く硬めな下地が幸いしてか、荒れは軽微。
比較的フラットなコンディションを維持していました。

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メシ時なので回してるゲストも少数。
このプライムタイムを逃す手は無く、山頂回し「昼の部」スタート。
結局この日は山頂Q乗車が一番多く24本、「山頂ゲレンデの日」でした。

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ゲレンテトップ、奥基より望む魚沼盆地。
正面には守門岳、右手には金城山と越後三山、左手には魚沼丘陵。

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13:20、10本回してやっと飯。
今日のランチはシュプールさん、テラスより望む山頂ゲレンデ。

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14:00、戦線復帰。
この時間帯になると流石にボコって来ました。
それでもバンピーに踏み固められた感は無く、タッチの柔らかい荒れバーン。
雪面コンタクトも充分担保、ショートターンで回す分には問題有りませんでした。

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14:50、全面日陰になるとややクラスト化。
ラストは大丸を4本回して銀座~サンライズ下山。
この日の夜はフツーにオシゴト、15時半にはゲレンデ撤収せねばなりません。
急ぎ着替えとパッキングを済ませ、シャトルで帰途に就いたのでした。

久し振りに訪れた石打丸山、やっぱり雪さえあれば良いゲレンデです。
腕撫す急斜面こそ無いものの、ゲレンデ全域が程好い中斜面構成。
古いスキー場の割には主だったリフトは全てデチャッタヴルと機動力も充分。
ロングコースが無いのと重馬場なのが欠点ですが、日帰りユーズなら合格点のスペックです。

そんな訳で明日(2/8)も同様の行動様式。
朝イチから滑ってとんぼ返りしてのオシゴトINなのでした。
おしまい。

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2024.02.06

●一泊二日「上洛」

えー、ニュース見てたら、昨日の東京は結構雪積もったらしいですね。
私めは月曜日にてオシゴトオヤスミ、雪の降り出す前に東京駅より新幹線乗車。
尤も向かった先は「湯沢」でも「長野」でも無く…、

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ミヤコなのでした。

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まぁミヤコと申しましても鄙びた洛外ですが。
最近は日帰りや一泊でちょくちょく帰京。
諸々の諸事情と云うヤツで、実家に顔出ししておりまする。

京都市内(洛中)でも屈指のメガトン観光地、嵯峨/嵐山。
つっても私に取りましては単なる「生まれ育った地元の街」。
渡月橋やら竹林やら天龍寺やら野々宮やら大覚寺やら…。
何処の観光地にも足を運ばず、嵯峨駅と自宅の往復をしただけなのでした。

そんな訳で東下帰途、のぞみちゃんからのエントリー。
5時間後にはオシゴトです。

 

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2024.02.05

●2023/24.十五滑目「ハンタマ塩原」

えー、先週月曜日は定休日にてスノーライフ。
1月最終週は今年初めての「長野県(白馬or戸隠)で滑らない」一週間。
信州遠征お休みのBye-weakなのでした。

そんな訳で「繋ぎウィーク」は安.近.楽のコンビニエンスゲレンデをチョイス。
今季2度目の来訪となるハンタマ塩原に逝って参りました。

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10:50、ゲレンデイン/即ゴンドラ乗車。
山頂へ着くと「Heavenly Blue」の澄み渡った空がお出迎え。
愛機(ディナ/Master-SL)のトップシートの様な晴天です。

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先ずはウォール。
バーンコンディション確認がてら、足慣らし3本。

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続いて今季初のマディソン。
前回訪れた際はシーズンイン期で、コースはウォールのみの営業でした。

両コース共にカチッと締まった人工雪もグリップは充分。
ドフラットに均されたピステは荒れも少なく、絶好のCarvingバーンです。

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この日のトップオブハンター付近は満開の霧氷群。

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万朶に煌めく銀花は眩いばかり。

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以降はウォールと、

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マディソンをランダムに重ねるローテーション。
第3~マディソンへの移動は少し漕ぐので、滑走者はちょっぴり少な目。

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ま、どっち選ぶにしても回すリフトは第3です。
固定循環式にしては運行速度早め(約7㎞)、混雑も無くストレスフリー。

で、以下は恒例のヤマコレ集です。

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北東には中級山群からなる大佐飛山地の南端部。
右より日留賀岳/鹿又岳/男鹿岳。

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北西には南会津のランドマーク.七ヶ岳。

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その左には帝釈山脈の北東端、荒海山。

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南西には聳え立つのは日光連山、右奥には日光白根山。

この日の栃木/福島/群馬県境エリアは晴れ空も標高1700~2000m付近に層雲が棚び、クリアなパノラマ展望とは参りませんでした。
尚、ハンタマからの山座同定集はコチラ(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2016/04/post-297b.html

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12:55、第3回しに飽きて来ると、マディソンからニューマディソンへ。
今季初の第5乗車。

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FDR~レキシントンは未だクローズ中。
積雪量は5㎝程度、これじゃコブの作り様もありません。

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42ND~ブロードウェイで一旦下山。
ソコソコ滑り甲斐のあるト上半分に対し、下半分は「真っ平」のハンタマ。
ボトム部は単なる下山路扱い、滑走コースとしては使い物になりません。

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しかもゴンドラは慢性的に渋滞。
相乗りが全く進まず、搬器の半数が「お一人様ゴンドラ」状態。
30名程度の行列なのに、乗車まで10分以上を要しました。

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そんな訳で以降は上に籠りっ切り。
14時過ぎるとザラメの層が厚くなり、表層でスキーがキョロキョロする事も屡々。
それでも下地荒れは無くフラットを維持、時間帯を考えれば良コンデションでした。

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ラスト1本は時間差攻撃。
第3の営業終了は15:30/ゴンドラの営業終了は15:45。
ギリギリまで上で滑ってても、ボトムに滑り降りればゴンドラもう1本回せます。

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15:55、ラス1は殆ど貸切。
ライト層ユーザーの多いハンタマ、終了時間目一杯まで回すゲストは殆ど居ません。
この日のアクテビティは約5時間で38本/滑走距離31.4㎞。
コース距離が短い事もありますが「しっかり」「みっちり」回せました。

でもって板仕舞い、今日何か忘れてると思ったら…。
「そー云えばメシ食ってなかったな」。
おしまい。

 

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2024.02.04

●宝仙寺「節分会」

えー、昨日土曜日は16時前の事。
自宅で夕食の支度をしていると、法螺貝の野太い音色が響いて参りました。
「新都心の近郊(中野坂上)で何故法螺貝?」と思ってたら…、
「そー云や今日は節分の日だった」と得心。

ウチのお隣「宝仙寺」さんでは、毎年「節分会」が催されているのです。
立螺の吹音は、その合図みたいなものでして。
そんな訳で自宅より徒歩1分、催事の様子を覗いて参りました。

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僧兵行列.二写。
これで神輿でも担いでたら、さながら「強訴」の一場面。
尤も平均年齢の高い僧兵さん(約60歳)なので武力値は低いと思われます。

因みに何で「節分に僧兵」なのかと申しますと、宝仙寺さんHPを参照の事。
http://www.housen.org/schedule/02.html

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即身ニ証ス法如ヲ

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真言ハ不思議ナリ 観誦スレバ無明ヲ除ク

境内の吹き流しには、弘法大師の有難い教え(般若心経秘鍵)。

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柴燈大護摩供。
所謂「お焚き上げ」、参拝者の息災/増厄/延命を祈願して護摩札が焚かれます。
しょーみょー、しょーみょー。

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もくもくと煙が立ち籠り、

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バチバチと火が燃え立ちます。

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東京都消防庁マスコット、キュータくん登場。
中野消防署のおねーさんと、防災に関する啓蒙タイム。

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20分押しで豆撒き開始。
壇上には僧侶さん僧兵さんにキュータくんピーポくん、あと地域のエラい方々。

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皆さん「恵福獲得」にハッスルハッスル。
壇上より放り投げられる 撒かれるのは、落花生とみかん。
因みに以前は素のままバラ撒かれいた南京豆、今年から袋入りになっていました。

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時計を見ると17時過ぎ、ボチボチと出勤時間で御座います。
南京豆を4袋、みかんを2ケ頂いて帰宅。
豆はこの日のお通しでお出ししましたとさ、おしまい。

 

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2024.02.03

●立春節分

えー、本日は「鬼は外」「福は内」。

豆を撒いて玄関と室内を散らかす日です。

所処で散らかした後は、当然掃除をせねばなりません。

しかしながら「豆」と云うものは丸っこい形をしております。

従い撒いた豆は至る場所へ転がっていきます。

「リビングボードやソファーの下」「下駄箱の奥」「廊下や階段の隅」…。

そうなると、日頃掃除が等閑になっている所処にも手を入れねばなりません。

結果「家の中」は節分前日より綺麗になっております。

と云う訳で「掃除はマメにしましょう」、と云うオハナシでした。

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そんな時節柄、今晩のチャームはコレ。
宝仙寺さんの節分会で頂いた南京豆と、素炒りの節分豆。

今宵の商い、果たして「炒り豆に花が咲く」…かな?。

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2024.02.02

●2023/24.十四滑目「五竜グランプリ」

えー、本日は先週「第五次白馬遠征」二日目、1月23日(火)の滑走記。

直近の雪日照りに追い打ちを掛ける前々日の降雨で、ゲレンデのダメージは深刻。
上から下までカッチコチのセメントスノーとなっていた白馬五竜。
連チャンでの「アイスバーン祭」、TightでToughなコンデションでした。

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6:50、ゲレンデイン。
ハイシーズンは深雪の下に埋もれている筈の、キャビン駅前「腰掛岩」。
1月下旬にコレ出てるのって、例年なら有り得ない事です。

うーん、今年の白馬(つーか日本全国)は本当に雪少ない…。

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715、蕎麦粒山の山ノ端より出づる朝日。
白馬/鬼無里/小川、三里境の稜線から1月23日の朝が訪れました。

8時15分にテレキャビンは定刻運行。
一発目の搬器に乗り込みグランプリに向かいます。

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8:25、「業務連絡、トップ17番」。
この日のスノキャス予報は終日曇り/時折粉雪、高湿で濃霧の可能性も有り。
そんな心配に反してグランプリは高曇りの朝、時折陽光も射していました。

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東南の空は時化の雲海原。
ダイナミックに荒ぶる山旗雲、上空では結構な風が立っているみたく。

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アル3にて一句。
波頭立ち 千切れて流る 冬の雲

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でもってこの日のグランプリも…、

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「カチンコチン」の氷結バーン。
しかもセメントピステンの表層には、強風に飛ばされた粉雪がファンデーション。

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カチカチ雪の上に数ミリの粉雪が斑ら乗り、エッジグリップは不均一。
こんなトッピングなら無い方がマシです…。

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「氷の微笑」にLanding。
ハイシーズンに有るまじきタフなバーン状況ですが、このコンデションは前日に修練済。
直ぐにアジャストし、一本目から高速ロングでガツガツ攻め込みます。
荷重のマキシマムをより前半に意識、ターン後半に落とされない様心掛けました。

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9時を回ると予報に反して天候は好転。
切れて流れる雲間から青空が広がり出し、陽射しが届く様になりました。
こんな天気予報の外れ方なら「大歓迎」です。

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「ズザザザ…」と板をズラすスキッド音だけが鳴り響くグランプリ。
この厳しいコンデションが嫌われてか、ゲストの大半はパノラマ回し。
テクニカルなバーン状況のお陰で、グランプリの混雑度合は何時もより進まず。
高速ロングで回せる時間帯が長く続きました。

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3時間弱/20本回して一旦下山。
シリアルと水分と補充して、休む間も無くグランプリに蜻蛉帰り。

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こりゃ今日は「グランプリの日」だな♬。
いいもりは雪不足で地雷だらけ/47は此処より標高下がるしコース幅も狭い。

そんな訳でこの日のアクテビティは「グランプリ専」を決断。
ひたすらアル3を回す一日となりました。

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12時前になっても残ってるピステン跡。
エッジでなぞるだけじゃビクともしないハードパック。
FE-cupやFISレースにも対応出来そうなセメントバーンです。

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12:20、ランチ時になるとグランプリを回すゲストは更に激減。
インジェクションバーンも多少緩み始め、攻めるには絶好のコンデション。
この「プライムタイム」を逃す手は無し、飯なんぞ食ってるバヤイじゃありません。

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遮二無二グランプリを回します。
昼イチグランプリを20本、朝イチから合わせて計40本。
時計を見ると14時前、キリの良い所処でランチレストを取る事に致しました。

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14:00、とおみゲレンデはグラニュー糖の「砂浜」。
削られたザラメが堆雪、下地が全く捉えられない「ザブザブ雪」。
グランプリやダイナミックより、よっぽど難度の高い緩斜面と化していました。

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14:35、三たびグランプリへ。
西日が傾き、すっかりと日陰化した一枚バーン。
気温も大幅に低下、僅か40分の間に「トンデモ」なコンディションに変わっていました。

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日陰化したバーンは「セメント」から「大理石」に極悪エボリューション。
まるで強化ガラスの上にグラニュー糖乗っけた様なコンディション。
エッジは入らない、削られた雪でスキーは挙動不審。
スキッド主体の中~低速で滑り降るのも厳しいコンデションとなって来ました。

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15:40、ギブアップ。
雪面タッチは覚束無い/エッジは入んない、ガリガリ+ツルツルの修羅バーン。
朝イチからの疲労も溜り、守勢一辺倒の滑りが精一杯です。
予定より1時間前倒しでの撤収、♨浸かって帰路に就く事に致しました。

いゃあ、ホントに「Icy」な二日間だった事。
それでも結構楽しめましたけどね。

因みにこの日、回したリフトはアル3×48本/ゴンドラ×3本。
広大なフィールドを誇る五竜47で、グランプリ以外は殆ど滑ってないのでした。
おしまい。

 

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2024.02.01

●「四ヶ月振り」の「一年振り」

えー、昨日は1月〆日、ポカポカ陽気の月末はオシゴト前に軽い(?)運動。
始発の上越新幹線に乗り込み、湯沢まで滑りに逝って参りました。

向かったスキー場は湯沢エリアの主戦ゲレンデ「石打丸山」。
昨季2月16日以来、約1年振りの来訪…と思ってたら、
「シーズンオフ中に、一度行ってました」。

昨秋9月の「越後湯沢秋桜マラソン」レース後、物見遊山での来訪。
フォルダを探してみると撮った写真が山ほど残っいます。

そんな訳で放ったらかしだった「秋のゲレンデ.スナップ集」
折角なのでupする事に致しました。

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2023.9/26、石打丸山リゾートセンター。
マラソン完走後、湯治して蕎麦飲みして、14時半の遅掛けとーちゃく。

オフシーズンの石打に来た今回で4度目。
何れもトレッキングやトレランのアクティビティ目的で、フツーに観光で訪れるのはこれが初めてです。

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サンライズEXは夏季営業仕様。
コンボの8人掛けチェアは外され、ゴンドラのみの運転となっています。

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ゴンドラより望む中央口ゲレンデ。
サンライズラインの雪の下は畑だったんでね、知らなかった。

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チロルまで上がって来ると、眼下には魚沼盆地が望めます。

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サンライズEX降り場。
右手には大丸ゲレンデ、左手にはグリーンコース。

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ザ・ヴェランダ石打丸山。
2022年夏にオープン、オフシーズンのゲレンデを利用した高原リゾート施設です。

と云っても新築では無く、廃業したゲレンデ内店舗を再利用したもの。
元々はホテル兼用レストハウス「ペンタム」でした(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2011/03/post-97ff.html

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チロルTには南魚沼産のコシヒカリ(以下HPより借載)。
石打丸山スキー場の秋の風物詩「天空米」は、秋空のスキー場のリフトに収穫された稲穂が天日に吊るし干しされた、この地域だからこその新しい風景としてザ・ヴェランダ石打丸山の秋に彩りを加えます。
「天空米」の風景は全国のスキー場でも石打丸山スキー場だけ。
お米とスキー場のリフトという地域の特産物が秋の石打丸山スキー場で見ることができます。
「天空米」の風景が見られる時期は9月下旬から10月上旬のわずかな時期しか見られない風景です。

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グリーンリフト前のオブジェ。
 ISHIUCHI 

折角なので銀座ゲレンデから山頂ゲレンデまで上ってみます。

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観光3乗り場より望む大丸。
手頃な中斜面ゲレンデ(最大30°/平均13°)も、積雪が無いとそれ以上に感じます。

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左手に飯士山や、

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谷川岳を眺めつつの登坂。
夏道をてくてく上ってくと、10分程で山頂ゲレンデに到着します。

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石打丸山の看板コース、山頂ゲレンデ。
スペック自体は滑り応えあるんですけど低標高が故に湿雪。
直ぐにモサグサ荒れするのが弱点です。

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山頂クワッド。
搬器は外され、ビニールシートで養生中。

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レストハウス(シュプール)は閉まってます。

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左手には湯沢の街並み。
5時間前はあの辺りを走ってました。

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背後には魚沼盆地が一望の元。
左手には巻機山や越後三山、正面には守門岳も望めます。

でもって晩夏から短い秋を過ぎ、雪国には冬の到来。
昨日訪れた石打丸山は…、

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こーなってました。
うん、やっぱりこっちの風景の方が見慣れてますね。
低標高/人工降雪機未導入が故に、暖冬小雪影響をモロに受ける石打。
今季は例年を大幅に下回る深刻な雪不足、全面滑走可能になったは一月半ばでした。

滑走記upは亦後日にDemo。

 

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