●2023/24.二十一滑目「川場」
えー、本日は一週間前の答え合わせ。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2024/02/post-cca9b3.html
月曜日は定休日にてオシゴトオヤスミの2月19日。
しかし先週の信越地方は都内同様、週初めから☂マークが並んでおりまする。
白馬遠征は止む無く断念、低標高の湯沢里山ゲレンデも雨模様が濃厚でパス。
そんな訳で今週のスノーライフは雨中滑走を避け、曇り予報のゲレンデをチョイス。
今季初となる水上沼田エリアは川場に向かう事に致しました。
10:20、カワバシティとーちゃく。
「あっちゃー、ガス…」
気温はヌル~く約5℃/無風、こりゃ引く見込みはゼロだな…。
10:45、ゲレンテイン。
流石首都圏近郊の人気ゲレンテ、平日でも多くのゲストで賑わってます。
試験期間を終えた事もあり、特に学生さんのグループを多く目にしました。
以後、白黒写真が続きます。
白鳥EX乗車、取敢えずスカイライン~ジャミンを回します。
高手も無名峰も何にも見えませ~ん。
今季の異常暖冬を象徴する一コマ、その1。
「おいおい、今は2月中旬だよ…」。
ゲレンテコンデションはザブザブ雪の一歩手前。
下地はしっかり捉えられますが、時折沈んだり引っ掛かった。
ジャミンまで下りてくると、急斜パートでは茶色い雪がコースの半分を覆っていました。
2月の川場と云えば極寒と強風が名物、でもってバーンはカチンコチンなのがデフォ。
それがこのコンデション、今季のカワハは3月中ばで「詰み」かな…。
気にならない程度の霧雨が、降ったり止んだりを繰り返し。
この日厄介だったのは雨では無く霧。
「濃い」と云うより「重い」ヘヴィガスがゲレンテ全域に滞留。
まるでエアブラシを散布している様な、超ウェットコンディションです。
纏わりつく様なミストシャワーでウェアはしっとり、徐々に浸水被弾。
何よりゴーグルに霧煙の粒子が付着、磨りガラスみたくなり視界を妨げる。
ガスそのものの視界はソコソコ利いてるのに、可視コンディションが可也悪い…。
12:00、白鳥からクリスタルEXへ。
こんな日にフード付クワッドは有難い、のですが…、
しかしコースが致命的にツマンナイ。
只でさえ緩斜面のクリスタルコース、しかも混雑、しかもゲストの多くが挙動不審。
滑ると云より単に下りてるだけ、2本回して白鳥に戻りました。
13:00、結局この日は殆ど白鳥回し。
こんな天気で無名峰のコブには入りたく無し、超鈍行の高手ペアにも乗りたく無し。
バリトレに軸足を置き、スカイライン~ジャミンばかり滑ってました。
たまに白鳥ダウンヒル~桜川を挟みます。
グサ雪にも慣れて来て、滑りの調子自体は尻上がり。
角付け~荷重時に外足で雪面を削り込む中速域での足場作りトレーニング。
徐々にスキッドからカービングに移行と、地味なバリトレを繰り返します。
今季の異常暖冬を象徴する一コマ、その2。
ダケカンバもすっかりと春の支度、硬い冬芽が綻び出してます。
14時を回るとガスは高度を下げて来ました。
白鳥/桜川EXの後ろにあるカワバシティの影すら見えません。
16:00、撤収/久し振りのカラー写真。
この日は無名峰でコブ遊びする心算でしたが、こんな天候なので断念。
ずーっと整地ばかり滑ってました。
まぁ自然が相手のスポーツですから、こんな日もあるものです。
と、予定が少し狂ったアクティビティも天候の割には充実した一日でした。
と、こんな感じの今シーズン、初カワバ(でもって多分最後のカワバ)。
明日からは第七次白馬遠征、2週間振りの五竜です。