●2023/24.二十滑目「五竜&47」
えー、先週2/12~14は「第六次白馬遠征」の最終日。
今季節目の20滑目は、バレンタインデーお一人様スノーライフ。
そんな訳でウレシハズカシ「White chocolate-disco」滑走記で御座います。
6:00、黎明の底に眠る神城の里をテケテケとアップジョグ。
日の出刻が近づくにつれ、山入端は暖色を帯びた色合いに変わって来ました
宿に戻って朝食を取り出陣、例に由って7時前からキャビン駅待機です。
6:55、2月14日の朝にグッモーニン。
1月に較べると日の出も20分程早くなって参りました。
今日も絶好調な白馬晴れー。
朝陽が白銀のスロープに注ぎ乱反射、眩い朝を迎えました。
817mより見遣る1516m。
キャビン山麓駅からは2013m先の山頂駅がくっきり望めます。
7:25、キャビン駅には何時もの面々。
朝イチ五竜のオールスターズ、うちスキー板なのは私めだけ。
キャビンからは今季初のカモシカちゃん発見。
さーて、何処に居るでしょう。
8:25、「業務連絡、トップ59番」。
今日も青白ツートンのコントラストが目に眩い。
しかし2月半ばと云うのにアルプス平の気温は0℃と穏やかな陽気。
この調子だとゲレンテボトムは3月持たずに「詰み」となりそうな悪寒…。
相変わらずの神業ピステン。
しかもアル2側は鉄柱サイドギリギリまでの圧雪が施されています。
1st-Runはワイドバーンのど真ん中をブチ抜きます。
一昨日降った新雪のソフトフィーリングは無くなり「カチッ」と硬めの雪面タッチ。
それでも超フラットに仕上げられたパックバーンは高速ロングにお誂え向き。
「ブヴォォン」とコーデュロイを切り裂く足裏感覚が官能的でした。
至福のモーニングタイム、4本目。
昨日に較べゲストの出足は遅く、まだコーデュロイは売れ残っています。
楽しい、楽しい、楽し過ぎるっ♬。
白馬三山も青空に映えるっ♡。
パノラマを回している皆さんも楽しそう。
青空のカンバスに一本のコントレイル。
後述する理由もあって、この日のアクテビティはイケイケの「午前集中型」。
遠征三日目で身体はヘタり気味ですが、残存体力を考えず目イチで回します。
10:15、47へ移動。
昨日同様狙いはR2も、ややアイシーなコンディションで板は叩かれ気味。
山回りで落とされ気味なロングターンになってしまいました。
R1もコンデション良好。
今日はどっちをメインで回すかな~、なんて考えていたら…。
Line-Cがコレ。
常時10分前後待つ慢性的渋滞、平日なのでシングルレーンも設置されてません。
これなら待ち時間無しのアル3回した方が得策。
4本回してグランプリに戻りました。
11:40、グランプリ帰投。
南の空にはぷかぷかと浮かぶレンズ雲、明日から天候は下り坂となりそうです。
でもってこの辺りから残存燃料empty。
三日間の疲労蓄積が表面化、腰と広背筋が言う事を聞いてくれません。
前傾姿勢が不安定だと、ポジションが後ろ気味になってしまいます。
やや荒れのコンデションでブーツの真上から荷重出来ないのは辛い…。
うじゃうじゃとゲストの増すグランプリ。
こーなるとアル2側かアル4側のコースサイドをショートで回すしかありません。
12:30、早めにランチ。
エスカルのテラスに陣取ってるのは全てインバウンドの方々。
昨夜のNBSニュースによると、1月の白馬各スキー場の外国人比は48%との事。
実際ににはもっと多い感覚ですが、少なくともゲストの半分を占めています。
特に東アジア系の来訪者が激増している様に感じられました。
ランチ後はグランプリを7本/いいもりを3本回して〆。
遠征最終日は都合上、14時の早期撤収なのでした。
16:20、長野駅から北陸新幹線はくたか乗車。
この日は18時に東京に戻り、そのままオシゴトで御座います。
三日間滑り倒して休む間も無くお店出しと、キ〇ガイじみた雪莫迦スケジュール。
流石にこの夜はヘロヘロ、気力体力を振り絞っての商いでしたとさ。
おしまい。