●2023/24.十八滑目「五竜&47」
えー、今週の月~水曜日は雪曜日の晴曜日にて、二泊三日のスノートリップ。
第六次白馬遠征はホームゲレンデの五竜47に逝って参りました。
そんな訳で遠征初日、2月12日(月.祝)の滑走記で御座います。
6:40、ゲレンテイン。
前夜から降り続く雪は山麓ベースでも10㎝オーバーの積雪。
記録的な暖冬と雪不足で頭を抱える今季の国内スキー場。
此処白馬でも例外では無く、久し振りの纏まった降雪は「恵みの雪」です。
取敢えずスカイ4に一番乗り。
土日祝のとおみゲレンデは、スカイ4が早朝7時からOPENするサンライズスキー。
基本的に平日スキーヤーの私め、サンライズを滑る機会は滅多に無いのです。
7:00「業務連絡、トップ28番」。
この日は三連休最終日、連泊で訪れている方々は恐らくヘロヘロ。
そんな理由かは扨不知、サンライズ営業を待つゲストは15名程でした。
ノートラのホワイトカーペットにドロップイン。
ピステン上に約5㎝の新雪が乗り「フワっ」とソフトな雪面タッチ。
つっても緩斜面のとおみゲレンデ、積雪抵抗で板は殆ど走りません。
足慣らしで4本回し、キャビン駅に向かいました。
7:25、キャビン駅にて、辛うじて望めるSUN-RISE。
サンライズスキーを放棄してゴンドラ待機をする先着ゲストは6名。
何せ祝日の五竜、しかもこの雪ですからテストスキーの実施は濃厚。
果たしてこの後のキャビン待ちは「エラい事」になるのでした。
8:00、営業開始15分前になっても搬器の流れる気配は無し。
パトさんが1発目の安全確認を終え、2回目の巡回に向かいました。
この様子だとスタートは1時間程度遅れるかな。
でもってゴンドラ待ちの行列はすくすくと成長。
スイッチバックしてとおみ1の横まで伸び、
桜坂の下まで、300名以上の大行列です。
こりゃアルプス平に上がったら、当分下りてこれないな…。
因みに手前の小雪だるまは、暇に感けて私めが作ったものです。
この後キャビンは通時の45分遅れ、8:55に営業開始となりました。
9:05、「業務連絡、トップ28番」。
今日も元気にアル3口開け、無人のグランプリを独り占めターイム。
ブルーグレーのモノトーンに覆われたグランプリ。
まぁこれ位視界が利きゃ上等です。
コットンフィールドには気持ち良さげなシュプールライン。
この日のグランプリはオフピステで約20cm、オンピステでも10㎝弱の積雪。
1strunは一枚バーンのど真ん中を切り裂き、浮遊感抜群のスノーサーフィン。
白馬としてはやや湿雪気味も、新雪ならではの心地良いフィーリングです。
オープニングタイムのグランプリは天候不安定。
ガスが流れて来ては切れての繰り返し。
でもって至福のパウダータイムは1時間持たず。
ゴンドラからは次々とゲストが流入、@云う間に新雪トラックは完売御礼。
流石ウィークエンドの五竜、白馬№1の入込客数は伊達じゃありません。
混雑が始まると狙いのラインを変更。
12番~9番~疎林帯のアル3線下は未だ食べ残し有り。
続いてアル4側のノリ面遊び。
しかし11時前になると混雑ピーク、ガスも次第に濃くなって参りました。
そんな訳で河岸替え、47に向かいます。
11:00、R1は晴れてました。
ルート8に入るとガス切れ、陽光の射す好天模様。
北斜面で標高の下がる分、47はガスに強いのです。
祝日だけあってLine-Cは慢性的渋滞。
しかも初心者~初級者も利用するリフトなので、結構な頻度で停止/減速運転。
1本乗ってる間に2~3回は止まってました。
R1/R2、共に中途半端な踏み固められ方の荒れバーン化。
その上R1はコース幅の狭い分、殆ど滑走ラインが取れません。
これならガスの掛かってるグランプリの方がマシ(?)。
今日は47の日じゃ無いらしく、3本回して撤収しました。
11ː55、アルプス平に帰投も、相変わらずの濃霧模様。
滑れない程のガスじゃありませんが、荒れたバーンに加えこの混雑振り。
「行き先は板に聞いてくれ」的なゲストが多く、回す状況じゃありません。
うーむ、今日はグランプリの日でも無いらしく。
12ː10、困った時のいいもり道場へ。
湿雪乗って踏み固められた後、モサモサのグサグサな難い雪。
それでもガスと混雑の無い分、回すにはマシなコンディションでした。
如何やら今日はいいもりの日かな。
ヘアピン中盤~線下大町側は地雷がゴロゴロ。
2月中旬のハイシーズンと云うのに茶色い雪が散見。
うーむ、今季のいいもりは3月まで持つのかしら…。
とおみゲレンデは相変わらずの盛況振り。
13時からランチレスト、エスカルのレストランもごった返しでした。
メシ後もいいもりで修行。
TOP部にはシャローなコブが咲き始めました。
これ位の浅コブはターンのきっかけが掴み易く、却って滑り易くなります。
最後は楽~にサニー回し。
お昼過ぎからポールバーンはバッチテストでセパレート。
石コロだらけの線下よりも雪量豊富な此方をチョイスです。
結局午後は一度も上に行かず、ほぼ「いいもり専」で回してました。
鬼混雑の祝日+上部はガス+モサグサ雪。
ガッツリ回すには不都合な条件の出揃った遠征初日。
今回の白馬遠征は明日がメインの狙い日なので、早めに15時で切り上げました。
まぁそれでも38本/46㎞は滑りましたけどね。
撤収後は久し振りに十郎の湯へ向かうも…。
温泉じゃ無く単なる銭湯になってました。
おしまいのつづく。