●2023/24.三十四滑目「かぐら」
えー、一昨々日は月曜日にて定休日、例に由ってのスノーライフ。
今週は白馬遠征オヤスミなので、久し振りに湯沢エリアに出掛けて参りました。
向かったゲレンテは昨年12月24日以来、3ヶ月半振りとなる「かぐら」。
そんな訳での4月8日、神楽滑走記でで御座います。
7:25、湯沢駅とーちゃく/定点観測。
この日のカグリスト.南越バス第一便は10人程度と、四月としては少な目。
湯沢エリアは未だ神立/GALAが健在、「かぐら一極集中」にはなってないみたく。
8:10、みつまた到着/1高乗車。
みつまたステーションの駐車場も意外と空いており、地元の来場者も少な目。
7:50の現地入りでも一便のロープウエイに乗り込めました。
みつまたゲレンテ。
3月のドカ雪続きが利いており、去年よりも積雪量豊富。
土浮きやピスラボの出てる箇所は全くありません。
この日からマテリアルは「春仕様」にギアチェンジ。
スキーは型落ちのブリザードSRC、プレート非搭載の汎用機。
ブーツも型落ちのラング、フニャフニャのフレックス100。
かぐら~月山と「コブ滑」が主戦になる春スキー期。
これ位ヤワなギアの方が丁度良いのです。
一発目はみつまたファミリー。
ギアチェンジしての初日初走、取敢えず板とブーツのフィーリングを確かめます。
特にスキーはショップ使わず自前のフルチューン、仕上がりも少し不安。
無人のスロープにLanding。
みつまたゲレンテの口明けRUNって、若しかすると初めて鴨。
しかしバージンストライプのバーンは全く板の走らないノッキングスノー⤵。
スキーとブーツのテストにもならず、1本回してメインゲレンデに向かいました。
8:40、かぐらゴンドラより眺むメインゲレンデ。
山頂駅には鯉幟が泳いでます。
「鯉幟」の背景には「コブ」、そして「殺人ピステン」。
春かぐらの三大名物がお出迎え(苦笑)。
8:45、1高乗車/メインゲレンデも雪量豊富。
この時期に「頭上注意」のネットが張られています。
しかしピステンは相変わらずの「かぐらクオリティ」。
1レーン毎に高さの異なる圧雪、しかも継ぎ目は「凸ってるか」「凹ってる」。
勿論キャタピラ跡やクラックも満載、トラップだらけの鬼畜ピステン。
ある意味、此処までスタンダードレベルの低さを維持しているのが凄い…。
1時間程してデラ掛かった方が滑り易いと云う不思議。
メインゲレンデに圧雪入れるのは、実はゲストの皆さんだったと云うオチでした。
この日の山景パノラマは層雲に遮られ展望利かず。
谷川連峰は終始厚雲の中、越後三山が時折朧ろに望める程度でした。
10:15、デラ掛かったバーンは瞬く間にザブ雪化。
そんな訳でコブ遊び開始、メインゲレンデのコブ~テクニカル1段目から、
モーグルバーンへ。
トップからボトムまで、約600m続くコブのロングラン。
メインゲレンデ脇のコブライン。
ピッチ/深さ/斜度/硬さ、何れも良い按配の攻め易いライン。
コブ滑の調子を取り戻すには頃合いのレベルとコンディションです。
11ː10、適度に休憩挟みつつのアクティビティ。
「莫迦を言う」のと「コブ遊び」は休み休み、じゃ無いと身体が持ちません。
11ː30、様子見がてらジャイアントへ。
御約束の構図、パノラマより望む田代湖をパシャリ📷。
ジャイアントのコブは育成途上。
モサ雪の浅いコブラインが1本のみ、こっそり自主練するには良い鴨。
小レスト挟みつつ、ひたすらコブ回し。
時折良い滑りが出来るも、スピードコントロールやポジショニングには課題残し。
本格的にコブ入りするのはこの日が3日目、コブ専で回すのは初めて。
勝手知ったるかぐらコブでこの調子、ピーク時にはまだまだ遠い滑りです。
12ː35、ランチレスト。
この日のかぐらは日中気温21℃、曇り空と云うのに「暑い…」。
ミドラーで滑ってても汗ダク、午前中はロンT一枚でも充分な気候でした。
午後に入ると予報通り天候は下降線。
メインゲレンデ上部には時折薄靄が流れ込み、フラットライト気味の視界に。
それでも心配していた雨は降らず、最後まで空模様は持ってくれました。
でもって滑りの調子も下降線。
コブ回し10本目を越えた辺りで腰と広背筋に疲労蓄積、パンク寸前。
前傾姿勢が取れず立て続けにコブに弾かれ「発射」。
こりゃボチボチと潮時だな…。
そのまま田代落ち。
午後からの微風と冷え込みで、少しは滑走性良くなってるかな?。
なーんて期待は大外れ、オフピステ一面がザブグサのノッキングスノー。
急斜パートでも板は全く走らず、太腿がパンパンになっただけでした。
14:30、撤収。
下山コースも雪量豊富、祓川駐車場までの夏道起伏も殆ど出ていません。
しかしこの日のかぐら、メインゲレンデ以外は 全面ストップ雪 。
「漕いで漕いで」「蹴って蹴って」で疲れが倍加しただけのの下山コースでした。
おしまい。