●2023/24.三十六滑目「五竜&47」
えー、今週4/15(月)~16(火)のスノーライフは白馬遠征.2days。
今シーズン12度を数えた白馬遠征もこれが「Final journey」。
そしてホームゲレンデ「五竜&47」での滑り納めで御座います。
と云う訳で遠征初日、4月15日のアクテビティ
2023/24.WINTER、白馬五竜&Hakuba47「Semi-final」の滑走記になりまする。
8:10、エスカルとーちゃく。
この日は大糸線アクセスで、キャビン営業開始時刻ギリギリのゲレンテイン。
平日にも関わらず、ゴンドラ駅舎には120名程の行列が出来ていました。
8:35、朝イチグランプリとーちゃく。
アルプス平の気温は8時半時点で12℃、暖かいと云うより「暑い」。
ロンT+薄手のウインドブレーカーでも少し汗ばむ陽気です。
明日(4/16)は雨予報、「白馬バレー」の「白馬ブルー」も今日が見納めかな。
二週間振りに訪れたグランプリは、思ってたより雪残ってます。
線下やテクニカルのコブも健在、地形もほぼ出ていません。
但し此処数日の高温続きでゲレンデミドル~ボトムは加速度付けて融雪進行。
この前日(4/14)を以て、ダイナミック~とおみの下山コースはクローズとなりました。
朝イチからして「ザブッ」と板の沈むザラメ雪。
それでもオープニングの3~4本はフラットコンディションを維持。
ややルーズ目のロングターンで気持ち良く回せました。
白馬三山にオハヨウゴザイマス。
人や圧雪車の入ってないスロープは、やっぱり雪汚れてるな~。
五龍岳にもグッモーニン。
アル1/14番と15番の合間より覗く武田さん。
リフトからこの構図撮るのは結構難しいのです。
バーンは瞬く間にザクザクのグサグサ。
フラットなコンディションを維持していたのは30分。
まぁこの暑さとこの陽射し+この人出ですから仕方有りません。
因みにこの日(4/15)は日本列島津々浦々で「スーパーフェーン」現象。
県内でも飯田市の29.3℃/長野市の28.4℃を筆頭に、軒並み夏日の最高気温を記録。
白馬村でも25.4℃と、7月中旬並みの暑さとなりました
30分で「賞味期限」終了、50分で「消費期限」終了。
9本回した所処で1時間ちょい、グランプリに見切りを付け47へ向かいます。
9:40、今日の狙いはR2。
春シーズンに入るとR1ボトムとR2は土.日.月のみの圧雪。
ゲストの少ない月曜日のR2は「一番美味しい」コンデションなのです。
徹頭徹尾「R2回し」。
写真の様なザク雪も回すゲストが少ないのが幸い、荒れは許容範囲。
グランプリに較べるとザラメの堆積層は薄く、何とか下地も捉えられます
一枚目~二枚目~三枚目~R5の1.6㎞ロングコースは概ね良コンデションでした。
Line-C下の堰堤は雪解けが進み、ちゃんめろが芽吹いてます。
深雪に埋もれていた沢流も姿を現し出しました。
雪~が解けて 沢~になって 流れていきます~♪
すっかり春~ですねぇ ちょっと滑ってみませんか~♬
47でのラスト1本を終え、今季最後のLine-C乗車。
リフトより見返るR1と白馬村、お決まりの構図もこれが撮り納め。
明日最終日の天候は残念ながら雨予報。
五竜から47へ移動は億劫なので、ヨンナナは今日が「FINAL」です。
10:45、南沢ノ頭(通称1450)からの五龍岳展望もこれが見納め。
Line-Eに乗車、グランプリに戻ります。
「サヨナラ&サンキュー47、また来シーズンね!」。
10:55、グランプリ帰投も…。
「黄砂」か「花粉」か「汚雪」か「融雪」か原因は扨知らず(多分全部です)、ワイドバーンは全面「STOP雪」。
妖怪イタツカミーの跋扈するノッキングスノーとなっていました。
こーなると凸凹滑ってた方が楽、そんな訳で「コブ遊び」開始です。
12番鉄柱線下のコブラインから、キャビン合流路下のコブ挟んで、
ボトムの線下ラインへ。
今シーズン、未だコブ滑りの調子はイマイチ。
中~緩斜の浅コブでも破綻せずに「こなす滑り」がやっと。
続いてテクニカル。
しかしずーっとコブ専してると、広背筋と腰への疲労蓄積が「倍々ゲーム」。
一日通して回すのはとても無理ゲーです。
12:20、ランチ休憩を取りにアル1乗車。
ALPS360ではアルペンさんの試乗会開催中。
アル1降車場からズボズボと坪足トラバース。
既に今季の営業を終えているアル4の降車場へ向かいます。
今日のランチはお弁当持参「アル4テラス」にて。
ロッキングチェア(笑)に腰掛け、優雅なブランチ。
トップシーズンにこんな事やったら、大目玉+リフ券没収+出禁です。
ワックス台も設置されてます(笑)。
一昨日も去年も、毎年同じ事やってる様な…。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/04/post-7065f0.html
ピクニックの次はハイキング。
食後の軽い運動、お地蔵さんまで登ってみます。
地蔵ノ頭/地蔵ケルン(通称1673…とは呼びません)。
今季最初で最後の地蔵詣は「白馬晴れー」の「地蔵晴れー」♫。
でもって以下、恒例の地蔵パノラマフォトです。
お地蔵さんと白馬三山。
この日は東面の空を春霞が覆い、イマイチの山景見晴らし。
展望に恵まれた日はこんな感じ(↓)です。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/04/post-e96050.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2022/04/post-80bee3.html
御浄財は「五竜」なだけに「五円」。
うーん、相変わらず信心の足らない金額です事。
13:20、ボチボチと戦線復帰しますか。
眼下に広がる村里に残雪はカケラも見えず、すっかりと春の風景。
これじゃ「白馬」村じゃ無く「栗毛馬」村です。
テクニカルは大分深くなってきました。
加えて削られたザラメがコブ溝に吹き溜まり、コンタクトやトップの抜けが不均一。
その名の通り「テクニカル」なコンディションになっていました。
ボトムの線下は大盛況。
コブ作り隊の活躍もあり、午前中からラインが2本増えてます。
午前中ウダウダだった滑りも何とか持ち直し、少し楽しくなって来ました。
午後のグランプリはずーっと過疎ってます。
一人当たりのゲレンデ専有面積は52000㎡ (=要するに滑走者皆無)。
だってコレだもん。
ザブザブのザラメ雪が融雪して更に主馬場化、妖怪は相変わらず跳梁跋扈。
「走らない抜けない」「沈む埋まる」「詰まる止まる」「深い重い」の極悪コンボ。
これならバキバキ雪の方が滑り易いのですが、二桁気温の上に無風/直射日光。
クラストすらしてくれません…。
明日の最終日に備えて余力残し、この日は15時に撤収致しました。
14:50、ゴン下。
「龍の背中」は瘦せ細り、すっかり「タツノオトシゴ」に。
逆に云うと「良くコレで、昨日まで下山コース持たせたよなぁ」。
今年初めての一夜山登頂。
「登山」つっても獲得標高40m、片道5分のアクティビティです(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/04/post-1a5e75.html
15:50、十郎さん使うのもこの日が最後。
今冬はずーっと「設備故障中の為、温泉では無く加熱した水道水にて営業」。
来年はちゃんと温泉に戻ってるのかなぁ…。
つづく。