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2024.05.30

●5.26「国立競技場」

えー、今週日曜日はジャパンラグビーLeague-one「FINAL」。
パナvs東芝を観戦して参りました。

リーグ戦やセミファイナルの内容からして「好ゲーム必至」の決勝戦。
しかしそんな楕円球雀の期待の遥か斜め上を行く「凄すぎる80分」。
最後の最後まで勝敗の行方の解らない試合は、ドラマ以上にドラマチックな結末が待っていたのでした。

そんな訳での「The-final」観戦記。
筆舌に尽くし難い死闘を目の当たりにし、未だ余韻の冷め遣らぬ5日後なのでして。

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14:30、国立競技場とーちゃく。
2022年7月の「JAPAN-FRANCE」以来、2年振りの霞ヶ丘詣。

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305番ゲート、三日前に取ったチケットにしてはまぁまぁの席。
国立はピッチと観客席が遠く、たまにビッグゲームを観に来る位。
スタンドは俯瞰し易い勾配ですが、やっぱりトラックが邪魔です。

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で、この日はどーしてもこの人に目がいきます。

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今シーズンを最後に引退するホリエモン。
国内でのゲームは今日の試合がラストゲーム。

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今日のキーマンと睨んだデアレンデ。
本職のインサイドセンターとしての役割以外にも1stレシーバーとしてFH的なアタック。
ペネトレイトにラインブレイクにトライセーブにと、流石ワールドクラスの活躍でした。

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キックオフ前。
こっちのキーマンは矢張りこの2人、モウンガ様とリーーーーーーチ。
扨、14年振りの決勝進出で戴冠「一発ツモ」となるか。

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1505、キックオフ。

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この日の松田力也はキック/ラン/ゲームメイク共に安定.そして躍動。
ジャパンFH.1stチョイスとしての力量は示したものの相手が悪過ぎ、モウンガ様のパフォーマンスがそれを遥かに凌駕。
結果、接戦でチームを勝利に導くまでには至りませんでした。

所処で本当に来シーズンは移籍するの?。

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東芝がパナを倒すとしたらセットプレーでの優位は必須。
この後ジョナのトライが生まれます。
一列全員/ディアンズ/佐々木/ナイカブラ/佐々木…。
この日の東芝はキーマンが全て絶好調のハイパフォーマンス。

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飛んで後半39分。
それでも矢張り最後の最後はパナか、と思いきやまさかのフォワードパス。
スクラムのTОで一縷の望みを繋ぎますが、ナイカブラのターンオーバーで終戦。
リーグ戦無敗の絶対王者は二年続けて決勝で敗れる結果となりました。

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この日でピッチを去るレジェンドと、未だ戦い続けるレジェンド。
国内ラストゲームを勝利(優勝)で飾れなかった堀江翔太と、東芝14年目(つーか来日21年目)にして初めてタイトルを勝ち取ったリーチ.マイケル。
レジェンドの悲喜か交錯する、ノーサイドの握手でした。

と、こんな感じの国立観戦記。
尚、今回はゲームリポはありません…つーか文章に綴る事の出来ない試合でした。
おしまい。

 

 

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2024.05.29

●最後の「交通封鎖」

えー、昨夜の都心は大雨強風注意報。
雨足自体は普通の本降り程度だったのですが、まぁ風の強い事。
日暮れ刻を過ぎると、自転車や路面看板が吹き飛ばされる程の横殴りの雨風。
皆さん流石に外食外飲所処では無く、そそくさと家路に就かれる方ばかりでした。

そんな荒れ模様の夜から一転、今日は青空広がる五月晴れ。
好天の昼最中を利して、私めは「アイロン掛け」に勤しんでおりました。
つってもアイテムは「ワイシャツ」や「スラックス」では無く「スキー」。

スノーマッドにとってアイロンと云えば「WAXING」。
6月3日からの「第二次月山遠征」に向けての、愛機の手入れで御座います。

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中野坂上.某マンションのスキーシーズン風物詩(?)。
チューンナップ中の「交通封鎖」も、今シーズンこれが最後です。

そんな訳で長くも短かった2023/24.スノーマッドな日々も、遂に最終章。
来週の月山遠征.3Daysで今季の「滑り納め」となりまする。

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2024.05.27

●言葉にも文字にも出来ない80分

えー、昨日はお昼杉より新宿区霞ヶ丘町「National-stadium」へ。
壮絶なドラマの結末に、未だ余韻が冷め遣らぬ月曜日の夜で御座います。

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いゃあ、凄いゲームを観てしまった…。
フィジカルバトルとスキルフルな攻防を繰り返した濃密な60分間。
しかしそれも、劇的なエンディングの露払いにしか過ぎないのでした。
ラスト20分は二転三転/歓喜と落胆の繰り返し、そしてまさかの衝撃的な結末。

社会人リーグ/トップリーグ時代からラグビーウォッチング歴30余年の私め。
一晩経っても心の整理が付かない試合ってのは、滅多にあるもんじゃないです。
若しかして国内リーグでは、今まで観戦した中で最もドラマチックなゲームだった鴨。

そんな訳で今からJスポの録画を観る所処です。

ラグビー リーグワン 2023/24 プレーオフトーナメント決勝
東芝24-20パナソニック

 

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2024.05.24

●禁断症状

えー、5月12日の「かぐらFINAL」からスノーマッドな日々も一旦お休み中の私め。
滑りに行こうにも、現在日ノ本国でオープンしているゲレンデは月山しかありません。
しかし此処トーキョーからDayユーズで向かうには余りにも「遠い」…。

そんな訳でゲレンデに立たない日も今日で12日が経過。
「嗚呼、スキーしたいなぁ…」。
再来週の月山遠征を前に、禁断症状発症中の私めなのでした。

 

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2024.05.23

●2023/24.三十八滑目「かぐら」

えー、五月も半ばを過ぎ、トーキョーも春爛漫から初夏立つる薫風の時節。
でもウチの二次元日誌は相変わらず「雪の季節」真っ只中。
今日のエントリーも例に由ってのスキー話で御座います。

で、エントリー順が大分前後しますが、時間は遡って一ヶ月前の滑走記。
4月22日のDay-skiはかぐらに逝って参りました。

しかしこの翌週のGWから9日間の月山.姥沢籠り。
タイト&ハード&ハッピーな「助っ人ワーク」&「滑走ワーク」に忙殺され、悠長にブログ更新している暇は無かったのでした。
そんな訳で遅れ馳せ乍らの滑走記Upになりまする。

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7:25、湯沢駅とーちゃく/定点観測。
この日のカグリスト第一便は10名に満たない数。
前回(先々週)もそうでしたが、首都圏からの来訪客は例年に較べ可也少な目。
春スキーシーンにも不景気とか物価高が影響を及ぼしてるのかな?。

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7:55、みつまたステーション到着。
一便は既に行列で一杯、二便に乗り込みます。

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ロープウエイより望む清津の清流。
川岸のブナ林は若葉が綻び始め、春の気配。

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みつまたファミリー。
二週間振りに訪れたみつまたは地表のビスラボが露出、恐ろしい勢いで雪解け進行。
(4月18日から下山路のみの滑走利用となりました)

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8:45、メインゲレンデとーちゃく/1高乗車。
メインゲレンデは相変わらずの殺人ピステン テクニカルな圧雪。

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レーン段差/クラック/落とし穴と、トラップ満載。
朝イチから1時間程してデラ掛かった方が滑り易い、と云う不思議なピステンです。

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パノラマも惨い。
圧雪車3レーン分のコース幅ですが、見事に各レーン凸凹の雪面高。
まぁ、ある意味「安定のプリンスクオリティ」なんですけどね…。

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この日かぐらは終日曇り/時折霧雨。気温は8~12℃。
スノキャスさん予報では晴れだったのですが、悪い方に「外れ」。
やっぱり「女心と山の天気」は、よー解らん。

谷川連峰~上越国境稜線は分厚い層雲に覆われ、パノラマ展望は利かず。
越後三山の稜線だけが、辛うじてクリアに望めました。

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9:45、5ロマ乗車。
GWは月山籠りの私め、次にかぐらを訪れるのは連休明け。
そんな訳で今シーズンの5ロマも今日が乗り納めです。
(※5ロマはこの翌日、4/23を以て今シーズンの営業終了となりました)

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線下を1本攻めてみますが、ブレーキ雪で板走らず。

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2本目は田代落ちへ。
こっちはソコソコ板走りますが、続けて回したいと云う程でも無し。

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田代落ちから6ロマへ向かいます。

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田代エリアの営業は5/6までなので、今シーズン最後の田代滑。
ダイナミックのコブを回してると、ポツポツと小雨が濡って参りました。

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そんな空模様に合わせて田代から撤収、メインゲレンデに戻ります。
こー云う天候不順の日、やっぱり1高(フード付クワッド)は有難い。

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コブ遊び開始。
メインゲレンデ.スキーヤーズライトのコブラインから、

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モーグルバーンへ。
しかし今年は「コブ、下手になってる…」
四月も半ばを過ぎようと云うのに、一向に調子の上がって来ないコブ滑。
滑り慣れて相性の良い「かぐらコブ」でもパッとしない滑りです。

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小休止。
左下にはキャイ~ンポーズ取ってるかぐら女子。

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11:25、気分転換を兼ねてジャイアントへ。

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ジャイアントのコブは縦長で掘れ具合もシャロー。
板をズラすスペースが充分有るので、トレーニングには丁度良い難度です。

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ボトムにはリズムの良い整ったラインが3本。
暫くの間、ジャイアントでコブトレ回し。

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13:00、カグランチ。
どんよりとした曇り空ですが気温は10℃前後。
アウトドアランチするには程好い気候です。

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13:40、戦線再開。
谷川連峰の層雲は切れ、主脈の山々が望める様になって来ました。

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平標山と仙ノ倉山。

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万太郎山。

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谷川双耳と一ノ倉岳。

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午後も深くなると、メインゲレンデのボトムは土露出。

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午後も専らジャイアント回し。
好調時には程遠いものの、少しづつ滑りも良くなって来ました。

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14:40、パノラマにもコブラインが出来ています。
斜度が緩いので攻め易いコブ、現状ではこのレベルが丁度良いかな。

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しかし長い…。
中~緩斜面とは云え、350m続く直線コブ。
途中でコースアウトしないと腰と足が持ちません…。

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15:25、ラスト1本はメインゲレンデのコブ。
午後は殆どジャイアント/パノラマ回し、やっぱりこっちは深い。

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で、最後の最後になって、

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「晴れて来ました…」。
営業終了時刻を見計らった様に天候好転、コレは何かの嫌がらせ?。

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15:40、メインゲレンデ撤収。
ゴンドラコースで下山するのも多分これが最後、あと半月持つとは思えません。
(実際、持ちませんでした)

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みつまたファミリー。
コース半分に雪寄せ、何とか下山路を維持している状況。
こっちは持って今週末、GW中には死亡でしょう(その通りとなりました)。

と、こんな感じの四月かぐら.最終滑でしたとさ。
おしまい。

 

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2024.05.22

●2023/24.四十九滑目「かぐらFINAL.アンコール」後篇

えー、先週日曜日(5/12)は「2023/24.かぐらFINAL」。
今シーズンのゲレンデ最終営業日に、最後の神楽詣に逝って参りました。
そんな訳での「オーラスかぐら」滑走記.後篇になりまする。

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11:00、コブ作り隊の活躍でコブはみるみるうちに増殖。
①トップ部の緩斜面、②③クニックからの中斜面1段目~2段目。
④中盤の緩斜パート、⑤後半の中斜パート。
メインゲレンデのスキーヤーズレフト側には5段/約900mのコブラインが続きます。

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ゲレンデトップより、谷川岳主脈西端の雄.三峰。
残雪も僅かとなった平標山/仙ノ倉山/万太郎山。
灰鼠の曇空に反して、谷川連峰~越後山脈の山景パノラマはクリアに望めました。

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オジカ沢ノ頭~谷川岳双耳峰~一ノ倉岳/茂倉岳。
主脈縦走/馬蹄縦走、何れも踏んだ事のある山は山座同定がし易いなぁ。

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檜倉山~柄沢山~米子頭山から巻機山と続く上越国境稜線。
ハイシーズンには深い白妙を湛えるマッキーも、斑雪が残るのみです。

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コブ滑「ぶっ通し」だと身体が持たないので、1時間置きに休憩。
八海山/越駒/中ノ岳の「はなこさん(越後三山)」を眺めつつ一服。



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ライン待ち渋滞の図。
この時期に滑りに来てる「スキーキ●ガイ」、皆さんそれなりに上手い方が多いです。
何本か回してるうちにガリガリの氷結コブにも慣れて来て、滑りも少し持ち直し。
しかし11時を回ると、2段目/3段目のラインは次第に掘れて来ました。

なーんて風にコブと戯れてると@云う間に正午前。
ランチタイム刻になり多少は混雑も緩和して来ました。

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とか云ってると、

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次第に雲が引き始め、

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晴れて来ましたっ☀!!。

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今シーズン最終営業日に相応しい五月晴れ♪。
「終日曇り」の天気予報が良い方に外れ、絶好の春スキー日和になって参りました。

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陽が射してくれたお陰でガリガリの硬ザラメも緩んで来ました。
プライムタイム到来、こりゃ飯食ってるバヤイじゃありません。

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滑りの調子も次第にUp、何だか楽しくなって来たゾ。

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12:50、コブ12本回した所処でランチレスト。
パウダーステーションのカップ麺を頂くのも今日で最後。
店長さんに今シーズンの御礼とサヨナラを済ませ、ズルズルと🍜🍙タイム。

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13:20、戦線再開/ラスト3~4本。
午後に入るとコブはますます深くなり受けコブ化、難易度Up。
でもって「滑りの調子が良くなる」のと「疲労蓄積で滑りの質か下がる」は表裏一体。
気付かないうちに基本姿勢が取れなくなり、後ろに乗っての発射/転倒二連発。
うーん、如何やらボチボチ限界か…。

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13:50、2022/23シーズン.かぐら最後の1本。
ラスト1本はふっ飛ばない様に安全策、ズラし主体の低速滑。
この日は18時からオシゴト、みつまたを15:20に発たねばなりません。

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「ガチャッ」。
ビンからブーツを外してかぐら終戦、あとはゴンドラとリフトで下山するだけです。

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14:05、サラバかぐら。
次に訪れるのは12月のシーズンインか、それともみつまたのサマーゲレンデか。
何れにせよ、雪の積もったかぐらを見るの7ヶ月先です。

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ゴン下。

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リフ上。
みつまた2ロマの線下では、アナグマちゃんがモグモグタイム。

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みつまたゲレンデより見遣る、マッキーと越後三山。
半月前までは此処を滑り降りられたのが嘘の様な風景です。

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みつまた1高で新緑のトンネルを下り、

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ロープウエイで下界に帰投。
「あーあ、今シーズンのかぐらもこれでお終いかぁ…」。

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15:05、かぐら最終日名物、ガラポンと豚汁振舞い。
基本的に平日スキーヤーの私め、かぐら最終日(日曜日)に訪れるのは初めての事。
当然、この最終日イベントも初体験なのでした。

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ガラポンで三等賞(湯沢産コシヒカリ)GET♪。
豚汁頂いてバス停に向かいます。

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こんな所処でガマンさん発見。
昨シーズンは息子さんと一緒に、月山の小原さんTバーでお会いしました。
今年もこれから月山に行かれるのかな?。

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15:20、南越バスさん、今季もお世話になりました(謝)。
以前はかぐら最終滑の帰途に乗るシャトルバスがシーズンオフの「直行便」。
しかし月山を知ってからはスノーシーズンが1~2ヶ月延長。
私めのスノーライフはもう暫く続くのでした。

そんな訳で「サヨナラかぐら」亦来シーズンね、っと。
おしまい。

 

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2024.05.21

●2023/24.四十九滑目「かぐらFINAL.アンコール」前篇

えー、「酒飲み」と「雪猿」は往々にして同じ様なウソを付きます。
「今日はこれが最後の一杯🍸」→「やっぱりもう一杯」。
「今シーズンは今日が滑り納め🎿」→「やっぱりもう一回」。

5月10日に今シーズン最後の「かぐら遠征」を終えた私め。
しかしこの日のコブ滑が今季一番の出来、遅蒔き乍らの復調モードです。
折角コブ勘を取り戻したのに、来月の月山遠征まで三週間空くのは勿体無い。
果たして前言撤回しての「ENCORE」、再びかぐらに向かった5月12日なのでした。

と云う訳での「かぐらFINAL.アンコール」。
今度こそ本当に最後の「神楽詣」で御座います。

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6:05、東京駅とーちゃく。
湯沢方面のDay-ski主戦列車、上越新幹線の始発「とき301号」に乗り込みます。
この寝不足/早起き/帰って来たらオシゴト、のハードワークも今季コレが最後。
スキー担いで新幹線に乗る事も、暫くの間ありません。
(先週も同じコト云ってた様な…)

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7:25、湯沢駅とーちゃく/定点観測。
この日は今シーズンのかぐら営業最終日、しかも日曜日。
「長蛇の列」を覚悟しての湯沢入りも、みつまた行きのバス停に人影は無し。

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そしてまさかのスキー/スノボ客「ゼロ」
バスに乗車したのは私めと一般客の2名のみ。
過去何百回と訪れているかぐらですが、シャトルバスにゲレンデゲストが居ないってのは初めての事でした。

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9:00、みつまたステーションとーちゃく。
最悪「1時間待ち」は覚悟していたみつまたロープウエイ。
しかし朝イチの来場者は50名程度、余裕で二便に乗車です。

因みに「平日スキーヤー」の私め。
ウィークエンドに滑りに来るのは三年振りの事なのでした。

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ロープウェーから眺める清津川の景色も、すっかり立夏の風景。
ブナの新緑は深緑に色調を変え、ヤマフジの紫が山林に彩りを添えています。

雪が解けて 川になって流れていきます♪
フジの花が 恥ずかし気に顔を出します
すっかり春ですねぇ コブを滑ってみませんか♬

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立夏の風物詩、かぐらアトラクション。
みつまたゲレンデでスキーキャリーサービスさんに板を預け徒歩移動。
滑り下りれば30秒、歩いて下りると4~5分。

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かぐらエリアへはリフト2本とゴンドラ乗り継いでの登行。
距離は短いとは云え徒歩移動×2、ブーツ履かないで来た方が正解なのです。

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この日の天気予報は「曇り/降水確率10~20%」。
どんよりとした灰鼠空の下、ブナの新緑アーケードを抜けて行きます。

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みつまた2ロマには、1便の残りゲストが30名以上の行列。
ロープウエイ/1高と2ロマの輸送力乖離、まぁこれは仕方有りません。

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2ロマの搬器は10秒間隔での運行。
1分間の輸送力は6人(下り乗車は1名規定)→30名強の行列→リフト待ちは5~6分。
乗車するまでの待ち時間が解ってると、行列も然程イライラしないものです。
Q.E.D/リフトの待ち時間は数学(つーか算数)なのでして。

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2ロマより望むかぐらゲレンデ。
テクニカルもジャイアントもとっくの昔に心肺停止(チーン)。
残ってるのはメインゲレンデのみです。

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やっぱりリフトで「降りる」のって変な感じ。
しかも板履いてないので、足元がフワフワ軽い。

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ピスラボを徒歩移動する方々。
2便のゲスト約100名が2ロマに到着、乗車待ちに我慢し切れなかったみたいです。

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ゴンドラ駅舎前で板を受け取り、かぐらゴンドラ乗車。
搬器内でブーツ装着、気温に合わせてレイヤー調整。

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下山コースに残雪は殆ど無し。
秡川駐車場からの夏道もすっかり出ちゃってます。

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林道では除雪作業中
コレ退けないと業務車が通行出来ませんからね。

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9:00、メインゲレンデ到着/1高乗車。
1高への連絡路はイカソーメン、周囲には寄せて上げる雪もありません。

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メインゲレンデの半分は芝生のスロープ。

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中盤のクニックからはコースの半分が生きてる状態。

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トップ部だけがコースの2/3幅に雪付いてます。
それでも思ってたより雪は残っており、あと2~3日なら営業可能なコンディション。
しかしかぐらの最終営業日は日曜日と決まっており、来週までは持たない状況。
そんな訳でこの日(5/12)を以て「シーズン最終日」となったのでした。

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オンピステは2本回すとザブザブ、ちゃっちゃとコブに入ります。

しかしこの日のコブが…、

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結構ムズい⤵。
シーズンイン期に撒いた人工雪の層が現れ、氷結気味のアイシーな硬ザラメ。
しかも最初に出来たラインはピッチが短く忙しいリズムのコブです。

ハイシーズンレベルでは無いものの、板の叩かれるガリガリ雪。
コンタクトは覚束無く、板をズラすスペースも狭く、敢え無く弾かれて憤死。
2日前の好調さが嘘の様な「ダメダメな滑り」が続きました。

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コブラインも次第に渋滞して参りました。
硬くて狭いコブに対応し切れず(←単に下手なだけ)、苦戦の滑りが続きます。
それでも少しづつアジャスト、何とか持ち直して参りました。

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気付けば大混雑のメインゲレンデ。
ココしか滑るトコ無い+コース幅が狭いので、来場者数以上の過密っ振り。
只、これだけ混雑してても1高のリフト待ちは1~2分程度でした。

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何かオモシロイ人達。
マリオやピーチ姫は兎も角、ティラノはあの恰好で滑れるのかしら?。

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この日(5月12日)で今季最後の営業日となるかぐら。
因みに過去3年間を定点観測で振り返ってみると、

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去年(2022/23シーズン)、5月11日の様子。
メインゲレンデ+下山コースが滑走可。

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一昨日(2021/22シーズン)、5月16日の様子。
テクニカルはクローズも、ジャイアントと下山コースは健在。
みつまたゲレンテも滑走移動ギリギリ可能でした。

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三年前(2020/21シーズン)、5月13日の様子。
ジャイアントもテクニカルも健在、モーグルバーンも殆ど無傷。
勿論下山コースも滑走可能です。

こーして見ると、今シーズンの雪の少なさが良く解ります。
そんな訳で後篇につづく。

 

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2024.05.20

●シーズンエンドの足音

えー、本日は月曜日にて定休日な武蔵野口の場末のバァの主。
しかしオヤスミの日に限って、二週続けての「雨の月曜日」。
昨夜からの雨はお昼前に止んだものの、鉛雲のパッとしない空模様です。

所処で先週日曜日の「かぐらFINAL」を以て、私めのスキーライフも一旦小休止。
あとは三週間空いて、6月頭の月山遠征を残すのみとなりました。

昨年12月のシーズンイン以降、オシゴトオヤスミの日は「全スキー」。
プラス雪曜日が定休日(要するにズル休み)で、中3日~中5日ペースでの滑走ライフ。
一週間以上スキーをしないのは初めての事で御座います。
従い「自宅で過ごすオフ日」ってのに未だ慣れておらず、何だかミョーな感じ。
手持無沙汰つーか、やる事無いつーか、心に穴の開いた気分つーか。

そんな訳で長くも短かった雪猿の日々も愈々カウントダウン。
2023/24シーズン、SKI-MADな日々は残す所処あと三日です。

 

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2024.05.19

●苦渋の決断

えー、昨日ログでも一寸触れましたが、已む無く「苦渋の決断」。
昨夜からバックバーのリキュールを、一部ラインナップ変更致しました。

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Before。

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After。
お解りの様に、ボトルチェンジしたのはシャルトリューズ。
VEPからスタンダードのヴェーヌ/ジョーヌに差し替えました。

赤坂時代から主力商品として使っていたVEP。
近年の価格騰貴の中でも、原価無視で何とか頑張っていました。
しかしハイパーインフレは止まる事を知らず、今年に入り価格は約3倍に暴騰。
(販売元によっちゃ5~6倍、それ以前に超品薄で購入自体が困難)。
流石に1本¥25000以上するリキュールをカクテルユーズで使えません。
そんな訳で遂に諦念した次第なのでした。

尤もレギュラーのシャトルトも現在価格高騰中、しかも流通枯渇で品切れ状態。
この2本も酒屋を通さずに無理繰り入手したものです。
うーむ、果たして次のボトルの仕入れは出来るのかしら…。

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この子たちは足元のストック棚にお片付け。
飲む方を選んでのリリース、ナイトキャップのストレート用にしようかと思ってます。

そんな訳でサヨナラVEP。
何時かまた、普通に使える日が来る事を祈って。

 

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2024.05.18

●立夏末候「よしなしごと」

えー、本日の都心は週末行楽に御誂え振りの快晴。
燦々と注ぐ陽射しに落ちる影は濃く、気温は真夏日に届こうかと云う勢い。
「五月晴れ」と云うにはチト晴杉/暑杉な陽気で御座いました。

でもって本日は久し振りに「スキーネタ」「月山ネタ」以外のエントリー。
でもってこれまた久し振りに「武蔵野口の場末のバァ」、近況報告です。
(※.私めの生業はバーテンダー、決してスキーヤーではありません)

GW明けの一週間は皆さん「遊び疲れ」「休み疲れ」「仕事したくない」の呆けモード。
閑古鳥ウィークかと思いきやと意外とバタバタ、それなりに忙しい一週間でした。
でも今週に入り「やっぱり」の予定調和、一気に客足が少なくなりお茶挽きの毎日。
暇に感けてユル~い気分での商い、まぁこんな弛緩した営業もたまにはイイ鴨ね。
(※.ずっとコレだとお店畳んじゃう羽目になってしまいますが…)

そんな訳でお店の模様替えや細々とした雑事を片付けておりました。

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昨夜からウイスキーの空箱フェア、開催中。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/04/post-b453d0.html
去年から数えて三回目の「青空市&夜空市」、御入用の方は御自由にどーぞ。

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入口のオーナメントも春~夏仕様に変更。
ウチのイエルバ‐ブエナも「ワッサワッサ」と発育絶好調。
モヒートの美味しい季節になって参りました。

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苦渋の選択。
今夜からバックバーの品揃えを一部変更。
赤坂時代から定番で使っていたプレミアムリキュールが数年前から価格爆騰。
已む無くラインナップ変更となってしまいました。。
でも、スタンダードボトルですら「超インフレ」の上に「超品薄」。
うーん頭痛い。

と、こんな感じの立夏末候、よしなしごと。
サタデーナイト.看板出し前のエントリーでした、とさ。

 

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2024.05.17

●2023/24.四十七滑目「月山」

えー、今年のゴールデンウィークが過ぎて早10日。
私めの黄金週間はお店全休して、毎年恒例の「姥沢籠り」。
助っ人ワークにスノーライフにと、白銀週間を満喫しておりました。

そんな9日間の「月山week」も@云う間の最終日。
姥沢籠り9日目、GWオーラス.5月6日の滑走記で御座います。

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9:20、115林班しゅっぱーつ。

童謡「この道」 (山田耕筰/作曲  北原白秋/作詞)

この道はいつも行く道
ああ、そうだよ
タムシバの花が咲いている

あの丘はいつも見る丘
ああ そうだよほら
赤い屋根が下駅だよ

この道はいつも行く道
ああ、そうだよ
板を担いで歩いて行ったよ

あの雲もいつも見る雲
ああ、そうだよ
ブナの若葉も開いてる

以上、「この道」月山バージョンでした。

朝のオシゴトを終え、GWの助っ人ワークも任務終了。
最終日はこの後フリータイムです。

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9:40、アクティビティスタート。
GW最終日の月山は一気にゲスト激減、ペアリフトを回す人影も疎ら。
姥沢や志津の宿泊客の中には、Uターンラッシュの渋滞を嫌って最終日は滑らずに帰られる方も多いみたいです。

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湯殿のお山にオハヨウゴザイマス。

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見返り大朝日岳にオハヨウゴザイマス。

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大斜面にオハヨウゴザイマス。

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トラバースにオハヨウゴザイマス。

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沢のノリ面にオハヨウゴザイマス。

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犂牛のお山にオハヨウゴザイマス。
GW最終日の月山は「曇り/午後小雨の可能性も有り」の予報。
ガス隠れしてるかもと懸念してましたが、最終日に月山を拝めてヨカッタ。

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一発目は沢から。
そー云えば沢コース滑るのって、入山初日(4/28)の一本目以来です。

で、この日の沢が…。

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イイっ!!!

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無茶苦茶イイっ!!!。
只でさえ少ないゲストは皆さん大斜面のコブへトラバース。
沢を回すゲストは数える程、9時半を回ってもフラットコンデションを保っています。

ザクっと沈む春のグサ雪も、何とか下地の捉えられるコンディション。
角付けから初動の荷重を強め、足場をしっかり作りターン中盤は落下を多めに取る滑りを意識。
ザラメ雪蹴散らしてのミドル~ロングターンが気持ち良く決まりました。

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今日の沢は楽しいゾっ!!!
中盤はノリ面乗り上げての地形遊び、一粒で二度美味しい沢回し。

そんな訳でオープニングは「沢ブン回し」×8連発。
午前中は沢回しだけでもイイかな、と思われるグッドコンディションでした。

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11:00、沢より見上げる大斜面。
でもコブ遊びも楽しそうだし…、そろそろコブ入りしよっと。

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上のトラバースから、

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ミッドフィールド、GW後半に作られた新コブへ。
それ程掘れてなく、スキーをズラすスペースもあるので攻め易い。

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二本目以降は下のトラバースから沢落ちのコブへ。
此処のコブはリズム/ピッチ/深さ、何れも頃合いのコブが並んでいます。

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沢側ボトムはラインが途切れたり交錯する乱コブに。
リズムの良いコブラインは次第に深くなって来ました。

コブ6本回して丁度13時、下駅食堂に給油ピットイン。

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昼餉のメニューは月山味噌ラーメン。
鍋焼きうどん/冷やし肉そばと並ぶ、下駅「三大人気メニュー」の一つ。

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13:30、アクティビティ再開。
予報に反して空模様は少し良化、雲の層が薄くなり薄日が射して参りました。

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浅縹の空も覗けて参りました。

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だーれも居ない大斜面。
午後に入ると午前券のゲストがお帰り、ますます過疎って来ました。

「人居ない」「暑過ぎない」「コース荒れ少ない」「コブ掘れ過ぎない」「妖怪も出ない」。
春スキーは「曇り/小雨」くらいの方が当たり日なのです。

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ノリ面の沢落ちコブも人影無し。
コブ7本回した所でボチボチ腰と広背筋がカラータイマー点滅(ピコーンピコーン)
ラストは沢を2本回して〆と致しました。

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14ː30、撤収/115林班へ下山。
あと1週間もすれば、ココはヤブって閉鎖でしょう。

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ココを滑り降りるのも今シーズンこれが最後。
次に訪れた時は雪も消え県道114号は延伸、ハシも出ている事でしょう。

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15ː50、姥沢下山/さらば月山。
つい昨日入山したと思ってたら、@云う間の下山日。
毎年の事ですがGWの姥沢籠りは「光陰矢の如し」、瞬く間に過ぎ去ってしまいます。

と。こんな感じのGW月山最終日。
次回月山を訪れるのは架け替え前の6月初旬。
お願いだから「大斜面、滑走可能のまま待っててね(祈)」
おしまい。


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2024.05.16

●2023/24.四十六滑目「月山」

えー、GWはオシゴト全休して「姥沢籠り」、雪山ライフを満喫していた私め。
しかし月山滞在中は助っ人ワークにスノーライフにと忙しい日々。
滑走日誌が「溜りに溜まった」ままとなっております。

そんな訳で「白銀週間」スキーマッドな日々もラスト2日。
姥沢籠り8日目、5月5日の滑走記で御座います。

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11:00、下駅とーちゃく(の手前)。
4日続けての快晴は、GW一番の暖かさ 暑さとなった月山。
姥沢ベースで20℃越え、そして「Sun Sun☀」と降り注ぐ陽光。
陽射しが雪に乱反射、サングラスしてないと目開けてられません。

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ペアリフト乗車。
今日も澄み渡ったアクリル彩の空、月山BLUEがお出迎え。

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朝日のお山もクリアに望めます。
志津~弓張のブナ原生林もすっかり新緑の装い。
葉色がに濃くなってくるのが遠目にも見て取れます。

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今日のトラバースは上から。

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トラバースより見返る月山。
大雪城(と牛首)以外は殆ど残雪無し、ホント今年は雪少ないなぁ…。

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GWも後半戦に入り、大斜面のコブも一気に増えて参りました。
両サイドに作られていたコブコースに加え、ミッドフィールドにもライン出現。

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大斜面一面、コブのお花畑。
でも今年は浅いラインも多く、未だカワイイ方です。

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でもって、此処数日の好天続きで一気にヤブも増殖。
立木が勢いを増し、左右からブッシュに挟まれつつあるコブライン。

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この日の月山も結構な人出、至る所処で「コブ祭り」。
美味しいラインは次第に掘れて来ました。

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「端午の節句」ならぬ「タンゴのコブ舞」。
この日もコブ滑の調子はあまり上がらず、中の中~中の上を推移。
3時間/8本回して切り上げ、今年はコブ下手になったみたい⤵…。

9日間に亘ったGW姥沢籠りも明日5月6日で最終日。
明日は朝の助っ人ワーク片付けて、9時からフリータイム。
14~15時頃まで滑って、東上帰途に着きまする。

 

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2024.05.15

●2023/24.四十五滑目「月山」

えー、GWはオシゴト全休して「姥沢籠り」、雪山ライフを満喫していた私め。
しかし月山滞在中は助っ人ワークにスノーライフにと忙しい日々。
滑走日誌が「溜りに溜まった」ままとなっております。

そんな訳で「白銀週間」スキーマッドな日々もラスト3日。
姥沢籠り7日目、5月4日の滑走記で御座います。

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10:50、アクティビティスタート。
三日続けての五月晴れは、まるでエナメル彩の様な「月山BLUE」。
雲一つ無い瑠璃色の空が360℃の満天に広がっています。

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何時もの様にぺアリフトから、

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「前に」「横に」「後ろに」、大斜面三連写📷。

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線下ではショウジョウバカマが群落を増し、

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ノウゴウイチゴは一斉に開花を始めました。

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タカネザクラと月山。
芭蕉も愛でたタカネザクラ(ミネザクラ)は未だ冬芽の枝梢。
出羽の細道も今年は暖冬小雪、花弁が綻ぶのも早い事でしょう。

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今日は一発目からコブ入り。
この日の主戦コースは二段目トラバースのノリ面コブから三段目トラバース、

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トラバースより望む朝日山地.北西の山々。
赤見堂岳の稜線を前衛に、奥に中先峰~以東岳~オツボ峰。

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大斜面の沢側コブへ。
何本かのラインはブッシュで寸断、今頃はもう「シマ」になってるのかな…。

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大斜面では至る所処でコブ祭り♪。

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みんな楽しくコブ畑で雪まみれ♪。

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「立夏のコブ祭」絶賛開催中♬。

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沢のノリ面コブも大盛況。
この日はGW中、最もゲストの入りが多かった月山。
それでもペアリフトの行列は最長でも15名程度/3~5分の待ち時間。
連休前半に較べるとコブも増え、コブライン待ちも殆どありませんでした。

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上駅遥拝所や下駅花道の周辺、

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パレット広場ではアウトドアでピクニックランチ。
五月晴れの降り注ぐ陽光の下、春スキーならではの長閑で和やかなランチ風景です。

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下駅テラスには何時もの御両人。
朝イチの沢は締まってて良かったよ、との事。

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下駅食堂も大盛況。
この日は鍋焼きうどんと冷やし肉蕎麦も復活、ササキくんも大忙しでした。

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それでも混雑具合を感じさせない大斜面。
流石国内随一のビッグスケールフィールド、人の姿が豆粒みたいです。

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ゲストが溜まってるのはトラバース路だけ。
鶴さんTが無く姥ゲレンデは要.担ぎ上げの為、滑ってるゲストは皆無。
トラバース路と姥フィールド、人口密度の乖離が面白く。

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14:00、撤収。
滑りの調子は「可もなく不可も無く」、深いコブだと弾かれてしまう事も屡々。
でも、これだけ天気が良いと「やっぱり春スキーし楽しいね♪」。
そんな訳で今日も楽しいコブ遊びでした。

 

 

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2024.05.14

●2023/24.四十四滑目「月山」前篇

えー、GWはオシゴト全休して「姥沢籠り」、雪山ライフを満喫していた私め。
しかし月山滞在中は助っ人ワークにスノーライフにと忙しい日々。
滑走日誌が「溜りに溜まった」ままとなっております。

そんな訳で「白銀週間」スキーマッドな日々のアクテビティ。
姥沢籠り6日目、5月3日の滑走記で御座います。

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①滑る前に「登る」。
姥沢からゲレンデへのアプローチは約500mの雪上ハイク。
まぁコレはフツー(他のゲレンデだと普通じゃありませんが)。

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②滑る前に「上る」。
下駅でリフト乗車、まぁコレは極めてフツーです。

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「YES、GASSAN-BLUE!!!」
突き抜ける様な瑠璃色の空が360℃のフルスクリーンに広がる五月晴れ。
この日よりGWも後半戦突入、雲一つ無い快晴に恵まれた四連休の初日でした。

因みに今日の目的場所は、あの稜線の奥に座す頂。
今シーズン初となる「姥詣」に向かいます。

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左側に架かっている小原さんTバー。
あれに乗っちゃえば姥山頂は目と鼻の先なのですが…、

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しかし鶴さんTバーは今シーズン(つーか今後も)休業↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2024/05/post-25d8fb.html
つー事は小原さんTバーへは「自力で担ぎ上げ」するしかありません。

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③そんな訳で再び「滑る前に登る」。
サテ、上り(登り)ますか。

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上駅から小原T乗り場までは距離にして高々300m程度。
「しかしこの300mがトンデモ疲れる…」。
板を担いでスキーブーツで雪中行軍、 結構な急斜面の上に踏んだら沈むザブ雪。

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嗚呼、無くなって改めて解かるTバーの有難さよ。

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雪上には苦悶の足跡が無数に残されています。

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ハイクアップ中、力尽きて休んでいる方々を何人もオーバーテイク。
鶴さんT降り場(のあった所)からは少し斜度も緩みます。

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右手に月山を望みつつの登坂。
柴灯森~牛首には20~30の動く豆粒、月山を目指すアルパインとBCの皆さんです。

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左手に小原さんTバーが見えて来ました。
此処で板履いてトラバース、やっと文明の力で登れる…。

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と思ったら、乗線場じゃ無く降線場。
気付かないうちにTバーの上まで登ってた、と云うオチでした。

まぁココまで来れば姥ヶ岳は目と鼻の先。
取敢えずパノラマ展望を愛でつつ一息入れてます。

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南東には「ZAO」。
蔵王連峰から左に連なる二口山塊~船形連峰~鬼首~栗駒の宮城山形国境山群。

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朝日連峰の南西奥には飯豊/吾妻/の国境稜線連峰、朧に磐梯山も望めます。

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南西には小朝日岳/大朝日岳/西朝日岳の朝日山地主峰群。
右に寒江山~北寒江山~中先峰~以東岳~オツボ峰~戸立山。

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後はなだらかな緩斜面を4~5分登ると、

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姥が岳とーちゃく。
姥山頂から金姥へ続く雪原の先には、静かに佇む「天空に浮かぶ冠雪の頂」。

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鳥海山、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!♡。

まるで蜃気楼の中に浮かんでいるかの様、幻想的にて神々しい山姿。
姥ヶ岳に上る理由の半分は鳥海見たさなのです。

因みに「出羽三山」と云えば「月山」「羽黒山」「湯殿山」。
しかし中世には月山/羽黒山/鳥海山とされていた時期もありました。
ただ月山/羽黒山から鳥海山に向かうには最上川を渡らねばならず、修験者の入峰修行には困難を伴う為に現在の三山となったみたいです。
因みに湯殿山が霊山修験場として組織される前は、葉山が出羽三山に入ってました。

と、こんな感じの四十四滑目、滑走記前篇。
つっても上って(登って)ばかりで、まだ一本も滑っちゃいないんですけどね。
つづく。

 

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2024.05.13

●自宅で過ごす月曜日

えー、月曜日は定休日にてオシゴトオヤスミな武蔵野口の場末のバァの主。
五月雨にしては強い雨足の降り続く一日を、自宅で過ごしておりました。

昨年12月6日より開幕した私めの2023/24.スキーシーズン。
以降オシゴトオヤスミの日は「=スキーライフ」。
白馬や湯沢や沼田やら山形に出掛けており、日中都内に居た日は御座いません。

しかしそんな雪猿の日々も一旦終了。
「かぐら」が昨日で営業終了、東京からDay-skiで滑りに行くゲレンデも無くなりました。

と云う訳で五ヶ月振りに終日自宅で過ごすオヤスミの日。
手持無沙汰っつーか、やる事無いっつーか、何だか弛緩した変な感じ。
結局ダラダラと無作為な一日を送ってしまいました。

今シーズンのスノーライフも6月一週目の月山遠征を残すのみ。
次にゲレンデに立つまで、三週間も間が空いてしまいます。
未だピリオドは打っていないものの、何だかシーズンが終わった感じの空虚感。

そんなシーズン中とシーズンアウトの狭間、「宙ぶらりん」の三週間。
メンタルの保ち方が難しい休日が始まるのでした、とさ。

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●2023/24.四十三滑目「月山」

えー、早いものでゴールデンウイークが終わって一週間。
「仕事したくないな~」なんて連休呆けしていた皆様も、強制的に現実社会へ復帰。
何時の間にか平熱の日常に戻られている事と思います。

所処でGWはオシゴト全休して「姥沢籠り」、雪山ライフを満喫していた私め。
月山滞在中の滑走日誌が「溜りに溜まった」ままとなっております。
そんな訳でのGW姥沢籠り4日目、5月1日の滑走記で御座います。

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10:20、115林班出立。
ココは右?、それとも左?。(※正解.右行った方が楽だし早いです)

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ココは右?、それとも左?。(※正解.左から回り込んだ方が楽です)
以上、姥沢から下駅のアプローチ風景でした。

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月初め、5月1日の月山は終日「曇り☁」の予報。
この日はゴールデンウイーク中一番の冷え込みとなった月山。
昨日の雨の影響もあってか、朝からは気温は上がらず5~7℃。
加えて5~6m/s程度の軟風が立ち、体感的にはそれ以下に感じられました。

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大斜面はガス無し、時折薄日射し視界良好。

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黒牛月山もクリアに望めます。

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「深雪の海」の向こうには「雲の海原」。
5月最初のアクティビティに雲海がお出迎え、月初めに相応しい僥倖です

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浩々と広がるストラタスのネイチャーView。
10時半でこの雲相ですから、朝イチだともっと壮大な雲海だった事でしょう。

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蔵王方面の雲相も美しい。
清澄な水色空をカンバスに、刷毛で引いた様な巻雲が幾重にも連なっていました。

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で、今日の狙いは、

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ナチュラルバーンを、

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ロングターーーン。
雨の翌日で気温が下がり少し締まったザラメ雪、しかも強風がウインドパック。
適度に均されたナチュラルフィールドでのロングターン狙いです。

コース取りはフラットコンデションの残る「From竹串 to 竹串」。
上のトラバースから竹竿サイドにドロップイン、バーン中央からスキーヤーズライトに斜滑移動して右端の竹竿コースへ。
大斜面の両サイドはミッドフィールドに較べ荒れが少なく、雪面コンタクト良好。
ザラメ蹴散らしてのロングターンが気持ち良く決まりました。

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11:20、一回目のピットイン。
一昨日から続いている「ノッキング祭」はこの日も継続中。
汚雪+黄砂+芽鱗のトリプルコラボでヤニがソールに付着、数本滑っただけでスキーが走らなくなってしまいます。

この日も1本目/板走る→2本目/走りが怪しくなる→3本目/ブレーキ板化。
そんな訳でリムーバ&スクレーピング&リキッドワックスのメンテナンスタイム。

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スクレーピングするとヤニの大量収穫。
そりゃスキーが走らない訳です。

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ピットアウトして引き続き竹串コースを、

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大回りっ!。
グサッとした春ザラメですが下地はグリップ。
ルーズなカービングロングが気持ちイイっ♬。

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気付けば空は高曇りのスキー日和。
正午を過ぎると残っていた風も止み、水色の空が広がる薄晴れとなりました。

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12:30、二度目のピットイン/スキーメンテ。
下駅のパレット広場では皆さんヤニ取りタイム。
月山フリークの方ならこの時期のスノーコンデションは熟知。
リムーバ/スクレーパー/ブラシ持参で、黄砂&芽鱗対策も万全です。

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ラスト1本も、竹串コ~~~ス♪。
この日はコブ「ガン無視」でひたすらロングターン回し。
充実のナチュラルバーン滑、3時間/7本回しでした。

明日からは四日連続での快晴予報、再びコブ遊びのアクティビティに戻ります。

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2024.05.12

●本日の【5/12(日)】営業案内

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
でもって同様の理由に伴い、開店時間の遅れる事もたまにありまする。

五月も半ばになってスキーって、何云ってんだこの莫迦 (# ゚Д゚)! !!

なーんてお𠮟りを受けそうですが、私めのスノーマッドな日々はまだ継続中。
そんな訳で本日の営業案内。

※5月12日(日)/は18:30OPEN、看板出しが少し遅れます。

今日は2023/24.WINTER&SPRING「かぐら」のゲレンデ営業最終日。
朝イチから蜻蛉返りでのスノーライフ強行、コブ遊びに逝って参ります。
御迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。<(_ _)>ペコリ

 

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●2023/24.四十一滑目「月山」

えー、今年のGWも毎年恒例の姥沢籠り。
本業のオシゴトは全休して、月山にてスキーマッドな日々を送って参りました。

そんな訳で「黄金週間」ならぬ、至福の「白銀週間」を過ごした9日間。
入山三日日、4/30(火)の滑走記で御座います。

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10ː10、115林班しゅっぱーつ。
この日の天候は午前中/曇り、午後から小雨とのmountain-forecast予報。
暫くは天候持ってくれそうなので、助っ人オシゴト終えてゲレンデへGo。
ピステバッグにレインウェアと予備グローブを持参しての出立です。

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10ː30、ペアリフト乗車。
朝日のお山の主峰群は棚雲掛かるも、以東岳方面はクリアに望めます。
GWとは云ってもセパレート期間(平日三連発)の中日。
上記の天気予報もあってか、下駅のゲストは数える程度でした。

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湯殿のお山にコンニチワ。

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大斜面もこんな感じ。
多少の視界不良は覚悟してましたが、一欠片のガスも無く視界はクリア。
可視コンディションは良好です。

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今日は小原さんTお休み。
まぁ鶴さんTが無いので、小原さんトコにも行きませんけどね。

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月山は御機嫌斜め。
今年のGW10日間、月山の頂が望めなかったのはこの日(4/30)だけ。
ホント、例年に無い晴天率の高さ(快晴/7日 花曇り&薄晴れ/2日)でした。

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昨日に引き続き、上のトラバースから沢側のコブに向かい、

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一発目からコブ入り。

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しかし雪の汚れは相変わらず。
昨日同様…つーかそれ以上に汚雪+黄砂+ブナ芽鱗のトリプルコンボ。
2本回した時点でヤニがソールにこびり付き、板が全く走りません。

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竹串コース(沢側)も全面ブレーキ雪。
滑走跡の無いフィールドを滑ると、表雪が削られて無い分ノッキング具合が酷い。
こりゃトラバースとコブライン以外、滑らない方が得策だな。

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まぁコブ滑ってる分は、

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板走んない方がスピードコントロール楽なんですけどね。
この日のコブ滑は可も無く不可も無く、って調子。

正午を過ぎると予報通り、ポツポツと糸引く細雨が濡って参りました。

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12ː30、でもって「ガス山」襲来。
雨は滑走に支障無いレベル、ガスもトラバースの下は薄靄程度。
でもこれから天候下降線だし、板はますます走んなくなってくるし…。

そんな訳で13時前、7本回した所処で撤収。
お天気同様、イマイチ「パッ」としない四月最終滑でしたとさ。

 

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2024.05.11

●2023/24.四十八滑目「かぐらFINAL」

えー、昨日は飲食店にとって掻き入れ時の金曜日。
連休明けで消費動向が落ち込んているとは云っても金曜日。
飲み屋の主たるもの、万全の体調と準備を整えて商いに望むものです。

しかしながら昨日の私めは睡眠時間1時間半で早朝5時起床。
始発の上越新幹線に乗り込み、勇躍越後湯沢へ出陣。
今シーズン「FINAL」となるかぐらへ逝って参りました。
だって(↓)コレなんだもん…。

 2024年05月09日  かぐらスキー場営業終了のご案内 
かぐらスキー場は5月19日(日)までの営業を予定しておりましたが、融雪が進みゲレンデの安全確保が難しくなったため5月12日(日)の営業をもちまして2023-2024冬期シーズンの営業を終了させていただきます。
シーズン中は多くのお客さまにご来場いただき誠にありがとうございました。

今週末でゲレンデクローズの噂は情報筋からの話で聞いていましたが、実際に決まるともう少しかぐらのコブを滑りたくなるもの。
と云う訳の今シーズン「かぐらFINAL」、急遽遠征を強硬した次第なのでした。

昨日のかぐらは雲一つ無い五月晴れ、突き抜け様な青空。
「The 春スキー」と云うべき、絶好のロケーションで御座います。
そよぐ薫風を肌に受け、
ブナの新緑に心を癒され、
小鳥の囀りに耳を傾け、
残雪の山景パノラマに目を遣りつつ、
コブと戦って参りました。

が、そんな日に限って最悪のスカポンタン。
行きの新幹線車中で📷を置き忘る莫迦をやってしまい、昨日の写真はありません。

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でもってシーズン終盤になって「やっと」ですが。
昨日のアクティビティは「コブ絶好調 (の一歩手前) ♪」
今季のコブ滑はずーーっと低調な出来でしたが、漸く好調時の滑りに回復。
きっかけはテクニカルの面、基本的で些細な事を意識しただけ。
久し振りに縦に攻め込んだ滑りも出来ました。

しかしコブ滑のイメージを取り戻したのに「かぐら終戦」。
次の月山まで3週間空くのは勿体無いし、掴み掛けたコブ勘も鈍ってしまいそう。

そんな訳で「FINAL」は前言撤回、アンコール。
「みつまたロープウエイの長蛇の列」「メインゲレンデのコブライン待ち」は覚悟の上。
明日日曜日、今シーズン最終日のかぐらへ出向いて参ります。

 

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2024.05.10

●2023/24.四十滑目「月山」

えー、今年のGWも毎年恒例の姥沢籠り。
本業のオシゴトは全休して、月山にてスキーマッドな日々を送って参りました。

そんな訳で「黄金週間」ならぬ、至福の「白銀週間」を過ごした9日間。
入山二日日、4/29(月)の滑走記で御座います。

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11ː35、下駅とーちゃく。
少しオシゴト押してしまい、1時間遅れでアクティビティスタート。
GW中ですがペアリフトに行列は無く、待ち時間はゼロ。
基本的にGW中(特に前半)の月山は、それ程混雑しないのです。

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今シーズン「初ZAO」
昨日は春霞に遮られ、眺望の利かなかった蔵王のお山。
この日は山容全体がクリアに望めました。

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今日も見事な「月山晴れ」の「月山ブルー」。
大斜面は青白ツートンの二色刷り、陽射しが乱反射して眩チィ。

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朝日のお山も昨日よりクリアな眺望。
気温は高いものの(約15℃)湿度は低く、カラッとした春晴れです。

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月山に礼拝<(_ _)>ペコリ。

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今日も狙いはナチュラルバーンで大回り。
助っ人ワークの仕事勘を取り戻すまでは「コブ禁」縛りのアクティビティ。
疲労の溜まるコブ遊びは5月に入ってからと決めているのでした。

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トラバースのどん付きから大斜面にLanding…も、
妖怪イタツカミが跳梁跋扈、スキーが全く走りませーん。

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竹串コースも使い物にならず。
汚雪と融雪と黄砂、其処にブナの芽鱗がトドメを刺す「超絶ストップ雪」。
タールの様なヤニがソールにこびり付き、滑走性ゼロのノッキング状態です。

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因みにアクティビティ終えた後、スクレーピングするとこんな有様。
これじゃスキーが走る筈、ありません…。

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仕方無いので(?)予定変更、コブ入り。
滑走ラインが削られて下地の綺麗な雪が出ている分、ヤニの被害は軽減。
比較論レベルですが、コブの方が何とかスキーは走ります。

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途中、ヤブでラインが寸断。
「おいおい、未だ4月だよ…」。

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沢側のコブはシャローも、ワイドに掘られたメガバンクコブ。
あんまり好きく無い形状のラインです。

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こんな日は姥に上って、緩~くピクニックスキーしたい所処ですが…。
鶴さんTバーが動いて無い(↓)ので、要.強烈な担ぎ上げ。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2024/05/post-25d8fb.html
あの斜面をハイクアップするのも面倒なので諦めます。

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この日は専ら下のトラバースから、沢落ちのノリ面コブ~大斜面ボトムのコブ。
比較的難易度の低いコブラインをチョイス。

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下のトラバースより望む月山湖。
コブ滑の調子はまぁまぁも、ザブ雪+ノッキングスノーで体力の使うコンデション。
休憩いれて2時間半、7本で切り上げました。
因みにこの「ヤニ祭」は明日/明後日も続くのでした。

 

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2024.05.09

●Peperoncino

えー、GWの月山遠征でまたまた「山ほど」摘んできた春の滋味。

「こごみ」は白和えとピクルス、「ばっけ」はピクルスと冷凍保存用に大量の掻揚げ。
それでも少し余ったので、今日の昼餉はコレにしました。

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ペペロンチーノ。
ジャーマンポテト/リゾットと並び、フキノトウ洋風レシピの鉄板メニュー。
そんな訳でこれからオシゴトに向かいます。

 

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●2023/24.三十九滑目「月山」

えー、今年のGWも毎年恒例の姥沢籠り。
本業のオシゴトは全休して、月山にてスキーマッドな日々を送って参りました。

そんな訳で「黄金週間」ならぬ、至福の「白銀週間」を過ごした9日間。
入山初日、4/28(日)の滑走記で御座います。

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10:45、「滑る」前に「登る」のが月山式アプローチ。
現在の県道114号終点は、月山リゾートイン/115林班の前。
此処から約500mの雪道を、ザックザックとツボ足登坂します。

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勾配は緩いものの足場の悪い雪上行軍、結構疲れるハイクアップ。
まぁ滑る前のウォームアップと考えりゃイイのです。

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下駅直下、最後の急斜パートが結構疲れる。
特に今年は小雪の所為か、ハシの辺りの窪みが深く例年よりも急勾配。

下駅に着くと旧知の方々に御挨拶を終え、スノトレ靴をブーツに換装。
2024年.月山「初滑り」、アクティビティスタートです。

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11:00、ペアリフト乗車。
月山籠り初日から突き抜ける様な「日本晴れ」の「月山晴れ」。
雲一つ無いインディゴブルーの空がお出迎え。

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湯殿のお山にコンニチワ。

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そして大斜面にコンニチワ。

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大斜面、

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大斜面~朝日山地。
私めの月山歴は未だ浅く、初めて訪れた(働いた)のが6年前の2018年。
以降、コ●ナ禍ピークの2020年以外は毎年訪れてます。

今でこそ見慣れた大斜面ですが、4月末にして未だ10m以上(今年は雪少なくて7m)の深雪を抱く広大なフィールド。
そして朝日/飯豊/蔵王連峰と連なるビックスケールの大パノラマ。
「初月山」の日にペアリフトから望んだ風景(↓)には、けだし「圧倒」され、そして「感動」したのを覚えています。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2018/05/201718-cf76.html

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上駅より望む、霊峰月山。
シーズン初日に御尊顔を拝謁賜り、恐悦至極に存じ上げます。

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同、朝日のお山。
朝日山地は春霞が掛かり、やや朧ろな眺望。
それでも小朝日岳/大朝日岳/西朝日岳の主峰群から、竜門岳/寒江山/以東岳/戸立山の連峰山容がクリアに望めました

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今シーズン初月山、一発目は沢から。
ザブザブ雪で雪面タッチはモッサモサ、板の沈むサブマリンスノー。

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二本目から大斜面へ。
今年は上駅周辺の雪も少なく、トラバースに乗るまで斜め上に漕ぎます。

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トラバーーーーーース。

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ナチュラルバーンにドロップイン。
中央からやや右手にターンを重ね、

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今日の主戦フィールド、竹串コースへ。
ココは滑る人少ないので、比較的フラットなコンデションを維持。

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ザブ雪ながらもミドルターンが気持ち良く決まりました。

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裏山にも1本入ってみます。

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裏山より望む月山。
此処は人が入らないので良い写真が撮れるのです。

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中盤以降は人の背丈以上のクレパスが多数。

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四谷沢側には全層雪崩の跡。
写真で見るよりエグい崩落状況、広範囲に亘って地表ごと地崩れしています。

尚、裏山の全層雪崩情報ををインフォメーションで知ったのはこの翌日。
下手すりゃ二次雪崩に巻き込まれていたかもと、ヒヤリでした。

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因みに裏山は汚雪と融雪で、全面ブレーキングスノー。
殆ど「歩く」か「漕ぐ」だけで、疲れに行っただけでした。

と云う訳でこの日は足慣らしとゲレンテ状況確認、2時間/6本回して早めに撤収。
夕方からは助っ人ワークが控えてますし、それにまだ入山初日。
中抜けの2~4時間とは云え、GWの滞在中は毎日滑れますしね。
つづく。

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2024.05.08

●花道「大ピンチ」

えー、GW期間限定.月山就労日誌/十一日目…、
じゃ無くて9日間のワークライフ/スノーライフを終え、既に現実世界に帰参。
昨日より「酒場の主」に戻っている私めで御座います。

そんな訳で本日は表題通り「スラムダンク」の主人公に関するお話。
…じゃ無くて相変わらずの月山ネタになりまする。

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大斜面/沢コースから滑り降りてペアリフトへ向かうアプローチ路。
地元では通称「花道」と呼んでいます。

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それが今年は5月4日でこの状況。
灌木とチシマザサが首を擡げ、ブッシュが出現。
今シーズンは例年より2~3m積雪量の少ない月山。
その影響はゲレンデ下部に於いて、より深刻な状況となっています。

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反対側(ペアリフト側)から見た状態。
旧知の索道さんに聞いても、この時期に前例のないヤブの出現。
雪付けしようにも、下駅の周辺にそれ程多くの雪は残ってません。
第一、ベシャベシャのザラメ雪を乗っけても、樹々の生命力には太刀打ち出来ず。
次々にヤブの枝梢が雪を弾き飛ばし、角ぐみ増殖を始めます。

個人的な見立てだと、花道が持つのは5/19の日曜日まで。
下手すりゃ今週末(5/12)でクローズとなりかねません。
以降は下駅入口まで滑り降りて、板を外してペアリフトへのアクセス。
それに伴い乗車場の雪付けも終了、板持ってのリフト乗車となりそうです。

因みに花道閉鎖後はこんな感じ(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2018/06/post-b622.html
お願いだから大斜面は架け替えまで、滑走可能を保って欲しいなぁ。

 

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2024.05.07

●鶴の片翼

えー、GW期間限定.月山就労日誌/十日目…、じゃ無くて昨日姥沢を下山。
9日間のワークライフ/スノーライフを終え、現実世界に帰参した私め。
今日より武蔵野口の場末のバァ、営業再開で御座います。

所処で本日は今シーズンの月山スキー場「インフォメーション」。
ゲレンデ施設で大きな変更が一つあり、その御案内です。

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月山入り初日(4/28)のスキーライフ。
ペアリフトより、11ヶ月振りに望む大斜面。
深雪を湛えた雄大なフィールドは圧巻のスケールです。

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でも何時も見慣れた風景と違う違和感。
例年に較べ「何かが足りない」のです…。

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稜線の左手側には小原さんTバー(日野T)。

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でもって右手側。
そう、何時もこちら側に敷線されている鶴さんTバー(観光T)がありません。
休業日かな?とも思いましたが、エンジン/アンカーやワイヤーが設置されてません。

上駅で鶴さん発見、この件に就いてにお話を伺うと、
「今年はTバーやらないよ」との事でした。
もっと正確に云うと、来シーズン以降もTバー営業の予定は無いらしく。
スタッフの人手不足や諸々の諸事情で、実質上の「廃止」らしいです。

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鶴さんTが無いと、トラバースより上(姥ゲレンデ)は宝の持ち腐れ。
担ぎ上げすりゃ回せまが、鶴さんTの架線スロープは小原さんTに較べ結構急斜面。
上駅から15~20分程のハイクアップを要します(で、滑り下りるのは1分足らず)。

加えて姥ヶ岳へのアプローチも困難になり、今まで以上の労力(体力)を要します。
(姥へは5/2に上りましたが、超健脚の私めでも20分弱掛かりました)

嗚呼、無くなって改めて解かるTバーの有難さよ…。

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でも、それ以上に、

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もう鶴さんのTバーに乗れないかと思うと…。

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何とも形容のし難い喪失感と寂寞感が胸を覆います。
折角去年、ワイヤー張り替えたばかりなのに… (´Д⊂グスン

因みに私め、過去最も鶴さんTを回した本数は日/91本。
6年前の懐かしのログ(↓)を挙げておきます。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2018/07/201718-9ac2.html

 

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2024.05.06

●姥沢下山

えー、ゴールデンウイーク期間限定.月山就労日誌/九日目。
GW最終日の本日にて、私めの姥沢籠りも最後の日を迎えました。

今日の助っ人ワークは9時までのショートタイムでヘルパー終了。
その後はフリータイムのスキータイムのコブ遊びタイム。
14時半にゲレンデ撤収/パッキングやら諸々の挨拶を済ませ、下山の途に就きました。

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さらば月山。

9日間でスキーを楽しんだ日、9日。

霊峰月山を望めた日、8日。

浩々と広がる雲海に当たった日、1日

ペアリフトに乗車した本数、72本。

姥ヶ岳に上った回数、1回。

助っ人オシゴトに勤しんだ時間、73時間45分。

9日間で使った金額、缶珈琲2本と月山味噌ラーメン、1480円。

持って帰る御土産、袋いっぱいのコゴミとフキノトウと料理長特製.蕗味噌。

そしてビックスケールなフィールドのメモリアル、プライスレス。


次に月山を訪れるのは、ペアリフト架け替え前の6月一週目。
果たして大斜面は生きているのかしら…。

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社長直々の自家用車送迎で山形駅とーちゃく。
GWの激務&激滑の打ち上げ、蕎麦屋でオツカレ麦酒。
19:31発のつばさ車中より、帰路途次のエントリーでした。

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2024.05.05

●ウルトラガッサン

えー、ゴールデンウイーク期間限定.月山就労日誌/八日目。
そして姥沢籠りの助っ人ワーク&スノーライフも今日明日限りです。

所処で今年の月山、下駅に新しいスタッフが登場しました。

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場所はペアリフト8番支柱の左手側。

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ブナの洞で「コース外滑走」を監視しているのは、

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ウルトラセブン
以前は下駅で内勤だった(↓)のが、今年からパトロールに異動したみたいです。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2018/05/post-0bde.html

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因みにに古株パトは11番支柱、

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御馴染みの「アヒルちゃん」
若しかしたら「ホラの住人」は他にも居るかもしれません。
ペアリフト乗車の際、探して見るのも面白い鴨。

 

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●月山「立夏風景」

えー、ゴールデンウイーク期間限定.月山就労日誌/八日目。
そして姥沢籠りの助っ人ワーク&スノーライフも今日明日限りです。

今朝の月山は「立夏」を通り越して「初夏」を思わせる蒼天と陽射し。
ゲレンデでも日中の最高気温が20℃に届きそうな陽気です。

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ブナの新緑越しに、小朝日と大朝日のお山。
此処数日のピーカン続きで、ブナの葉色も日毎に濃くなって来ました。

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綻び始めたタムシバとブナの新緑、遠景には湯殿のお山。
残雪とタムシバの白、瑞々しいブナの若葉、そして突き抜ける様な快晴の空。
「立夏の月山」の魅力を一纏めにした様な色彩風景です。

今日も11時から2時まで雪猿タイムのコブ遊び。
おっと、その前にもう少しオシゴト片付けなきゃ。

 

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2024.05.04

●ライムグリーン

えー、ゴールデンウイーク期間限定.月山就労日誌/七日目。
てもって姥沢籠りの日々も残す所処、あと三日です。

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助っ人ワークを終え、今日も元気にスノーライフ。
此処三日間の快晴続きでペアリフト周辺のブナ林は、

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一気に若葉が開き出して来ました。

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国内有数の豪雪地、月山の厳しく長い冬を越えやっと迎えた春。
新芽の綻び始めた若ブナも多く見られます。

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瑞々しく透明感に溢れたライムグリーンの萌芽。
展葉間近の膨蕾には、一冬かけて蓄えられたブナの生命力が感じられます。

そんな訳で「春の息吹」を愛でつつの「春スキー」。
ブナの新緑が深雪の山を彩るのも間も無くです。

 

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●月山ペアリフト【GW後半戦】混雑状況

えー、ゴールデンウイーク期間限定.月山就労日誌/七日目。
昨日よりGW後半戦、三日間の平日を挟んでの四連休に突入しました。

この時期になると、国内営業中のスキー場も「断末雪」の状況。
しかも暖冬小雪に苛まれた今シーズン、主要な春スキーゲレンデは虫の息。
或いは既に「心肺停止(チーン)」となっています。

そんな中、此処月山は例年に較べ雪量大幅減も、未だ積雪6m以上。
日本全国のキチガイ  愛すべきスノーマッドが雪を求めて来場されています。

と云う訳でGW中の月山、混雑状況インフォメーションになりまする。

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4/28(日)、リフト待ち無し、スルーゲート状態。

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4/29(月)、相変わらず空いてます。

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4/30(火)~5/1(水)、曇&小雨予報でガラガラ。

そしてGW後半戦突入の昨日(5/3)。
四連休初日に三日間続く快晴予報もあって、GW中では一番混んでました。

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まぁそれでもこんな感じ。
時間帯によっては数十名の行列が出来ましたが、それでも乗車待ち5~6分程度。

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それにお昼のランチタイム時だと、

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人影すら疎ら、待ち時間は「ゼロ」。
基本的にゴールデンウイークの月山は、それ程混まないのです。

信越エリアの営業中ゲレンデは、滑走可能なコースが「短い緩~中斜面」のみ。
若しくは「土パウ」「鬼畜混み」となっているかの何方か(或いは両方)です。
そんなゴールデンウイークのスノーライフ。
月山をチョイスしている時点で、雪猿としては「勝ち組」なのかも。

 

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2024.05.03

●鳥海に 雲一つなし 春日和

えー、ゴールデンウイーク期間限定.月山就労日誌/六日目。
本日は上駅から姥ヶ岳まで担ぎ上げ。
「天空に浮かぶ冠雪の頂」を山見して参りました。

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壮麗にて幻想的、神々しいまでに美しい山姿。
姥より望む鳥海は蜃気楼の中に浮かんでいるかの様です。
この風景を見られただけで満足、コブ遊びも程々に切り上げた一日でした。

尚本日の表題は、鳥海山を詠んだ子規の句に因んだものにて。

 

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●朝陽射し、煌めく朝日

えー、ゴールデンウイーク期間限定.月山就労日誌/六日目。
本日よりGWも後半戦突入。
此処月山は昨日5/2からから5/5まで、快晴4連チャン☀☀☀☀の予報です。

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大朝日岳にグッモーニン。
五月晴れの淡青に清澄な空気、朝日のお山が綺麗に望める朝でした。

そんな訳で今日も元気に助っ人ワーク&雪猿ライフです。

 

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2024.05.02

●2023/24.四十三滑目「月山」

えー、ゴールデンウイーク期間限定.月山就労日誌/五日目。
本日の月山は三日振りの「月山晴れ」にて「月山ブルー」。
昇温/湿度も控え目でカラッとした気候、スキー日和に恵まれた一日でした。

そんな訳で38~42滑目の滑走記(かぐら×1/月山×4)を飛ばしての滑走記Up。
今季43滑目、今日5月2日の滑走記で御座います。

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下駅BLUE。

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湯殿BLUE。

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大斜面BLUE。

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上駅BLUE。

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朝日パノラマBLUE。

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小朝日BLUE、大朝日BLUE、中岳BLUE、西朝日BLUE。

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コブコブBLUE。

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でもって月山BLUE♪。

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因みに今日の主戦場。
下トラバース→沢落ちコブ→ノリ面トラバース→大斜面湯殿側のコブ。

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後半は結構イイ感じで攻めれました。
でも「何かを掴む」と「何かを手放している」のがコブ滑なんですよねぇ…。
あとこの三日間、ゲストを悩ませていた「超絶ブレーキングスノー」の元凶。
「ブナ芽鱗」のヤニも大分軽減して参りました。

そんな訳で明日は姥まで上って来まーす。

 

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●月山の月

えー、ゴールデンウイーク期間限定.月山就労日誌/五日目。
GWの月山籠りも今日で折り返し、残す所処あと5日です。

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今朝の姥沢は気温6℃/無風、快晴。
芽吹き始めのブナの新緑、澄み渡った青空に泳ぐ刷毛雲。
そして朧に浮かぶ有明の月。

五月にとしては湿度も低くクリアな大気。
今日は絶好の「スキー日和」、そして「山景日和」になりそうです。

 

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2024.05.01

●大斜面「ロングターン祭」

えー、ゴールデンウイーク期間限定.月山就労日誌/四日目。
でもって明けまして皐月です。

今朝の月山はGW一番の冷え込み。
気温は5~6℃程度でしたが、姥沢ベースでも結構強い風の立ち。
体感的には2~3℃に感じる肌寒さでした。

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今日も10時にオシゴト終え、10時半から雪猿開始。
南西の空にはストラタスのネイチャーView。
層雲の下層は切れているものの、壮大な雲海原が広がっていました。

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雲海に向かってトラバース。
でも今日はコブには入りません。

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今日の狙いはロングターン回し。
雨の翌日で気温が下がり少し締まったザラメ雪、しかも強風がウインドパック。
適度に均された大斜面のナチュラルフィールドがターゲットです。

因みにコース取りはフラットコンデションの残る「From竹竿 to 竹竿」。
ザラメ蹴散らしての大回りが気持ち良く楽しめました。
まぁ解る人には解る、と云う事で。

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残っていた風も午後には止み、水色の空が広がる薄晴れに。
明日からは四日連続での快晴予報、再びコブ遊びのアクティビティに戻ります。

 

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